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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

FOMC控えドル金利の方向感が定まらず、
逆イールドも解消せず注目の今晩だが

2022年07月27日(水)15:07公開 (2022年07月27日(水)15:07更新)
持田有紀子

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 FOMCを前にして、マーケットはいよいよ膠着感を強めてきている。株価も為替相場も1日のレンジ値幅としては、ものすごく小さいのだ。これまで大きく動いてきたのが、まるでウソのようである。唯一の手がかりのドル金利も方向感が定まらない。

 昨日は欧州向けのロシア産天然ガスが削減されるということで景気後退が意識され、欧州債は利回りが低下したが、米国債のほうは狭いレンジ内にとどまっている。依然として100ベーシス利上げするかもという観測もくすぶっているのである。

 FOMCなどで短期金利を積極的に上げていっても、5年を越える長期債の利回りがそれに追いついていかない。むしろ逆イールドとなっている。これは前にも見た光景だ。ちょうどグリーンスパン議長が不動産市場の過熱を抑えるため、連続の利上げをして5.25%まで持っていったときだ。

 10年債の利回りなどは5%の大台を超えてこないので、長期金利のコントロール不能なのを嘆いてコナンドラムだと言ったものである。謎は謎だったのかもしれないが、すぐに住宅バブルは崩壊して、それが回り回ってリーマンショックをもたらしたというのは記憶に新しい。

 今晩はそのFOMCだが、やはりコンセンサス通りに75ベーシスの利上げで落ち着くのだろう。50ベーシスだともの足りなくて、8月には緊急利上げを強いられるかもしれないという危惧を抱かせる。かといって100ベーシス台と短期的に出尽くし感が出てしまい、市場に間違ったメッセージを与えることになりかねない。

 FEDの目標とする政策金利は2.5%台とかではないはずだからだ。もっと上げるんだぞという明確な姿勢打ち出さないといけなくなる。そこで実際に75ベーシスとなったら、そのときのドル相場の動きは予想しにくい。ファンダメンタルズ的にはまだ買っていけるのだが、あまりにも予想通りと言うことで先に利食い売りに見舞われるかもしれない。

 考えて見ればユーロドルなんかも一度は1.06台とかを見なければ、このまま下攻めするには力不足のような気がする。要するに今晩はドルロングで攻めるというのは得策ではなさそうだということだ。

日本時間 15時00分

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