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2021年03月17日(水)のFXニュース(2)
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2021年03月17日(水)08時37分
ドル・円は主に109円近辺で推移か、米金融政策発表前でドル買い抑制も
16日のドル・円は、東京市場では109円10銭から109円29銭まで反発。欧米市場では、109円29銭から108円77銭まで下落し、108円99銭で取引終了。本日17日のドル・円は主に109円近辺で推移か。当面の米金融政策を見極める必要があることから、リスク選好的なドル買いは抑制される可能性がある。
米商務省が3月16日発表した2月小売売上高は前月比-3.0%と市場予想を下回った。1月実績は上方修正されたが、2月実績はさえない結果となった。ただ、市場参加者の間からは、「政府による追加経済支援策の効果が期待できることから、小売売上高は3月以降に持ち直す可能性が高い」との声が聞かれている。
2月の自動車・ガソリン・建設資材・外食を除くコア小売売上高は前月比-3.5%だったが、1月は+6.0%から+8.7%に上方改定されている。3月分のコア小売売上高は増加すると予想されており、1-3月期の個人消費はまずまず良好との見方が出ている。個人消費の持ち直しは同期の国内総生産(GDP)に対する支援材料となるため、ドルや米長期金利は底堅い動きを保つとみられる。
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2021年03月17日(水)08時33分
ドル円109.04円前後で推移、SGX日経225先物は29630円でスタート
ドル円は109.04円前後で推移。シンガポール取引所(SGX)の日経225先物(期近限月)は、大阪夜間終値(29670円)と比べ40円安の29630円でスタート。
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2021年03月17日(水)08時05分
東京外国為替市場概況・8時 ドル円、小動き
17日の東京外国為替市場でドル円は小動き。8時時点では108.99円とニューヨーク市場の終値(109.00円)と比べて1銭程度のドル安水準だった。前日終値を挟んだ水準での小動きとなった。日本株の取引開始や本邦勢の本格参入待ちの状態だが、今晩に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控えていることもあり、アジア時間も動意が限定される可能性もある。
ユーロドルも小動き。8時時点では1.1902ドルとニューヨーク市場の終値(1.1903ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。前日終値付近で動意を欠いた。
ユーロ円は8時時点では129.72円とニューヨーク市場の終値(129.73円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:108.98円 - 109.02円
ユーロドル:1.1900ドル - 1.1905ドル
ユーロ円:129.68円 - 129.76円Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2021年03月17日(水)08時00分
東京為替見通し=ドル円、日本の2月対米貿易黒字に要注目か
16日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、予想を下回る2月米小売売上高や鉱工業生産を受けて108.77円まで軟調推移。ユーロドルは、欧州のワクチン接種状況を巡る懸念から1.1883ドルまで下落、ユーロ円も129.49円まで下落した。
本日の東京外国為替市場のドル円は、日本の2月の貿易収支や対米貿易黒字を見極めた後は、明朝3時に発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)声明を控えて動きづらい展開が予想される。
バイデン米政権は、トランプ前政権のように日米貿易不均衡是正を訴えていないことから対米貿易黒字への注目度合いは低下しているものの、ドル円の需給の観点から注目したい。日本の2020年の対米貿易黒字は約5.2兆円となり、2019年の6.6兆円からは、新型コロナウイルスのパンデミックの影響で減少していた。1月の対米貿易黒字は、2020年は3702億円、今年は4152億円に増えていた。昨年2月は6267億円で、毎年2月は1月から増加傾向にあることから、6〜7000億円程度への増加を念頭におき、日米貿易不均衡の現状を見極めることになる。
