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2022年06月10日(金)のFXニュース(6)

  • 2022年06月10日(金)19時28分
    来週の英ポンド「底堅い値動きか、英中銀は追加利上げの公算」

    [英ポンド]
     来週のポンド・円は底堅い値動きか。英国のインフレ高進を抑止するため6月16日開催の英中央銀行金融政策委員会(MPC)で追加利上げが期待される。ただ、経済指標は弱い内容も目立ち、景気への配慮でタカ派姿勢を抑制する場合にはポンド買いは縮小しそうだ。一方、日銀は現行の金融緩和政策を堅持する方針を崩しておらず、引き続き円売りがポンドを押し上げる可能性があろう。
    ○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
    ・16日:英中央銀行MPC(追加利上げの予想)

    ・予想レンジ:165円50銭-168円50銭

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  • 2022年06月10日(金)19時27分
    来週のNZドル「底堅い展開か、引き続き引き締め加速観測が下支え」

    [NZドル]
     来週のNZドル・円は底堅い展開か。NZ準備銀行(中央銀行)は、5月までに5会合連続で政策金利引き上げを決め、金利見通しを上方改定し、引き続きペース良く利上げを行う方針であり、金融引き締め加速観測がNZドルの下支えとなる。1-3月期国内総生産(GDP)の発表があるが、中銀はこの時期、経済について、新型コロナウイルスのオミクロン株感染拡大の影響は予想されるものの底堅さを維持との見方を示しており、結果が注目される。
    ○発表予定のNZ主要経済指標・注目イベント
    ・15日:1-3月期経常収支(10-12月期:-72.61億NZドル)
    ・16日:1-3月期GDP(10-12月期:前年比+3.1%)
    ・予想レンジ:84円50銭-87円00銭

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  • 2022年06月10日(金)19時26分
    ドル・円は失速、ユーロ・ドルは1.06ドル割れ

    [欧米市場の為替相場動向]

     欧州市場でドル・円は134円付近に戻したが、その後は失速し133円70銭台で推移する。日本政府・日銀の為替介入への思惑から、134円付近では売りが観測される。一方、ユーロ圏経済の減速懸念からユーロは売られ、ユーロ・ドルは1.06ドルを割り込んだ。

     ここまでの取引レンジは、ドル・円は133円58銭から134円00銭、ユーロ・円は141円73銭から142円13銭、ユーロ・ドルは1.0590ドルから1.0633ドル。

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  • 2022年06月10日(金)19時24分
    来週の豪ドル「強含みか、中銀の引き締め加速観測で買い継続」

    [豪ドル]
     来週の豪ドル・円は強含みか。豪準備銀行(中央銀行)は理事会で少数予想だった0.50ポイントの利上げを決定し、NZやカナダの引き締めペースに見劣りすることなく並んだ。さらに、「今後数カ月の間に金融情勢を正常化するためのさらなる措置を取ることを見込む」と表明しており、引き締め加速観測から豪ドル買いに振れやすい。中銀が失業や不完全雇用の一段の減少見通しを示すなか、5月雇用統計の発表が期待される。
    ○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
    ・16日:5月雇用統計(4月:失業率3.9%、雇用者数増減+0.4万人)
    ・予想レンジ:94円00銭-96円50銭

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  • 2022年06月10日(金)19時07分
    来週のユーロ「もみ合いか、高値警戒感で調整が入る可能性」

    [ユーロ]
     
    「もみ合いか、ECBによる金融正常化への期待残る」
     来週のユーロ・ドルはもみ合いか。6月9日開催の欧州中央銀行(ECB)理事会で現行の緩和的な政策が維持されたが、次回7月開催の理事会で0.25ポイント幅の利上げ方針が示され、9月には0.5ポイントの利上げを検討していることから、金融正常化への期待でユーロは売りづらい展開に。一方、6月14-15日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)では0.50ポイントの利上げが織り込まれているが、9月以降も利上げ継続の可能性が高いこと示された場合、ユーロ買い・米ドル売りは抑制される可能性がある。
    ・予想レンジ:1.0500ドル−1.0750ドル


