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• 2022年06月10日(金)09時49分

  ドル・円：リスク回避的なドル売り・円買いがただちに拡大する可能性低い

  　10日午前の東京市場でドル・円は134円10銭台で推移。日本銀行による緩和策継続を想定して9日の欧米市場でドル・円は134円45銭まで戻している。本日発表される5月米消費者物価指数は高い伸びとなる可能性があるため、リスク回避的なドル売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。

  　ここまでの取引レンジは、ドル・円は134円13銭から134円48銭、ユーロ・円は142円39銭から142円79銭、ユーロ・ドルは1.0611ドルから1.0622ドルで推移。

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• 2022年06月10日(金)09時29分

  ドル円　134.05円までじり安、日経平均株価360円安を嫌気

  　ドル円は、日経平均株価が約360円下落していることを嫌気して134.05円までじり安に推移。ユーロ円は142.28円、豪ドル円は95.00円まで連れ安。

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• 2022年06月10日(金)09時26分

  ドル・円は主に134円台で推移か、5月米消費者物価指数の発表を待つ状況

  　9日のドル・円は、東京市場では134円56銭から133円41銭まで反落。欧米市場では133円19銭まで下げた後、134円45銭まで反発し、134円43銭で取引終了。本日10日のドル・円は主に134円台で推移か。日本時間夜に発表される5月米消費者物価指数は高い伸びとなる可能性があり、ドル買い・円売りは継続する可能性がある。

  　欧州中央銀行（ECB）は9日に開いた理事会で主要政策金利の据え置きを決定したが、7月に0.25ポイントの利上げを実施すると表明した。9月には0.5ポイント幅の利上げが行われる可能性がある。ECBが発した声明では「中期的なインフレ見通しが現状維持または悪化する場合、9月会合でより大幅な利上げが適切になるだろう」との見解が表明された。

  　ラガルドECB総裁は記者会見で「インフレについては、リスクは主として上方向」との認識を示しており、生産能力の長期的な悪化、エネルギーや食料品価格の高止まり、予想以上の賃金上昇などがインフレ上昇につながるとの見方を伝えている。市場参加者の間からは「ユーロ圏のインフレ圧力が短期間で弱まる可能性は低い」との声が聞かれており、ECBによる金融引き締めは一段と強まる可能性がある。

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• 2022年06月10日(金)09時11分

  日経平均寄り付き：前日比250.18円安の27996.35円

  
  日経平均株価指数前場は、前日比250.18円安の27996.35円で寄り付いた。
  ダウ平均終値は638.11ドル安の32272.79。
  東京外国為替市場、ドル・円は6月10日9時07分現在、134.30円付近。

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• 2022年06月10日(金)09時06分

  ドル円　134.27円まで弱含み、軟調な株を嫌気しクロス円の売りが重し

  　時間外の米10年債利回りは3.05％台まで上昇して始まったが、軟調な株価を嫌気しクロス円の売りが優勢となりドル円は134.27円まで小幅に売られている。

  　なお、ユーロ円は142.55円、豪ドル円は95.26円までじり安。

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• 2022年06月10日(金)08時56分

  ドル円　134.40円近辺で小動き、輸入物価は2カ月連続で40％超え

  　ドル円は134.40円台で小動き。先ほど発表された5月の輸入物価指数は前年比で43.3％となり、2カ月連続で40％を上回った。また、昨年11月に記録した43.1％を超えた。輸入物価の上昇の勢いはとどまらないが、発言を撤回したとはいえ黒田日銀総裁は家計への影響を軽視していると思われることで、円安を阻止することは当面はないか。

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• 2022年06月10日(金)08時52分

  【速報】5月国内企業物価指数：前年比+9.1％で市場予想を下回る

  10日発表された5月国内企業物価指数は、前年比+9.1％で市場予想の+10.0％を下回った。

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• 2022年06月10日(金)08時34分

  ドル円　134.45円付近、SGX日経225先物は28025円でスタート

  　ドル円は134.45円付近で推移している。シンガポール取引所（SGX）の日経225先物（期近限月）は、大阪夜間終値（27980円）と比べ45円高の28025円でスタート。

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• 2022年06月10日(金)08時29分

  韓国ウォンは対円で2015年8月以来の高値圏で推移

  10日午前のアジア市場で韓国ウォンは100ウォン＝10円70銭近辺の気配で推移している。米ドル高・ウォン安が続いているが、米ドル高・円安の勢いが勝っており、ウォンは対円で底堅い動きを保っている。

