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2021年12月17日(金)のFXニュース(3)

  • 2021年12月17日(金)09時54分
    ドル・円:ドル・円は113円60銭台で推移、目先的に114円近辺で上げ渋る状態が続く可能性

     17日午前の東京市場でドル・円は、113円60銭台で推移。米国株安を意識してドル買いは縮小している。2022年に3回の米利上げが想定されているが、新たなドル買い材料が提供されない場合、目先的にドル・円は114円近辺で上げ渋る状態が続くとみられている。ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円66銭から113円73銭、ユーロ・ドルは、1.1326ドルから1.1335ドル、ユーロ・円は128円77銭から128円88銭で推移。

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  • 2021年12月17日(金)09時47分
    豪ドル円 81.60円台、米中対立が再びリスク要因に

     週末の東京仲値を控え、豪ドル円は81.68円前後で下げ渋り。昨日は82.44円まで上昇するも厚い日足一目均衡表・雲(下限が82.55円)の手前から失速し、81.50円割れまで売り込まれる場面があった。米ハイテク株の大幅安がクロス円全般の重しとなったほか、米中対立が再び激化しつつあることもリスク要因として捉えられたようだ。

  • 2021年12月17日(金)09時25分
    ユーロ/スイスフラン 1.04フラン前半、西側諸国と露の対立が重しに

     ユーロ/スイスフランは1.0417フラン前後で推移。昨日はジョーダンSNB(スイス国立銀行)総裁の発言「必要ならば為替介入する用意があり、これは重要」や欧州中央銀行(ECB)金融政策の発表を受け、11月26日以来の高値となる1.0467フランまで上昇した。もっともその後、西側諸国とロシアの対立激化への懸念が再び高まると避難通貨フランへの買いが進み、1.04フラン前半まで押し戻された。

  • 2021年12月17日(金)09時04分
    日経平均寄り付き:前日比211.72円安の28854.6円

    日経平均株価指数前場は、前日比211.72円安の28854.60円で寄り付いた。
    ダウ平均終値は29.79ドル安の35897.64。
    東京外国為替市場、ドル・円は12月17日9時01分現在、113.67円付近。

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  • 2021年12月17日(金)08時37分
    ドル・円は主に113円台で推移か、米国株安を意識してリスク選好的な円売り縮小も

     16日のドル・円は、東京市場では114円01銭から114円25銭まで反発。欧米市場では、114円20銭まで買われた後、113円56銭まで反落し、113円72銭で取引終了。本日17日のドル・円は主に113円台で推移か。米国株安を意識してリスク選好的な円売りは縮小する可能性がある。

     英中央銀行は16日、政策金利を0.10%から0.25%に引き上げることを決定した。市場参加者の大半は金利据え置きを予想していた。一方、欧州中央銀行(ECB)は16日開催の理事会で主要政策金利の据え置きを決定したが、来年4-6月に資産購入プログラム(APP)を400億ユーロに増額することを発表した。ラガルドECB総裁は記者会見で、「パンデミックがユーロ圏の個人消費を抑制し、成長を脅かしている」と指摘した。

     市場参加者の間からは「英中銀は新型コロナウイルスの感染拡大でも利上げを行っており、インフレの高止まりを警戒している」との声が聞かれている。ECBは2022年も主要政策金利を据え置く可能性が高いとみられているが、ラガルド総裁はインフレ見通し上振れの可能性について言及している。ECBのインフレ見通しが2022年以降に大きく変わる可能性は残されており、ECBの政策金利見通しについては予断を許さない状況が続くとみられる。

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  • 2021年12月17日(金)08時33分
    ドル円113.67円付近、SGX日経225先物は28750円でスタート

     ドル円は113.67円付近で推移している。シンガポール取引所(SGX)の日経225先物(期近限月)は、大阪夜間終値(28740円)と10円高の28750円でスタート。

  • 2021年12月17日(金)08時12分
    円建てCME先物は16日の225先物比255円安の28745円で推移

    円建てCME先物は16日の225先物比255円安の28745円で推移している。為替市場では、ドル・円は113円70銭台、ユーロ・円は128円80銭台。

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  • 2021年12月17日(金)08時03分
    東京外国為替市場概況・8時 ドル円、もみ合い

