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• 2021年04月10日(土)00時17分

  カナダドル買い優勢、カナダ3月失業率は予想下回る

  カナダ3月失業率は7.5％と、2月8.2％から予想以上に低下した。パンデミック前の昨年2月来で最低。また、3月雇用者数増減は＋30.31万人。2月+25.92万人に続き2カ月連続のプラスで、伸びは、予想+10.00万人を上回り9月来で最大となった。
  良好なカナダの雇用関連指標を好感し、カナダドル買いが優勢となった。ドル・カナダは1.2583カナダドルから1.2541カナダドルまで下落した。カナダ円は87円57銭まで上昇後、ドル・円絡みの売りに87円20銭へ反落した。
  【経済指標】
  ・カナダ・3月失業率：7.5％（予想：8.0％、2月：8.2％）
  ・カナダ・3月雇用者数増減：＋30.31万人（予想：+10.00万人、2月：+25.92万人）

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• 2021年04月10日(土)00時06分

  ニューヨーク外国為替市場概況・24時　ドル円、上値重い

  　9日のニューヨーク外国為替市場でドル円は上値が重かった。24時時点では109.59円と22時時点（109.87円）と比べて28銭程度のドル安水準だった。NY勢参入後も米長期金利の上昇に伴うドル買いの流れが継続すると、前日の高値109.90円を上抜けて一時109.96円まで上値を伸ばした。ただ、節目の110.00円に接近した場面では戻り売りなどが出たため、その後は上値を切り下げる展開に。米長期金利が上昇幅を縮めた影響も受けた。
  　なお、米長期金利の指標である米10年債利回りは一時1.6851％前後まで上昇したあと1.64％台後半まで上昇幅を縮めた。

  　ユーロドルは下げ渋り。24時時点では1.1889ドルと22時時点（1.1876ドル）と比べて0.0013ドル程度のユーロ高水準だった。22時前に一時1.1867ドルと日通し安値を付けたものの、前日の安値1.1861ドルが目先サポートとして働くと下げ幅を縮めた。米長期金利の上昇が一服したこともユーロドルの買い戻しにつながった。

  　ユーロ円は伸び悩み。24時時点では130.30円と22時時点（130.49円）と比べて19銭程度のユーロ安水準。ドル円の失速などが相場の重しとなり、一時130.25円付近まで下押しした。

  本日これまでの参考レンジ
  ドル円：109.21円　-　109.96円
  ユーロドル：1.1867ドル　-　1.1920ドル
  ユーロ円：130.05円　-　130.55円

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