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2022年09月21日(水)のFXニュース(3)

  • 2022年09月21日(水)10時05分
    東京外国為替市場概況・10時 ユーロドル、じり安

     21日の東京外国為替市場でユーロドルはじり安。10時時点では0.9962ドルとニューヨーク市場の終値(0.9971ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ安水準だった。昨日延期されていたプーチン露大統領の演説が東京時間の午後に放映されるなどのうわさもあり、ウクライナでの戦火の拡大の可能性が高まるとの懸念でユーロはほぼ全面安の展開。対ドルでは0.9958ドルまでじり安になった。もっとも、0.99ドル半ばは13日から昨日までの6営業日続けて下抜けできていないこともあり、現時点では売りも一服している。

     ドル円は下げ渋り。10時時点では143.71円とニューヨーク市場の終値(143.75円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。プーチン露大統領が国民に向けての演説を行うとされていることから、NY時間からは株安、小麦価格急騰などリスクオフの動きが優勢となりNY時間の安値143.53円を僅かに下抜け143.48円まで下値を広げた。もっとも、東京仲値は不足(金融機関のドル買い・円売り)となったことで、仲値前には買い戻しが入り下げ渋った。
     なお、通信社とのインタビューで山崎元財務官が「為替介入はやってもおかしくない」と発言したことが伝わったが、市場の反応は限られた。

     ユーロ円は弱含み。10時時点では143.20円とニューヨーク市場の終値(143.34円)と比べて14銭程度のユーロ安水準だった。欧州不安を嫌気しユーロ円は143.03円まで弱含み。また、ユーロスイスフランは昨日の安値を割り込み0.9599フランまで下落。欧州不安と株安の両側面からリスク回避のフラン買いが進んだ。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:143.48円 - 143.76円
    ユーロドル:0.9958ドル - 0.9977ドル
    ユーロ円:143.03円 - 143.49円

  • 2022年09月21日(水)09時48分
    ドル・円:143円60銭台で推移、143円台前半で短期筋などのドル買い興味も

     21日午前の東京市場でドル・円は143円60銭台で推移。143円76銭まで買われた後、143円52銭まで下げたが、米国金利の先高観は後退していないため、143円台前半では短期筋などのドル買い興味が残されているようだ。アジア市場では143円30銭近辺で下げ止まる可能性が高いと予想されている。

     ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円52銭−143円76銭、ユーロ・ドルは、0.9965ドル−0.9977ドル。ユーロ・円は143円13銭−143円49銭。

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  • 2022年09月21日(水)09時12分
    日経平均寄り付き:前日比247.58円安の27440.84円

    日経平均株価指数前場は、前日比247.58円安の27440.84円で寄り付いた。
    ダウ平均終値は313.45ドル安の30706.23。
    東京外国為替市場、ドル・円は9月21日9時11分現在、143.49円付近。

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  • 2022年09月21日(水)08時46分
    ドル円 143.54円までじり安、プーチン露大統領の演説リスクも嫌気

     ドル円は143.54円までじり安になり、NY時間の安値143.53円に接近している。プーチン露大統領が国民に向けての演説を行うとされていることから、NY時間からは株安、小麦価格急騰などリスクオフの動きが優勢。

  • 2022年09月21日(水)08時35分
    ドル円 143.58円付近、SGX日経225先物は27200円でスタート

     ドル円は143.58円付近で推移している。シンガポール取引所(SGX)の日経225先物(期近限月)は、大阪夜間終値(27230円)と比べ30円安の27200円でスタート。

  • 2022年09月21日(水)08時16分
    ドル・円は主に143円台で推移か、米長期金利上昇でドル売り縮小の可能性

     20日のドル・円は、東京市場で142円94銭から143円55銭まで反発。欧米市場では143円92銭まで買われた後、143円52銭まで下落し、143円71銭で取引終了。本日21日のドル・円は主に143円台で推移か。米長期金利の上昇を受けてリスク回避的なドル売り・円買いは縮小する可能性がある。

     20日の米国債券市場では、2年債利回りと10年債利回りが主に上昇した。2年債利回りは2007年10月以来となる4%に迫った。9月FOMCでの0.75ポイントの追加利上げを含めて年内3回のFOMC会合で合計2ポイントの追加利上げが行われると見方が多く、10年債利回りも強含みとなった。

