ドル買い一方の相場展開ではなくなってきて、私もちょろちょろとドルショートで攻めたりしはじめた。まだ本流がドル上昇の局面だと思っているので、本格的にドルショートでは攻めきれない。いつグレートなドルのショートカバーに見舞われてもおかしくない。超短期的なスペックで10ポイントから15ポイントも取れればよいとみて、少しずつ取っていくしかない。
欧州時間に入ってからの83円台後半へのドル円のメクリにはちょっとまいった。それまでの朝から取れてきた利益のほとんどを持っていかれてしまった。たしかにドル上昇を念頭に置いて対処しているのだが、再び84円台を目指す動きになるとは…。やはりいかにこのドル上昇の局面でまだ買い切れていない人々が多いかの裏返しでもある。ユーロドルも上がりそうで、なかなか1.30台を脱しきれない。
アメリカの経済指標はいろいろ出てきたが、総じて予想以下にとどまるものが多かった。これがまたドル売りを促したとは思いたくはないが、それでもドルは値下がりし、ユーロドルは1.31台に乗せてきて、その後はなおも堅調。ドル円も83円台のローまで下落を演じた。ただ米国株が高値追いしており、昨年来の高値圏からまったく脱しないままでいるので、私がドル売りで再チャレンジすることはできないでいた。
だがこのところの米国株は出来高が少ないことが多いのだが、金曜日、この日の値幅もここ3年で最少だったのではなかったのではないだろうか。でも株価が崩れない以上、無理をすることはないとは思っている。まぁ、相場は逃げないし、勝負はまた来週に持ち越せばよいのだから。
ドル相場としての調整色が強まってところで次の方向感が問題となるのだが、このままドルのコレクションとしょうして、しばらくはドル売りが優勢となってしまうのか。それとも再び本流に戻ってドル買い圧力が高まるのか。もしもドル買いのストリームに戻るのであれば、いまの調整場は絶好のドルの拾い場だということになる。
先週につけたドルの高値、ドル円で言えば84円台、ユーロドルで言えば1.30ちょうどを割り込む寸前の位置が、ドルの高値を形成している。しかしテクニカル的にはまだドル安に転じたとは見られない以上、足元で起こっているのはFOMCやバーナンキ議長の発言に金融緩和の姿勢が見られないことに対するドル金利の底打ち感からのドルの買い戻しが要因であるのは間違いない。
今週はバーナンキ議長がいろいろなところでしゃべるので、そちらのほうにマーケットの関心が移ってしまいそうだ。しかし金融当局の責任者が、従来の意見と格別違う見解を示すとも思われないので、QE3はなしということを再確認させられるに留まる公算が大きい。
そうなるとさらなる米金利の上昇と、それにともなうドルの見直し買いが入る契機になるかもしれない。先週の後半は私もドル売りで攻めたりもしたが、今週のイベントを見る限り、ドルをロング目で持っていた方がちょっといいのかもしれない。
日本時間 17時30分
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