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• 2022年06月10日(金)08時14分

  NY金先物は小幅安、ドル高を意識した売りが入る

  COMEX金8月限終値：1852.80　↓3.70

  　9日のNY金先物8月限は小幅安。ニューヨーク商品取引所（COMEX）の金先物8月限は、前営業日比-3.70ドルの1852.80ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは1841.90ドル-1857.80ドル。アジア市場で1857.80ドルまで買われたが、ニューヨーク市場の前半にかけてドル高を意識した売りが入っており、1841.90ドルまで反落。ただ、株安を意識した買いが入ったことで1853ドルまで戻しており、通常取引終了後の時間外取引では主に1850ドルを挟んだ水準で推移した。

  
  ・NY原油先物：弱含み、株安を意識した売りが入る

  NYMEX原油7月限終値：121.51　↓0.60

  　9日のNY原油先物7月限は弱含み。ニューヨーク商業取引所（NYMEX）のWTI先物7月限は、前営業日比-0.60ドルの121.51ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは120.79ドル-122.72ドル。アジア市場の序盤で122.72ドルまで買われたが、株安を意識した売りが増えたことによってニューヨーク市場の序盤にかけて120.79ドルまで反落。供給不安を警戒した買いが入ったことで一時122ドル台まで戻したが、通常取引終了後の時間外取引では主に121ドル台で推移した。

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• 2022年06月10日(金)08時06分

  東京外国為替市場概況・8時　ドル円、小高い

  　10日の東京外国為替市場でドル円は小高い。8時時点では134.44円とニューヨーク市場の終値（134.36円）と比べて8銭程度のドル高水準だった。昨日欧州時間に調整の売りが入った後だけに、ドル円は底堅い動きで昨日高値134.56円に徐々に接近している。

  　ユーロ円はもみ合い。8時時点では142.72円とニューヨーク市場の終値（142.64円）と比べて8銭程度のユーロ高水準だった。ドル円は底堅い動きを見せているが、本日のアジア株式市場が軟調に推移すると予想されていることもあり、上値も限定的でもみ合い。なお、昨日のCME日経平均先物は大証終値比320円安の27910円で引けている。

  　ユーロドルは小動き。8時時点では1.0615ドルとニューヨーク市場の終値（1.0617ドル）と比べて0.0002ドル程度のユーロ安水準だった。昨日は大きなレンジを作ったが、朝のレンジは僅か10Pipsで収まっている。

  本日これまでの参考レンジ
  ドル円：134.33円　-　134.47円
  ユーロドル：1.0611ドル　-　1.0621ドル
  ユーロ円：142.61円　-　142.79円

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• 2022年06月10日(金)08時05分

  ＮＹ市場動向（取引終了）:ダウ638.11ドル安（速報）、原油先物0.87ドル安

  【 米国株式 】 　 　 　 　 　 　 前日比 　 　 　 高値 　 　安値 　　↑ ／ ↓
  ＊ダウ30種平均　32272.79　-638.11 　 -1.94%　32956.73　32267.78 　　1 　 29
  ＊ナスダック 　 11754.23　-332.04 　 -2.75%　12115.06　11751.98 　815　2638
  ＊S&P500 　 　 　4017.82 　-97.95 　 -2.38% 　4119.10 　4017.17 　 24 　479
  ＊SOX指数 　 　　2937.79 　-81.31 　 -2.69%
  ＊225先物 　 　 　 27950　大証比 -280 　 -0.99%

  【 為替 】 　 　 　 　 　 　 　 前日比 　 　 　　高値 　 　安値
  ＊ドル・円 　 　　134.40 　 +0.15 　 +0.11% 　 134.56 　 133.19
  ＊ユーロ・ドル 　 1.0618　-0.0098 　 -0.91% 　 1.0774 　 1.0611
  ＊ユーロ・円 　 　142.70 　 -1.16 　 -0.81% 　 144.18 　 142.35
  ＊ドル指数 　 　　103.33 　 +0.79 　 +0.77% 　 103.37 　 102.15

