参加者のおよそ12%が1億円以上の収益を上げた億トレ!
「今日の参加者のうち、およそ16%の人は億トレです」
そんな衝撃的な言葉で始まった【FXコレクティブ2026春】の様子をお伝えする。
なお、当日のスライドや説明では「16%」と紹介されていたが、後日主催者に確認したところ、正しくは「およそ12%」とのことだった。この数字は、FXコレクティブへの参加申込時に実施された収支に関するアンケート結果に基づくもの。以下、この記事では確認後の「およそ12%」という数字で記載する。
「FXコレクティブ」はセミナーと懇親会で構成された、FXトレーダーによるFXトレーダーのためのイベントだ。2022年9月にスタートし、今回、2026年5月9日(土)に大阪で開催された回で8回目を迎える。ちなみに、「collective(コレクティブ)」は、「共同の」「集団の」「集合的な」という意味を持つ英単語。まさにトレーダー同士が学び、交流するこのイベントにぴったりの名前といえるだろう。
投資ライターの高城泰さんや17億円の収益を上げているFXトレーダー・ジュンさんら主催者の手弁当で開催されるため、参加費が必要なイベントなのだが、毎度あっという間に定員に達し、申し込みが締め切られるほど盛況だ。
今回、大阪に集ったのは、およそ300人のトレーダー。12%が億トレということは、あの場にいた30人超はFXで1億円以上の収益を上げていることになる。12%でも十分に驚異的な数字であり、ここまで億トレ率の高い空間は、そうない。
盛りだくさんの内容だったが、この記事では、登壇した講師陣によるセミナーの一部を紹介する。
FXコレクティブ参加者の皆さま、今日のタイムテーブルです!
— 高城泰|FXコレクティブ (@takagifx) May 9, 2026
✅️座席は先着順です
✅️受付ではお名前(本名)をお伝えください
✅️飲み物はご自由にお持ちください(ゴミは各自お持ち帰りをお願いします)
受付は13時~。よろしくお願いします!… pic.twitter.com/h9O3YBft5x
17億円の収益を上げたジュンさんが語った、セミナーに臨む心構え
最初に登壇したのは、FXコレクティブの主催者の1人、ジュンさん(@jun123789)だ。
現在、マネー誌「ダイヤモンドZAi」では「17億円トレーダー・ジュンのFX成り上がり戦略」を好評連載中、著書には『チリが積もって15億』(扶桑社)がある有名トレーダーだ。

トップバッターのジュンさん。「今日を特別な一日に変える」と題して、FXコレクティブに参加する際の心構えから語り始めた。「どう聞くか」でセミナーの価値は変わってくるはずだ
「何を言うかよりも『誰が言うか』、そして、誰が言うかよりも『どう聞くか』が大事です。これから登壇する講師の話を価値あるものにするかどうかは、みなさんが『どう聞くか』にかかっているので、ぜひそのつもりで今日のセミナーに臨んでください」
トップバッターのジュンさんは、FXコレクティブが多くのトレーダーに影響を与えているイベントであることに触れつつ、セミナーに臨む心構えを語った。億トレから直接話を聞ける貴重な機会だけに、会場には「ひとことも聞き漏らすまい」という空気が漂っていた。
ジュンさんのトレードについて知りたいなら、先ほど紹介した連載や書籍を読むのもおすすめだが、FXコレクティブでしか聞けない話もたくさんある。
今回のセミナーなら、米雇用統計発表時のチャートを使った実践的なトレード解説もその1つ。FXコレクティブ前日の5月8日(金)に米雇用統計が発表されたので、参加者の記憶にも新しいチャートを使ってジュンさん目線のトレード解説が行われた。
介入警戒感がくすぶる中、5月8日(金)の米雇用統計発表時は、「上に来たら売りで叩く、下に来たら戻り売りを狙う」というシンプルな戦略で臨んだジュンさん。実際に戻り売りでエントリーしたものの、あまり良いトレードではなかったと振り返っていた。ただ、相場はおおむね想定した方向に動き、戦略自体は機能したという。
「多くのトレーダーが意識するポイント、価格は似ているものです。ずっと見ていればプライスアクションがわかってくる。一度乗れればその後も乗れる自転車と同じで、感覚的なものではありますが」
長くチャートを見ていれば、「ここだ」というポイントが見えるようになるだろうか。見えるようになるまでやり続けた人が、勝てるトレーダーになっていくのかもしれない。
リョージさんは「得意な形を見つける」ことと「自己管理」を重視
続いて登壇したのは、リョージさん(@fxtengoku)。トレードを始めて十数年――努力を重ね、勝てない時代を乗り越えて手取り二十数万円の会社員から専業トレーダーに転身した人物だ。スキャルピング主体だが、デイトレードやスイングトレードにも意欲的だという。