    「もみ合いか、高値警戒感で調整が入る可能性」
     来週のユーロ・円はもみ合いか、欧州中央銀行(ECB)は次回7月の会合で0.25ポイントの利上げを実施する計画を提示しており、金融正常化の推進を期待したユーロ買いが入りやすい。一方、日本銀行は現行の金融緩和策を今後も維持する方針を示し、ユーロ買い・円売りがただちに縮小する可能性は低いとみられる。ただ、ユーロ高・円安が急速に進行しており、ユーロ買いの過熱感から調整が入る余地はありそうだ。
    ○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
    ・15日:4月鉱工業生産(3月:前月比-1.8%)
    ・予想レンジ:142円00銭−145円00銭

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  • 2022年06月10日(金)19時04分
    来週のドル・円「上げ渋りか、0.5ポイントの追加利上げは織り込み済み」

    [ドル・円]
     来週のドル・円は上げ渋りか。焦点の米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げが予想され、目先の政策スタンスが注目される。一方、日本銀行は現行の金融緩和策を継続する方針を示しており、日米金融政策の違いを背景としたドル買い・円売りは継続しそうだ。
    米連邦準備制度理事会(FRB)は6月と7月のFOMCで0.50%の利上げが織り込まれ、政策金利に当たるFFレート(誘導目標上限値)は2.0%に到達。ブレイナードFRB副議長をはじめ引き締め継続に前向きで、年末時点で3%付近への上昇が予想されている。
     ただ、5月半ば以降に発表された経済指標はフィラデルフィア連銀製造業景況やコアPCEデフレーター、住宅関連統計などは前回を下回る内容となり、引き締めによる懸念が浮上。FOMCで景気に配慮しタカ派色を弱めるなら、金利安・ドル安に傾く展開となりそうだ。
     欧州中央銀行(ECB)は6月9日の理事会で7月の利上げ方針が示されており、会合後のユーロ売り・ドル買いは限定的となりドル・円の重石となる。一方、日本銀行は国内のインフレ圧力を認めつつも、異次元緩和を継続する考えを堅持しており、引き続き円売りが主要通貨を支える要因となる。ドル・円は134円台に浮上しており、2002年1月に付けた135円15銭が視野に入ってきた。

    【米連邦公開市場委員会(FOMC)】(14-15日開催)
     米連邦準備制度理事会(FRB)は14-15日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で0.50%利上げが見込まれ、金利高を手がかりにドル買いが進む見通し。ただ、0.5ポイントの追加利上げは織り込み済みのため、想定通りならドル買い・円売りが大きく広がる可能性は低いとみられる。

    【米・5月小売売上高】(15日発表予定)
     15日発表の米5月小売売上高は前月比+0.2%と、4月の+0.9%から鈍化が見込まれる。ただ、個人消費全体はそれほど縮小していないとみられ、市場想定に沿った内容なら株安につながる可能性は低いとみられる。
    ・予想レンジ:132円50銭−135円00銭

    ・13日−17日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

    ○(米)5月生産者物価コア指数 14日(火)午後9時30分発表予定
    ・予想は、前年比+8.5%
     参考となる4月実績は、前年比+8.8%。ロシアのウクライナ侵攻や中国での新型コロナウイルス関連ロックダウンを背景に、サプライチェーンの制約状況が深刻化している。生産者はコスト上昇に直面している。5月については4月実績に近い上昇率となる可能性がある。

    ○(中)5月小売売上高 15日(水)午前11時発表予定
    ・予想は、前年比-7.1%
     参考となる4月実績は前年比-11.1%。新型コロナウイルス流行を受けた行動制限で消費が大きな打撃を受けた。5月についても厳しい行動制限が続いており、個人消費は著しく抑制されており、前年比ベースで大幅なマイナスとなる見込み。

    ○(米)連邦公開市場委員会(FOMC)会合 15日(水)日本時間16日午前3時結果判明
    ・予想は、0.5ポイントの追加利上げ
     FOMCの参加メンバーの多くが今後数回の会合で0.5ポイント幅の利上げを行うことが適切と考えており、米連邦準備制度理事(FRB)のパウエル議長も同じ考えを持っていることから、FRBが金融引き締めを継続する姿勢が再確認される見込み。

