【オンライン交流会開催のお知らせ】
田向宏行さんのFXメルマガ『ダウ理論で勝つ副業FX!』で、定例のオンライン交流会を開催します! 開催日時は9月5日(金)20時30分で、参加できるのは本日8月26日(火)までメルマガ読者となった方です(後日、見逃し配信を行いますので、今回参加できない方も視聴できます)。
今回は相場に方向感がなく、ポジションを持っていない方が多いなか、交流会開催中に発表される米雇用統計などをきっかけに、9月相場に動きが出るかが話題となりそうです。
次回は、9月20日(土)20時30分から定例のオンライン交流会を開催します。9月10日(水)までにメルマガを購読すれば参加可能ですので、ご気軽にご参加いただければと思います。
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ユーロ/米ドルは結局、日足レンジ内での推移。少し米ドル買いに傾きつつあったが、パウエルFRB議長の発言で一気に巻き戻された
為替市場(FX市場)は引き続き、方向感の弱い展開が続いています。これは基軸通貨である米ドルの方向性が弱いためだと思われます。
軸となる通貨(基軸通貨)の動きが定まらないので、他の通貨も動きにくくなっているのではないでしょうか。
そんな中、先週(8月18日~)は少し米ドル買いに傾きつつありましたが、8月22日(金)にジャクソンホールでのパウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長の発言で一気に巻き戻されました。
それでも、ユーロ/米ドルは引き続き日足レンジ上限の1.1770ドルに届かず、結局は日足レンジ内での推移が続いています。

(出所:TradingView)
ダウ理論が教えてくれているように、ユーロ/米ドルは日足レンジを抜けないと動きません。
また、レンジ内ということで、ダウ理論どおり巻き戻しも起こりやすくなってきます。このため、週明け月曜(8月25日)は金曜(8月22日)の動きを打ち消すような動きとなり、一定方向の動きであるトレンドになっていないことが示されています。
レンジとは、トレンドがない状態です。よってレンジを抜けない限り、トレンドが出た一定方向に動く相場になりません。
こうした相場が動かない局面となると、個人投資家は時間軸を下げれば小さな動きを取れるように考えがちです。ただ、現実にはそうなりにくいですし、取引は難しくなると思います。
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ドルストレートは月足で陰線と陽線が混じり方向感がない。プロも苦しむ難しい相場で自分のお金をリスクに晒す必要はない
このコラムで毎週お伝えしているように、主要ドルストレート5種(ユーロ/米ドル、英ポンド/米ドル、豪ドル/米ドル、ニュージーランドドル/米ドル、米ドル/スイスフラン)の月足は、ニュージーランドドル/米ドルを除き、陰線と陽線が混じっています。ということは、月によって値段が上昇したり下落したりという状態です。

(出所:TradingView)
今年1月から6月の月足と比較するとわかるように、月足で陽線が続いたり、陰線が続けば、それはトレンドです。月足にトレンドがあれば、日足や週足でもトレンドになりやすく、誰でもトレードしやすくなります。
ただ、今はそうではありません。
ローソク足が陰線や陽線を交互に出すチャートは、相場に方向性がなく、私たち素人の個人投資家には利益を取りにくい相場であることを示しています。
これは値動きやチャート分析の基本的なことです。
こうした相場のしくみがあるにもかかわらず、難しい相場に個人投資家が手を出して、資金的にも精神的にも疲弊する理由は、だいたい以下の3つぐらいではないでしょうか。
①利益が欲しいという欲が強過ぎる
②相場の動きを判断する基準を持っていない
そしてこの2つを合わせると
③いつ動き出すかわからないから、ひとまず乗っておこうと考えがち
ダウ理論をご存知の方は、これらの点がダウ理論に従うことで解決できることも知っていると思います。
私たち個人投資家は、簡単で誰もが利益を得やすい場面で利益を狙えばいいわけで、プロも苦しむ難しい相場で自分のお金をリスクにさらす必要はないと思っています。
【※関連記事はこちら!】
⇒米ドル相場は月足で膠着。難しい相場は手控え、利益を得やすい相場に集中しよう! 膠着期間が長いほど動けば大きくなりやすく、動くポイントはチャートが教えてくれる(8月19日、田向宏行)
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来週から9月で相場が通常モードに戻りそう。そろそろ動き出す可能性があり、今週か来週あたりの動きが注目
前述のように月足に方向性がないと、日足でも取引がしにくくなります。しかし、変化は短い時間軸から始まります。そして、来週(9月1日~)から9月です。
市場参加者の夏休みも終わり、夏のイベントでもあるジャクソンホールも通過して、そろそろ相場が通常モードに戻りそうです。
月足で陰線と陽線が交互する動きが、日足でも出てきていることからも、そろそろ動き出す可能性を考えておく方がいいかと思います。

(出所:TradingView)
今週か来週あたりの動きが注目で、ここからは日々の動きに注意しつつ、チャートに従った戦略を立てていくのがいいと思っています。
なお、より詳細な動きだと「半値に注目する」など、さまざまな視点があります。それらはメルマガでお伝えしているので、ここでは省略しますが、ご興味があればこうした視点でチャートを見てみるのもいいかもしれません。
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FXや投資に関する書籍7冊が、計10万部超えの人気を博す田向さんが、100年以上続くダウ理論を基に、チャートポイントやテクニカル分析を配信します。
さらに、トレーダーを孤独にしたくないとの思いから、月2回、Zoomなどでオンライン交流会を実施しています! 田向さんに相場の見方を直接聞いたり、メルマガ読者同士で交流したり―――顔出しなしでもかまいませんので、お気軽なご参加をお待ちしています。
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