     17日の東京外国為替市場でドル円はもみ合い。8時時点では113.71円とニューヨーク市場の終値(113.67円)と比べて4銭程度のドル高水準だった。113.70円前後でのもみ合いとなった。日本株の取引開始や本邦勢の本格参入待ちの様相だが、目先は昨日安値からの戻り高値113.78円付近が意識されるか注目したい。

     ユーロドルは小動き。8時時点では1.1329ドルとニューヨーク市場の終値(1.1330ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。前日終値付近で方向感を欠いた。

     ユーロ円は8時時点では128.83円とニューヨーク市場の終値(128.78円)と比べて5銭程度のユーロ高水準だった。128.80円台で本邦勢の参入を待つ状態だ。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:113.66円 - 113.73円
    ユーロドル:1.1326ドル - 1.1335ドル
    ユーロ円:128.77円 - 128.88円

  • 2021年12月17日(金)08時00分
    NY市場動向(取引終了):ダウ29.79ドル安(速報)、原油先物1.07ドル高

    【 米国株式 】             前日比       高値    安値   ↑ / ↓
    *ダウ30種平均 35897.64  -29.79   -0.08% 36189.83 35778.21   19   11
    *ナスダック   15180.43 -385.15   -2.47% 15633.19 15119.49 1040 2342
    *S&P500      4668.67  -41.18   -0.87%  4731.99  4651.89  270  233
    *SOX指数     3766.32 -168.14   -4.27%
    *225先物       28740 大証比 -260   -0.90%

    【 為替 】               前日比       高値    安値
    *ドル・円     113.69   -0.35   -0.31%   114.25   113.56
    *ユーロ・ドル   1.1331 +0.0042   +0.37%   1.1360   1.1281
    *ユーロ・円    128.82   +0.09   +0.07%   129.64   128.45
    *ドル指数      95.98   -0.53   -0.55%   96.45   95.85

    【 債券 】           前日比       高値    安値
    * 2年債利回り    0.62   -0.04      0.68    0.62
    *10年債利回り    1.43   -0.03      1.48    1.41
    *30年債利回り    1.87   +0.01      1.90    1.84
    *日米金利差     1.38   -0.08

    【 商品/先物 】           前日比       高値    安値
    *原油先物      71.94   +1.07   +1.51%   72.99   71.03
    *金先物       1799.6   +35.1   +1.99%   1800.7   1775.7
    *銅先物       429.2   +11.0   +2.62%   432.2   422.1
    *CRB商品指数   227.24   +3.42   +1.53%   227.24   223.82

    【 欧州株式 】             前日比       高値    安値   ↑ / ↓
    *英FT100     7260.61  +89.86   +1.25%  7273.34  7170.75   77   23
    *独DAX     15636.40 +160.05   +1.03% 15780.93 15621.57   32   8
    *仏CAC40     7005.07  +77.44   +1.12%  7054.92  6987.95   37   3

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  • 2021年12月17日(金)08時00分
    東京為替見通し=ドル円、米金利低下・株下落で上値重いか、本日は日銀が政策発表

     16日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、米中対立懸念が強まったことや米10年債利回りが1.41%台まで低下したことで113.56円まで下落した。ユーロドルは欧州中央銀行(ECB)理事会で、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)による新規資産購入を2022年3月末で終了することを決定したことで1.1360ドルまで上昇した。ユーロ円は129.64円まで上昇後に上値を切り下げた。

     本日の東京外国為替市場のドル円は、米10年債利回りの1.41%台への低下によるドル売り、ニューヨーク株式市場の下落による円買いで上値が重い展開が予想される。

     ドル円は、米連邦公開市場委員会(FOMC)での2022年末までに3回の利上げが示唆されたことで114.26円まで上昇したものの、CTA(商品投資顧問業者)は、来週のクリスマス週を控えて、「噂で仕掛けて事実で手仕舞え」の格言通りに、ドル買い持ちポジションの手仕舞いに動いている。

     また、米国と中国及びロシアとの対立激化懸念も地政学リスクを高めている。バイデン米政権は、中国の34の機関を輸出禁止対象の「エンティティーリスト」に追加し、米上院が「ウイグル強制労働防止法案」を可決した。さらに、バイデン米政権は欧州連合(EU)同盟各国に対して、ロシアがウクライナを攻撃した場合にロシアの銀行やエネルギー企業に対して米国とともに科す幅広い制裁について、最終決定するよう働き掛けている。

