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2016年11月18日(金)のFXニュース(8)

  • 2016年11月18日(金)20時30分
    東京為替サマリー(18日)

    ■東京午前=ドル円上昇、安倍・トランプ会談が波乱無く終了   

     18日の東京タイム午前のドル円は110.78円まで上昇した。安倍首相とトランプ次期米大統領の会談は、対日強硬姿勢が示されることなく波乱なく終了。日経平均株価が18000円付近で強含みに推移し、トランプ・ユーフォリアのドル買いが再開した。

     ドル円が上昇したことで、ユーロ円は117.34円、ポンド円は137.24円、豪ドル円は81.78円、加ドル円は81.67円、NZドル円は77.66円まで強含んだ。ドル全面高となり、ポンドドルは1.2385ドル、ユーロドルは1.0582ドル、豪ドル/ドルは0.7379ドル、NZドル/ドルは0.7001ドルまで弱含んだ。ドル/加ドルは1.3565加ドルまで加ドル安となった。

     午後の東京市場のドル円も、当面の懸念材料がなくなったことでトランプ・ユーフォリアが継続するとの見方から強含みが予想される。

    ■東京午後=ドル円高止まり、日銀総裁は指値オペ継続を示唆   

     東京タイム午後は円売り地合いが継続した。前日のイエレンFRB議長の講演内で12月利上げの期待がさらに高まったこと、安倍首相とトランプ次期米大統領の会談が無難に通過したこともあり、ドル買い・円売りの流れが続いた。なお、黒田日銀総裁は昨日に通達した指値オペについて、今後も行う可能性があると示唆した。

     ドル円は110円半ばから後半、NZドル円は一時77円半ばから後半と本日ここまでの高値圏で推移した。ユーロ円は117.38円、ポンド円は137.30円、豪ドル円は81.87円、加ドル円は81.71円まで上値を広げた。

     ドル高地合いは継続。ユーロドルは1.06ドル付近、ポンドドルは1.23ドル後半、豪ドル/ドルは0.73ドル後半、NZドル/ドルは0.70ドル前半と本日ここまでの安値近辺で推移。ドル/加ドルは1.35加ドル半ばと加ドル安水準で推移した。

  • 2016年11月18日(金)20時14分
    ドル・円は110円80銭から110円26銭まで下落

    [欧米市場の為替相場動向]

     18日のロンドン外為市場では、ドル・円は110円80銭から110円26銭まで下落している。米国10年債利回りが軟調となり(2.33%台から2.30%台に低下)、欧州主要株価指数が軒並み下落していることで、ドル売り・円買いが優勢になっている。

     ユーロ・ドルは1.0584ドルから1.0625ドルまで上昇。ユーロ・円は117円43銭から117円13銭まで下落している。

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  • 2016年11月18日(金)20時11分
    ドル円に調整売り、週末要因や過熱感で

     ドル円は110.25円付近まで伸び悩み。111円の大台へのトライに失敗した後は利益確定の売りが続いている。過熱感が強いうえ、週末要因から調整は自然な流れ。ポンドドルは1.2434ドルまで小幅高となっている。

  • 2016年11月18日(金)19時30分
    ロンドン午前、ドル円の高止まりが続く 欧州勢は売買見送り

     ロンドン午前のドル円は高止まり。110.93円まで上値を伸ばした後は110円半ばで上下している。ユーロドルは1.06ドルちょうど付近、ポンドドルは1.24ドル前半で小動き。週末要因で値動きが鈍い。ただ、ドルの持ち高調整も限定的。

  • 2016年11月18日(金)19時24分
    ユーロ売り一服も、ドル高進行による売り圧力継続

    [欧米市場の為替相場動向]

     ユーロ・ドルは欧州市場で一時1.0584ドルまで下落した後、足元は1.06ドル付近で推移している。今のところユーロ売りは一服気味だが、米国長期金利上昇にともなうドル高進行のパターンは続いており、ユーロ安基調は変わらない。欧州中央銀行
    (ECB)のドラギ総裁が本日の講演で「経済の先行きについて楽観的になれない」などと述べている。