米連邦準備理事会(FRB)は、2つの使命「雇用の最大化と物価の安定」に関して、完全雇用に達し、物価上昇率が2%に乗って、さらにそれを上回る流れがある程度続くまで、利上げはしないと明言している。重視している雇用情勢は、2月の失業率が6.2%と依然として高いこと、コロナ禍で依然として948万人が復職できていないこと、物価情勢も、2月のコアインフレ率が前年比+1.3%に留まっていることなどで、現状の金融政策の維持が見込まれている。
パウエルFRB議長は、「イエレン・ダッシュボード」的な「パウエル・ダッシュボード」(黒人失業率、低賃金労働者の賃金の伸び、非大卒者の労働参加率)により、6.2%の失業率がカバーしていない職探しを諦めた数百万人の労働者などを見据えており、2023年末までのゼロ金利政策を堅持するとの見方が優勢となっている。
注目ポイントは、現状の米10年債利回りの1.6%台までの上昇は景気回復期待やインフレ率上昇見通しを反映したものだとして容認するFRB高官が増えていることから、経済見通し(SEP)でのFF金利の見通しを示すドットチャートやテーパリング(資産購入の段階的縮小)開始の時期となる。
タカ派的なリスクシナリオは、バイデン米政権の1兆9000億ドル規模の追加経済対策法の成立やワクチン接種の進捗(※3月15日時点で1億908万回)を受けて、早期のテーパリングや利上げが示唆された場合となる。
ハト派的なリスクシナリオは、米10年債利回りの上昇を抑制するために、資産購入額(月1200億ドル)の増額やオペレーション・ツイストの導入が示唆された場合となる。Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2021年03月17日(水)07時51分
NY金先物は小幅高、米長期金利の動向を意識した買いが入る
COMEX金4月限終値:1730.90 ↑1.70
16日のNY金先物4月限は小幅高。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は、前営業日比+1.70ドルの1オンス=1730.90ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは、1724.40ドル−1740.50ドル。アジア市場で1724.40ドルまで売られたが、米長期金利の伸び悩みを意識した買いが入ったことで金先物は反転。ニューヨーク市場の序盤にかけて1740.50ドルまで買われた。ただ、ユーロ売り・米ドル買いが優勢となったことから、金先物は上げ渋り、時間外取引では1730ドルを挟んだ水準で推移した。
・NY原油先物:続落、一時64ドルを下回るNYMEX原油4月限終値:64.80 ↓0.59
16日のNY原油先物4月限は、続落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物4月限は、前営業日比-0.59ドルの1バレル=64.80ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは63.80ドル−65.43ドル。アジア市場の序盤で65.43ドルまで買われたが、利食い売りが強まり、まもなく反落。ニューヨーク市場の序盤にかけて63.80ドルまで下げ幅は拡大した。ただ、押し目買いも観測されており、時間外取引で65ドル台まで戻す場面もあった。
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2021年03月17日(水)07時51分
NY市場動向(取引終了):ダウ127.51ドル安(速報)、原油先物0.49ドル安
【 米国株式 】 前日比 高値 安値 ↑ / ↓
*ダウ30種平均 32825.95 -127.51 -0.39% 32966.75 32778.23 14 15
*ナスダック 13471.57 +11.86 +0.09% 13620.71 13397.08 817 2179
*S&P500 3962.71 -6.23 -0.16% 3981.04 3953.44 153 348
*SOX指数 3070.32 +38.27 +1.26%
*225先物 29670 大証比 -50 -0.17%【 為替 】 前日比 高値 安値
*ドル・円 109.01 -0.12 -0.11% 109.29 108.77
*ユーロ・ドル 1.1903 -0.0026 -0.22% 1.1952 1.1883
*ユーロ・円 129.75 -0.42 -0.32% 130.40 129.49
*ドル指数 91.88 +0.05 +0.05% 92.03 91.68【 債券 】 前日比 高値 安値
