2016年11月10日(木)のFXニュース(3)
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2016年11月10日(木)08時50分
国内・9月機械受注など
国内・9月機械受注(前月比)
前回:-2.2% 予想:-1.5% 結果:-3.3%
国内・10月マネーストックM2(前年比)
前回:+3.6%(改訂:+3.5%) 予想:+3.6% 結果:+3.7%
国内・対外証券投資-中長期ネット (前週分)
前回:+8919億円 予想: N/A 結果:+6049億円
国内・対内証券投資-株式ネット(前週分)
前回:+1089億円 予想: N/A 結果:-1064億円
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2016年11月10日(木)08時21分
東京タイム序盤、ドル円は105.70円付近で底堅い
東京タイム序盤、ドル円は105.70円付近で底堅い。米大統領選でトランプ氏が勝利したことで、刺激的な経済政策が想起されたほか、インフレ懸念も台頭したことで米長期債利回りが上昇。ドル高地合いで推移している。ユーロドルは1.0915ドル前後と昨日からの安値圏で推移。
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2016年11月10日(木)08時14分
ドル・円は105円台で推移か、株高と米長期金利上昇でドル下げ渋り
9日のドル・円相場は、東京市場では105円47銭から101円20銭まで下落。欧米市場でドルは105円88銭まで買われており、105円67銭で取引を終えた。
本日10日のドル・円は、主に105円台で推移か。米大統領選通過でリスク回避的な取引は大幅に縮小した。米長期金利の上昇や日本株の大幅反発への期待でドルは105円台を維持する見込み。
市場関係者の間では、今年9月にニューヨークのエコノミッククラブで行われたトランプ氏の講演会の内容が注目されている。トランプ氏はこの講演で経済政策の概要を伝えている。報道によると、10年間で2500万人の雇用創出、年平均で実質3.5%成長の実現を大きな目標としている。この目標を達成するための政策として、法人税の大幅減税(最高税率を現行の35%から15%へ引き下げ)、所得税の税率適用区分の簡素化(現行の7段階から3段階へ)、税率の大幅引き下げ(12%、25%、33%の3段階)、子育て費用などの各種控除の拡充、相続税廃止などが挙げられている。
また、市場関係者の間では、トランプ氏は社会インフラの整備・拡充を検討しているのではないか?との見方も出ている。トランプ政権誕生で財政拡張策が採択される可能性は高いとみられているが、金融政策については、長期金利の過剰な上昇を抑制することが課題になりそうだ。金融政策は米連邦準備理事会(FRB)の専管事項ではあるが、トランプ政権移行後は政府との一体感がかなり強まる可能性がある。
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2016年11月10日(木)08時08分
GLOBEXのナスダック100ミニ先物 前日比-0.17%で推移
グローベックスのナスダック100ミニ先物は、日本時間8時00分現在で4812.25pと前日比-8.25p(同-0.17%)で推移している。一方、S&P500先物は前日比-3.50pの
2156.75p(同-0.16%)。Powered by フィスコ -
2016年11月10日(木)08時06分
円建てCME先物は9日の225先物比960円高の17210円で推移
円建てCME先物は9日の225先物比960円高の17210円で推移している。為替市場では、ドル・円は105円70銭台、ユーロ・円は115円40銭台。
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2016年11月10日(木)08時05分
トランプ大統領はレーガン大統領になれるか、期待高まる
注目の米大統領選挙では共和党のトランプ氏が歴史的な大逆転勝利するという歴史的な結果となった。世論調査や金融市場では、クリントン氏の勝利を80%以上織り込んでいたため、一時市場を震撼させた。国民は、自らのレガシーのためだけの政策や、「大きな政府」を推し進めてきた過去8年間のオバマ政権の政策にあきあきしていたことがこれで判明した。
