2020年04月15日(水)のFXニュース(3)
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2020年04月15日(水)09時42分
ドル・円:ドル・円は弱含み、株安継続を警戒したドル売りも
15日午前の東京市場でドル・円は107円近辺で推移。日経平均は小幅安で推移しており、下げ幅はやや拡大する可能性があることから、リスク選好的なドル買い・円売りは目先的に縮小する可能性がある。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円98銭から107円22銭、ユーロ・円は117円48銭から117円78銭、ユーロ・ドルは1.0979ドルから1.0991ドル。
■今後のポイント
・欧米の景気後退懸念
・米国の無制限量的緩和
・主要国の財政出動期待NY原油先物(時間外取引):高値20.89ドル 安値20.69ドル 直近値20.86ドル
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2020年04月15日(水)09時34分
ドル円107.07円前後まで反発、107.00円のNYカットオプション関連の買いか
ドル円は106.93円から107.07円前後まで反発。107.00円には大口のNYカットオプション(ドルプット)が控えており、ガンマ取引での買いの可能性。
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2020年04月15日(水)09時26分
ドル円106.93円までじり安、4/1の安値106.92円に接近
ドル円は、日経平均株価が110円前後下落、ダウ先物が100ドル前後下落していることで、106.93円までじり安に推移し、4/1の安値106.92円に迫った。106.90円にはドル買いオーダー、割り込むとストップロス売りが控えている。
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2020年04月15日(水)09時20分
ドル円106.96円まで下げ幅拡大、日米株価指数は小幅安
ドル円は、日経平均株価が70円超下落、ダウ先物が60ドル程度下落していることで、106.96円まで下げ幅拡大。ユーロ円は117.46円、ポンド円は135.03円、豪ドル円は68.80円まで連れ安。
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2020年04月15日(水)09時16分
ドル円106.98円までじり安、NY市場安値に面合わせ
ドル円は、日米株価指数の軟調推移を受けて106.98円までじり安、NY市場の安値に面合わせした。106.90円にはドル買いオーダー、割り込むとストップロス売りが控えている。
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2020年04月15日(水)09時08分
ドル円106.99円まで続落、昨日NY市場安値106.98円に迫る
ドル円は、日米株価指数の軟調推移を受けて106.99円まで続落、昨日NY市場安値106.98円に1銭まで迫った。ユーロ円は117.50円、ポンド円は135.04円、豪ドル円は68.80円まで連れ安。
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2020年04月15日(水)09時03分
ドル円107.04円までじり安、日経平均株価が100円超の下落
ドル円は、日経平均株価が100円超下落、ダウ先物が70ドル程度下落していることで107.04円までじり安。
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2020年04月15日(水)09時02分
日経平均寄り付き:前日比49.56円安の19589.25円
日経平均株価指数前場は、前日比49.56円安の19589.25円で寄り付いた。
ダウ平均終値は558.99ドル高の23949.76。
東京外国為替市場、ドル・円は4月15日9時00分現在、107.11円付近。Powered by フィスコ -
2020年04月15日(水)08時57分
ドル・円は107円台前半で推移か、米長期金利低下などを意識してドル買い抑制も
14日のドル・円は東京市場では107円78銭から107円54銭まで下落。欧米市場でドルは107円67銭まで買われた後に106円98銭まで下落し、107円21銭で取引終了。
本日15日のドル・円は、主に107円台前半で推移か。米長期金利は弱含みとなっていることや原油安を意識して、リスク選好的なドル買い・円売りは引き続き抑制される可能性がある。
国際通貨基金(IMF)が14日に発表した最新の世界経済見通しによると、2020年の世界経済の成長率は−3.0%になるもようだ。IMFは「新型コロナウイルスによって経済活動が停滞し、1930年代の大恐慌以来では最悪の景気後退になる」と予想している。2021年はプラス成長になると予測しているが、IMFは「経済の不確実性が非常に高い」と指摘しており、新型コロナウイルスの世界的大流行の行方次第では予測より大幅に悪い結果となる可能性があるとの見方を伝えている。
