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• 2025年12月23日(火)00時45分

  NY外為：円売り後退、日本当局の円安是正介入警戒

  NY外為市場で円は売りが一段落した。片山財務相はブルーンバーグインタビューで、足元の円安がファンダメンタルズではなく「投機だ」と主張。投機的な動きには日米共同声明に基づきアクションを取ると述べた。また、為替変動への対応で常に万全の態勢が整っていると述べた。

  円は、日銀の追加利上げ後も売られ対ドルで心理的節目である158円を目指す展開となった。その後、片山財務相の円安是正発言を受けて介入警戒感に円売りが後退。

  ドル・円は157円40銭から156円88銭まで反落後も157円05銭付近で戻りが鈍い。ユーロ・円は184円81銭から184円24銭まで反落。ポンド・円は211円40銭から210円99銭まで下落した。

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• 2025年12月23日(火)00時29分

  NY市場動向（午前10時台）：ダウ106ドル高、原油先物1.28ドル高

  
  【米国株式 】 　　　　　　　 前日比 　　　高値 　　 安値 ↑ ／ ↓
  ＊ダウ30種平均 48241.32 ＋106.43 ＋0.22％ 48373.89　48199.13 　 19　 　11
  ＊ナスダック 23428.63 　 ＋121.01＋0.52％　23476.50　23385.31 　 2003 　865
  ＊S&P500　6866.22 ＋31.72 ＋0.46 　 　　 　6873.89 　6858.49　 　343 　 156
  ＊SOX指数 7150.20 ＋82.34 　＋1.16％
  ＊225先物 50240 大証比‐180　　－0.36％

  【 為替 】　　　 　　　　　　 前日比 　　 高値 　　安値
  ＊ドル・円 157.00 －0.75 －0.48％ 　 　 157.56 　156.88
  ＊ユーロ・ドル 1.1762　＋0.0052 ＋0.44％1.1766 　1.1728
  ＊ユーロ・円 184.67 －0.07　－0.04％　　184.91 　184.30
  ＊ドル指数 98.27　－0.33 　－0.33％　　　98.73　　98.24

  【 債券 】　　　 　　　　　　 前日比 　　 高値 　　安値
  ＊2年債利回り 3.50　＋0.02
  ＊10年債利回り4.16　 ＋0.01
  ＊30年債利回り 4.84 　＋0.02
  ＊日米金利差 2.08　－0.04
  【 商品／先物 】 　　　　　　 前日比 　　 高値 　　安値
  ＊原油先物57.80 ＋1.28 　　＋2.26％ 　 　58.13　　56.60
  ＊金先物 4453.40 ＋66.10　　＋1.51 　 4465.20　4367.90

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• 2025年12月23日(火)00時17分

  【ＮＹ為替オープニング】日本当局の円安是正介入を警戒で円売り一服、米2年債入札に注目

  
  ■注目ポイント
  ・ミランFRB理事「もし、金融政策を調整しなければ、リセッションリスクが上昇」「1月会合で0.25％か0.5％利下げか決めていない」
  ・米9月シカゴ連銀全米活動指数：-0.21（予想―0.17、11月－0.31←―0.12）
  ・2年債入札
  ・片山財務相「過度な為替変動には断固たる措置。介入はフリーハンド」

  22日のNY外為市場では、片山財務相の発言を受け介入警戒感などに円売りが後退した。円が対ドルで158円を目指す展開を受けて片山財務相はインタビューで、「過度な為替変動には断固たる措置。介入はフリーハンド」と応えた。常に万全の態勢が整っているとし、投機的な動きには日米共同声明に基づきアクションをとると主張した。

  本日は米主要経済指標の発表は限定的で、2年債入札結果を受けた米国債相場動向を睨む。米9月シカゴ連銀全米活動指数は-0.21と予想を下回った。6カ月連続のマイナスで動向は引き続き冴えない。最新12月の連邦公開市場委員会（FOMC）会合で、0.5％の利下げを主張し0.25％の利下げに反対票を投じたミラン理事は、ブルーンバーグのインタビューで、1月FOMCでの50ベーシスポイント（bp）の利下げの可能性について、あと50bpの利下げを主張し反対票を投じる必要性はいくらか後退したと発言。今後の経済指標動向で判断していく姿勢を示した。同理事がハト派姿勢を弱めたため、ドル売り圧力が限定的となる可能性がある。

  ・ドル・円、200日移動平均水準148.42円。

  ・ユーロ・ドル、200日移動平均水準1.1500ドル。

  ニューヨーク市場はドル・円157円40銭、ユーロ・ドル1.1740ドル、ユーロ・円184円80銭、ポンド・ドル1.3432ドル、ドル・スイス0.7935フランで寄り付いた。

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• 2025年12月23日(火)00時05分

  ニューヨーク外国為替市場概況・24時　ドル円、頭重い

  　22日のニューヨーク外国為替市場でドル円は頭が重い。24時時点では157.02円と22時時点（157.39円）と比べて37銭程度のドル安水準だった。片山財務相が「（為替）完全にファンダメンタルズではなく投機」「過度な為替変動には断固たる措置。介入はフリーハンド」と述べ、足もとの円安進行をけん制すると円買い・ドル売りで反応。22時過ぎに一時156.88円と日通し安値を付けた。

  　ユーロドルは堅調。24時時点では1.1760ドルと22時時点（1.1742ドル）と比べて0.0018ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円の下落をきっかけに全般ドル売りが進行すると、23時30分過ぎに一時1.1766ドルと日通し高値を付けた。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時98.24まで低下した。

  　ユーロ円は24時時点では184.66円と22時時点（184.81円）と比べて15銭程度のユーロ安水準。片山財務相の円安けん制発言を受けて一時184.31円付近まで下押しする場面があった。

  本日これまでの参考レンジ
  ドル円：156.88円　-　157.75円
  ユーロドル：1.1706ドル　-　1.1766ドル
  ユーロ円：184.24円　-　184.92円

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