     市場参加者の間からは「今回公表されるFOMCの経済・金融予測でインフレ見通し(コアPCE)が6月時点と変わらない場合、長期金利はやや低下する」との声が聞かれている。6月時点で2022年のコアPCEの予測中央値は4.3%で3月時点の予測値(4.1%)から上方修正されている。ただ、2023年と2024年のインフレ見通しは引き続き不透明であり、6月時点の予測中央値を上回る可能性は残されている。

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  • 2022年09月21日(水)08時06分
    東京外国為替市場概況・8時 ドル円、小安い

     21日の東京外国為替市場でドル円は小安い。8時時点では143.65円とニューヨーク市場の終値(143.75円)と比べて10銭程度のドル安水準だった。昨日の米国株が下落したことで本日の日本株安が見込まれるなか、クロス円とともにやや売りが先行し一時143.65円まで下押ししている。なお、昨日のCME225先物は27230円と大阪取引所比では220円安で引けた。

     ユーロ円も小幅安。8時時点では143.25円とニューヨーク市場の終値(143.34円)と比べて9銭程度のユーロ安水準だった。日本株安を見越して全般円高に傾き、ユーロ円は一時143.21円まで下げたほか、ポンド円は163.37円まで下落している。

     ユーロドルは8時時点では0.9971ドルとニューヨーク市場の終値(0.9971ドル)とほぼ同水準だった。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:143.65円 - 143.76円
    ユーロドル:0.9965ドル - 0.9977ドル
    ユーロ円:143.21円 - 143.49円

  • 2022年09月21日(水)08時00分
    東京為替見通し=明朝の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明への思惑で底堅い展開か

     20日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、米10年債利回りが3.6004%まで上昇したことで143.92円まで上昇した。ユーロドルは0.9955ドルまで下落した。ユーロ円は、欧米株価の下落に伴う円買い・ユーロ売りで143.02円まで下落した。

     本日の東京外国為替市場のドル円は、明朝3時に発表されるFOMC声明への思惑から底堅い展開が予想される。

     FOMCでは、インフレ抑制への強硬姿勢を保持して0.75%の第5次利上げを行い、次回11月2日にも第6次利上げを行う意向が示され、資産保有圧縮(QT)は今月から増額された月950憶ドルの規模で続ける政策決定が見込まれている。今回の「ドットチャート(FF金利の予想分布図)」では2025年までの見通しが示されることで、注目ポイントは、高金利政策がいつまで維持されるかとなる。

     シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」によると、0.75%の利上げ確率は82%、1.00%の利上げ確率は18%となっている。また、FF金利先物では、現時点で 2.50%であるFF金利誘導目標の上限が、来年前半に 4.25-50%程度まで引き上げられること、その後は利下げに転じることを織り込んでいる。すなわち、米国2年債と10年債の長短金利逆転(逆イールド)が示唆しているように、2年債の4.0%前後が示唆するターミナルレート(利上げの最終到達点)は4.00-25%程度、10年債の3.6%前後は、その後の利下げへの転換を見込んでいる。しかし、パウエルFRB議長は、早期の利下げ期待を牽制してきており、「政策金利については、現在の長短金利の水準、または、それを下回る水準で推移することを想定している」という、フォワードガイダンスが変更される可能性にも注目しておきたい。

     米連邦準備理事会(FRB)による高金利政策の長期化、そしてリセッション(景気後退)に陥る可能性が高まることは、2024年11月の米国大統領選挙での政権与党である民主党候補の敗北の可能性を高めることになる。

     ドル円は、FOMCで0.75%の利上げが行われ、ドットチャートで2023年から2025年まで高金利が維持されたならば、145円のノックアウトトリガーへの3度目の買い仕掛けの可能性が高まり、2度成功してきた防戦売りと本邦通貨当局による円安牽制措置との攻防が予想される。
     ドル円のテクニカル分析では、ダブル・トップ(144.99円・144.96円)を形成しつつあるが、3度目の買い仕掛けでトリプル・トップになるのか、それとも上抜けて1998年8月の高値を目指す上昇トレンド再開となるのか、見極めることになる。

