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2021年05月14日(金)のFXニュース(5)

  • 2021年05月14日(金)19時17分
    NY為替見通し=ドル円 下値は限定か、米金利高への警戒感は残る

     本日のニューヨーク為替市場でドル円は、まずは米経済指標を確認し米金利動向を眺めながらの取引か。経済指標は4月の小売売上高、鉱工業生産指数や設備稼働率、5月米消費者態度指数(ミシガン大調べ、速報値)が発表予定。

     12日の上振れた4月米消費者物価指数(CPI)の影響が昨日以降は和らいできており、欧州前半には米長期金利の低下と供にドル売り戻しが進んだ。ただ、昨日は調整売りが進んだ商品相場も本日は戻しおり、足もとで米インフレ加速が鈍ったわけでもない。まだ暫くは米金利高への警戒感が残ると思われ、ドルの下値余地はそれほど広がらないのではないか。

     米国の労働市場をみると、3月の数値ではあるが求人件数は812万件と過去最高を記録。これは雇用された労働者数を200万件ほど上回り、その差も過去最大とされている。労働市場の引き締まりが今後も進み、前回雇用統計でみられたような平均時給の上振れが続くことは十分に考えられる。既に昨日は、米マクドナルドが従業員の時給を引き上げることが報じられた。

     米国では新型コロナウイルスのワクチン普及が進み、経済・金融の正常化に着実に向かっている。一方、日本では高齢者に対するワクチン接種のめどがやっとつき始め、緊急事態宣言に関しては範囲が広がってしまっている状態だ。
     本日発表される米経済指標がもし弱い場合でも、経済回復の勢いは明らかに日本より強い米国の通貨ドルの下値は限定的かもしれない。

     想定レンジ上限
    ・ドル円は日足一目均衡表・雲の上限109.69円から昨日高値109.79円が目先の抵抗帯。その上では4月9日高値109.96円から心理的節目110.00円が次の抵抗帯。

    想定レンジ下限
    ・ドル円は108.90円(12日米CPIを受け上昇し、その後の下押し水準)が下値めど。その下、日足一目・基準線108.72円も意識される水準。

  • 2021年05月14日(金)18時23分
    ドル・円は弱含み、ドル売り鮮明に

    [欧米市場の為替相場動向]

     欧州市場でドル・円は弱含み、109円20銭台に値を下げた。米10年債利回りの低下が続き、ドル売り基調が強まっている。また、米株式先物の堅調地合いで今晩の株高が期待され、リスクオンのドル売りも観測される。一方、クロス円は底堅く、ドル・円をサポートする。

     ここまでの取引レンジは、ドル・円が109円24銭から109円40銭、ユーロ・円は132円44銭から132円56銭、ユーロ・ドルは1.2113ドルから1.2129ドル。

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  • 2021年05月14日(金)18時17分
    ドル円、米金利低下幅拡大で109.25円まで下落 109.00円にかけて断続的に買い

     ドル円は戻りが鈍い。時間外の米10年債利回りが1.63%台まで低下幅を拡大したことが重しとなり、一時109.25円と日通し安値を更新した。なお、109.00-20円には断続的に買いが観測されている。

  • 2021年05月14日(金)18時15分
    東京為替概況:ドル・円は反落、夕方にかけて失速

     14日の東京外為市場でドル・円は反落。前日の米株高を受けた日経平均株価の急反発で円売り優勢となり、午前中に109円66銭まで値を上げた。ただ、米10年債利回りの低下や今晩の米株高観測でドル売りが強まり、午後から夕方にかけて109円34銭まで弱含んだ。

    ・ユーロ・円は132円19銭から132円52銭まで上昇した。
    ・ユーロ・ドルは1.2071ドルから1.2114ドルまで値を上げた。

    ・17時時点:ドル・円109円30-40銭、ユーロ・円132円50-60銭
    ・日経平均株価:始値27,723.70円、高値28,139.96円、安値27,723.70円、終値28,084.47円(前日比636.46円高)