* 2年債利回り 0.15 -0.00 0.16 0.15
*10年債利回り 1.62 +0.01 1.63 1.58
*30年債利回り 2.37 +0.01 2.40 2.34
*日米金利差 1.51 -0.10【 商品/先物 】 前日比 高値 安値
*原油先物 64.90 -0.49 -0.75% 65.43 63.80
*金先物 1730.4 +1.2 +0.07% 1740.5 1724.4
*銅先物 406.0 -8.1 -1.96% 415.0 404.1
*CRB商品指数 193.43 +0.01 +0.01% 193.59 192.38【 欧州株式 】 前日比 高値 安値 ↑ / ↓
*英FT100 6803.61 +53.91 +0.80% 6812.78 6749.64 82 19
*独DAX 14557.58 +96.16 +0.66% 14601.79 14511.30 20 10
*仏CAC40 6055.43 +19.46 +0.32% 6061.19 6034.76 25 16Powered by フィスコ -
2021年03月17日(水)07時50分
世界各国通貨に対する円:対ドル0.11%高、対ユーロ0.32%高
現在値 前日比 % 前日終値
*ドル・円 109.01円 -0.12円 -0.11% 109.13円
*ユーロ・円 129.75円 -0.42円 -0.32% 130.17円
*ポンド・円 151.46円 -0.24円 -0.16% 151.70円
*スイス・円 117.88円 +0.24円 +0.21% 117.64円
*豪ドル・円 84.43円 -0.20円 -0.23% 84.63円
*NZドル・円 78.38円 -0.16円 -0.20% 78.54円
*カナダ・円 87.59円 +0.09円 +0.10% 87.50円
*南アランド・円 7.32円 -0.03円 -0.38% 7.34円
*メキシコペソ・円 5.29円 +0.00円 +0.03% 5.28円
*トルコリラ・円 14.55円 +0.08円 +0.54% 14.47円
*韓国ウォン・円 9.64円 +0.01円 +0.07% 9.63円
*台湾ドル・円 3.86円 -0.01円 -0.20% 3.86円
*シンガポールドル・円 81.05円 -0.03円 -0.04% 81.08円
*香港ドル・円 14.04円 -0.01円 -0.09% 14.05円
*ロシアルーブル・円 1.50円 -0.00円 -0.17% 1.50円
*ブラジルレアル・円 19.39円 -0.03円 -0.16% 19.43円
*タイバーツ・円 3.54円 -0.01円 -0.19% 3.55円
年初来騰落率 過去1年間での高値/安値 昨年末終値
*ドル・円 +5.58% 111.71円 102.59円 103.25円
*ユーロ・円 +2.83% 130.49円 114.43円 126.18円
*ポンド・円 +7.30% 152.24円 124.10円 141.15円
*スイス・円 +1.03% 118.87円 108.70円 116.67円
*豪ドル・円 +6.25% 84.95円 59.91円 79.47円
*NZドル・円 +5.68% 79.21円 59.51円 74.17円
*カナダ・円 +7.96% 87.67円 73.82円 81.13円
*南アランド・円 +4.08% 7.38円 5.61円 7.03円
*メキシコペソ・円 +1.84% 5.31円 4.23円 5.19円
*トルコリラ・円 +4.66% 17.46円 12.04円 13.91円
*韓国ウォン・円 +1.64% 9.69円 8.41円 9.49円
*台湾ドル・円 +4.84% 3.89円 3.53円 3.68円
*シンガポールドル・円 +3.74% 81.23円 74.41円 78.13円
*香港ドル・円 +5.36% 14.41円 13.23円 13.33円
*ロシアルーブル・円 +7.19% 1.61円 1.30円 1.40円
*ブラジルレアル・円 -2.49% 22.50円 17.90円 19.89円
*タイバーツ・円 +3.00% 3.56円 3.23円 3.44円Powered by フィスコ -
2021年03月17日(水)07時35分
円建てCME先物は16日の225先物比65円安の29655円で推移
円建てCME先物は16日の225先物比65円安の29655円で推移している。為替市場では、ドル・円は109円00銭台、ユーロ・円は129円70銭台。
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2021年03月17日(水)07時24分