IMFのチーフエコノミストによると「最善のシナリオの下、世界経済の生産高は2年間で9兆ドル減少する」と予測している。減少規模はドイツと日本の国内総生産(GDP)を合わせた額を上回ることになるようだ。市場関係者の間からは「IMFの経済予測を100%信頼しているわけではないが、ウイルス感染の終息時期が半年程度遅れただけでも、世界経済に与える影響は極めて大きなものになる」、「米国株式の持続的な反発は難しくなる」との声が聞かれている。
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2020年04月15日(水)08時44分
ドル円107.08円までじり安、107円には大口のNYカットオプション
ドル円は107.08円までじり安に推移。107.00円には大きめのNYカットオプションが控えている。ユーロドルも1.0991ドルまでじり高に推移。1.0990ドルと1.1000ドルに大きめのNYカットオプションが控えている。ポンドドルも1.2631ドル、豪ドル/ドルも0.6444ドルまでドル安に推移している。
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2020年04月15日(水)08時35分
ドル円107.09円までじり安、SGX日経225先物は19510円で寄り付き
ドル円は107.09円までじり安。シンガポール取引所(SGX)の日経225先物(期近限月)は、大阪夜間終値(19520円)と比べ10円安の19510円でスタート。
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2020年04月15日(水)08時06分
東京外国為替市場概況・8時 ドル円、小動き
15日の東京外国為替市場でドル円は小動き。8時時点では107.18円とニューヨーク市場の終値(107.22円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。本邦勢の本格参入を前に107円台前半でのもみ合いとなっている。なお、トランプ米大統領が今回の新型肺炎への対応の遅さから「米国の世界保健機関(WHO)への資金拠出を停止」と表明。今のところ相場の反応は見られていないが、今後の懸念材料となりそうだ。
ユーロ円も小動き。8時時点では117.72円とニューヨーク市場の終値(117.71円)と比べて1銭程度のユーロ高水準だった。アジア株式相場の取引開始待ち。なお、昨日のCME日経平均先物は大証終値比90円安の19520円で引けている。
ユーロドルは8時時点では1.0984ドルとニューヨーク市場の終値(1.0980ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:107.13円 - 107.22円
ユーロドル:1.0979ドル - 1.0991ドル
ユーロ円:117.66円 - 117.78円Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2020年04月15日(水)08時03分
NY金先物は小幅続伸、米長期金利の低下を意識した買いが入る
COMEX金6月限終値:1768.90 ↑7.50
14日のNY金先物6月限は小幅続伸。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は、前営業日比+7.50ドルの1オンス=1768.90ドルで取引を終了した。取引レンジは1747.10ドル−1788.80ドル。米長期金利の低下を意識した買いが入ったことや、ユーロ高・米ドル安の相場展開となったことから、一時1788.80ドルまで一段高となった。ただ、その後は伸び悩み。米国株高を受けて利益確定を狙った売りが観測されており、一時1747.10ドルまで反落した。
・NY原油先物:大幅続落、需要減少予測に沿った減産は困難との見方もNYMEX原油5月限終値:20.11 ↓2.30
14日のNY原油先物5月限は大幅続落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は、前営業日比-2.30ドルの1バレル=20.11ドルで取引を終えた。取引レンジは19.95ドル−23.08ドル。石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成するOPECプラスによる大規模な減産合意への期待は残されているものの、世界経済のマイナス成長によって2020年の原油需要は大幅に減少するとの見方は変わっていない。需要予測に沿った減産規模が達成できない可能性もあることから、原油先物はさえない動きとなった。
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2020年04月15日(水)08時00分
東京為替見通し=ドル円、FRBの大規模ドル資金供給と原油価格下落で続落か