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  • 2021年05月14日(金)18時02分
    来週のスイスフラン「中東情勢悪化を警戒したフラン買いも」

    [スイスフラン]

     来週のスイスフラン・円は底堅い動きとなりそうだ。ユーロ圏の景気回復を想定したユーロ買い・米ドル売りは一巡しつつあるが、中東情勢の悪化を警戒したスイスフラン買い・米ドル売りは継続する可能性がある。このため、米ドル・円相場に大きな動きがない場合、スイスフランの対円レートは底堅い値動きを保つ可能性がある。
    ・経済指標・注目イベント
    ・特になし
    ・予想レンジ:120円00銭−122円50銭

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  • 2021年05月14日(金)18時01分
    来週のカナダドル「弱含みか、原油高修正で買いづらい」

    [カナダドル]

     来週のカナダドル・円は弱含みか。米国最大の石油製品パイプラインが操業を再開し、燃料などの供給不安は徐々に解消していくとみられ、原油高のある程度の修正でカナダドルは買いづらくなりそうだ。ただ、カナダ中央銀行は来年にも利上げする可能性があるとの見方は変わらず、下支えとなる。
    ○発表予定の加主要経済指標・注目イベント
    ・19日:4月消費者物価指数(3月:前年比+2.2%)
    ・21日:3月小売売上高(2月:前月比+4.8%)

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  • 2021年05月14日(金)17時59分
    来週の英ポンド「もみ合いか、155円近辺で利食い売り興味も」

    [英ポンド]

     来週のポンド・円はもみ合いか。英ジョンソン政権は新型コロナウイルスの制限措置を解除する方向で、経済正常化を先取りしたポンド買いが先行しそうだ。英中央銀行による緩和縮小への思惑も広がりやすい。ただ、ポンド・円は2018年以来の高値水準で推移しており、155円近辺では利益確定を狙ったポンド売り・円買いが増える可能性がある。
    ○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
    ・19日:4月消費者物価コア指数(3月:前年比+1.1%)
    ・21日:5月マークイットサービス業PMI(4月:61.0)
    ・予想レンジ:150円50銭−153円50銭

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  • 2021年05月14日(金)17時59分
    来週のNZドル「底堅い展開か、感染やインフレ状況めぐる株価動向見極めへ」

    [NZドル]

     来週のNZドル・円は底堅い展開か。インドなどでの新型コロナウイルス感染や主要国でのインフレ進行などの状況をめぐり、世界的な株価動向を見極めへ。NZ準備銀行(中央銀行)は早期に利上げに向かうとの見方が、NZドルのある程度の下支えになる。
    ○発表予定のNZ主要経済指標・注目イベント
    ・特になし
    ・予想レンジ:77円50銭-80円00銭

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  • 2021年05月14日(金)17時57分
    来週の豪ドル「弱含みか、雇用統計に注目」

    [豪ドル]

     来週の豪ドル・円は弱含みか。豪準備銀行(中央銀行)の5月理事会議事要旨では、現行金融緩和政策の長期的維持の姿勢が再確認されようが、債券購入プログラム第2弾(9月終了予定)に関する一段の言及はあるのかが注目か。4月雇用統計については、改善傾向が続くか注目されるが、米国やカナダの急減速の状況をみるにつけ、期待しにくい面がある。
    ○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
    ・18日:豪準備銀行5月理事会議事要旨
    ・20日:4月雇用統計(3月:失業率5.6%、雇用者数増減+7.07万人)
    ・予想レンジ:83円50銭-86円00銭

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  • 2021年05月14日(金)17時56分
    来週のユーロ「底堅い値動きか、ユーロ圏の景気回復への期待残る」