     ここまでのドル・円の取引レンジは110円42銭から110円80銭、ユーロ・円は117円15銭から117円41銭、ユーロ・ドルは1.0584ドルから1.0614ドルで推移した。

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  • 2016年11月18日(金)19時12分
    欧州主要株価指数一覧

    イギリス FT100
     終値 :6764.36
     前日比:-30.35
     変化率:-0.45%

    フランス CAC40
     終値 :4506.80
     前日比:-20.97
     変化率:-0.46%

    ドイツ DAX
     終値 :10666.54
     前日比:-19.00
     変化率:-0.18%

    スペイン IBEX35
     終値 :8601.50
     前日比:-116.50
     変化率:-1.34%

    イタリア FTSE MIB
     終値 :16294.40
     前日比:-260.91
     変化率:-1.58%

    アムステルダム AEX
     終値 :450.04
     前日比:-1.78
     変化率:-0.39%

    ストックホルム OMX
     終値 :1472.23
     前日比:+0.19
     変化率:+0.01%

    スイス SMI
     終値 :7941.88
     前日比:-22.80
     変化率:-0.29%

    ロシア RTS
     終値 :987.61
     前日比:-8.28
     変化率:-0.83%

    イスタンブール・XU100
     終値 :74571.87
     前日比:-564.35
     変化率:-0.75%

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  • 2016年11月18日(金)18時51分
    【ディーラー発】ドル円、111円手前で失速(欧州午前)

    欧州勢参入後、ダウ先物や日経先物の上昇を好感したドル買いが先行。ドル円はストップを巻き込みながら一時110円92銭付近まで上値を拡大し5月31日以来となる高値を更新。しかしその後、米債利回りが低下に転じたことを受け110円42銭付近まで反落。クロス円はユーロ円が117円45銭付近まで、ポンド円も137円56銭付近まで上伸し日通し高値を更新したものの、ドル円の下落に連れ伸び悩む展開。一方、ユーロドルはドラギ総裁の「今後も責務の範囲内であらゆる手段を活用」等の発言への反応は鈍く1.06付近で揉み合う状況となっている。18時51分現在、ドル円110.640-650、ユーロ円117.278-298、ユーロドル1.06001-009で推移している。

  • 2016年11月18日(金)18時45分
    来週のスイスフラン「下げ渋りか、米ドル高・円安継続の影響も」

    [スイスフラン]
     来週のスイスフランは下げ渋りか。米金利先高観の台頭でリスク回避的なスイスフラン買いは一段と縮小している。しかしながら、日米長期金利差の拡大を見込んだ米ドル買い・円売りの取引は広がっており、この影響でスイスフランの対円レートはやや底堅い動きとなる可能性がある。
    ○発表予定のスイス主要経済指標・注目イベント
    ・22日:10月貿易収支(9月:+43.7億スイスフラン)
    ・予想レンジ:108円00銭-111円00銭

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  • 2016年11月18日(金)18時45分
    来週のカナダドル「堅調か、原油先高観などが支援材料に」

    [カナダドル]
     来週のカナダドル・円は堅調か。米国次期政権の経済政策への期待感や、主要産油国の減産最終合意への期待がカナダドルを下支えする見込み。経済指標では9月小売売上高が手掛かり材料となる。
    ○発表予定の加主要経済指標・注目イベント
    ・22日:9月小売売上高(前月比予想:+0.7%、8月:-0.1%)
    ・予想レンジ:79円50銭-82円50銭

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  • 2016年11月18日(金)18時44分
    来週の英ポンド「もみあいか、ブレグジット問題の政府対応を注視」

    [英ポンド]
     来週のポンド・円はもみあいか。英中央銀行は国内経済の見通しについて当初の見通しほど悪くないとの見方を強めており、将来的な利上げが意識されればポンド買いに振れそうだ。ただ、ブレグジット問題をめぐり政府部内での対立が明らかになり、来年3月末までの欧州連合(EU)との交渉開始に向け懸念が強まればポンド売りが強まる可能性がある。
    ○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
    ・25日:7-9月期国内総生産改定値(前年比予想:+2.3%、速報値:+2.3%)
    ・予想レンジ:135円00銭-139円00銭