  • 2022年09月21日(水)07時55分
    NY市場動向(取引終了):ダウ313.45ドル安(速報)、原油先物1.03ドル安

    【 米国株式 】             前日比       高値    安値   ↑ / ↓
    *ダウ30種平均 30706.23 -313.45   -1.01% 30888.53 30465.91   2   28
    *ナスダック   11425.05 -109.97   -0.95% 11520.99 11343.72  939 2505
    *S&P500      3855.93  -43.96   -1.13%  3876.01  3827.54   34  468
    *SOX指数     2539.50  -38.44   -1.49%
    *225先物       27240 大証比 -210   -0.77%

    【 為替 】               前日比       高値    安値
    *ドル・円     143.72   +0.51   +0.36%   143.92   142.94
    *ユーロ・ドル   0.9975 -0.0049   -0.49%   1.0051   0.9955
    *ユーロ・円    143.36   -0.18   -0.13%   144.04   143.02
    *ドル指数     110.16   +0.42   +0.38%   110.29   109.36

    【 債券 】           前日比       高値    安値
    * 2年債利回り    3.96   +0.02      3.99    3.93
    *10年債利回り    3.56   +0.07      3.60    3.47
    *30年債利回り    3.57   +0.05      3.61    3.50
    *日米金利差     3.31   -0.18

    【 商品/先物 】           前日比       高値    安値
    *原油先物      84.33   -1.03   -1.21%   86.12   83.01
    *金先物       1673.0   -5.2   -0.31%   1688.8   1668.1
    *銅先物       350.1   -1.1   -0.34%   354.8   348.3
    *CRB商品指数   279.54   -0.24   -0.09%   279.78   279.54

    【 欧州株式 】             前日比       高値    安値   ↑ / ↓
    *英FT100     7192.66  -44.02   -0.61%  7326.54  7171.24   19   81
    *独DAX     12670.83 -132.41   -1.03% 12936.57 12638.22   4   36
    *仏CAC40     5979.47  -82.12   -1.35%  6118.25  5970.23   2   37

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  • 2022年09月21日(水)07時53分
    世界各国通貨に対する円:対ドル0.34%安、対ユーロ0.14%高

                      現在値    前日比       %   前日終値
    *ドル・円           143.70円   +0.49円    +0.34%   143.21円
    *ユーロ・円         143.34円   -0.20円    -0.14%   143.54円
    *ポンド・円         163.58円   -0.15円    -0.09%   163.73円
    *スイス・円         149.11円   +0.62円    +0.41%   148.49円
    *豪ドル・円          96.14円   -0.19円    -0.20%   96.33円
    *NZドル・円         84.77円   -0.58円    -0.68%   85.35円
    *カナダ・円         107.55円   -0.51円    -0.47%   108.06円
    *南アランド・円        8.13円   +0.02円    +0.30%    8.10円
    *メキシコペソ・円       7.19円   -0.00円    -0.04%    7.19円
    *トルコリラ・円        7.84円   +0.04円    +0.50%    7.80円
    *韓国ウォン・円       10.34円   +0.06円    +0.61%   10.28円
    *台湾ドル・円         4.58円   +0.01円    +0.26%    4.57円
    *シンガポールドル・円   101.91円   +0.17円    +0.17%   101.74円
    *香港ドル・円         18.31円   +0.06円    +0.34%   18.24円
    *ロシアルーブル・円     2.34円   +0.01円    +0.55%    2.33円
    *ブラジルレアル・円     27.94円   +0.24円    +0.86%   27.70円
    *タイバーツ・円        3.88円   +0.00円    +0.03%    3.88円
                  年初来騰落率 過去1年間での高値/安値 昨年末終値
    *ドル・円           +24.87%   144.99円   109.12円   115.08円
    *ユーロ・円           +9.50%   145.64円   124.40円   130.90円
    *ポンド・円           +5.03%   168.73円   148.98円   155.74円
    *スイス・円          +18.22%   150.72円   118.16円   126.13円
    *豪ドル・円          +14.89%   98.60円   78.79円   83.68円
    *NZドル・円         +7.78%   87.89円   75.24円   78.65円
    *カナダ・円          +18.09%   110.64円   85.10円   91.08円
    *南アランド・円       +12.69%    8.81円    6.94円    7.21円
    *メキシコペソ・円      +28.17%    7.23円    5.14円    5.61円
    *トルコリラ・円        -8.33%   12.73円    6.17円    8.55円
    *韓国ウォン・円        +6.85%   10.73円    9.21円    9.68円
    *台湾ドル・円         +10.22%    4.69円    3.93円    4.15円
    *シンガポールドル・円   +19.38%   103.03円   80.66円   85.37円
    *香港ドル・円         +23.97%   18.47円   14.02円   14.77円
    *ロシアルーブル・円     +52.87%    2.67円    0.68円    1.53円
    *ブラジルレアル・円     +35.28%   28.08円   19.77円   20.65円
    *タイバーツ・円       +11.87%    3.96円    3.27円    3.47円