    [ユーロ]
    「もみ合いか、米製造業関連の経済指標が手掛かり材料に」
     来週のユーロ・ドルはもみ合いか。欧州中央銀行(ECB)と米連邦準備制度理事会(FRB)による緩和政策の縮小に市場の思惑が広がり、ユーロ・ドルの取引では売買が拮抗する可能性がある。ただし、米製造業関連の経済指標が市場予想を下回った場合、米緩和長期化の観測からユーロ買い・ドル売りに振れやすい。
    ・予想レンジ:1.2050ドル−1.2150ドル


    「底堅い値動きか、ユーロ圏の景気回復への期待残る」
     来週のユーロ・円は底堅い値動きか。ユーロ圏の5月製造業PMI、5月サービス業PMIなどの経済指標が有力な手掛かり材料となりそうだ。前回実績をやや下回る可能性があるものの、ユーロ圏の景気回復への期待は失われていないため、米ドル・円相場に大きな動きがない場合、リスク回避的なユーロ売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。
    ○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
    ・21日:5月マークイット製造業PMI(4月:62.9)
    ・21日:5月マークイットサービス業PMI(4月:50.5)
    ・予想レンジ:131円50銭−133円50銭

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  • 2021年05月14日(金)17時53分
    来週のドル・円「上げ渋りか、FRBの大規模緩和策継続の思惑残る」

    [ドル・円]
     来週のドル・円は上げ渋りか。米経済指標が堅調なら緩和縮小への観測が広がり、長期金利の高止まりを手がかりとしたドル買いが強まりそうだ。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)は緩和政策の長期化方針を堅持しており、引き続きドルに下押し圧力がかかりやすい。5月12日に発表された米消費者物価指数(CPI)は、予想を大きく上回る内容となり、インフレへ期待とFRBによる引き締め政策への思惑から米10年債利回りが上昇しドルを押し上げている。しかしながら、FRB当局者は講演などでインフレの大幅上昇は一時的な現象であり、物価目標の年+2.0%を持続的に上回るのは困難との見方を示している。一方、市場では強い経済指標からFRBの資産買入れ規模の段階的縮小(テーパリング)への観測は根強い。

     19日に公表される連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(4月27-28日開催分)は、その点についての記述が注目されるだろう。現行の金融緩和政策の長期化を強調するトーンならドル売りに振れやすい。また、来週発表の製造業関連の経済指標が市場予想を下回った場合、大規模金融緩和策の継続を想定したドル売り・円買いが強まる可能性がある。なお、ポンド、ユーロに対するドル売りは一巡しつつあるが、英国、欧州の早期景気回復への期待が高まった場合、欧州通貨買い・ドル売りの取引が活発となり、この影響でドル・円の取引でもドル売りが優勢となる可能性があるため、この点にも注意が必要か。

    【米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨】(19日公表予定)
     FRBは5月19日に4月27-28日開催分のFOMC議事要旨を公表する。資産買入れの段階的縮小(テーパリング)の思惑は根強いため、緩和継続の必要性が指摘されても、ドル売り材料にならない可能性がある。

    【米・5月フィラデルフィア連銀製造業景気指数)】(20日発表予定)
     5月20日発表の5月フィラデルフィア連銀製造業景気指数は43.2と、前月の50.2から伸びは鈍化する見通し。先行指標とされるNY連銀製造業景気指数が前回実績を下回った場合、製造業の失速が意識される可能性も。
    ・予想レンジ:108円00銭−110円50銭


    ・5月17日-21日週に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。

    ○(日)1-3月期国内総生産速報値 18日(火)午前8時50分発表予定
    ・予想は、前期比年率-4.5%
     1月に発出された2回目の緊急事態宣言の影響を受け、個人消費が落ち込んだことや、一部産業支援策の終了などによって日本経済は再び停滞した。設備投資は増加したとみられる、住宅投資はやや減少。公共投資、政府消費ともに減少したとみられる。輸出がやや低調だったことから、外需寄与度はマイナスになる見込み。