クリントン氏の勝利を80%以上織り込んでいた市場は、ショッキングな結果発表直後、短期ポジション調整と見られるリスク回避の動きに拍車がかかった。しかし、民主党大統領からベネズエラのウゴ・チャベス大統領やトルコのエルドアン大統領のような独裁者に移行するわけではないので、世界最大の経済大国が新興諸国のような危機に陥るとは考えられない。
それどころか、逆に、大統領通過で景気見通しへの悪影響が払拭する。さらに、トランプ氏は、現在レイムダックとなっているオバマ政権下、進まなかった財政的な景気刺激策を始動することができる。さらに、トランプ氏が選挙で掲げていた大幅減税、規制緩和などを実施した場合、経済がさらに大幅に改善する可能性もある。トランプ氏は自身の政策により国内総生産(GDP)で5%成長が達成可能になると訴えていた。
このため、米国の利上げも依然、12月に引き上げられる軌道にあると見る。市場の一部では、トランプ氏が金利を引き下げ、ドル売り誘導するとの見方もある。また、イエレンFRB議長などの進退にも注目が集まっているが、米国の署名投資家アイカーン氏は、「経済はゼロ金利に耐えられないだろう」との見解を示している。トランプ氏は、選挙を鑑み利上げを見送っているとして連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長を非難。自分が大統領になった際には、「交代させる」と訴えていた。
FRBのイエレン議長は 2018年2月、フィッシャー副議長は2018年6月にいったん任期がくる。この時点で、留任しない可能性は考えられる。ただ、80年代に景気を活性化させた「小さな政府」を基本としたレーガノミクスと同じようなトランプ氏の政策が奏功し景気改善により、金利先高感も強まりドルが本格的に上昇すると予想される。
一方、トランプ氏が掲げているオバマケアやドッドフランクの廃止、炭鉱産業の復興などの公約の実行は議会などの反対も予想され容易ではない。もし、実行できなければ、2年後、4年後には再び民主党の上院、大統領が誕生することになる。
今後の注目点としては、以下が挙げられる。
1.財務長官など重要高官の指名
2.最高裁判所判事supreme court judgeの指名
3.法人税Corporate tax減税
4.規制緩和
5.中国、中国を通貨操作国として認定するかどうか
6.貿易
7.連邦公開市場委員会(FOMC)人事
8.軍事
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2016年11月10日(木)08時00分
東京為替見通し=米長期債利回り上昇を受けドル高地合いか
NY為替市場でドル円は105.89円まで上昇し、7月27日以来の高値をつけた。トランプ・ショックは東京タイムの金融市場を揺るがしただけで、NY勢は現実的な方向性を模索した。米株式市場では物色が盛んだったほか、米大統領選をトランプ氏が制し上下両院の過半数を共和党が握ったことで、刺激的な経済政策が想起された。インフレ懸念が台頭し、米国の長期債や超長期債の利回りは急上昇した。米国債の増発も警戒された。ユーロ円は115円後半まで切り返し、東京タイムの下げの大半を埋めた。ユーロドルは1.0907ドルまで下落。選挙結果を手がかりとしたドル売りが反転するとドル買いが優勢となった。NZドル/ドルは0.73ドル半ばまで下げ幅を縮小。NZドル円は77.91円まで小幅ながら上昇に転じた。NZ準備銀行(RBNZ)は引き続き追加利下げに含みを持たせたものの、物価目標の達成には今回の利下げで十分であるとの認識を示した。RBNZは市場予想通り0.25%の追加利下げを決定した。
米長期債利回り上昇を受け、ドル高地合いか。トランプ氏は製造業に従事する低所得者、とくにラストベルト(さびたベルト)と呼ばれる五大湖周辺で選挙戦を優位に進めた。米雇用は堅調に推移する一方、鉄鋼業などの産業はさびれた状態となっている。連邦法人税の減税、大規模なインフラ投資、国内回帰といった主張が支持されたようだった。上院・下院とも共和党が多数派を占めたことで、今後これらの公約実現を進めやすいだろう。トランプ氏の主張が真実味を増したことで、刺激的な経済政策、また物価見通しの期待感から、米債には売り圧力がかかっている。米10年債利回りは1月以来となる2%以上の水準まで上昇した。米長期債利回りの高止まりを背景に、ドルは底堅く推移しそうだ。