     昨日から開催されている日銀金融政策決定会合では、引き続き経済を下支えするため、短期金利をマイナスにし、長期金利をゼロ%程度に抑える現状の大規模な金融緩和策を維持することを決める見通しとなっている。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の影響を勘案し、来年3月末までが期限となっている新型コロナの影響を受けた企業の資金繰り支援策の延長や見直しが必要か否か議論される見込みとなっている。

     注目ポイントは、黒田日銀総裁の114円台のドル円相場への言及、そしてインフレ高進を受けて欧米英豪加などの中央銀行が出口戦略を打ち出していることへの見解となる。

     黒田日銀総裁は、2015年6月、ドル円の名目レートが125円付近、実質実効為替レートが67.63だった時、「ここからさらに実質実効為替レートが円安に振れるということは、普通に考えればありそうにない」と円安を牽制して、「黒田シーリング」でドル高・円安を抑制した。

     しかし、10月28日の金融政策決定会合後の記者会見では、現在の為替相場を「若干の円安」と表現し、現在の水準は日本経済にとってプラスになっているとの認識を示した。ドル円の名目レートは114-115円付近、実質実効レートは、11月末で67.79だが「具体的なノルム(基準)があるわけではない。実質実効レートと名目レートはかなりかけ離れたものだ」と述べている。

     本日も、前回と同様に円安を牽制する発言は聞かれないと思われるものの、要注目か。ちなみに、ドル円が2015年6月の円安牽制で高値125.86円から反落基調にあった12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げが開始された時の相場水準が121円前後、利上げが終了した2018年12月の相場水準が111円前後となっている。すなわち、2022年春の米連邦準備理事会(FRB)の利上げ開始6カ月前の高値115.52円が2015年6月の高値125.86円に対応する可能性も念頭に置くべきかもしれない。

  • 2021年12月17日(金)07時59分
    世界各国通貨に対する円:対ドル0.30%高、対ユーロ0.09%安

                      現在値    前日比       %   前日終値
    *ドル・円           113.70円   -0.34円    -0.30%   114.04円
    *ユーロ・円         128.84円   +0.11円    +0.09%   128.73円
    *ポンド・円         151.52円   +0.27円    +0.18%   151.25円
    *スイス・円         123.68円   +0.34円    +0.27%   123.34円
    *豪ドル・円          81.66円   -0.13円    -0.17%   81.79円
    *NZドル・円         77.29円   -0.09円    -0.12%   77.38円
    *カナダ・円          88.96円   +0.11円    +0.13%   88.85円
    *南アランド・円        7.14円   -0.00円    -0.03%    7.14円
    *メキシコペソ・円       5.46円   +0.03円    +0.61%    5.43円
    *トルコリラ・円        7.24円   -0.45円    -5.91%    7.70円
    *韓国ウォン・円        9.60円   -0.02円    -0.16%    9.62円
    *台湾ドル・円         4.10円   +0.01円    +0.31%    4.09円
    *シンガポールドル・円   83.40円   -0.12円    -0.15%   83.52円
    *香港ドル・円         14.57円   -0.05円    -0.33%   14.62円
    *ロシアルーブル・円     1.54円   -0.01円    -0.48%    1.55円
    *ブラジルレアル・円     19.97円   -0.10円    -0.51%   20.07円
    *タイバーツ・円        3.40円   -0.01円    -0.26%    3.41円
                  年初来騰落率 過去1年間での高値/安値 昨年末終値
    *ドル・円           +10.12%   115.52円   102.59円   103.25円
    *ユーロ・円           +2.11%   134.13円   125.09円   126.18円
    *ポンド・円           +7.34%   158.22円   136.97円   141.15円
    *スイス・円           +6.00%   125.51円   115.85円   116.67円
    *豪ドル・円           +2.75%   86.26円   77.49円   79.47円
    *NZドル・円         +4.20%   82.51円   72.72円   74.17円
    *カナダ・円           +9.65%   93.02円   80.15円   81.13円
    *南アランド・円        +1.55%    8.18円    6.66円    7.03円
    *メキシコペソ・円       +5.20%    5.67円    5.02円    5.19円
    *トルコリラ・円       -47.92%   15.26円    7.21円   13.91円
    *韓国ウォン・円        +1.25%    9.91円    9.21円    9.49円
    *台湾ドル・円         +11.60%    4.15円    3.66円    3.68円
    *シンガポールドル・円    +6.75%   85.29円   77.31円   78.13円
    *香港ドル・円         +9.33%   14.81円   13.23円   13.33円
    *ロシアルーブル・円     +10.53%    1.65円    1.36円    1.40円
    *ブラジルレアル・円     +0.42%   22.63円   18.48円   19.89円
    *タイバーツ・円        -1.06%    3.56円    3.26円    3.44円

