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【人気急上昇中】取引コストは業界最安水準!みんなのFX

2020年07月16日(木)のFXニュース(3)

  • 2020年07月16日(木)09時23分
    ドル円 106.84円まで弱含み、株価は小幅安もドルが重い

     日経平均とダウ先物は小幅安になっているが、ドルは全体的に重い展開。なお、ニューヨーク・タイムズ紙によると「トランプ政権は中国共産党のメンバーとその家族による米国への旅行の全面禁止を検討している」と報じている。
     ドル円は106.84円、ユーロドルは1.1418ドルまで一時ドル安に傾いている。

  • 2020年07月16日(木)09時01分
    日経平均寄り付き:前日比37.54円安の22907.96円

    日経平均株価指数前場は、前日比37.54円安の22907.96円で寄り付いた。
    ダウ平均終値は227.51ドル高の26870.10。
    東京外国為替市場、ドル・円は7月16日9時00分現在、106.88円付近。

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  • 2020年07月16日(木)08時57分
    ドル・円は107円近辺で推移か、重要イベント前で為替取引は動意薄の状態が続く可能性

     15日のドル・円は、東京市場では107円31銭から106円94銭まで下落。欧米市場でドルは107円03銭から106円67銭まで下落し、106円94銭で取引終了。

     本日16日のドル・円は、主に107円近辺で推移か。中国、欧米の重要経済イベントが予定されており、それらの結果などを見極める必要があることから、日中における主要通貨の為替取引は動意薄の状態が続く可能性がある。

     16日に発表される中国の4-6月期国内総生産(GDP)は、前年同期比で2%台のプラス成長になると予想されている。市場関係者の間からは、「中国経済の回復は3月後半頃から始まっており、4月以降は個人消費の改善や工業生産活動の拡大が確認されている」との声が聞かれている。財新製造業PMIは4月の49.4から6月は51.2まで改善しており、昨年10-12月期の水準に近づきつつある。

     日本、欧米主要国は財政拡張による大規模な経済支援策を導入しているが、このような動きは中国経済にとってプラス材料になるとの見方も出ている。中国の経済回復は7-9月期も持続し、2020年通年の経済成長率は若干のプラスとなる可能性は残されている。

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  • 2020年07月16日(木)08時40分
    NY金先物はもみ合い、押し目買い興味は失われず

    COMEX金8月限終値:1813.80 ↑0.40

     15日のNY金先物8月限はもみ合い。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は、前営業日比+0.40ドルの1オンス=1813.80ドルで取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは1804.00ドル−1819.50ドル。15日のロンドン市場で1819.50ドルまで買われた後、欧米株高を意識して1804.00ドルまで反落した。ただ、押し目買いの興味は残されており、時間外取引では1810ドル台で底堅い動きを見せている。


    ・NY原油先物:強含み、原油在庫減少や株高を意識した買いが入る

    NYMEX原油8月限終値:41.20 ↑0.91

     15日のNY原油先物8月限は強含み。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比+0.91ドルの1バレル=41.20ドルで取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは40.08ドル−41.26ドル。ニューヨーク市場の序盤で40.08ドルまで下げたが、原油とガソリン在庫の減少を意識した買いが入ったことで41.26まで上昇。欧米株高も支援材料となったようだ。

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  • 2020年07月16日(木)08時06分
    東京外国為替市場概況・8時 ドル円、小動き

     16日の東京外国為替市場でドル円は小動き。8時時点では106.91円とニューヨーク市場の終値(106.94円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。本邦勢の本格参入を前に106.90円前後でこう着している。なお、昨日に続き106.40-60円には断続的に買いオーダーが観測されている一方で、欧州序盤に割れて以降、回復していない107.00円がレジスタンスとして意識されやすいか。

     ユーロ円も小動き。8時時点では122.01円とニューヨーク市場の終値(122.04円)と比べて3銭程度のユーロ安水準だった。122.05円付近で日本やその他アジア株式相場の取引開始を待っている。なお、昨日のCME日経平均先物は大証終値比60円安の22890円で引けている。

     ユーロドルは8時時点では1.1412ドルとニューヨーク市場の終値(1.1412ドル)とほぼ同水準だった。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:106.89円 - 106.96円
    ユーロドル:1.1409ドル - 1.1415ドル
    ユーロ円:121.99円 - 122.07円