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  • 2022年09月21日(水)07時42分
    NY金先物は小幅続落、米長期金利の上昇を意識して上げ渋る

    COMEX金12月限終値:1671.10 ↓7.10

     20日のNY金先物12月限は小幅続落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前営業日比-7.10ドル(-0.42%)の1671.10ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは1668.10ドル-1688.80ドル。アジア市場で1688.80ドルまで買われたが、ニューヨーク市場の序盤にかけて1668.10ドルまで反落。ポジション調整的な売りが一巡した後は1875.40ドルまで戻したが、米長期金利の上昇を意識して上げ渋り、通常取引終了後の時間外取引では主に1673ドル近辺で推移した。


    ・NY原油先物:反落、株安を警戒した売りが入る

    NYMEX原油11月限終値:83.94 ↓1.42

     20日のNY原油先物11月限は反落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は、前営業日比-1.42ドル(-1.66%)の83.94ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは83.01ドル-86.12ドル。ロンドン市場で86.12ドルまで買われた後、ニューヨーク市場の中盤にかけて83.01ドルまで反落。ただ、株安が一服したことでポジション調整的な買いが観測されており、通常取引終了後の時間外取引では84ドルを挟んだ水準で推移した。

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  • 2022年09月21日(水)07時21分
    円建てCME先物は20日の225先物比235円安の27215円で推移

    円建てCME先物は20日の225先物比235円安の27215円で推移している。為替市場では、ドル・円は143円30銭台、ユーロ・円は143円20銭台。

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  • 2022年09月21日(水)06時40分
    本日のスケジュール

    <国内>
    14:30 日本証券業協会の森田会長が会見

      日銀政策委員会・金融政策決定会合(1日目)


    <海外>
    17:00 南ア・消費者物価指数(8月) 7.6% 7.8%
    23:00 米・中古住宅販売件数(8月) 473万件 481万件
    27:00 米・連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利発表 3.25% 2.50%
    30:30 ブ・ブラジル中央銀行が政策金利(セリック金利)発表 13.75% 13.75%

      米・FOMC終了後、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が記者会見
      米・銀行CEOが下院金融委員会の公聴会で証言
      米・アトランティックフェスティバル(23日まで)、イエレン財務長官が期間中に講演
      独・10年債入札
      インドネシア・G20貿易・投資・産業担当相会合(23日まで)


    ---------------------------------------------------------------------
    注:数値は市場コンセンサス、前回数値

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  • 2022年09月21日(水)06時32分
    FRBは長期にわたり高金利維持へ、市場は過剰な利上げへの警戒強める

    連邦準備制度理事会(FRB)は本日20日から21日にかけ2日間にわたり連邦公開市場委員会(FOMC)を開催している。FOMCを控えて、35人のエコノミストやヘッジファンドマネジャー、マネーマネジャーなどを対象にしてCNBCが実施した調査によると、市場参加者の平均予想では、FRBがFOMCで3会合連続で政策金利であるFF金利誘導目標を0.75%引上げ、3%−3.25%にすることを想定している。

    平均の金利ピークは2023年3月に4.26%に達したのち、FRBはこの水準で金利を11カ月据え置くと見ている。利上げ打ち止め後の軌道の見解は分かれる。最短で3カ月維持、長期では最大で2年間維持するとの見方もあった。さらに、今後、12カ月間で景気後退入りする確率は52%、前月から大きな動きは見られず。

    市場参加者はFRBが金融政策を引き締め域に達成させ、かなりの期間、その水準を維持させるとのFRBの計画を織り込み始めた。当初はFRBが来年初めにも、速やかに利下げに転じるとの見通しを示していた。

    57%の回答者はFRBが過剰に金融引き締め、景気後退を招くと主張。緩やかな景気減速に留まるとの回答は26%にとどまった。FRBの利上げが行き過ぎると警戒している兆候が明らかになりつつある。