    ○(日)日本銀行金融政策決定会合 17日(金)政策決定会合の終了予定時刻は未定
    ・予想は、金融政策の現状維持
     日本経済は感染症拡大前の水準を下回って推移し、景気回復の途上にあること、最近では、資源価格上昇による海外への所得流出という下押し圧力も受けている。消費者物価の前年比は、2%程度まで高まっているものの、エネルギー価格の上昇が主因であるため、現状の経済・物価情勢を踏まえると、日本銀行は現在のイールドカーブ・コントロールを軸とする強力な金融緩和を粘り強く続けるとみられる。

    ○その他の主な経済指標の発表予定
    ・13日(月):(英)4月鉱工業生産
    ・14日(火):(独)6月ZEW期待指数
    ・15日(水):(中)5月鉱工業生産
    ・16日(木):(NZ)1-3月期国内総生産
    ・17日(金):(英)5月小売売上高、(米)5月景気先行指数

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  • 2022年06月10日(金)18時27分
    ドル・円はじり高、ユーロ・ドルは一段安

    [欧米市場の為替相場動向]

     欧州市場でドル・円はじり高となり、133円半ばから後半に値を上げた。日本政府・日銀の為替介入の思惑で夕方にかけて円買いが主要通貨を下押ししたが、足元は値を戻す展開に。一方、欧州経済の減速懸念でユーロ・ドルは一段安となり、ドル・円は下げづらい。

     ここまでの取引レンジは、ドル・円は133円58銭から133円87銭、ユーロ・円は141円52銭から142円84銭、ユーロ・ドルは1.0607ドルから1.0633ドル。

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  • 2022年06月10日(金)18時21分
    ユーロドル、1.06ドル割れ ECBの大幅利上げ観測高まらず

     ユーロドルはさえない。タカ派で知られるホルツマン・オーストリア中銀総裁からこれまでと変わらない見解が伝わったことで9月の大幅利上げ期待は高まらず、一時1.0596ドルまで本日安値を更新した。また、対ユーロでのドル高を支えにドル円は133.95円前後まで持ち直している。

  • 2022年06月10日(金)17時48分
    ユーロドル 1.0608ドルまで下落、オーストリア中銀総裁はタカ派色強めず

     ユーロドルは1.0608ドルまで下値を広げるも節目1.06ドルを前に下げ渋り、17時46分時点では1.0615ドル付近での値動き。
     なおホルツマン・オーストリア中銀総裁「9月の利上げは少なくとも0.25%。0.50%かその中間もありえる」が伝わったが、ほぼ昨日のECB理事会に沿った発言。ホルツマン氏がタカ派色を強めたわけでもなく、市場の反応はこれまで限定的。

  • 2022年06月10日(金)17時36分
    東京為替概況:ドル・円は軟調、株安で円買い優勢

     10日の東京市場でドル・円は軟調。早朝の取引で米10年債利回りの上昇を手がかりにドル買いが先行し、134円48銭まで値を切り上げた。しかし、日経平均株価などアジア株安や政府・日銀の対応への思惑で円買いが強まり、夕方にかけてドルは133円37銭まで下落した。

    ・ユーロ・円は142円79銭から141円83銭まで下落した。
    ・ユーロ・ドルは1.0611ドルから1.0642ドルまで値を上げた。

    ・17時時点:ドル・円133円60-70銭、ユーロ・円141円90-00銭
    ・日経平均株価:始値27,996.35円、高値28,044.45円、安値27,795.17円、終値27,824.29円(前日比422.24円安)

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  • 2022年06月10日(金)17時32分
    欧州主要株価指数一覧

    イギリス FT100
     終値 :7403.82
     前日比:-72.39
     変化率:-0.97%

    フランス CAC40
     終値 :6289.58
     前日比:-68.88
     変化率:-1.08%

    ドイツ DAX
     終値 :14008.00
     前日比:-190.80
     変化率:-1.34%

    スペイン IBEX35
     終値 :8597.90
     前日比:-113.30
     変化率:-1.30%

    イタリア FTSE MIB
     終値 :23253.31
     前日比:-523.66
     変化率:-2.20%

    アムステルダム AEX
     終値 :693.06
     前日比:-6.52
     変化率:-0.93%

    ストックホルム OMX
     終値 :2025.01
     前日比:-19.05
     変化率:-0.93%

    スイス SMI
     終値 :11178.92
     前日比:-143.51
     変化率:-1.27%

    ロシア RTS
     終値 :1241.49
     前日比:+28.91
     変化率:+2.38%

    イスタンブール・XU100
     終値 :2588.29
     前日比:+16.72
     変化率:+0.65%

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  • 2022年06月10日(金)17時18分
    ドル・円は軟調、株安で円買い優勢

