■豪ドル/米ドル、豪ドル/円の下値余地は拡大
中国経済の減速が大きく影響するのは、豪州です。
中国株の続落を横目に、豪ドルに対する弱気な見方が増えてきており、豪ドル/米ドルや豪ドル/円の下値余地は、大きく拡大しています。
【参考記事】
●反発は一時的!? 「米中貿易戦争」を背景に中期での豪ドル軟調は変わらないと見る!(9月20日、西原宏一)
●世界的に株価脆弱で、ドル/円は戻り売り! 米国は中国を為替操作国に認定するのか!?(10月15日、西原宏一&大橋ひろこ)
ただ、今年(2018年)に入っての豪ドルは、長期に渡って売り込まれてきているため マーケットが少々ショート気味。
そのため、実戦においては、豪ドル/米ドル、豪ドル/円ともに、丁寧に戻りを待ってショートを構築しないと、なかなかうまく収益が上がらない環境になっていますが、豪ドルの上値が限定的なことは変わらず。
(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:豪ドル/円 日足)
(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:豪ドル/米ドル 日足)
トランプ政権の中国への攻勢が止まらず、上海総合指数は続落。下値余地が大きく拡大している豪ドルの行方に注目です。
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