ドラギ総裁が6月利下げを示唆したかたちとなって、ユーロドルが150ポイントも下がって迎えた翌日、金曜日のアジア市場。やはりユーロの戻りは少ないものだった。ユーロドルもユーロ円も安値張り付きの状態のままなのである。欧州序盤では1.3840あたり。ユーロの材料が出たということもあって、私もドル円ウオッチはほどほどにしておいて、ユーロのほうに視線を傾けている。
これだけユーロドルがショートカバーもなく、安値圏でじっとしているのだから、きっと売りたくても売れないオファーは上方にたくさん残っているのだろうとの想像がつく。私もむろん戻り売りスタンスだ。ユーロドルで売りにくければ、ユーロ円でもいいと思っている。どうせドル円はそんなに動かないだろうし。
そしてまだ明るいうちに、ユーロドルは前日の安値であった1.3833を下回ってきた。しかしフレッシュゾーンだというのに、下げる勢いは小さいものだった。ガツンと売り込んだという感じがしないのだ。プライスアクションが悪いといえばそれまでなのだが、私も突っ込み売りを躊躇してしまった~。
前日はユーロのイージングだということで盛り上がっていた欧州株だったが、ユーロクロスが安いということで、欧州株は利食い売りに押されている。まあ、そのうちリスク回避の形となって、クロス円主導でのユーロ売りの展開にもなるだろう。そう思って見ていたら、簡単に第2弾の下げに向かった。
今度は1.38台という大台割れをトライ。私も1.3790で売りのストップ注文を置いて参戦。ショートメーキングである。差し込んだときに行って来いだと悔しいので、50ポイントほど先の1.3740で買い注文も出しておく。アゲインストに行ったならば、1.38台の回復ですぐに買い戻すつもりだ。
1.37台に突入して、ちょっとマゴマゴしていたが、私の注文ができて以降は、それなりに素直に落ちた。といってもスピードも値幅もない。すぐにでもアゲインストになるような状態だ。走らないので、出してある注文を引っ込めて、ちょっと様子見していたが、1.3780あたりまでしか下がらない。
外出して人に会う用事もあったので、ロスカットの注文だけを1.3800で置いて出かけた。23時前に帰宅はしたが、それほども下がっていなかった。ストップ注文がダンになっていないことを確かめてから、1.3781で買い戻した。
ワインもかなり飲んでいたのでそのまま寝てしまったが、そこからがユーロドルの下げの第2弾の始まりであった。ニューヨーク時間ではさらに安値模索となって、1.3746まで下げている。しかもほとんど安値引けといってもよいだろう。この2日間でユーロドルは250ポイント下げたことになる。
さて今晩はマーケットの材料がほとんどない。だからユーロ売りも需給が変わらない限り、同じような展開で安値追いとなりそうだ。どこかで売らないといけないのだが、金曜日に私が買い戻した1.3780あたりが戻りの限界ではないだろうか。欧州序盤にはポジションをつくっておくつもり。
日本時間 17時00分
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