日銀・金融政策決定会合がこのあとに公表される。物価目標2%の達成時期は先送りされ、黒田日銀総裁の任期中には達成できない見込みとなった。長短金利操作目標の導入と長期国債の買い入れ額の現状維持について、リフレ派はどう折り合いをつけているのかなど、日銀委員それぞれの見解や、どのような意見が交わされたのか注視したい。Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2016年11月10日(木)08時00分
11月10日の主な指標スケジュール
11月10日の主な指標スケジュール
11/10 予想 前回
08:50 (日)機械受注 前月比 9月 -1.5% -2.2%
08:50 (日)対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債) 前週分 N/A 8919億円
08:50 (日)対外対内証券売買契約等の状況(対内株式) 前週分 N/A 1089億円
08:50 (日)マネーストックM2 前年同月比 10月 3.6% 3.6%
09:01 (英)英王立公認不動産鑑定士協会(RICS)住宅価格指数 10月 18 17
09:30 (豪)住宅ローン件数 前月比 9月 -1.6% -3.0%
16:45 (仏)非農業部門雇用者・速報値 前期比 7-9月期 0.1% 0.2%
16:45 (仏)鉱工業生産指数 前月比 9月 -0.3% 2.1%
22:30 (カ)新築住宅価格指数 前月比 9月 0.2% 0.2%
22:30 (米)新規失業保険申請件数 前週分 26.0万件 26.5万件
28:00 (米)月次財政収支 10月 -750億USD 334億USDPowered by セントラル短資FX -
2016年11月10日(木)07時33分
本日のスケジュール
[本日のスケジュール]
<国内>
08:50 金融政策決定会合における主な意見(10月31、11月1日分、日本銀行)
08:50 機械受注(9月) -2.0% -2.2%
08:50 マネーストック(10月、日本銀行)
11:00 都心オフィス空室率(10月) 3.7
12:00 スポットLNG価格調査(10月)インドのモディ首相が来日(12日まで)
<海外>
20:00 ブ・小売売上高(9月) -1.0% -0.6%
22:30 米・新規失業保険申請件数(先週) 26.5万件
23:45 米・消費者信頼感(先週) 44.6
28:00 米・財政収支(10月) -819億ドル 334億ドル米・セントルイス連銀総裁が講演
亜・フィリピン中央銀行が政策金利発表
中・新規人民元建て融資(10月、15日までに) 6525億元 1兆2200億元
中・マネーサプライ(10月、15日までに)
中・経済全体のファイナンス規模(10月、15日までに)
9500億元 1兆7200億元注:数値は市場コンセンサス、前回数値
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2016年11月10日(木)07時12分
■NY為替・9日=円安・ドル高、トランプ・ショックは幻に
NY為替市場でドル円は105.89円まで上昇し、7月27日以来の高値をつけた。トランプ・ショックは東京タイムの金融市場を揺るがしただけで、NY勢は現実的な方向性を模索した。米株式市場では物色が盛んだったほか、米大統領選をトランプ氏が制し上下両院の過半数を共和党が握ったことで、刺激的な経済政策が想起された。インフレ懸念が台頭し、米国の長期債や超長期債の利回りは急上昇している。米国債の増発も警戒された。米大統領選後の米金融政策見通しにはまだ焦点が当たっていないが、来月の米利上げ観測は温存されている。
ユーロ円は115円後半、加ドル円は79円ちょうど付近、豪ドル円は81円前半まで切り返し、東京タイムの下げの大半を埋めた。ポンド円は131.72円まで高値を更新。
ユーロドルは1.0907ドルまで下落。選挙結果を手がかりとしたドル売りが反転するとドル買いが優勢となった。ドル/加ドルは1.33加ドル後半、豪ドル/ドルは0.76ドル半ばでドル高が続いた。
NZドル/ドルは0.73ドル半ばまで下げ幅を縮小。NZドル円は77.91円まで小幅ながら上昇に転じた。NZ準備銀行(RBNZ)は引き続き追加利下げに含みを持たせたものの、物価目標の達成には今回の利下げで十分であるとの認識を示した。RBNZは市場予想通り0.25%の追加利下げを決定した。NZ金融政策報告で物価見通しが上方修正されたこともNZドル高要因。国内総生産(GDP)の見通しもやや上方修正されている。
7時現在、ドル円は105.67円、ユーロドルは1.0910ドル、ユーロ円は115.28円で推移。