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  • 2016年11月18日(金)18時44分
    来週のNZドル「下げ渋りか、利下げ打ち止め観測が相場を下支え」

    [NZドル]
     来週のNZドル・円は下げ渋る展開か。NZ準備銀行(中央銀行)は当面利下げ打ち止めとの見方が広がっており、引き続きNZドルの下支えになる。一方、米長期金利上昇にともなう米ドル高・円安の傾向は続く可能性があり、対円レートの下支え要因となる。なお、10月貿易収支は赤字継続が予想されている。
    ○発表予定のNZ主要経済指標・注目イベント
    ・25日:10月貿易収支(予想:-9.5億NZドル、9月:-14.36億NZドル)
    ・予想レンジ:76円00銭-79円00銭

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  • 2016年11月18日(金)18時43分
    来週の豪ドル「底堅い動きが続くか、利下げ観測後退が引き続き下支え」

    [豪ドル]
     来週の豪ドル・円は底堅い動きとなりそうだ。豪主要経済指標の発表は予定れていないため、豪準備銀行(中央銀行)の利下げ観測後退が、引き続き豪ドルの下支えとなる。フィッシャー米FRB副議長は長期金利上昇に寛容的とみられており、米ドル高・円安が続く可能性があることも豪ドル・円相場に対する支援材料となる。
    ○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
    ・特になし
    ・予想レンジ:80円50銭-83円50銭

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  • 2016年11月18日(金)18時43分
    来週のユーロ「弱含みか、ドル選好地合いで下値模索の展開」

    [ユーロ]
     来週のユーロ・ドルは弱含みか。トランプ次期政権への期待を背景とした「トランプ相場」は一服の見通し。ただ、連邦準備制度理事会(FRB)による12月利上げを織り込む展開となり、ドル選好地合いは続きそうだ。ユーロ・ドルは昨年12月以来の安値(1.0524ドル)を目指す値動きだが、ユーロ圏の経済指標が堅調ならユーロ売りはやや弱まる可能性がある。
    ・予想レンジ:1.0450ドル-1.0700ドル


    「上げ渋りか、原油価格にらみの展開」
     来週のユーロ・円は上げ渋りか。主要産油国の協調減産に向けた取り組みについて市場関係者の思惑は交錯しそうだ。供給過剰問題に悲観的な見方が広がり原油安に振れば円買い方向に動く見込み。また、ユーロ・ドルが昨年12月以来の安値水準を目指す展開となっており、さらにユーロ売り・米ドル買いが強まればユーロ・円の下押し要因となる。
    ○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
    ・23日:11月製造業PMI(予想:53.2、10月:53.5)
    ・23日:11月サービス業PMI(予想:52.8、10月:52.8)
    ・予想レンジ:115円50銭-118円50銭

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  • 2016年11月18日(金)18時41分
    来週のドル・円「ドルはもみあいか、急激なドル高に対する警戒感も」

    [ドル・円]
     来週のドル・円はもみあいか。米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長が議会証言で示唆した12月利上げを織り込む展開となりそうだ。ただ、大統領選後の急激なドル高を調整する動きが出てくる可能性は否定できないため、「トランプ相場(米金利上昇・株高・ドル高)」は一服となる展開はあり得る。

     17日に発表された米10月消費者物価指数(CPI)コア指数は、前年比+2.1%で市場予想を下回ったが、インフレ鈍化は予想されていないため、12月13-14日に開催する連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが決定されることは確実な状況となっている。

     米大統領選が行われた8日から18日までの10日間でドル・円の上げ幅は9円超となっており、市場では「異常な上昇ペース」(外為ストラテジスト)との見方が広がっている。急激なドル上昇に対する警戒感が広がった場合、調整目的のドル売りが強まる可能性がある。次期政権によるインフラ投資を柱とした景気回復期待が先行し、米長期金利は大幅に上昇したが、トランプ次期大統領の政策内容を慎重に見極めるムードが広がった場合、これからの金利上昇は緩やかなものとなりそうだ。

