本日の為替相場の焦点は、『パウエルFRB議長の発言で強まった米ドル売りの流れの行方』と『主要な株式市場の動向』、そして『米国の長期金利の動向』にあり。
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11月29日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・明日が11月・月末での最後の営業日 ・G20財務相・中央銀行総裁会議 ・米国の主要企業の決算発表→アバクロンビー・アンド・フィッチ、HPインク、ダラー・ツリー、その他 ・明日(30日)に、G20首脳会議(30日・1日開催、米中首脳会談も含む)を控える |
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08:50 | 日)小売業販売額 | × | +2.6% | +2.1% | ||||||||||
↑・百貨店・スーパー販売額 | +0.8% | +0.4% | ||||||||||||
09:00 | NZ)ANZ企業景況感 | △ | - | -37.1 | ||||||||||
09:30 | 豪)第3四半期民間設備投資 | ○ | +1.0% | -2.5% | ||||||||||
15:45 |
ス)第3四半期GDP [前期比/前年比] |
× | +0.4% | +0.7% | ||||||||||
+2.9% | +3.4% | |||||||||||||
16:00 | ト)経済信頼感 | △ | - | 67.5 | ||||||||||
17:00 | 欧)ドラギECB総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
17:55 | 独)失業率 | △ | 5.1% | 5.1% | ||||||||||
↑・失業者数 | -1.0万人 | -1.1万人 | ||||||||||||
18:30 | 英)消費者信用残高 | × | +10億 | +8億 | ||||||||||
南ア)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
× | +0.6% | +0.5% | |||||||||||
+6.3% | +6.2% | |||||||||||||
22:00 |
独)消費者物価指数【速報値】 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | +0.2% | ||||||||||
+2.4% | +2.5% | |||||||||||||
22:30 | 加)第3四半期経常収支 | ○ | -115.0億 | -158.8億 | ||||||||||
米)新規失業保険申請件数 | AA | 22.0万件 | 22.4万件 | |||||||||||
米)個人所得 | A | +0.4% | +0.2% | |||||||||||
↑・個人支出 | +0.4% | +0.4% | ||||||||||||
↑・PCEデフレーター | +2.1% | +2.0% | ||||||||||||
↑・PCEコア・デフレーター [前月比/前年比] |
+0.2% | +0.2% | ||||||||||||
+1.9% | +2.0% | |||||||||||||
米)パウエルFRB議長の発言 | S | 要人発言 | ||||||||||||
24:00 |
米)中古住宅販売保留 [前月比/前年比] |
A | +0.5% | +0.5% | ||||||||||
-2.8% | -3.4% | |||||||||||||
28:00 | 米)FOMC議事録公表(11月7日・8日開催分) | SS | - | - | ||||||||||
米)メスター:クリーブランド連銀総裁の発言 | A | 要人発言 | ||||||||||||
米)エバンス:シカゴ連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | ||||||||||||
米)ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | ||||||||||||
米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | ||||||||||||
29:00 | 米)カプラン:ダラス連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | |||||||||||
米)ローゼングレン:ボストン連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | ||||||||||||
翌 06:45 |
NZ)住宅建設許可 | × | - | -1.5% | ||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・22時30分:米)新規失業保険申請件数
・22時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
・22時30分:米)中古住宅販売保留
・22時30分:米)パウエルFRB議長の発言
・28時00分:米)FOMC議事録公表(11月7日・8日開催分)
・28時00分:米)メスター:クリーブランド連銀総裁の発言
・28時00分:米)エバンス:シカゴ連銀総裁の発言
・28時00分:米)ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言
・28時00分:米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言
・29時00分:米)カプラン:ダラス連銀総裁の発言
・29時00分:米)ローゼングレン:ボストン連銀総裁の発言
に注目が集まる。
米国以外では、
・09時30分:豪)第3四半期民間設備投資
・17時00分:欧)ドラギECB総裁の発言
