10日のゴトウ日。
昨日の金融市場は、NY株式市場の下落が拡大し、ドル売りとなった。
米国の経済指標は、週間の新規失業保険申請件数のみで、本日も注目材料はそれほど多くない。
バーナンキFRB議長とポールソン財務長官の議会証言も予定されているが、内容が「金融市場規制」に関するもので、相場に対するインパクトは未知数。
同じ議会証言では、7月15日・16日に決定した半期に1度ものに注目が集まっている。
現在の為替相場を見る上では、やはり、NY株式市場や原油価格の動向に注意したい。これらの動向が日々のドルの方向を決定する要因となりやすい。
本日の為替相場の焦点は、『原油価格や株式市場の動向』と『金融当局者の発言』にあり。
その他、本日は英国の政策金利が発表される他、ECB月報が公表される。
BOE政策金利は据え置きが濃厚視されている。
ECB月報は追加利上げを示唆するような内容が盛り込まれていれば市場は反応しやすい。
また、オーストラリアの失業率と新規雇用者数への注目度も高く、豪ドル関連の通貨ペアを動かしやすい。
★本日の注目材料
→米国以外
▼豪)新規雇用者数/失業率
▼欧)ECB月例報告
▼英)BOE政策金利発表
▼欧)ECB月報
→米国
▼米)バーナンキ:FRB議長★下院金融委員会で証言【金融市場規制関連】
▼米)ポールソン:財務長官★下院金融委員会で証言【金融市場規制関連】
★今週の為替相場の焦点
・米国の経済指標や要人発言
・インフレ懸念や景気後退懸念
・NY株式や原油を中心とした他の金融市場の動向
・ユーロ圏と米国の金融政策の行方や思惑
・7月中旬に控える米金融機関の決算発表の事前情報や思惑
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今日の重要指標 | 指標ランク | コンセン サス |
前回 発表値 |
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・10日のゴトウ日 ・BOE政策金利発表 ・米財務省10年インフレ連動債入札 |
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08:50 |
日)企業物価指数 [前月比/前年比] |
× | +0.6% | +1.1% | ||||
+5.3% | +4.7% | |||||||
日)経常収支 | × | +1兆9192億 | +1兆3809億 | |||||
日)貿易収支 | × | +5000億 | +6347億 | |||||
10:30 | 豪)新規雇用者数 | ◎ | +1.00万人 | -1.97万人 | ||||
豪)失業率 | 4.3% | 4.3% | ||||||
17:00 | 欧)ECB月報 | ○ | - | - | ||||
19:00 | 南ア)製造業生産 | △ | - | +7.5% | ||||
20:00 | 英)BOE政策金利発表 | ◎ | 5.00% 据え置き |
5.00% 据え置き |
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21:30 | 米)新規失業保険申請件数 | B | 39.5万件 | 40.4万件 | ||||
要人発言予定(未確認情報含む) | ||||||||
23:00 | 米)バーナンキ:FRB議長★ 下院金融委員会で証言【金融市場規制関連】 |
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米)ポールソン:財務長官★ 下院金融委員会で証言【金融市場規制関連】 |
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26:45 | 欧)トリシェ:ECB総裁◆会合に参加【ユーロ10周年関連】 | |||||||
28:30 | 米)イエレン:サンフランシスコ連銀総裁★講演【経済見通し関連】 | |||||||
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