勝てない時代を乗り越えて会社員から専業トレーダーに転身したリョージさん。テーマは「自分の得意な形を見つける」ことと「自己管理」
そんなリョージさんが勝つための要件として強く訴えていたのは、「自分の得意な形を見つける」ことと「自己管理」。
リョージさんのXには、以下のポストが固定表示されている。
為替って
— リョージ (@fxtengoku) January 7, 2021
自分の得意な形をみつけることが難しい
見つけたとして、そこを待つのが難しい
さらにそこを待ったのに連敗する→不安になり得意な形があやふやになる
この辺が難しいんだと思います
逆に言えばこの辺りをクリアすれば
お金増やせると思うんです
得意な形を見つけることは難しい、そして相場が得意な形になるまでじっと待つことはさらに難しい。
値ごろ感でトレードして損を出し、その損を取り返そうとして連敗を重ねたあげく、自己嫌悪に陥った経験を持つトレーダーも少なくないだろう。だからこそ、「自己管理」が大切なのだ。
「感情的になって繰り返したトレードがどんな結果になったか、冷静に分析してみて」
過去にリョージさんが実践したのは、感情的なトレードをしている最中に、その時のありのままの感情をノートに殴り書きすること。これだけでも、ずいぶん自分のトレードを客観的に見られるようになるそうだ。
「ジュンさんのように、熱くなってからさらに力を発揮して損を取り返せる人もたまにいる。でもそんな人は、ほとんどいません。感情的になってきたなと感じたら、いったん相場から逃げるのも良いと思います」
熱くならず冷静に、わかっていても難しい。感情的なトレードをしているなと感じたら、ノートに思いの丈を書いてみよう。
新世代の億トレ、ボーマンダさんは「絞る」ことで勝てるトレーダーに
続いて登壇したのは、20代の青年トレーダー、ボーマンダさん(@Dragon_Dance_FX)。トレードを始めてからまだ3年ほどだが、すでに収益は億超えだ。

20代の億トレ、ボーマンダさん。エントリーを「絞る」ことに徹して勝てるトレーダーに。不必要な負けを減らすことが重要!
ボーマンダさんがトレードの際に貫いているのが「絞る」ということ。
トレードを始めた頃、なかなか勝てなかったボーマンダさんは、ある先輩トレーダーの助言を受けて、絞ることの重要性に気づいたという。「ブレイク順張り」に狙いを定め、エントリーのタイミングをとことん厳選したところ、勝てるようになったそうだ。
「エントリーを絞ると収益が減るんじゃないかと思っていましたが、そんなことはない。絞ってからも月200pipsくらいは取れています。十分じゃないですか?」
以前からボーマンダさんと交流のあるジュンさんは、ボーマンダさんの手法について、「手数は少ないが、順張りブレイクで打つところは思い切り打っている。だから小さなpipsでもしっかり稼げているのだと思う」と評価する。
ボーマンダさんが思い切ったトレードができるのは、厳選したエントリーポイントに自信を持っているからだろう。
【※関連記事はこちら!】
⇒FXトレーダーのジュン氏が7000万円の利益を出した後に陥った不調…。乗り越えるきっかけとなったのは、効率を重視してAIやデータを活用する若い世代のトレーダー!
ボーマンダさんのトレードの本質は、どこにあるのか。本人は次のように語っていた。
「ボーマンダのトレードの本質は『徹底』するところにあります。自分に合ったトレード手法を見つけるためにも、むやみに手を出さず『絞る』ことを徹底してもらいたいと思います」
ガチャガチャと手を出したくなる気持ちを抑えて、まずは自分なりに「絞る」意識をもってみよう。それだけでも、負けの回数は減りそうだ。
8000万円の損切りから再起。パチンカスFXさんが意識する『需給』
最後に登壇したのは、秒単位のスキャルピング、いわゆる「秒スキャ」からスイングトレードに移行し、現在1.8億円の収益を上げているというパチンカスFXさん(@pachinkasu_fx)。FX歴は6年ほどだが、過去には8000万円の損切りも経験している。
パチンカスFXさんがトレードで意識しているのは「需給」。スキャルピングでつかんだ売り買いの需給バランスのイメージを、スイングトレードにも活かしているそうだ。