    ○(欧)1-3月期ユーロ圏域内総生産改定値 18日(火)午後6時発表予定
    ・予想は、前年比-1.8%
     参考となる速報値は前年比-1.8%、前期比でもマイナス成長となった。ユーロ圏諸国における経済制限措置が導入されていたことから、個人消費や企業設備投資などは弱含みとなっており、速報値が上方修正される可能性は低いとみられる。

    ○(欧)5月マークイットユーロ圏製造業PMI 21日(金)午後5時発表予定
    ・予想は、62.5 
    参考となる4月実績は62.9。新型コロナウイルスのワクチン接種拡大によって製造業の企業景況感は改善しつつある。雇用情勢の急速な改善は期待できないものの、新規受注はまずまず順調とみられており、5月は4月実績に近い数値となる可能性がある。

    ○(米)5月マークイットサービス業PMI 21日(金)午後10時45分発表予定
    ・予想は、64.9
     参考となる4月実績は64.7。新型コロナウイルスのワクチン接種が急速に拡大しており、経済制限措置が緩和されている。対面型のサービス業の企業活動は拡大しており、個人消費は持ち直していることから、5月は4月実績と同水準か、やや上回る可能性がある。

    ○その他の主な経済指標の発表予定
    ・5月17日(月):(中)4月鉱工業生産、(中)4月小売売上高消費者物価指数、(米)5月NY連銀製造業景気指数
    ・5月18日(火):(欧)3月ユーロ圏貿易収支、(米)4月住宅着工件数
    ・5月20日(木):(日)4月貿易収支、(豪)4月失業率、(米)4月景気先行指標総合指数
    ・5月21日(金):(日)4月全国消費者物価指数、(米)5月マークイット製造業PMI

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  • 2021年05月14日(金)17時48分
    【速報】香港・1-3月期GDP改定値は+7.9%に上方修正

     日本時間14日午後5時45分に発表された香港・1-3月期GDP改定値は、前年比+7.9%に上方修正となった。

    【経済指標】
    ・香港・1-3月期GDP改定値:前年比+7.9%(予想:+7.8%、速報値:+7.8%)

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  • 2021年05月14日(金)17時20分
    ドル、米長期金利低下で軟調 ユーロドルは1.2122ドルまで上値伸ばす

     ドルは軟調。時間外の米10年債利回りが1.64%付近まで低下するなか、持ち高調整のドル売りが続き、ドル円は109.30円と本日安値を更新した。また、ユーロドルは1.2110-20ドルに観測されていた売りをこなして1.2122ドルまで上値を伸ばしている。

  • 2021年05月14日(金)17時18分
    ハンセン指数取引終了、1.11%高の28027.57(前日比+308.90)

    香港・ハンセン指数は、1.11%高の28027.57(前日比+308.90)で取引を終えた。
    17時15分現在、ドル円は109.33円付近。

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  • 2021年05月14日(金)17時12分
    ドル・円は反落、夕方にかけて失速

     14日の東京外為市場でドル・円は反落。前日の米株高を受けた日経平均株価の急反発で円売り優勢となり、午前中に109円66銭まで値を上げた。ただ、米10年債利回りの低下や今晩の米株高観測でドル売りが強まり、午後から夕方にかけて109円34銭まで弱含んだ。

    ・ユーロ・円は132円19銭から132円52銭まで上昇した。
    ・ユーロ・ドルは1.2071ドルから1.2114ドルまで値を上げた。

    ・17時時点:ドル・円109円30-40銭、ユーロ・円132円50-60銭
    ・日経平均株価:始値27,723.70円、高値28,139.96円、安値27,723.70円、終値28,084.47円(前日比636.46円高)

    【要人発言】
    ・中国商務部
    「対米交渉担当トップの交代に関する報道は、事実ではない」

    【経済指標】
    ・日・4月マネーストックM3:前年比+7.8%(予想:+7.9%、3月:+8.0%)

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