【オンライン交流会開催のお知らせ】
田向宏行さんのFXメルマガ『ダウ理論で勝つ副業FX!』で、定例のオンライン交流会を開催します。開催日時は12月5日(金)20時30分で、参加できるのは11月25日(火)までにメルマガ読者となった方です(後日、見逃し配信を行いますので、今回参加できない方も視聴できます)。
今回は、トランプ大統領も自身の成果として望んでいるウクライナ戦争終結が現実となれば、いったんユーロが買われる可能性があること、この戦争次第では12月のマーケットも例年とは違って動くかもしれないことなどが話題となりそうです。
次回のオンライン交流会は12月20日(土)20時30分の開催予定で、12月10日(水)までにメルマガ読者となった方が参加可能です。トレーダーが年末相場をどのように過ごせばいいのか、チャートを見ながら田向さんに気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
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米ドル/円の上昇は片山財務相や植田日銀総裁の発言で「一時的」に抑えられているが、上昇しやすい状況に変わりはない
当コラムでは2週にわたり、米ドル/円相場の上昇と為替介入について書いてきました。
【※関連記事はこちら!】
⇒米ドル/円は2024年の4月介入で約9円下落も流れ変わらず。7月介入は市場を味方に約20円下落! 木曜なのに1時間足が窓開けしたことに注目し、売り仕掛けを先出し配信(11月25日、田向宏行)
⇒米ドル/円で介入の兆しはなさそうだが、政府は注目。絶対に負けられない介入がそこにはある。2024年7月は相場が迷ったチャンスのところで、米CPIに便乗し一気に介入!(11月18日、田向宏行)
介入にうまく乗れば、大きな利益を狙うことができます。2024年7月の介入は、米ドル円/相場を約20円動かす大相場になっており、ここで利益を得られたメルマガ読者の方も多かったと思います。
先々週(11月17日~)からの介入懸念について、私はコラムで書いたように介入警戒していませんでした。
実際、片山財務相が発言したり、直近は植田日銀総裁が今後の利上げの可能性について言及していて、これらが米ドル/円の上昇を「一時的に」抑えていると思います。
それでも「一時的に」と書いたように、米ドル/円が上昇しやすい状況に変わりはありません。
というのは、過去10年以上の金融政策の結果で、円が今後、恒常的に買われる状況にはなりにくいと思います。
つまり、私たち庶民の物価は、円安とともに今後も上がり続ける可能性が高そうで、投資技術を持つことは別の財布を持つ意味で大事だと思います。
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米ドル/円は155円台で2週間前とほぼ同じレートだが、上下3円程度の動きで大騒ぎしたのは、相場が欲と恐怖心に左右されるから
今日(12月2日)の米ドル/円レートは、2週間前にコラムで書いた11月18日(火)のレートとほぼ同じ155円台です。
ただ、2週間前の160円に向かう155円と、158円手前から下げている155円では、市場の関心が違うようですが、たかだか3円程度の動きです。
この3円程度の動きで大騒ぎしたのは、いかに相場が市場心理、つまり、欲と恐怖心に左右されるものかということだと思います。
人は事実より、こうした感情に流されやすい傾向があるように思います。
例えば、「忖度」という言葉にもそれが表れていますし、「同調圧力」なんて言葉もあります。特に日本ではこの傾向が強いのかもしれません。
そのせいか、日本の重大問題である「人口減少=労働力不足」も、半世紀以上前からわかっていたのに何もしてきませんでした。現実を見ようとしなかった結果なのだと思います。
相場においても、忖度したり感情に流されるのか、事実に向き合う取引をするのかを考えされられます。
この点は、私のX(@maru3rd)でウォーレン・バフェット氏の動画をリポストしているので、ご興味のある方はご覧ください。
ウォーレンバフェット氏は「投資に必要なのは高度な知識ではなく感情の安定だ。自分の頭で考え、結論に達したら他人の意見に左右されず事実と合理性に従って行動せよ」と語る。市場は恐怖と欲望で揺れ正しい判断ほど多数派と逆になる。この言葉の実践は難しいが極めて重要だ。pic.twitter.com/QsoflvxKS3
— 朝倉智也(Tomoya Asakura) (@tomoyaasakura) November 29, 2025
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米ドル/円で介入に備えた売りを準備するのは157.89円を超えてから。153.61円を割らない限り、上昇の可能性が続く
さて、その相場の事実であるチャートに従うと、米ドル/円日足は11月20日(木)高値157.89円をピークに少し下げていますが、ダウ理論では日足レンジ内の動きです。
少なくとも、日足レンジ下限になっている11月13日(木)安値153.61円を割らない限り、上昇の可能性が続きます。そして、11月20日(木)高値157.89円を上抜ければ、160円が見えてきて、それくらいから本当に「介入」の可能性を分析することになりそうです。

(出所:TradingView)
よって、介入に備えて売りポジションを準備するのは、もう少し先になりそうです。
こう考えると、上記のとおり、現在の下落は「一時的」だろうということとも符合します。よって、米ドル/円は今後再び上昇する可能性を考えておく方がいいと思います。
この後、12月19日(水)に日銀が金融政策を決定しますが、2週間以上先なので、その間、相場がおとなしくしているとは限りません。
また過去の金融政策から、日銀が利上げして米ドル/円が下がったら、そこが買い場と考える人も多いでしょうし、だったらその前に買っておいてもいいだろうと考える人も増えてきそうです。そして、じっくり考えるだけの時間的余裕もあります。
オンライン交流会でもお話していますが、トレーダーはどの時間軸で相場を見ているかが大事です。
日足かそれ以上の時間軸では当コラムのようになると思いますが、より短い時間軸の人は、市場の雰囲気に忖度する取引が大事になると思います。ただ、その際は市場のセンチメントや参加者の考え方を理解する必要があります。
こうした時間軸の選択が、介入へのアプローチにも影響しそうです。
【ザイFX!編集部からのお知らせ】
田向宏行さんと、ザイFX!編集部がタッグを組んでお届けする有料メルマガ、それが「田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!(月額:4400円・税込)」です。
FXや投資に関する書籍7冊が、計10万部超えの人気を博す田向さんが、100年以上続くダウ理論を基に、チャートポイントやテクニカル分析を配信します。
さらに、トレーダーを孤独にしたくないとの思いから、月2回、Zoomなどでオンライン交流会を実施しています! 田向さんに相場の見方を直接聞いたり、メルマガ読者同士で交流したり―――顔出しなしでもかまいませんので、お気軽なご参加をお待ちしています。
10日間の無料体験期間がありますので、「田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!」をぜひ体験してください。
















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