ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

ザイFX!キャンペーン比較
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

日本は祝日で米国も明日は感謝祭、
立ち止まってトランプ相場を考える

2016年11月23日(水)15:50公開 (2016年11月23日(水)15:50更新)
持田有紀子

【GMOクリック証券】圧倒的人気で100万口座達成!最短即日で取引可能!

 トランプ相場とはいったい何なのか。いまだにリスクテークが続いており、米国株は連日のように歴史的な最高値を更新してきている。年間のレベルではまだまだだといいながらも、ドル円もユーロ円もかなりの勢いで上がってきている。

 大統領選までは年末にも108円台くらいまで上がるだろうという予想も大方だったが、それはクリントン氏が当選した場合のこと。トランプ氏だったら、かなりのリスクオフが想定されていた。誰も水準は指摘しなかったが、直前のレベルが100円を割れそうだったことを考えると、95円とか90円台もありうるとしていたのだろう。

 しかし悲観論が現実のものとなっても、実際はそうはならなかった。選挙結果の出た半日くらいはリスクオフ、しかも大きなリスク回避の流れとなって、グローベックスではS&P先物がサーキットブレークに引っかかって取引が止まるほどだった。

 ストップ安しているのだから、この後、再開したらどこまで下げ続けるのか、わからないということでもあった。しかしそれが見事に反発に転じた。いや反発くらいならば想定の範囲内であったろう。短期的にもグレートがつくくらいのショートカバーは起こってもおかしくはない。

 それが発射地点であるドル円の104円台や105円台も上抜けしてきて、半年ぶりの高値水準まで持ち上がってきた。しかもなおも高値圏で張り付きなのである。後の問題はこのままもっと進むのかどうかであろう。ドル円は年末にも115円台とかまで行ってしまうのか。ダウ平均は2万ポイントまで行ってしまうのか、など。

 ここで過去のパニック的なことを振り返ってみると、アナロジーが適用できると考えられる。今世紀に入っての最初のパニックはニューヨークのテロであった。あの時は何が起こったのかわからないうちに、マーケットのほうが1か月近くクローズされてしまった。

 再開したときも若干のリスク回避に流されたが、12月に至る頃には完全に値は戻しきり、飛行機が突っ込む直前のレベルをも上回ってくる始末。それまでドル円や株券をショート攻めしていた連中にとっては、何のこっちゃ、という感じである。その後に本格的な下げ相場に突入したのは、半年後の夏が終わってからであった。

 またリーマンショックといわれるサブプライムローンが問題になった時もそうであった。金融機関が損失を次々と出していても、なかなかベア相場入りしないで、すぐに相場は反転・上昇に向かう。しかるに誰も危険を感じなくなってから、時間にして1年ほども遅れてから、急激で大幅な下げに見舞われるのだ。

 いずれにしても最初の危機が判明しても、いいとこ取りをする傾向が強い。大地震が来てもテロが起こっても、復興でお金がたくさん出回るようになるとか、政府が積極財政に打って出るはずだ、とか。そして危機の本質のほうは見ないようにする。それがアメリカの楽観主義の最たるものであるのでもあるが。

 とにかく今はトランプ政権になって、大幅減税になるとか、政府支出が増大するなどの、いいとこ取りが続いている。しかしTPPの離脱は宣言したが、これはアベノミクスでも唱えているように成長戦略のはずである。

 またメキシコなどからの輸入品に高い関税をかけようものならば、アメリカの国内産業が参る構図であることは明らかだ。これもまた半年、1年遅れでしかマーケットに反映されてこないのかもしれない。

日本時間 16時00分
 


8つの項目で「おすすめのFX会社」を比較!
キャンペーン比較
スプレッド比較
スワップ比較
自動売買比較
MT4
TradingView
CFD
バイナリーOP
◆ザイFX!読者が選んだFX会社はココ!(総合ランキング)
【総合1位】 GMOクリック証券「FXネオ」
GMOクリック証券「FXネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時)
0.3pips原則固定
(9-27時)
1000通貨 20ペア
【GMOクリック証券「FXネオ」のおすすめポイント】
機能性の高い取引ツールが、多くのトレーダーから支持されています。特に、スマホアプリの操作性が非常に優れており、スプレッドやスワップポイントなどのスペック面も申し分ないため、あらゆるスタイルのトレーダーにおすすめの口座です。取引環境の良さをFX口座選びで優先するなら、選択肢から外せないFX口座と言えます。
【GMOクリック証券「FXネオ」の関連記事】
■GMOクリック証券「FXネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼GMOクリック証券「FXネオ」▼
GMOクリック証券「FXネオ」の公式サイトはこちら
【総合2位】 SBI FXトレード
SBI FXトレードの主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.18銭 0.3pips 1通貨 34ペア
【SBI FXトレードのおすすめポイント】
すべての通貨ペアを「1通貨」単位、一般的なFX口座の1/1000の規模から取引できるのが最大の特徴! これからFXを始める人、少額取引ができるFX口座を探している方は、絶対にチェックしておきたいFX会社です。スプレッドの狭さにも定評があり、1回の取引で1000万通貨まで注文が出せるので、取引量が増えて稼げるようになってからも長く使い続けられます。
【SBI FXトレードの関連記事】
■SBI FXトレードのメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼SBI FXトレード▼
SBI FXトレードの詳細はこちら
【総合3位】 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド ユーロ/米ドル スプレッド 最低取引単位 通貨ペア数
0.2銭原則固定
(9-27時・例外あり)
0.3pips原則固定
(9-27時・例外あり)
1000通貨 30ペア
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のおすすめポイント】
業界最狭水準のスプレッドと豊富な情報で、多くのトレーダーに人気のFX口座です。FX取引が初めての初心者から、スキル向上を目指す中・上級者向けまで、各自のレベルにあわせて受講できる学習コンテンツも魅力です。比較チャートや相場の先行きを予測してくれる機能など、取引をサポートしてくれるツールも充実しています。
【外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の関連記事】
■外為どっとコム「外貨ネクストネオ」のメリット・デメリットを解説! スプレッド、スワップポイントなどの他社との比較、キャンペーン情報や口座開設までの時間、必要書類も紹介!
▼外為どっとコム「外貨ネクストネオ」▼
外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の公式サイトはこちら
※スプレッドはすべて例外あり。この表は2024年12月2日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX!の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください

総合ランキング4位~10位、「取引コスト(スプレッド)」「スワップポイント」「初心者におすすめ」などの主要な項目ごとのランキングは、以下の記事をご覧ください。
【※関連記事はこちら!】
FXトレーダーのリアルな声を反映! ザイFX!読者が選んだ「おすすめFX会社」人気ランキング!

おすすめFX会社
link

ザイFX!限定で5000円!

セントラル短資FX[FXダイレクトプラス]

マーケット情報充実!今ならザイFX!限定5000円がもらえるキャンペーン中!

link

ザイFX!限定5000円&オリジナルレポート

JFX[MATRIX TRADER]

新規口座開設+1万通貨以上取引でもれなく限定5000円&オリジナルレポート!

人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
人気FX会社ランキング キャンペーンおすすめ10 CFD口座おすすめ比較
人気FX会社ランキング キャンペーンおすすめ10 CFD口座おすすめ比較
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る