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  • 2021年12月17日(金)07時43分
    NY金先物は反発、一時1800ドル台を回復

    COMEX金2月限終値:1798.20 ↑33.70

     16日のNY金先物2月限は、反発。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は、前営業日比+33.70ドルの1798.20ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは1775.70ドル-1800.60ドル。米長期金利の低下を意識した買いが入った。アジア市場で1775.70ドルまで下げたが、まもなく反転し、ニューヨーク市場の中盤にかけて1800.60ドルまで買われた。通常取引終了後の時間外取引では1790ドル台で推移し、押し目買い興味は残されているようだ。


    ・NY原油先物:続伸、一時72.74ドルまで買われる

    NYMEX原油2月限終値:72.15 ↑1.49

     16日のNY原油先物2月限は、続伸。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は、前営業日比+1.49ドルの72.15ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは70.87ドル-72.74ドル。ロンドン市場で70.87ドルまで売られたが、供給超過を警戒した売りは拡大せず、まもなく反転し、ニューヨーク市場で72.74ドルまで一段高となった。ただ、米国株式の動向を意識した売りが強まり、通常取引終了後の時間外取引で71.61ドルまで下げる場面があった。

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  • 2021年12月17日(金)07時17分
    各国中銀、金融政策を段階的に正常化へ

    主要各国中銀はオミクロン変異株は成長やインフレリスクと見ているものの、対処可能で景気回復の軌道を外れることはないと、見ている。各国中銀は経済や雇用の力強い回復が来年も継続するとの見解のもと、高インフレへの対応を最優先とし、緩和姿勢を保ちつつも、注意深く金融政策正常化を目指す。

    ハト派姿勢を維持すると見られていた欧州中央銀行(ECB)もインフレ目標の上振れリスクを示唆。パンデミック資産購入プログラム(PEPP)の純購入を来年3月で終了することを発表し、正常化に向けた軌道を示した。その後も景気を支えるため、PEPPにかわりに通常の資産購入策(APP)の規模を200億ユーロー400億ユーロに引き上げる。ただ、市場は上限を500億ユーロと見ていたため想定よりタカ派ととらえられている。ラガルド総裁はオミクロン変異株による影響は制御可能と言及。同時に、2022年の利上げの可能性は非常に少ないとの見通しを依然維持していると、再確認した。ただ、金利先物市場ではECBの22年の利上げを織り込みつつある。

    英国中銀も新型コロナ感染件数がパンデミック発生以来で最多となる中、高インフレへの対処を重要視。資産購入を維持する一方で、利上げに転じた。

    ■連邦準備制度理事会(FRB)
    QE縮小を月150億ドルから倍増300億ドルで、前倒しで来年3月中旬に終了
    終了から間を開けずに利上げ
    2022年3回、2023年3回利上げを予想

    ■英中銀金融政策決定会合
    ・政策金利を0.25%へ引き上げ(予想0.1%、前回0.1%)
    ・債券購入プログラム規模を8950(国債8750/社債200)億ポンドに据え置き決定

    ■欧州中央銀行(ECB)
    ・主要政策金利を0.00%に据え置き
    ・預金ファシリティ金利(中銀預金金利、下限)を-0.50%に据え置き
    ・限界貸出金利(上限)を0.25%に据え置き
    ・パンデミック資産購入プログラム(PEPP)購入枠1.85兆ユーロ維持(22年3月
    末まで)
    「PEPPの純購入は3月に終了」
    「4-6月に資産購入プログラム(APP)を400億ユーロに増額」
    「PEPPの再投資を少なくとも2024年まで延長」
    「PEPPの純購入は必要に応じ再開も」