  • 2020年07月16日(木)08時00分
    東京為替見通し=ドル円のレンジは変わらずか、豪ドル・ユーロはイベントリスクあり

     海外市場ではドル円は、欧米株高を背景にリスク・オンのドル売りが先行し一時106.67円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は下げ渋る展開に。ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングにかけては「ポジション調整的なドル買い戻しが入った」との声も聞かれ、106.97円付近まで持ち直した。
     ユーロドルは新型コロナウイルスのワクチン実用化期待から欧米株価が上昇するとリスク・オンのドル売りが先行し、一時1.1452ドルと3月10日以来約4カ月ぶりの高値を付けた。ただ、一部ユーロクロスの下落につれた売りが出ると1.1402ドル付近まで下押しした。

     本日の東京時間のドル円は、方向感のない動きとなりそうだ。今月に入り1日こそ108.16円まで上がったものの、その後は107.70円台で3回上値が抑えられた。
     下方向も昨日を含め106.60円台で2回支えられている。株価上昇も以前のような単純な円売りとはならず、ドル売りになる局面があるため、ドル円は当面方向感の出ない値動きが続きそうだ。
     昨日欧米時間ではウイルス・ワクチンの開発期待でリスク・オンになった。英アストラゼネカと英オクスフォード大学が開発中のワクチン試験に関しては一時的に抗体を作るだけではなく、何十年間にわたりウイルスから守るものと本日付の英タイムズ紙が報じている。
     ただし、「先はまだ長い(a long way to go)」とも報じられていることで、ワクチンが出回るまではまだ時間がかかるだろう。
     ワクチンの開発期待は高いものの、各国でのウイルスの感染拡大懸念は強い。昨日も米テキサス州ではこれまでの最高件数(1万791件)を記録するなど、感染の勢いが弱まる兆候が見られない。
     ここ最近、市場はウイルス感染件数を無視する傾向にあるが、各国のウイルス感染拡大による経済活動の停滞が、今後の為替市場を大きく動かす要因になることは常に念頭に入れておきたい。
     昨日、中国が米国だけでなく英国に対しても華為技術(ファーウェイ)に関する合意破棄に苦言を呈したが、英国はインド太平洋での日米合同軍事演習に最新鋭空母クイーン・エリザベスを参加させるとの話もある。
     今後は米英をはじめとした諸国が対中圧力を強める可能性が高まっていることはリスク要因になりそうだ。
     また、最新のクイニピアック大学による世論調査では、次期大統領選挙でバイデン氏の支持が52%、トランプ現大統領が37%と15ポイントと過去最大に開いているという結果がでた(前回はバイデン49%、トランプ41%)。
     大統領選挙で現職大統領が不利になればなるほど、対外圧力を強め国威高揚を図る傾向もあることには警戒しておきたい。
     上述のように本日のドル円は大きな動きを期待できないが、豪ドルやユーロは大きく動く可能性がありそうだ。
     本日は日本時間10時半に6月豪雇用統計(予想:失業率7.3%/新規雇用者数10.00万人)、11時に4−6月期中国国内総生産(GDP、予想:前期比年率9.6%/前年同期比2.5%)などが発表される。
     豪ドルは両経済指標で大きく動く可能性がありそうだ。ただし雇用統計は、7月にメルボルンなどでロックダウンが再開されたことで、今月だけでなく来月発表される結果にも注目が高まっている。
     欧州時間に入ると欧州中央銀行(ECB)定例理事会が開かれ、政策金利が発表される。その後のラガルドECB総裁の会見までユーロの値動きが神経質になりそうだ。また、明日から18日までブリュッセルで欧州連合(EU)首脳会議が行われ、復興基金などについての話し合いも注目が高い。

  • 2020年07月16日(木)07時55分
    NY市場動向(取引終了):ダウ227.51ドル高(速報)、原油先物0.70ドル高

    【 米国株式 】             前日比       高値    安値   ↑ / ↓
    *ダウ30種平均 26870.10 +227.51   +0.85% 27071.33 26692.48   25   5
    *ナスダック   10550.49  +61.91   +0.59% 10604.67 10420.54 2143  503
    *S&P500      3226.56  +29.04   +0.91%  3238.28  3200.76  423   80
    *SOX指数     2064.17   -5.62   -0.27%
    *225先物       22880 大証比 -70   -0.31%

    【 為替 】               前日比       高値    安値
    *ドル・円     106.93   -0.31   -0.29%   107.31   106.67
    *ユーロ・ドル   1.1410 +0.0010   +0.09%   1.1452   1.1391
    *ユーロ・円    122.01   -0.24   -0.20%   122.50   121.82
    *ドル指数      96.04   -0.22   -0.23%   96.25   95.78