    ■CNBC調査:
    9月FOMC:75BPの利上げ
    金利のピーク:4.26%(7月4.21%)、時期:2023年3月
    この水準を維持する期間:11カ月
    今後12カ月に景気後退入りする確率:52%
    FRBが過剰に金融引き締め、景気後退を招く:57%
    緩やかな景気減速に留まる:26%
    CPI:6.8%(22年末)、3.6%(23年)
    GDP:2022年+0.5%、2023年:
    失業率:4.4(2023年)

    全米住宅産業協会(NAHB)が発表した9月NAHB住宅市場指数は46と、8月49から予想以上に低下し、2カ月連続で50を割り込み悲観的センチメントとなり、住宅市場はすでにリセッション入りしている証拠となった。9カ月連続の低下でパンデミックによる経済封鎖直後の20年5月来で最低。また、8月住宅着工件数は前月比+12.2%の157.5万戸と、7月から予想以上に増加したが、8月に住宅ローン金利が若干下がったため需要が回復、指数を押し上げた。一方で、8月住宅建設許可件数は前月比‐10%の151.7万戸と、7月168.5万戸から予想以上に減少しパンデミックによる経済封鎖直後の20年6月来で最低となった。今後、住宅着工が滞る可能性が示唆された。

    アトランタ連銀の7−9月期国内総生産(GDP)見通しを+0.3%と、従来+0.5%から下方修正した。商務省が発表し9月住宅着工件数を受け、GDPへの居住住宅投資のマイナス寄与度が24.5と、20.8から下方修正されたことを理由に挙げた。

    大幅な利上げ観測が強まると同時に景気後退リスクも上昇。利上げ打ち止め水準に近づいた場合は、ドル買いが後退していく可能性がある。

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  • 2022年09月21日(水)06時04分
    ニューヨーク外国為替市場概況・20日 ドル円、続伸

     20日のニューヨーク外国為替市場でドル円は続伸。終値は143.75円と前営業日NY終値(143.21円)と比べて54銭程度のドル高水準だった。20−21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅利上げが見込まれる中、米10年債利回りが一時3.6004%前後と2011年4月以来の高水準を記録すると全般ドル買いが先行。22時30分過ぎに一時143.92円と日通し高値を付けた。
     米10年債利回りが3.53%台まで上昇幅を縮めるとドル円にも売りが出て一時143.53円付近まで伸び悩む場面もあったが、下押しは限定的だった。
     なお、FOMCでは3会合連続となる0.75%の大幅利上げが見込まれるほか、同時に公表される政策金利見通し(ドット・チャート)やFOMC後のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見では「タカ派寄りの方針が示される可能性が高い」との見方が多い。

     ユーロドルは5営業日ぶりに反落。終値は0.9971ドルと前営業日NY終値(1.0024ドル)と比べて0.0053ドル程度のユーロ安水準だった。明日21日のFOMCの結果がタカ派寄りの内容になるとの観測が高まる中、米長期金利が大幅に上昇するとユーロ売り・ドル買いが先行。22時前に一時0.9955ドルと日通し安値を付けた。
     前週末の安値0.9945ドルがサポートとして働くと買い戻しが優勢となり、0.9999ドル付近まで下げ渋る場面もあったが、戻りは鈍く2時30分過ぎには0.9960ドル付近まで押し戻された。

     ユーロ円は反落。終値は143.34円と前営業日NY終値(143.54円)と比べて20銭程度のユーロ安水準。ユーロドルの下落につれた売りが出たほか、欧米株価の下落に伴う円買い・ユーロ売りが入り、22時前に一時143.02円と本日安値を付けた。その後の戻りも143.70円付近にとどまった。

     米ドルカナダドルはしっかり。米金利上昇に伴う米ドル買いが入ったほか、原油先物価格の下落を受けて産油国通貨とされるカナダドルに売りが出た。市場では「本日発表の8月カナダ消費者物価指数(CPI)が予想を下回ったことで、インフレのピークアウト観測が台頭している」との指摘もあった。3時30分過ぎには一時1.3375カナダドルと20年10月以来の高値を更新した。

    本日の参考レンジ
    ドル円:142.94円 - 143.92円
    ユーロドル:0.9955ドル - 1.0051ドル
    ユーロ円:143.02円 - 144.04円

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田向宏行