     さらに、11月30日開催の石油輸出国機構(OPEC)会合に向け、産油国の減産に向けた取り組みを巡って市場関係者の思惑は交錯しそうだ。供給過剰問題に悲観的な見方が広がれば原油安に振れる可能性が高い。この場合、株価やクロス円は下落する可能性があることから、ドル・円相場を押し下げる要因となりそうだ。

    【米・10月新築住宅販売件数】(23日発表予定)
     23日発表の10月新築住宅販売件数(年率換算件数)は、9月の59.3万戸に対し59万戸と見込まれる。夏場以降は高水準で推移しており、想定内の数字であればドル買い材料となりそうだ。

    【米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録】(23日公表予定)
     米連邦準備制度理事会(FRB)が今回公表する11月1-2日開催分のFOMC議事録は、12月利上げの可能性と今後の利上げペースが焦点となりそうだ。現時点で2017年の引き締めペースは年2回との見方が多いようだが、鈍化の見通しが示された場合、リスク選好的なドル買いは弱まる。

    ・予想レンジ:109円00銭−112円00銭


    ・11月21日-25日に発表される主要経済指標については以下の通り。

    ○(米)10月中古住宅販売件数 22日(火)日本時間23日午前0時発表予定
    ・市場予想は544万戸
     参考となる9月実績は前月比+3.2%、年率換算で547万戸だった。雇用情勢の改善や低い金利水準が住宅市況を下支えしている。10月については販売価格の中央値が上昇していることや在庫減少の影響などで9月実績を多少下回る見込み。

    ○(米)10月耐久財受注 23日(水)午後10時30分発表予定
    ・予想は、前月比+1.1%
     参考となる9月実績は前月比-0.1%で市場予想を下回った。輸送機器が-0.8%だったことが影響したようだ。10月については、一般機械や電機・家電が引き続き増加する可能性があること、輸送用機器の増加が見込まれていることから、全体の受注は増加する見込み。市場予想は妥当か。なお、非国防資本財から航空機を除いたコア受注も9月に減少した反動で増加が予想されている。

    ○(米)10月新築住宅販売件数 23日(水)日本時間24日午前0時発表予定
    ・予想は、59.0万戸
     参考となる9月実績は前月比+3.1%、59.3万戸で市場予想を下回った。10月については、雇用増や賃金上昇などの要因を考慮すると9月実績をやや上回ってもおかしくない。中古住宅市況がまずまず良好であることも新築住宅市況の支援材料になるとみられている。

    ○(日)10月全国消費者物価コア指数 25日(金)午前8時30分発表予定
    ・予想は前年比-0.4%
    参考となる9月実績は、前年同月比-0.5%で市場予想と一致した。下落率は8月と同水準だった。10月については、先行指標となる東京都区部の10月消費者物価コア指数が前年比-0.4%だったことから、全国の数字も同等の下落率となる見込み。なお、食料・エネルギーを除く数字(コアコア)は前年+0.1%と予想されている。物価上昇の明確な兆しはみられず、前年比ベースでコア指数は弱含む状態がしばらく続く見込み。

    ○日米の主な経済指標の発表予定は、21日(月):(日)10月貿易収支、23日
    (水):(米)FOMC議事録公表、25日(金):(日)10月失業率、(米)10月卸売在庫

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  • 2016年11月18日(金)18時34分
    ドル・円は失速、米長期金利は上昇幅縮小

    [欧米市場の為替相場動向]

     ドル・円は110円80銭付近から値を下げる展開となり、足元は110円40銭台で推移している。米国10年債利回りの上昇幅縮小やGLOBEXのNYダウ先物の下落を背景にドル買いはやや後退。週末調整のドル売りも出ているようだ。

     ここまでのドル・円の取引レンジは110円42銭から110円80銭、ユーロ・円は117円15銭から117円41銭、ユーロ・ドルは1.0584ドルから1.0614ドルで推移した。

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