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2016年11月10日(木)07時06分
NY市場動向(取引終了):ダウ256.95ドル高(速報)、原油先物0.29ドル高
【 米国株式 】 前日比 高値 安値 ↑ / ↓
*ダウ30種平均 18589.69 +256.95 +1.40% 18650.06 18252.55 22 8
*ナスダック 5251.07 +57.58 +1.11% 5258.99 5143.86 1829 571
*S&P500 2163.25 +23.69 +1.11% 2170.10 2125.35 330 175
*SOX指数 823.59 -4.09 -0.49%
*225先物 17250大証比+1000 +6.15%【 為替 】 前日比 高値 安値
*ドル・円 105.84 +0.68 +0.65% 105.89 101.20
*ユーロ・ドル 1.0916 -0.0110 -1.00% 1.1300 1.0907
*ユーロ・円 115.53 -0.42 -0.36% 116.01 113.73
*ドル指数 98.62 +0.76 +0.78% 98.67 95.89【 債券 】 前日比 高値 安値
* 2年債利回り 0.90 +0.05 0.91 0.71
*10年債利回り 2.07 +0.22 2.09 1.71
*30年債利回り 2.86 +0.24 2.89 2.52
*日米金利差 2.13 +0.28【 商品/先物 】 前日比 高値 安値
*原油先物 45.27 +0.29 +0.64% 45.95 43.07
*金先物 1273.5 -1.0 -0.07% 1338.3 1268.1
*銅先物 246.1 +8.1 +3.38% 246.6 231.7
*CRB商品指数 183.99 +0.44 +0.24% 185.08 182.88【 欧州株式 】 前日比 高値 安値 ↑ / ↓
*英FT100 6911.84 +68.71 +1.00% 6911.84 6696.33 57 44
*独DAX 10646.01 +163.69 +1.56% 10646.55 10174.92 21 9
*仏CAC40 4543.48 +66.59 +1.49% 4543.48 4344.88 25 15Powered by フィスコ -
2016年11月10日(木)07時01分
世界各国通貨に対する円:対0.66%安、対ユーロ0.36%高
現在値 前日比 % 前日終値
*ドル・円 105.85円 +0.69円 +0.66% 105.16円
*ユーロ・円 115.53円 -0.42円 -0.36% 115.95円
*ポンド・円 131.54円 +1.37円 +1.05% 130.17円
*スイス・円 107.55円 +0.01円 +0.01% 107.54円
*豪ドル・円 81.02円 -0.61円 -0.75% 81.63円
*NZドル・円 77.61円 -0.06円 -0.08% 77.68円
*カナダ・円 79.01円 -0.14円 -0.17% 79.15円
*南アランド・円 7.89円 -0.09円 -1.15% 7.98円
*メキシコペソ・円 5.32円 -0.42円 -7.40% 5.74円
*トルコリラ・円 32.94円 -0.37円 -1.10% 33.31円
*韓国ウォン・円 9.14円 -0.17円 -1.86% 9.32円
*台湾ドル・円 3.37円 +0.02円 +0.63% 3.35円
*シンガポールドル・円 75.64円 -0.22円 -0.29% 75.86円
*香港ドル・円 13.65円 +0.09円 +0.63% 13.56円
*ロシアルーブル・円 1.66円 +0.01円 +0.61% 1.65円
*ブラジルレアル・円 32.82円 -0.38円 -1.13% 33.19円
*タイバーツ・円 3.02円 +0.01円 +0.34% 3.01円
年初来騰落率 過去1年間での高値/安値 昨年末終値
*ドル・円 -11.95% 123.76円 99.02円 120.22円
*ユーロ・円 -11.57% 134.60円 109.57円 130.64円
*ポンド・円 -25.76% 188.81円 121.61円 177.18円
*スイス・円 -10.36% 124.05円 102.00円 119.97円
*豪ドル・円 -7.51% 90.73円 72.53円 87.60円
*NZドル・円 -5.47% 83.38円 69.33円 82.10円