    ■メキシコ中銀金融政策会合:政策金利5.5%(予想5.25%、前回5%)

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  • 2021年12月17日(金)07時04分
    ニューヨーク外国為替市場概況・16日 ユーロドル、続伸

     16日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは続伸。終値は1.1330ドルと前営業日NY終値(1.1289ドル)と比べて0.0041ドル程度のユーロ高水準だった。欧州中央銀行(ECB)はこの日の定例理事会で、コロナ危機で導入したパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)による新規資産購入を2022年3月末で終了することを決定。従来の資産購入プログラム(APP)は増額したものの、PEPP終了で22年4月以降の資産購入額は現在の半分以下に減る見込みとなった。金融政策の正常化に動きやすくなるとの見方からユーロ買いが強まると、一時1.1360ドルと1日以来約2週間ぶりの高値を付けた。市場では「コロナ対応の危機モードから金融正常化に向けた政策転換」との声も聞かれた。
     ただ、ラガルドECB総裁が理事会後の記者会見で「インフレは経済予測の対象期間中に目標以下に落ち着く見通し」「ボトルネックは当面続くが、22年に緩和されるだろう」「ECBが22年に利上げする可能性は非常に低い」と述べ、ハト派的な姿勢を示すとユーロの上値は重くなった。
     新型コロナ拡大でフランスが英国からの入国を原則禁止するなど、欧州で行動制限を強化する動きが出ていることも相場の重しとなり、一時1.1299ドル付近まで下押しする場面があった。

     ドル円は4営業日ぶりに反落。終値は113.67円と前営業日NY終値(114.04円)と比べて37銭程度のドル安水準となった。英欧の金融政策イベントを控えて、しばらくは114円台前半でのもみ合いが続いていたが、NY勢が本格的に加わる時間帯に入ると下落した。ユーロやポンドなどに対してドル安が進んだ影響を受けたほか、「米政府は生体情報を使った監視に関与したとして中国研究施設に制裁を科す」との一部報道で、米中対立懸念も強まり一時113.56円と日通し安値を更新した。米10年債利回りが1.41%台まで低下したことも相場の重し。

     ユーロ円は小幅ながら続伸した。終値は128.78円と前営業日NY終値(128.73円)と比べて5銭程度のユーロ高水準。ECB理事会後にユーロ高が進んだ流れに沿って129.64円まで上昇したものの、ドル円の下落につれた売りが出ると128.45円まで押し戻された。

     メキシコペソは上昇。対ドルで一時20.7632ペソ、対円で5.47円までペソ高に振れた。メキシコ中銀が政策金利を現行の5.00%から5.50%に引き上げたことを受けた。市場予想は5.25%への利上げだった。
     一方、トルコリラは軟調だった。対ドルで一時15.7270リラ、対円で7.21円と史上最安値を更新した。トルコ中銀は市場予想通り政策金利を15.00%から14.00%に引き下げることを決めたと発表。声明では「利下げの効果を今後数カ月間監視する」と説明し、来月には利下げを一時停止することを示唆した。ただ、リラの下落に歯止めはかからなかった。

    本日の参考レンジ
    ドル円:113.56円 - 114.25円
    ユーロドル:1.1281ドル - 1.1360ドル
    ユーロ円:128.45円 - 129.64円

  • 2021年12月17日(金)06時40分
    本日のスケジュール

    <国内>

      日銀政策委員会・金融政策決定会合(2日目)、終了後決定内容発表 -0.10% -0.10%
      黒田日銀総裁が会見


    <海外>
    16:00 英・小売売上高指数(11月)  0.8%
    16:00 欧・ユーロ圏新車販売台数(11月)  -30.3
    17:00 ブ・FIPE消費者物価指数(週次)(12月15日まで1カ月間)  0.61%
    18:00 独・IFO企業景況感指数(12月) 95.5 96.5
    19:00 欧・ユーロ圏CPI(11月) 0.5% 0.5%
    19:30 露・ロシア中央銀行が政策金利発表 8.50% 7.50%


    ---------------------------------------------------------------------
    注:数値は市場コンセンサス、前回数値

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