本日の為替相場の焦点は、『週明けに強まった日本円売り・米ドル買いの流れの行方』と『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』、そして『明日にFOMC議事録公表及びFRB議長の議会証言を控える点』にあり。
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7月9日(火)の為替相場の注目材料 |
指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・明日(10日・水)に、BOC金融政策発表を控える ・明日(10日・水)に、FOMC議事録(6月18日・19日開催分)の公表を控える ・明日(10日・水)・明後日(11日・木)に、FRB議長による半期に一度の議会証言(金融政策及び経済情勢に関して、10日に1日目・下院金融サービス委員会、11日に2日目・上院銀行委員会)を控える |
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10:30 | 豪)NAB企業景況感指数 | △ | - | +1 | ||||||||||
↑・NAB企業信頼感指数 | - | +7 | ||||||||||||
14:45 | ス)失業率 | × | 2.2% | 2.3% | ||||||||||
19:00 | 米)NFIB中小企業楽観指数 | C | 103.1 | 105.0 | ||||||||||
21:15 | 加)住宅着工件数 | ○ | 21.00 万件 |
20.23 万件 |
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21:30 | 加)住宅建設許可 | ○ | -2.5% | +14.7% | ||||||||||
21:45 | 米)パウエルFRB議長の発言 | S | 要人発言 | |||||||||||
23:00 | 米)JOLT労働調査 | B | 7473 千件 |
7449 千件 |
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23:10 | 米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言 | AA | 要人発言 | |||||||||||
26:00 | 米)3年債入札 | AA | 380億ドル | |||||||||||
27:00 | 米)クオールズFRB副議長の発言 | AA | 要人発言 | |||||||||||
27:20 | 米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | |||||||||||
- | 米)注目度の高い経済指標の発表はない | - | - | - | ||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・21時45分:米)パウエルFRB議長の発言
・23時10分:米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言
・26時00分:米)3年債入札
・27時00分:米)クオールズFRB副議長の発言
・27時20分:米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言
に注目が集まる。
※本日は、注目度の高い米国の経済指標の発表はない
米国以外では、
・21時15分:加)住宅着工件数
・21時30分:加)住宅建設許可
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・明日(10日・水)に、BOC金融政策発表を控える
・明日(10日・水)に、FOMC議事録(6月18日・19日開催分)の公表を控える
・明日(10日・水)・明後日(11日・木)に、FRB議長による半期に一度の議会証言(金融政策及び経済情勢に関して、10日に1日目・下院金融サービス委員会、11日に2日目・上院銀行委員会)を控える
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場(米国中心)
・米国の金融政策(7月10日に6月19日発表分のFOMC議事録を公表、7月31日にFOMC金融政策結果発表)
・トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言
・米中貿易問題(6月29日に米中首脳会談を消化済み、米中通商交渉が再開中)
・金融当局者や要人による発言
・金融市場のリスク許容度
・原油と金を中心とした商品市場
・英国のEU離脱問題(保守党党首選の決選投票を実施中→7月22日に最終決定)
・イラン情勢
・人民元
などが重要となる。
★★★
本日の米国の経済指標も、注目度の高いモノの発表はない。
一方、経済指標以外のイベントは、パウエルFRB議長の発言と3年債の入札の他、複数のFRB高官の発言が予定されている。
また、明日(10日・水)には、BOC金融政策発表の他、FOMC議事録(6月18日・19日開催分)の公表とFRB議長による半期に一度の議会証言(金融政策及び経済情勢に関して)を控える。
週明けの為替相場は、先週末の終値と同レベルでスタートした後は、日本円売り及び米ドル買いの流れが優勢となって、ドル円は108円後半まで上昇し、ユーロドルは1.12前半での揉み合いとなっている。
本日は、週明けに強まった日本円売り・米ドル買いの流れの行方と主要な株式市場及び米国の長期金利の動向が重要となる。
その他、明日にFOMC議事録公表及びFRB議長の議会証言を控える点やトランプ大統領による発表や決定及び発言、米中貿易問題、金融当局者や要人による発言、金融市場のリスク許容度、原油と金を中心とした商品市場、イラン情勢などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・21時45分:米)パウエルFRB議長の発言
・23時10分:米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言
・26時00分:米)3年債入札
・27時00分:米)クオールズFRB副議長の発言
・27時20分:米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言
※本日は、注目度の高い米国の経済指標の発表はない
→米雇用統計発表明けの週明けは、米雇用統計発表後の流れを踏襲して米ドル買いの流れが優勢に
ドル円は108円後半まで上昇し、ユーロドルは1.12前半での揉み合いとなった
ここからは、明日にFOMC議事録公表及びFRB議長の議会証言を控えて、この日本円売り・米ドル買いの流れが継続するかどうかがキモ
■7月8日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(7/8~)に、カナダの金融政策の発表と欧州、米国の議事録の公表が予定
▼来週(7/15~)に、南アフリカの金融政策の発表とオーストラリアの議事録の公表が予定
▼米国の雇用統計の発表(5日に実施)明け
▼ギリシャ総選挙明け(日本時間8日に大勢判明)
▼10日(水)に、FOMC議事録(6月18日・19日開催分)の公表
▼10日(水)・11日(木)に、FRB議長による半期に一度の議会証言(金融政策及び経済情勢に関して、10日に1日目・下院金融サービス委員会、11日に2日目・上院銀行委員会)
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場(米国中心)
▼米国の金融政策(7月10日に6月19日発表分のFOMC議事録を公表、7月31日にFOMC金融政策結果発表)
▼トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言
▼米中貿易問題(6月29日に米中首脳会談を消化済み、米中通商交渉が再開中)
▼金融当局者や要人による発言
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼金融市場のリスク許容度
▼原油と金を中心とした商品市場
▼英国のEU離脱問題(保守党党首選の決選投票を実施中→7月22日に最終決定)
▼人民元
▼イラン情勢
▼欧州の金融政策
▼日本の金融政策
▼香港デモ問題
▼世界経済減速懸念(米国の景気後退懸念や欧州の景気後退懸念、またはその複合)
▼日米貿易問題
▼米欧貿易問題
羊飼いが旅行中のため、7月3日~10日の戦略コメントはお休み
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