スキャルピングで重視していた「需給」バランスのイメージをスイングトレードでも活用しているというパチンカスFXさん。ナナキさんのトレードを研究しまくった過去もあるという
株なら出来高や信用取引の残高、板の状態などから需給バランスを推測できるが、相対取引であるFXでは市場全体の数値を正確に把握することは難しい。
では、何をもって需給を推測するのか。
値動きそのものも、需給バランスを推測する手がかりになるという。ティックチャートにも需給を推測するヒントが詰まっているようだが、それらを感じられるようになるには鍛錬が必要だろう。
「まず1つ、突き詰めてやってみることが大事です。突き詰めた先に、他の手法や時間軸に応用できる可能性が出てくるのではないでしょうか」
ちなみにパチンカスFXさんは、ジュンさんの一番弟子であるナナキさん(@Nanaki5568)のYouTube配信を録画し、プライスアクションについて研究しまくっていた時期があるとのこと。
やると決めたら、そこまでやるか!? というレベルで徹底的に研究する姿勢が、8000万円の損切りから億トレへの道につながったのかもしれない。
ナナキさんにフォローされた!!!
— パチンカスFX_2025年+1.84億 (@pachinkasu_fx) January 1, 2026
2-3年前ナナキさんが毎日ライブ配信してた時期に(怒られるかもしれないけど)ライブのアーカイブ録画して色々見ながらエントリーポイントを研究しまくったのもいい思い出
勉強させていただいた方にフォローされるとめちゃくちゃ嬉しい! pic.twitter.com/Ji9o2qNS6c
FXコレクティブは年に2回! 春は大阪、秋は東京で開催
冒頭、会場では主催者の1人、投資ライターの高城泰さんが「毎回当たり回、でも今回は特に当たり回」と言っていたが、その言葉どおり、今回のFXコレクティブも参加者にとって有意義な時間となったのではないだろうか。
【※関連記事はこちら!】
⇒FXの収益17億円超のジュンFXらが主催する、「FXコレクティブ」に初潜入! 多くの億トレが誕生!? ポイントは学びと仲間づくり! 約300人が集ったイベントの全容に迫る!
⇒【FXコレクティブ2025秋】に潜入! FXの収益が17億超のジュンFX氏ら億トレ4人による特別講義! キーワードは「微差」と「厳選」。騙し合いを制す思考法とは?
以前、ザイFX!が取材した有名トレーダーの羊飼いさん(@hitsuzikai)は、トレーダー目線のリアルな情報を得たいなら、「Xやオフ会などFXトレーダー同士の交流から情報を得ることが大切」と語っていたが、FXコレクティブは受動的にセミナーを聞くだけでなく、トレーダー同士の交流の場でもある。トレーダーの実体験に基づく、リアルな情報の宝庫だ。
【※関連記事はこちら!】
⇒FXトレーダー・羊飼いさんに聞く、初心者におすすめのFX口座の選び方! まずはスマホアプリの使いやすさ!少額から取引を始められることや約定力にも注目したい
自分なりに努力しているのに安定して勝てない、ロットを増やせない、損切り貧乏で利益が上がらないなど、何かトレードで課題を抱えているなら、思い切ってFXコレクティブのようなイベントに足を運ぶのも良いだろう。
FXコレクティブは、春は大阪、秋は東京で年に2回開催されている。次回もきっと学びや気づきの多い「当たり回」になるはずだ。
FXコレクティブに関する最新情報は、投資ライター・高城泰さんのXアカウント(@takagifx)やnoteでチェックを。
最後に、この記事の制作にあたり、ザイFX!の取材にご理解とご協力をいただいたすべての運営関係者の皆さま、参加者の皆さまに、この場を借りて心より御礼申し上げます。
(取材・文・撮影/ザイFX!編集部・向井友代)





















株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)