    【 債券 】           前日比       高値    安値
    * 2年債利回り    0.16   +0.00      0.16    0.15
    *10年債利回り    0.63   +0.01      0.66    0.62
    *30年債利回り    1.33   +0.02      1.36    1.30
    *日米金利差     0.60   -0.02

    【 商品/先物 】           前日比       高値    安値
    *原油先物      40.99   +0.70   +1.74%   41.26   40.08
    *金先物       1813.6   +0.2   +0.01%   1819.5   1804.0
    *銅先物       289.4   -3.9   -1.33%   297.6   287.3
    *CRB商品指数   141.22   +1.23   +0.88%   141.26   139.64

    【 欧州株式 】             前日比       高値    安値   ↑ / ↓
    *英FT100     6292.65 +112.90   +1.83%  6323.55  6179.75   86   15
    *独DAX     12930.98 +233.62   +1.84% 12999.84 12773.44   29   1
    *仏CAC40     5108.98 +101.52   +2.03%  5145.33  5039.19   39   1

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  • 2020年07月16日(木)07時53分
    世界各国通貨に対する円:対ドル0.29%高、対ユーロ0.20%高

                      現在値    前日比       %   前日終値
    *ドル・円           106.93円   -0.31円    -0.29%   107.24円
    *ユーロ・円         122.01円   -0.24円    -0.20%   122.25円
    *ポンド・円         134.63円   +0.00円    +0.00%   134.62円
    *スイス・円         113.21円   -0.87円    -0.77%   114.08円
    *豪ドル・円          74.91円   +0.11円    +0.14%   74.80円
    *NZドル・円         70.27円   +0.23円    +0.33%   70.04円
    *カナダ・円          79.15円   +0.39円    +0.50%   78.76円
    *南アランド・円        6.45円   +0.04円    +0.67%    6.40円
    *メキシコペソ・円       4.79円   +0.02円    +0.32%    4.78円
    *トルコリラ・円       15.59円   -0.01円    -0.09%   15.61円
    *韓国ウォン・円        8.90円   +0.00円    +0.04%    8.90円
    *台湾ドル・円         3.62円   -0.01円    -0.26%    3.63円
    *シンガポールドル・円   76.97円   -0.07円    -0.09%   77.04円
    *香港ドル・円         13.79円   -0.04円    -0.30%   13.83円
    *ロシアルーブル・円     1.51円   -0.00円    -0.28%    1.51円
    *ブラジルレアル・円     19.86円   -0.12円    -0.61%   19.98円
    *タイバーツ・円        3.39円   -0.01円    -0.28%    3.40円
                  年初来騰落率 過去1年間での高値/安値 昨年末終値
    *ドル・円            -1.55%   112.23円   101.19円   108.61円
    *ユーロ・円           +0.20%   124.43円   114.43円   121.77円
    *ポンド・円           -6.56%   147.96円   124.10円   144.07円
    *スイス・円           +0.80%   114.63円   106.74円   112.31円
    *豪ドル・円           -1.74%   76.79円   59.91円   76.24円
    *NZドル・円         -3.93%   73.54円   59.51円   73.15円
    *カナダ・円           -5.35%   84.75円   73.82円   83.63円
    *南アランド・円       -16.86%    7.83円    5.61円    7.75円
    *メキシコペソ・円      -16.49%    6.01円    4.23円    5.74円
    *トルコリラ・円       -14.50%   19.67円   14.64円   18.24円
    *韓国ウォン・円        -5.30%    9.66円    8.41円    9.40円
    *台湾ドル・円         +0.05%    3.71円    3.33円    3.62円
    *シンガポールドル・円    -4.69%   81.92円   73.18円   80.75円
    *香港ドル・円         -1.13%   14.42円   13.02円   13.95円
    *ロシアルーブル・円     -14.09%    1.80円    1.31円    1.75円
    *ブラジルレアル・円     -26.39%   28.96円   17.90円   26.98円
    *タイバーツ・円        -7.17%    3.73円    3.22円    3.65円

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  • 2020年07月16日(木)07時46分
    【速報】NZ・4-6月期消費者物価指数:前年比+1.5%で市場予想を上回る

    16日発表のNZ・4-6月期消費者物価指数は、前年比+1.5%で市場予想を上回った。

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  • 2020年07月16日(木)07時43分
    ECB定例理事会、市場はECBの大幅な政策修正は見込まず、サミット控え

