本日の為替相場の焦点は、『FOMC金融政策発表明けでの各市場の反応』と『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』、そして『直近で優勢な米ドル売り・日本円買いの流れ』にあり。
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6月11日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・FOMC金融政策発表明け ・米国の主要企業の決算→アドビ、その他 |
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08:01 | 英)RICS住宅価格 |
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-24% | -21% | ||||||||||
08:50 | 日)第1四半期景況判断BSI[全産業] |
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-38.4 | -10.1 | ||||||||||
↑・第1四半期景況判断BSI[大企業製造業] | - | -17.2 | ||||||||||||
20:00 |
南ア)製造業生産 [前月比/前年比] |
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-3.1% | -2.3% | ||||||||||
-4.9% | -2.1% | |||||||||||||
21:30 | 米)新規失業保険申請件数 |
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155.0万件 | 187.7万件 | ||||||||||
米)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
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+0.1% | -1.3% | |||||||||||
-1.2% | -1.2% | |||||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
-0.1% | -0.3% | ||||||||||||
+0.4% | +0.6% | |||||||||||||
23:30 | 米)週間天然ガス貯蔵量 |
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- | +102 | ||||||||||
26:00 | 米)30年債入札 |
|
190億ドル | |||||||||||
翌 07:30 |
NZ)製造業PMI |
|
- | 26.1 | ||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・26時00分:米)30年債入札
に注目が集まる。
米国以外では、
注目度の高いものの発表はない。
経済指標及び要人発言以外では、
・FOMC金融政策発表明け
・金融市場のリスク許容度(直近ではリスクオンの流れが強まる展開)
・米ドルの方向性(直近では米ドル売りの流れが優勢)
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場(米国中心)
・トランプ大統領の発言(ドル高歓迎、マイナス金利要求、デモ・暴動、中国絡み等)
・米中関係悪化問題(新型コロナ、香港絡み、貿易合意絡み等)
・米国での黒人男性死亡に対する抗議デモ・暴動
・米国の金融政策(マイナス金利導入に関する思惑も、10日に金融政策を発表済み)
・英国のEU離脱問題(6月末にEU離脱移行期間延長の締め切り、再度合意なき離脱懸念も)
・原油と金を中心とした商品市場
・金融当局者や要人による発言
・香港国家安全法問題(5月28日に採決済み)
・主要国の金融施策や経済対策(新型コロナショックへの対策)
・欧州の金融政策(4日に金融政策を発表済み)
・米国の大統領選挙
・パンデミックリスク(新型コロナウイルスによる感染被害拡大や世界経済悪化)
・日本の金融政策(来週16日に日銀金融政策発表を予定)
・人民元
などが重要となる。
★★★
本日は、FOMC金融政策発表明け。
本日の米国の経済指標は、新規失業保険申請件数と生産者物価指数&【コア】がメイン。
一方、経済指標以外のイベントは、特に予定されていない。
今週の為替相場は、週明けから米国の株式市場を中心にリスクオンの流れが継続・加速する中、米ドル売り・日本円買いの流れが強まって、ドル円は一時107円割れまで下落し、ユーロドルは一時1.14前半まで上昇している。
本日は、FOMC金融政策発表明けでの各市場の反応と主要な株式市場及び米国の長期金利の動向、直近で優勢な米ドル売り・日本円買いの流れが重要。
その他、金融市場のリスク許容度やトランプ大統領の発言、英国のEU離脱問題、注目度の高い米国の経済指標の発表、米中関係悪化問題、金融当局者や要人による発言、原油と金を中心とした商品市場などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・26時00分:米)30年債入札
→週明けからの為替相場は、米ドル売り・日本円買いの流れが優勢
昨日に、FOMC金融政策発表及びパウエルFRB議長の記者会見を消化した
大きな焦点となっていたイベントを消化して、ここまでの米ドル売り・日本円買いの流れと米株を中心とした金融市場のリスクオンの流れがどうなるかがキモ
■6月8日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(6/8~)に、米国の金融政策の発表を予定
▼来週(6/15~)に、日本、スイス、英国の金融政策の発表と日本、オーストラリアの議事録の公表を予定
▼米国の雇用統計の発表明け(6月5日に発表済み)
▼10日(水)に、FOMC金融政策発表
▼来週(16日)に、日銀金融政策発表
▼金融市場のリスク許容度(リスクオンの流れが加速)
▼米ドルの方向性(米ドル売り・日本円売りの流れが加速)
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場(米国中心)
▼トランプ大統領の発言(ドル高歓迎、マイナス金利要求、デモ・暴動、中国絡み等)
▼米中関係悪化問題(新型コロナ、香港絡み、貿易合意絡み等)
▼米国での黒人男性死亡に対する抗議デモ・暴動
▼米国の金融政策(マイナス金利導入に関する思惑も、今週10日に金融政策発表)
▼英国のEU離脱問題(6月末にEU離脱移行期間延長の締め切り、再度合意なき離脱懸念も)
▼原油と金を中心とした商品市場
▼金融当局者や要人による発言
▼注目度の高い米国の経済指標の発表(米国が中心)
▼香港国家安全法問題(5月28日に採決済み)
▼主要国の金融施策や経済対策(新型コロナショックへの対策)
▼欧州の金融政策(6月4日に金融政策を発表済み)
▼米国の大統領選挙
▼パンデミックリスク(新型コロナウイルスによる感染被害拡大や世界経済悪化)
▼日本の金融政策(来週16日に日銀金融政策発表を予定)
▼欧州の景気後退懸念
▼人民元
[11日11時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→戻り目でのショートを回転
■スイング・トレード基本戦略
→様子見
[11日11時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→押し目でのロングを回転
■スイング・トレード基本戦略
→様子見
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