14日のニューヨーク外国為替市場でドルは、米連邦準備理事会(FRB)による大規模資金供給を受けてドル需給逼迫懸念が緩和していることで全面安の展開。対円で106.98円、対ユーロで1.0987ドル、対ポンドで1.2648ドルまでドル安に推移した。
本日の東京市場のドル円は、米連邦準備理事会(FRB)による大規模ドル資金供給や原油価格の下落を受けた逆オイルショックへの警戒感から続落が予想される。
本邦輸出企業からは、3月日銀短観2020年度ドル円想定為替レート107.98円を念頭に売りが観測され、レパトリ(海外投資資金の本国への還流)の円買いも観測されており、ドル円の上値は限定的か。
しかし、ドル円は、107.00円に17日の大口のNYカットオプション(ドルプット)が控えており、売り圧力を抑制する可能性に要警戒か。また、ドル円のテクニカル分析では、一目均衡表・雲(上限:106.71円・下限:106.07円)が支持帯となっている。
ドル円の売り要因としては、米国のリセッション(景気後退)懸念、原油価格続落による逆オイルショックへの警戒感、FRBの大規模ドル資金供給によるドル流動性不足懸念の払拭などが挙げられる。
WTI原油価格は、OPECプラスでの減産合意が970万バレルに留まり、新型コロナウイルス感染拡大による需要減(3000-3500万バレル)での供給過剰感が払拭されなかったことで、19.92ドルまで下落した。原油価格が続落して逆オイルショックとなった場合、日本の原油輸入金額が減少することで円高要因となり、サウジアラビアなどの産油国が財政赤字を穴埋めするために、米国債券・株式の売却に乗り出す可能性が高まることで、ドル安要因となる。採算価格が50ドル程度のシェールガス業者の経営破綻懸念が高まった場合、資金調達しているジャンク債のデフォルト懸念が高まることで、リスク回避要因となる。
FRBのバランスシートが10兆ドル以上に拡大する可能性もドル売り要因となっている。
バーナンキ第14代FRB議長は、リーマンショックへの対応策として、ゼロ金利とヘリコプターマネーによる量的金融緩和第1・2・3弾でバランスシートを4.5兆ドルまで拡大させたが、パウエル第16代FRB議長も、コロナショックへの対応策として、ゼロ金利と量的金融緩和第4弾でバランスシートを6.13兆ドルまで拡大させており、ヘリコプタークレジットによる4.5兆ドルでジャンク債(投機的格付け)も購入することを示唆していることで、バランスシートは10兆ドル以上となることが見込まれている。今週(4月12-18日)は、米国4月の雇用統計の調査対象週(12日を含む週)なので、米国での新型コロナウイルスの感染拡大状況や工場の操業停止に伴うレイオフ関連の報道に要注目となる。米国の新規失業保険申請件数は、3週間で1678万件となっている。今月末までの失業者数は、2000万人程度まで増加するとの見方がある。米国の新型コロナウイルス感染者の増加ペースを、ジョンズ・ホプキンス大学のデータで注視していくことになる。
※米感染者合計の推移
4月11日:52.64万人
4月12日:55.53万人
4月13日:57.73万人
4月14日:59.42万人Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2020年04月15日(水)07時35分
世界経済の深刻な景気後退に備える
国際通貨基金(IMF)は2020年の世界経済成長見通しをマイナス3%と1月予想の3.3%のプラス成長から大幅に下方修正した。新型ウイルスによる経済封鎖で、世界経済は大恐慌以来の危機に見舞われる可能性が強いとIMFのチーフエコノミストは警告した。米国経済はマイナス5.9%と、1月のプラス2%から下方修正された。
ゴールドマンサックスのチーフエコノミストのハチアス氏も新型ウイルス危機による世界経済へのa影響は、金融危機時の4倍悪いと警告している。また、米国の失業率は15%まで上昇し、第2次世界大戦後で最高の失業率を記録することになるだろうとした。国内総生産(GDP)は前年比で11%減、四半期ベースでは第2四半期に34%減を予想。20008年の状況をさらに下回る。経済活動が再開したとしても、正常化するにはワクチンが開発されてからだと悲観的。
ただ、セントルイス連銀のブラード総裁が主張するように、新型ウイルスの検査を広範にわたり行い感染リスクが軽減された場合、一部の回復が見込まれると指摘した。また、オンラインの導入なども成長に奏功することになるだろうとした。第3四半期は19%増、第4四半期は12%増をハチアス氏は予想している。
昨年11月に新型ウイルス発生地で、いち早く経済活動を再開した中国の2020年の経済はプラス1.2%と成長を維持するとIMFは見ている。中国の3月輸出は依然マイナスながら予想を上回った。今週発表が予定されている1−3月期の国内総生産(GDP)の成長が予想を上回る、また、3月小売売上高が少しでも改善を見せれば、米国や世界経済への回復期待も強まると加えている。
セントルイス連銀のブラード総裁は「もし、新型ウイルス蔓延の収束に成功すれば、V字型回復も可能だ」と主張している。
どちらにしても依然、行方に不透明感が強い。
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