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西原宏一_メルマガ取材記事
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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

英利上げ観測が強まりユーロは下落へ、
米指標に注目しつつユーロ戻り売り態勢か

2014年06月12日(木)15:28公開 (2014年06月12日(木)15:28更新)
持田有紀子

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 昨日の欧州序盤では、ドル円は102円台の前半。やや売り優勢で進んできているところ。ユーロドルも先週の金曜日につけた安値である1.3502に向かって着実にユーロ安に進んでいる。雇用統計のときにあげたのは、いったい何だったのだろうかと思えるほど、順当に下げてきている。

 ドル円もユーロドルも私はベア目に見ているのだが、動きにダイナミックさがないので、なかなかマーケットに入っていけない。経済イベントも少ないので、やはりテクニカルポイントをブレークするところでも狙うしかないようだ。

 材料薄のなか、ちょっと局面の打開につながりそうなのが、イギリスの雇用統計であった。結果は予想よりも良いものであった。これは純然とポンド買いを誘ったが、よれよりも重要なのは、ポンドの利上げ観測である。そもそも英ポンドには利上げ期待が高まりつつあったところだ。

 その背中を押すように出てきた良い指標である。短期金利の先物ではポンドの金利が上昇。ポンドがミニ全面高の形で進んだ。ユーロポンドが下げる一方で、ユーロドルも下攻め。しかし1.3502には20ポイントほど届かず。

 ポンドの利上げ観測の台頭は、為替相場を直撃するよりも、リスク回避を促すことにつながった。利上げはタイトニングである。それはリスク資産にとっては悪材料だ。欧州株も調整を強いられた。ドイツのDAX先物も1万の大台割れ。それはグローベックスの米国株にも波及し、米国株は軟調な地合い。

 東京時間には堅調だった日本株も下げを強いられ、日経先物はナイトセッションで再び15000円の大台を割り込んできた。しかるにクロス円も安い。ユーロ円は138円割れをトライしているところだ。

 結局、ニューヨーク時間を通じても、ドルストレートはそれほど動かなかった。ドル円が途中、101円台まで滑り落ちたものの、追随してまで売ろうと言う意欲には欠け、それほども深押しはしていない。欧米の株価は歴史的な高値追いをしてきたのだから、ここにきての調整は大きな意味を持つだろう。

 もしこれが利食いにとどまらず、本格的なリスク回避になろうものならば、日本円のいっせいの買い戻しもありうる。また最近のクロス円の重さも、それを裏付けているかのようだ。注意しておきたい。

 今朝のニュージーランドは予想通りに25ベーシスの利上げを行った。すでに利上げは世界の流れになりつつある。ここは利下げにこだわっているユーロに焦点をあてたトレードをしていくのが得策だろう。

 ユーロクロスも含めて、ユーロは戻り売りのスタンスで臨みたい。今晩はアメリカの小売売上高や失業保険などが出る。この指標の出るタイミングをとらえて、どこかでユーロ関連をショートにして攻めたいものだ。

日本時間 15時20分
 


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