NZ・10-12月期経常収支:-26.95億NZドルで市場予想とほぼ一致
17日発表のNZ・10-12月期経常収支は、-26.95億NZドルで市場予想の-26.75億NZドルとほぼ一致した。
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2021年03月17日(水)07時16分
米2月小売はパンデミック以来で最悪も今後は追加経済対策が押し上げへ
商務省が発表した2月小売売上高は前月比3.0%減と、1月5.3%増からマイナスに転じ予想も下回った。パンデミックで経済封鎖が始まったばかりの昨年4月来で最大の落ちこみとなった。1月は昨年12月に成立した9000億ドル規模の追加経済対策の一環となった国民に対する600ドル規模の直接現金支給が奏功し6月来で最大の伸びを記録。2月の減少は想定内だったが、予想以上の悪化となった。
1月の指数を押し上げた追加経済対策効果がなくなったほか、悪天候が指数を押し下げたと見られる。国内総生産(GDP)の算出に用いられる自動車・建材・給油・食品を除いたコントロールグループは3.5%減。1月に4カ月ぶりの増加に改善したのち、再びマイナスに落ち込み、やはり昨年4月来で最大の下落率を記録しており、1−3月期GDP成長に不安も残る。連邦準備制度理事会(FRB)の慎重な姿勢も正当化される。本日の結果を受けて、商務省と類似したモデルを利用しているため注目されるアトランタ連銀の1−3月期GDP成長率見通しも5.93%と、従来の8.35%から大幅に引き下げられた。
一方、12月の600ドルの2倍以上となる1400ドルの国民への直接現金支給が含まれた1.9兆ドル規模の追加経済対策が成立したため、3月には1月を上回るペースで消費が回復、小売りの伸びも大きく改善することを市場は期待している。
市場参加者はまた、FRBが2022年11月にも利上げに踏み切ると見ており当初の予想2023年から前倒しした。また、FRBは2021年11月にも資産購入策を縮小すると見ている。FRBは本日16日から17日にかけて連邦公開市場委員会(FOMC)の開催を予定している。大規模な追加財政策や経済活動の再開で本年の力強い回復やインフレの上昇が予想される中、四半期ごとに発表される見通しでは経済、インフレ、金利見通しが引き上げられる可能性が強い。同時に、FRBメンバーはインフレの上昇が一時的と見ており、パウエル議長も経済や労働市場には依然大きなたるみが存続するとの見解を繰り返し、大規模緩和を維持する必要性を強調する可能性が強い。
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2021年03月17日(水)06時40分
本日のスケジュール
<国内>
08:50 貿易収支(2月) 5105億円 -3254億円
08:50 輸出(2月) 0% 6.4%
08:50 輸入(2月) 12.0% -9.5%
08:50 資金循環統計速報(10-12月、日本銀行)
10:10 国債買い入れオペ(残存1-3年、残存3-5年、残存5-10年、残存10-25年)(日本銀行)
14:30 日本証券業協会の鈴木会長が会見大阪地裁が関西電3原発の運転差し止め仮処分の決定
自動車など春闘集中回答日
<海外>
06:45 NZ・経常収支(10-12月) -28.65億NZドル -35.21億NZドル
16:00 欧・ユーロ圏新車販売台数(2月) -24.0%
17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(3月15日まで1カ月間) 0.2%
19:00 欧・ユーロ圏CPI(2月) 0.9% 0.9%
21:30 米・住宅着工件数(2月) 157.0万戸 158.0万戸
21:30 米・住宅建設許可件数(2月) 172.3万戸 188.1万戸
21:30 加・消費者物価指数(2月) 1.0%
27:00 米・連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利発表、FRB議長記者会見 0.25% 0.25%
30:00 ブ・ブラジル中央銀行が政策金利(SELICレート)発表 2.50% 2.00%米韓外相会談
米韓国防相会談
米・米州開発銀行(IDB)年次総会(21日まで)
国際エネルギー機関(IEA)月報
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注:数値は市場コンセンサス、前回数値Powered by フィスコ -
2021年03月17日(水)06時28分
NYマーケットダイジェスト・16日 株まちまち・金利上昇・ユーロ安
