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田向宏行
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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

ポンドドル1.48台まで下落、
材料薄の今晩はテクニカル重視か

2013年07月09日(火)17:52公開 (2013年07月09日(火)17:52更新)
持田有紀子

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 昨日は早朝にドル円が高値攻めをしたが、101.53近辺まで。これは先週末の雇用統計でマーケット全体がリスクテークに傾いたからであり、フロンランニング的にドル円をロングにしておこうという強い意欲の現れであったのだろう。日本株も強くスタートしたのだが、意外にも失速。東京クローズ間際に至るまで株価は下げ続けて、日経先物は朝の高値である14515円から500円弱の下落を演じることとなった。

 こうなると当然ドル円にも下押し圧力がかかって、101円台の前半まで押し込まれた。日本株が下げている過程で起こったことなので、比較的わかりやすい展開であった。私も何度かドル円を売っては買い戻すを繰り返した。リスク回避がもうちょっと激しく起こるものと見てのショート攻めではあったが、ドル円はなかなか101円台を割り込まなかった。

 そしてドル円の戻り売りを狙っての欧州市場入りとなった。ドル円は小動きだったのだが、ユーロドルのほうが底堅い動きを示し、ユーロ円などは強い。ユーロ円が130円台に乗ってきたので、ちょっと円ロングでは入りづらくなった。ドラギ総裁の発言もあったのだが、先週の金利会合の際のコメント内容と同じだった。

 つまり緩和継続を強く主張するものだ。アメリカでは何の材料もないので、後は高値圏をキープしている米国株がどうなるのかと、雇用統計で急上昇した長期金利の動向だけにしか、マーケットの関心はなくなった。

 実際には米国株はすでにグローベックスセッションで持ち上がっており、その後はあまり動かなくなった。ただアメリカの長期債の買戻しは激しいものがあった。それは先週にかなりの売りが出てきたにも関わらず、意外にもさほどリスクテークが進まなかったことによる反省からくるショートカバーなのかもしれない。

 ともかく結果的には長期金利の上昇は一服した形となって、それがニューヨークの為替相場でのドル安を促したようである。どちらにしてもポジション調整の域を出ていないとは思われるが、ドル上昇トレンドのなかの小さなコレクションなのだろう。

 ドル高の流れのなかで、先週はポンドドルもドル高のほうに傾いた。ユーロドルやドル円がドル高をしているのだから、ポンドドルだってそちらのほうに自然と動く。そして1.48台まで下げたのだが、ここは3月におけるポンド安の水準を同じようなところ。私も密かに下抜けでもしなかと期待して見ていたのだが、そこは残念。形式的にはダブルボトムを形成した。そこを下割れすると2010年くらい以来という安さになる。そうなると大相場になるのではないかと期待したのだが…。

 さて今晩も材料薄。ダイナミックな動きが期待できないところなのだが、こういうときは高値や安値を利用しての逆張りでもして攻めるしかなさそうだ。私としてもドル円の101円台は当面はまだ売り場だと思っているので、昨日の高値である101.53を越えたら買い戻す感じで、どこかで売り込んでいきたいと考えている。しかし売るためにも相場が動かないとダメなのだから、そう簡単なことではないのかもしれないが(笑)。

日本時間 17時30分

 

 


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