    欧州中央銀行(ECB)は16日に定例理事会を開催する。ECBはこの会合で金融政策を据え置く見通し。ラガルドECB総裁の会見では景気見通しリスクに注目が集まる。経済活動の再開で域内の指標は改善しており、ECBの大規模緩和、マイナス金利に加えて、的を絞った長期資金供給オペ(LTRO)、資産購入プログラムの拡大が奏功していることが強調される可能性がある。ECBのバランスシートは昨年末から1.5超ユーロ拡大した。

    ただ、回復ペースは予想を下回る。欧州でのウイルス感染動向は安定しているが、米国で感染が再燃していることもあり、欧州には経済活動の完全な再開は選択肢に今のところないようだ。

    また、欧州復興基金の協議をするEUサミットを控え、ECBが劇的に政策変更する可能性は少ない。復興基金が承認され景気に効果があらわれるまでは、当面政策が据え置かれる可能性が強い。今後の政策は下半期経済の回復次第となる。

    バンク・オブ・アメリカのアナリストは、会合でのリスクはもし、ECBが過剰に楽観的となった場合、短期的にユーロを支えることになるが長期的には経済にマイナスになりかねずユーロ売りに繋がる可能性を指摘している。

    世界各国経済はウイルス感染動向の不透明感から遅い回復が見込まれ、各国中銀は大規模緩和を当分据え置くと見られている。このため、各国間の金利差が大幅に拡大する可能性も少なく、為替市場の変動率も当面低水準で推移することになる。

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  • 2020年07月16日(木)07時20分
    円建てCME先物は15日の225先物比20円安の22930円で推移

    円建てCME先物は15日の225先物比20円安の22930円で推移している。為替市場では、ドル・円は106円90銭台、ユーロ・円は122円00銭台。

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  • 2020年07月16日(木)06時40分
    本日のスケジュール

    <国内>
    08:50 対外・対内証券投資(先週)


    <海外>
    07:45 NZ・消費者物価指数(4-6月) 1.5% 2.5%
    10:30 中・新築住宅価格(6月)  0.49%
    10:30 豪・失業率(6月) 7.1% 7.1%
    11:00 中・GDP(4-6月) 2.6% -6.8%
    11:00 中・鉱工業生産指数(6月) 4.8% 4.4%
    11:00 中・小売売上高(6月) 0.4% -2.8%
    11:00 中・不動産投資(6月) 1.0% -0.3%
    11:00 中・固定資産投資(都市部)(6月) -3.4% -6.3%
    11:00 中・調査失業率(6月) 6.0% 5.9%
    15:00 欧・欧州新車販売台数(6月)  52.3%
    15:00 英・失業率(6月)  7.8%
    15:00 英・ILO失業率(3カ月)(5月) 4.0% 3.9%
    16:20 インドネシア・中央銀行が政策金利発表 4.00% 4.25%
    18:00 欧・ユーロ圏貿易収支(5月) 0億ユーロ 29億ユーロ
    20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(7月15日まで1カ月間)  0.5%
    20:45 欧・欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表、ラガルド総裁が記者会見 0% 0%
    21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)  131.4万件
    21:30 米・フィラデルフィア連銀製造業景況指数(7月) 17.5 27.5
    21:30 米・小売売上高(6月) 5.6% 17.7%
    23:00 米・企業在庫(5月) -2.3% -1.3%
    23:00 米・NAHB住宅市場指数(7月) 60 58
    29:00 米・対米証券投資収支(ネット長期TICフロー)(5月)  -1284億ドル

      米・シカゴ連銀総裁がロッキーマウンテン・エコノミック・サミット(オンライン)に参加
      米・ニューヨーク連銀総裁がオンラインセミナーに参加
      韓・中央銀行が政策金利発表


    ---------------------------------------------------------------------
    注:数値は市場コンセンサス、前回数値

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  • 2020年07月16日(木)06時05分
    ニューヨーク外国為替市場概況・15日 ユーロドル、4日続伸

     15日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは小幅ながら4日続伸。終値は1.1412ドルと前営業日NY終値(1.1400ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準だった。新型コロナウイルスのワクチン実用化期待から欧米株価が上昇するとリスク・オンのドル売りが先行し、22時30分過ぎに一時1.1452ドルと3月10日以来約4カ月ぶりの高値を付けた。ただ、ユーロ豪ドルなど一部ユーロクロスの下落につれた売りが出ると1.1402ドル付近まで下押しした。一時は420ドル超上昇したダウ平均が49ドル高まで急速に伸び悩んだことで、リスク・オンのドル売りが後退した面もあった。
     なお、ユーロ豪ドルは一時1.6256豪ドル、ユーロNZドルは1.7350NZドルまで下落した。