(16日終値)
ドル・円相場:1ドル=109.00円(前営業日比▲0.13円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=129.73円(▲0.44円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1903ドル(▲0.0026ドル)
ダウ工業株30種平均:32825.95ドル(▲127.51ドル)
ナスダック総合株価指数:13471.57(△11.86)
10年物米国債利回り:1.62%(△0.02%)
WTI原油先物4月限:1バレル=64.80ドル(▲0.59ドル)
金先物4月限:1トロイオンス=1730.9ドル(△1.7ドル)※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
2月米小売売上高
前月比 ▲3.0% 7.6%・改
自動車を除く前月比 ▲2.7% 8.3%・改
2月米輸入物価指数(前月比) 1.3% 1.4%
2月米鉱工業生産指数(前月比) ▲2.2% 1.1%・改
設備稼働率 73.8% 75.5%・改
1月米企業在庫(前月比) 0.3% 0.8%・改
3月NAHB住宅市場指数 82 84※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ユーロドルは3日続落。欧州時間発表の3月独ZEW景況感指数が予想を上回ったことを受けてユーロ買い・ドル売りが先行。21時前に一時1.1952ドルと日通し高値を付けた。ただ、前日の高値1.1967ドルが目先レジスタンスとして意識されると失速した。ユーロ豪ドルやユーロポンドなどユーロクロスの下落につれたユーロ売り・ドル買いも出て、1時前に一時1.1883ドルと日通し安値を付けた。欧州諸国では英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチン接種を中断する動きが相次いでおり、欧州のワクチン接種状況を巡る懸念が高まっている。
なお、ユーロ豪ドルは一時1.5345豪ドル、ユーロNZドルは1.6530NZドル、ユーロポンドは0.8559ポンド、ユーロカナダドルは1.4806カナダドル、ユーロスイスフランは1.1007スイスフランまで下落した。・ドル円は3日ぶりに反落。2月米小売売上高が前月比3.0%減と予想の前月比0.5%減を大幅に下回ったほか、2月米鉱工業生産指数が前月比2.2%低下と予想の前月比0.3%上昇に反して低下すると円買い・ドル売りが先行。前日の安値108.92円を下抜けて一時108.77円まで下げ足を速めた。ただ、米10年債利回りが上昇に転じると109.08円付近まで下げ渋っている。
・ユーロ円は続落。良好な独・ユーロ圏経済指標を受けて一時130.40円と日通し高値を付けたものの、NY勢参入後はさえない展開に。ユーロ全面安となった流れに沿って、23時前に一時129.49円と本日安値を付けた。市場では「欧州は再び新型コロナの猛威に見舞われており、米国と状況が逆転している」との声が聞かれた。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は8日ぶりに反落。前日までに7日続伸し史上最高値を更新していただけに、短期的な過熱感から利益確定目的の売りが優勢となった。ただ、主力ハイテク株には買いが入ったため、下値も限られた。
一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は小幅に続伸した。スマートフォンのアップルやソフトウエアのマイクロソフトなどに買いが入った。・米国債券相場で長期ゾーンは反落。米追加経済対策の成立と新型コロナワクチン普及で、景気回復が早まるとの見方から相対的に安全資産とされる米国債には売りが出た。なお、20年債入札が「好調」と受け止められて買いが入る場面もあったが、戻りは鈍かった。
・原油先物相場は3日続落。昨日にユーロ圏の主要国でアストラゼネカ製のワクチン接種を一時停止すると発表され、ユーロ圏の景気回復が遅れ石油需要が後退するとの思惑がくすぶり、利益確定売りが優勢となった。為替市場でドル買いが進み、ドル建ての原油に割高感が生じたことも原油の上値を圧迫した。
・金先物相場は小幅続伸。明日に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の金利・経済予測やパウエルFRB議長の会見内容を見極めたいとの思惑で様子見ムードが強かった。
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2021年03月17日(水)06時04分