・22時00分:独)消費者物価指数【速報値】
・22時30分:加)第3四半期経常収支
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・明日が11月・月末での最後の営業日
・G20財務相・中央銀行総裁会議
・明日(30日)に、G20首脳会議(30日・1日開催、米中首脳会談も含む)を控える
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場
・米国の金融政策
・英国のEU離脱問題
・イタリア債務懸念・財政不安
・トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言
・11月の月末要因
・金融当局者や要人による発言
・金融市場のリスク許容度
・米中貿易戦争
・原油と金を中心とした商品市場
・人民元安
などが重要となる。
★★★
本日は、ドラギECB総裁の発言とFOMC議事録公表(11月7日・8日開催分)が行われる他、G20財務相・中央銀行総裁会議が開催される。
また、明日(30日)にはG20首脳会議(30日・1日開催、米中首脳会談も含む)を控える。
本日の米国の経済指標は、新規失業保険申請件数と個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター及び中古住宅販売保留がメイン。
一方、経済指標以外のイベントでは、FOMC議事録公表(11月7日・8日開催分)と複数のFRB高官の発言が予定されている。
今週の為替相場は、週初から主要な株価指数が大きく反発した事でリスクオンとなり、日本円売り・米ドル買いの流れが優勢となって、ドル円はジリジリと113円後半まで上昇し、ユーロドルは1.12後半まで下落したが、昨日のNY市場でパウエルFRB議長が利上げの終了を示唆したと判断された事で米ドル売りが優勢となって、ドル円は113円半ばまで反落して、ユーロドルは1.13後半まで反発上昇している。
本日は、パウエルFRB議長の発言で強まった米ドル売りの流れの行方と主要な株式市場の動向が重要となる。
その他、米国の長期金利の動向や米国の金融政策、FOMC議事録公表(11月7日・8日開催分)、G20財務相・中央銀行総裁会議、英国のEU離脱問題、イタリア債務懸念・財政不安、トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言、11月の月末要因(明日が11月・月末での最後の営業日)などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・17時00分:欧)ドラギECB総裁の発言
→発言内容次第も、ユーロが大きく動くキッカケに
・22時30分:米)新規失業保険申請件数
・22時30分:米)個人所得/個人支出/PCEデフレーター/PCEコア・デフレーター
・22時30分:米)中古住宅販売保留
・22時30分:米)パウエルFRB議長の発言
・28時00分:米)FOMC議事録公表(11月7日・8日開催分)
・28時00分:米)メスター:クリーブランド連銀総裁の発言
・28時00分:米)エバンス:シカゴ連銀総裁の発言
・28時00分:米)ハーカー:フィラデルフィア連銀総裁の発言
・28時00分:米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言
・29時00分:米)カプラン:ダラス連銀総裁の発言
・29時00分:米)ローゼングレン:ボストン連銀総裁の発言
→週明けから米株価主導のリスクオンでの日本円売り・米ドル買いの流れが優勢となっていたが、昨日のNY市場でパウエルFRB議長が利上げの終了を示唆したと判断された事で米ドル売りが優勢となった
取り敢えずは、パウエルFRB議長の発言で強まった米ドル売りの流れが継続・加速するかどうか見極めたい
■11月26日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(11/26~)に、米国の議事録の公表が予定
▼来週(12/3~)に、オーストラリアとカナダの金融政策の発表が予定
▼今週に、米国の中長期国債の入札が相次ぐ(26日・2年債、27日・5年債、28日・7年債)
▼EU臨時首脳会議(欧州時間25日に実施、英国のEU離脱に関して)明け
▼米国が感謝祭絡みでの実質的な連休明け
▼11月の月末要因
▼29日(木)に、FOMC議事録(11月7日・8日開催分)
▼29日(木)に、G20財務相・中央銀行総裁会議
▼30日(金)に、G20首脳会議(30日・1日開催、米中首脳会談も含む)
▼英国のEU離脱問題
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場
▼イタリア債務懸念・財政不安
▼トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言
▼米中貿易戦争
▼金融当局者や要人による発言
▼金融市場のリスク許容度
▼原油と金を中心とした商品市場
▼米国の金融政策
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼人民元安
▼欧州の金融政策
▼新興国リスク
▼日米貿易協議
▼日本の金融政策
[29日18時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→昨日のNY市場で金融市場の流れが大きく変化したため、一旦様子見
■スイング・トレード基本戦略
→押し目待ち
・持ち越したポジションはなし
[29日18時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→昨日のNY市場で金融市場の流れが大きく変化したため、一旦様子見
■スイング・トレード基本戦略
→押し目待ち
・持ち越したポジションはなし
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
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