*カナダ・円 -9.05% 93.09円 74.83円 86.86円
*南アランド・円 +1.50% 8.84円 6.40円 7.77円
*メキシコペソ・円 -23.95% 7.47円 4.97円 6.99円
*トルコリラ・円 -20.01% 43.57円 30.80円 41.18円
*韓国ウォン・円 -10.54% 10.74円 8.49円 10.22円
*台湾ドル・円 -8.01% 3.79円 3.08円 3.66円
*シンガポールドル・円 -10.78% 88.33円 72.61円 84.78円
*香港ドル・円 -12.03% 15.97円 12.84円 15.51円
*ロシアルーブル・円 +0.58% 1.92円 1.36円 1.66円
*ブラジルレアル・円 +8.08% 33.63円 27.73円 30.36円
*タイバーツ・円 -9.48% 3.45円 2.81円 3.34円Powered by フィスコ -
2016年11月10日(木)06時56分
金:3日続落、一時5%超上昇も長い上ヒゲ残す
COMEX金12月限終値:1273.50↓1.00
9日のNY金先物は3日続落。高値は22時26分の1307.50ドル、安値は3時16分の
1270.20ドル。米大統領選挙でトランプ氏が勝利したことで、時間外取引では一時
1338.30ドルまで急騰する場面が見られたが、上げは瞬間的なものに留まった。景気刺激策など政策に対する期待感などが先行し、株高、ドル買いの流れが強まったことから、金はマイナス推移となった。テクニカル面では、200日移動平均線(1281ドル水準)から、100日移動平均線
(1318ドル水準)を上抜く場面が見られたが、長い上影(上ヒゲ)を残している。200日移動平均線でのもみ合いが継続か。原油:3日続伸、政策などへの期待感から持ち直す格好にNYMEX原油12月限終値:45.27↑0.29
9日のNY原油先物は3日続伸。高値は1時55分の45.95ドル、安値は0時45分の44.47ドル。米大統領選挙では、トランプ氏が勝利したことから、時間外取引では一時4%超急落したものの、景気刺激策や金融緩和方針など政策への期待感などから値を戻す展開となった。
エネルギー情報局(EIA)が発表した週間の米石油在庫統計では、原油在庫が2週続けて増加。在庫水準は市場予想を上回ったが、影響は限定的となった。
日足チャートでは、200日移動平均線(43.3ドル水準)まで下落しているが、この水準で下げ止まっている。米大統領選挙を通過したことで、市場の関心は月末のOPEC総会に向かう。
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2016年11月10日(木)06時55分
金:3日続落、一時5%超上昇も長い上ヒゲ残す
COMEX金12月限終値:1273.50↓1.00
9日のNY金先物は3日続落。高値は22時26分の1307.50ドル、安値は3時16分の
1270.20ドル。米大統領選挙でトランプ氏が勝利したことで、時間外取引では一時
1338.30ドルまで急騰する場面が見られたが、上げは瞬間的なものに留まった。景気刺激策など政策に対する期待感などが先行し、株高、ドル買いの流れが強まったことから、金はマイナス推移となった。テクニカル面では、200日移動平均線(1281ドル水準)から、100日移動平均線
(1318ドル水準)を上抜く場面が見られたが、長い上影(上ヒゲ)を残している。200日移動平均線でのもみ合いが継続か。Powered by フィスコ -
2016年11月10日(木)06時41分
原油:3日続伸、政策などへの期待感から持ち直す格好に
NYMEX原油12月限終値:45.27↑0.29
9日のNY原油先物は3日続伸。高値は1時55分の45.95ドル、安値は0時45分の44.47ドル。米大統領選挙では、トランプ氏が勝利したことから、時間外取引では一時4%超急落したものの、景気刺激策や金融緩和方針など政策への期待感などから値を戻す展開となった。
エネルギー情報局(EIA)が発表した週間の米石油在庫統計では、原油在庫が2週続けて増加。在庫水準は市場予想を上回ったが、影響は限定的となった。日足チャートでは、200日移動平均線(43.3ドル水準)まで下落しているが、この水準で下げ止まっている。米大統領選挙を通過したことで、市場の関心は月末のOPEC総会に向かう。
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