     ドル円は続落。終値は106.94円と前営業日NY終値(107.24円)と比べて30銭程度のドル安水準だった。欧米株高を背景にリスク・オンのドル売りが先行し一時106.67円と日通し安値を付けたものの、売り一巡後は下げ渋る展開に。米株式市場でナスダックがマイナス圏に沈むなど株価が伸び悩むなか、10日の安値106.65円がサポートとして意識されるとドル円を買い戻す動きが出た。ロンドン16時(日本時間24時)のフィキシングにかけては「ポジション調整的なドル買い戻しが入った」との声も聞かれ、106.97円付近まで持ち直した。
     米連邦準備理事会(FRB)はこの日公表した米地区連銀経済報告(ベージュブック)で、「経済活動はほぼ全ての地区で上向いたが、新型コロナ感染症がパンデミック(世界的大流行)となる前の水準はなお大きく下回った」と指摘した。

     ユーロ円は3営業日ぶりに反落。終値は122.04円と前営業日NY終値(122.25円)と比べて21銭程度のユーロ安水準。一部ユーロクロスの下落につれた売りが出ると121.82円と日通し安値を更新した。もっとも、NY中盤以降は122.00円を挟んだ狭いレンジ取引に終始した。

     カナダドルは全面高。米エネルギー省が発表した週間在庫統計で原油在庫が予想以上に減少すると、原油先物価格が反発。産油国通貨とされるカナダドルにも買いが入り、米ドルカナダドルは一時1.3505カナダドル、ユーロカナダドルは1.5404カナダドル、カナダドル円は79.20円までカナダドル高に振れた。
     なお、カナダ銀行(BOC)はこの日、政策金利を0.25%のまま据え置くことを決めたと発表。市場の予想通りとなった。声明では「2%インフレ目標の持続的達成のため政策金利を下限で維持」「必要に応じて追加の金融政策の用意がある」との見解が示された。また、マックレムBOC総裁は「0.25%の政策金利を少なくとも2年維持する見通し」などと述べた。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:106.67円 - 107.31円
    ユーロドル:1.1391ドル - 1.1452ドル
    ユーロ円:121.82円 - 122.50円

  • 2020年07月16日(木)05時48分
    大証ナイト終値22880円、通常取引終値比70円安

    大証ナイト終値22880円、通常取引終値比70円安

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  • 2020年07月16日(木)04時28分
    7月15日のNY為替・原油概況

      
      15日のニューヨーク外為市場でドル・円は106円67銭まで下落後、106円97銭まで上昇して引けた。

    米連邦準備制度理事会(FRB)の追加緩和を織り込むドル売りが強まったのち、米国の7月NY連銀製造業景気指数が2018年11月以来で最高となったほか、6月鉱工業生産も1959年以降61年ぶり最大の伸びを記録するなど良好な経済指標を受けてドル売りが後退。

    ユーロ・ドルは1.1452ドルまで上昇後、1.1402ドルまで下落して引けた。

    FRBの追加緩和を織り込むドル売りに上昇も、欧州連合(EU)サミットや欧州中央銀行(ECB)の定例理事会を控えて利益確定のユーロ売りも散見され反落。

    ユーロ・円は122円27銭から121円82銭まで下落。

    ポンド・ドルは1.2650ドルまで上昇後、1.2576ドルまで反落した。

    ベイリー英中銀総裁が長期にわたり低金利が維持される可能性が強いとの見解を議会証言で述べたため金利先安感にポンド売りが強まった。

    ドル・スイスは0.9410フランから0.9457フランまで上昇した。

     NY原油先物は続伸。石油輸出国機構(OPEC)プラス会合で、経済活動再開による需要回復を見込み減産量縮小を支持する方針が示されたため一時下落したものの米国の週次統計で原油在庫が予想外に大幅減少したため供給過剰懸念が後退し買いが再燃した。

    [経済指標]
    ・米・7月NY連銀製造業景気指数:17.2(予想:10.0、6月:-0.2)
    ・米・6月輸入物価指数:前月比+1.4%(予想:+1.0%、5月:+0.8%←+1.0%)
    ・米・6月輸入物価指数:前年比−3.8%(予想:-3.7%、5月:−6.2%←-6.0%)
    ・米・6月鉱工業生産:前月比+5.4%(予想:+4.3%、5月:+1.4%)
    ・米・6月設備稼働率:68.6%(予想:67.8%、5月:65.1%←64.8%)

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