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JPモルガン・佐々木融さんに聞く(2)
大英帝国衰退と英ポンド下落は関係ない?

2012年03月05日(月)19:25公開 (2012年03月05日(月)19:25更新)
ザイFX!編集部

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■大英帝国の衰退と英ポンドの下落は関係ないのか?

 「大英帝国」と呼ばれ、世界に君臨した英国はその後、凋落していった。それとともに英ポンドは下落し、その間、英ポンドで資産を持っていた人たちは大損した──といった感じに聞こえる話を、あの著名投資家、ジム・ロジャーズはよく話していなかったか。

【参考記事】
大投資家ジム・ロジャーズに聞く。米国経済は、米ドルは、これからどうなる?
著名投資家ジム・ロジャーズがザイFX!に語った21世紀の最強通貨とは?

 しかし、「英国の凋落と英ポンドの下落は関係がない」と佐々木さんは明確に否定する。「英ポンドが長期的に見て下落したのは、英国の物価上昇率が相対的に高かったから」というのである。

■ジム・ロジャーズの話も鵜呑みにはできない!?

 「英ポンド/米ドルは1930年代~1950年代にかけて大きく下落していますが、このときの下落率は約45%です。このことだけを見ると、英国が凋落していく時期に、英ポンドが下落していたと見えるかもしれません。

 しかし、その後の下落率のほうがもっと大きいのです。

英ポンド/米ドルは1967年~1985年の18年間で約61%下落しています。これはすでに米国が覇権を握っていた時代です。なのに英ポンドは1930年代~1950年代より大きく下落しているのです。

 つまり、国力と為替相場は関係ないのです。英ポンド/米ドルが長期下落基調にあったのは、英国の物価上昇率が米国に比べて相対的に高かったことからもたらされただけと言えます」 

 佐々木さんによると、英ポンドの下落はあくまで英国の物価上昇率と密接に関係していることであって、英国の国力の衰退とは関係ないという話なのだ。

 いくら著名投資家ジム・ロジャーズの言葉でも、鵜呑みにしてはいけないということだろうか。

「JPモルガン・佐々木融さんに聞く(3) 『実質米ドル/円』は円高になっていない!」へつづく)

(取材・文/ザイFX!編集部・井口稔 撮影/和田佳久)

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