ニューヨーク外国為替市場概況・16日 ユーロドル、3日続落
16日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは3日続落。終値は1.1903ドルと前営業日NY終値(1.1929ドル)と比べて0.0026ドル程度のユーロ安水準だった。欧州時間発表の3月独ZEW景況感指数が予想を上回ったことを受けてユーロ買い・ドル売りが先行。21時前に一時1.1952ドルと日通し高値を付けた。ただ、前日の高値1.1967ドルが目先レジスタンスとして意識されると失速した。ユーロ豪ドルやユーロポンドなどユーロクロスの下落につれたユーロ売り・ドル買いも出て、1時前に一時1.1883ドルと日通し安値を付けた。欧州諸国では英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチン接種を中断する動きが相次いでおり、欧州のワクチン接種状況を巡る懸念が高まっている。
なお、ユーロ豪ドルは一時1.5345豪ドル、ユーロNZドルは1.6530NZドル、ユーロポンドは0.8559ポンド、ユーロカナダドルは1.4806カナダドル、ユーロスイスフランは1.1007スイスフランまで下落した。ドル円は3営業日ぶりに反落。終値は109.00円と前営業日NY終値(109.13円)と比べて13銭程度のドル安水準だった。2月米小売売上高が前月比3.0%減と予想の前月比0.5%減を大幅に下回ったほか、2月米鉱工業生産指数が前月比2.2%低下と予想の前月比0.3%上昇に反して低下すると円買い・ドル売りが先行。前日の安値108.92円を下抜けて一時108.77円まで下げ足を速めた。ただ、米10年債利回りが上昇に転じると109.08円付近まで下げ渋っている。
ユーロ円は続落。終値は129.73円と前営業日NY終値(130.17円)と比べて44銭程度のユーロ安水準。良好な独・ユーロ圏経済指標を受けて一時130.40円と日通し高値を付けたものの、NY勢参入後はさえない展開に。ユーロ全面安となった流れに沿って、23時前に一時129.49円と本日安値を付けた。市場では「欧州は再び新型コロナの猛威に見舞われており、米国と状況が逆転している」との声が聞かれた。
本日の参考レンジ
ドル円:108.77円 - 109.29円
ユーロドル:1.1883ドル - 1.1952ドル
ユーロ円:129.49円 - 130.40円Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2021年03月17日(水)05時56分
大証ナイト終値29670円、通常取引終値比50円安
大証ナイト終値29670円、通常取引終値比50円安
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2021年03月17日(水)04時46分
3月16日のNY為替・原油概況
16日のニューヨーク外為市場でドル・円は109円11銭から108円77銭まで下落したのち、109円00銭で引けた。
米2月小売売上高や2月鉱工業生産・設備稼働率、3月NAHB住宅市場指数が予想を下回ったため長期金利の低下に伴うドル売りが優勢となった。その後、金利が再び上昇に転じ下げ止まった。
ユーロ・ドルは1.1950ドルから1.1883ドルまで下落して引けた。欧州中央銀行(ECB)のPEPP拡大などハト派姿勢を織り込むユーロ売りが優勢となった。
ユーロ・円は130円31銭から129円49銭まで下落。
ポンド・ドルは1.3860ドルから1.3906ドルまで上昇。
ドル・スイスは0.9246フランから0.9271フランのレンジで上下に振れた。
16日のNY原油先物は続落。予想を下回った米国経済指標や欧州での新型コロナウイルスワクチン配給の混乱が回復の遅れにつながるとの思惑に、需要鈍化懸念が再燃し、売り材料となった。
[経済指標]
・米・2月輸入物価指数:前月比+1.3%(予想:+1.0%、1月:+1.4%)
・米・2月小売売上高:前月比-3.0%(予想:-0.5%、1月:+7.6%←+5.3%)
・米・2月小売売上高(除自動車):前月比-2.7%(予想:+0.1%、1月:+8.3%←+5.9%)
・米・2月鉱工業生産:前月比-2.2%(予想:+0.3%、1月:+1.1%←+0.9%)
・米・2月設備稼働率:73.8%(予想:75.5%、1月:75.5%←75.6%)
・米・1月企業在庫:前月比+0.3%(予想:+0.3%、12月:+0.6%)
・米・3月NAHB住宅市場指数:82(予想:84、2月:84)Powered by フィスコ
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