     10日の東京市場でドル・円は軟調。早朝の取引で米10年債利回りの上昇を手がかりにドル買いが先行し、134円48銭まで値を切り上げた。しかし、日経平均株価などアジア株安や政府・日銀の対応への思惑で円買いが強まり、夕方にかけてドルは133円37銭まで下落した。

    ・ユーロ・円は142円79銭から141円83銭まで下落した。
    ・ユーロ・ドルは1.0611ドルから1.0642ドルまで値を上げた。

    ・17時時点:ドル・円133円60-70銭、ユーロ・円141円90-00銭
    ・日経平均株価:始値27,996.35円、高値28,044.45円、安値27,795.17円、終値27,824.29円(前日比422.24円安)

    【経済指標】
    ・日・5月国内企業物価指数:前年比+9.1%(予想:+10.0%、4月:+9.5%←+10.0%)
    ・中・5月消費者物価指数:前年比+2.1%(予想:+2.2%、4月:+2.1%)
    ・中・5月生産者物価指数:前年比+6.4%(予想:+6.4%、4月:+8.0%)

    【要人発言】
    ・三者会合(財務省・金融庁・日銀)声明
    「為替相場、ファンダメンタルズにそって安定推移が重要」
    「為替相場の急速な変動は望ましくない」
    「各国通貨当局と緊密な生き疎通を図りつつ、必要な場合には適切な対応」
    ・ビルロワドガロー仏中銀総裁
    「中立金利まで、緩やかながら持続的な利上げが行われる」
    「中立金利は1%か2%の間のどこか」
    ・鈴木財務相
    「為替の安定が重要。急速な変動は望ましくない」
    「為替市場の動向、経済への影響を注視」
    ・ロバートソンNZ財務相
    「NZ準備銀行はインフレと戦う中銀」

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  • 2022年06月10日(金)17時17分
    ハンセン指数取引終了、0.29%安の21806.18(前日比-62.87)

    香港・ハンセン指数は、0.29%安の21806.18(前日比-62.87)で取引を終えた。
    17時15分現在、ドル円は133.74円付近。

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  • 2022年06月10日(金)17時06分
    東京外国為替市場概況・17時 ドル円、売り一服

     10日午後の東京外国為替市場でドル円は売り一服。17時時点では133.60円と15時時点(133.72円)と比べて12銭程度のドル安水準だった。財務省・金融庁・日銀の3者会合声明で「為替相場、急速な変動は望ましくない」などと発表されたことに売りで反応。神田財務官が最近の円安について“憂慮”というこれまで使わなかった文言で表現したことも売りにつながり、一時133.37円まで値を下げた。もっとも、一巡後は押し目買いが強まり133.60円台まで持ち直している。

     ユーロ円はさえない。17時時点では141.95円と15時時点(142.19円)と比べて24銭程度のユーロ安水準だった。3者会合声明の発表を受けて円高が進んだ流れに沿ったほか、ユーロ豪ドルなどその他ユーロクロスの下落も重しとなり、一時141.83円まで値を下げた。

     ユーロドルは17時時点では1.0625ドルと15時時点(1.0633ドル)と比べて0.0008ドル程度のユーロ安水準だった。欧州勢が参入しても1.06ドル台前半で方向感なく推移している。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:133.37円 - 134.48円
    ユーロドル:1.0611ドル - 1.0642ドル
    ユーロ円:141.83円 - 142.79円

  • 2022年06月10日(金)16時40分
    ユーロ円 一時141.90円割れ、三者会合声明に円買いで反応

     財務省・日銀・金融庁の三者会合声明が発表されると為替は円買いで反応。ユーロ円は141.87円、ポンド円が166.59円、カナダドル円は105.00円まで外貨安・円高が進んだ。またドル円も一時133.37円まで下値を広げている。
     三者会合声明では、「 政府・日銀、緊密に連携しつつ為替市場の動向や経済・物価への影響をいっそうの緊張感持って注視」「各国通貨当局と緊密な意思疎通図りつつ、必要な場合には適切な対応」などが述べられた。

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