  【 債券 】 　 　 　 　 　　前日比 　 　 　　高値 　 　安値
  ＊ 2年債利回り 　 　2.81 　 +0.04　　　　 　2.84 　 　2.76
  ＊10年債利回り 　 　3.04 　 +0.02　　　　 　3.07 　 　3.00
  ＊30年債利回り 　 　3.16 　 -0.01　　　　 　3.21 　 　3.15
  ＊日米金利差　 　 　2.79 　 -0.23

  【 商品／先物 】 　 　 　 　 　 前日比 　 　 　　高値 　 　安値
  ＊原油先物 　 　　121.24 　 -0.87 　 -0.71% 　 122.72 　 120.79
  ＊金先物 　 　 　 1850.4 　　-6.1 　 -0.33% 　 1857.8 　 1841.9
  ＊銅先物 　 　 　　436.3 　　-9.1 　 -2.05% 　　445.2 　　435.6
  ＊CRB商品指数 　　329.59 　 +0.46 　 +0.14% 　 329.59 　 329.13

  【 欧州株式 】 　 　 　 　 　 　 前日比 　 　 　 高値 　 　安値 　　↑ ／ ↓
  ＊英FT100　　 　 7476.21　-116.79 　 -1.54% 　7593.00 　7472.29 　　8 　 92
  ＊独DAX　　　 　14198.80　-247.19 　 -1.71%　14420.73　14186.93 　　3 　 37
  ＊仏CAC40　　 　 6358.46 　-90.17 　 -1.40% 　6456.91 　6342.99 　　6 　 35

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• 2022年06月10日(金)08時04分

  世界各国通貨に対する円：対ドル0.11%安、対ユーロ0.81%高

  　 　 　 　 　 　 　 　 　 現在値 　 　前日比 　 　 　 ％ 　 前日終値
  ＊ドル・円 　 　 　 　 　 134.40円 　　+0.15円 　 　+0.11% 　 134.25円
  ＊ユーロ・円 　 　 　 　　142.70円 　　-1.16円 　 　-0.81% 　 143.86円
  ＊ポンド・円 　 　 　 　　167.94円 　　-0.37円 　 　-0.22% 　 168.31円
  ＊スイス・円 　 　 　 　　137.04円 　　-0.16円 　 　-0.12% 　 137.21円
  ＊豪ドル・円 　 　 　 　 　95.39円 　　-1.15円 　 　-1.19% 　　96.54円
  ＊ＮＺドル・円 　 　 　 　 85.81円 　　-0.72円 　 　-0.83% 　　86.53円
  ＊カナダ・円 　 　 　 　　105.83円 　　-1.04円 　 　-0.97% 　 106.87円
  ＊南アランド・円 　 　 　 　8.66円 　　-0.11円 　 　-1.26% 　 　8.77円
  ＊メキシコペソ・円 　 　 　 6.83円 　　-0.03円 　 　-0.44% 　 　6.86円
  ＊トルコリラ・円 　 　 　 　7.78円 　　-0.03円 　 　-0.33% 　 　7.81円
  ＊韓国ウォン・円 　 　 　　10.69円 　　-0.02円 　 　-0.16% 　　10.71円
  ＊台湾ドル・円 　 　 　 　　4.51円 　　-0.03円 　 　-0.63% 　 　4.54円
  ＊シンガポールドル・円 　　97.20円 　　-0.38円 　 　-0.39% 　　97.58円
  ＊香港ドル・円 　 　 　 　 17.12円 　　+0.02円 　 　+0.10% 　　17.11円
  ＊ロシアルーブル・円 　 　　2.34円 　　+0.11円 　 　+5.15% 　 　2.23円
  ＊ブラジルレアル・円 　 　 27.39円 　　-0.01円 　 　-0.03% 　　27.40円
  ＊タイバーツ・円 　 　 　 　3.89円 　　+0.00円 　 　+0.02% 　 　3.89円
  　 　 　 　 　 　 　 年初来騰落率 過去1年間での高値／安値　昨年末終値
  ＊ドル・円 　 　 　 　 　　+16.79% 　 134.56円 　 108.72円 　 115.08円
  ＊ユーロ・円 　 　 　 　 　 +9.01% 　 144.25円 　 124.40円 　 130.90円
  ＊ポンド・円 　 　 　 　 　 +7.83% 　 168.73円 　 148.47円 　 155.74円
  ＊スイス・円 　 　 　 　 　 +8.66% 　 137.80円 　 117.54円 　 126.13円
  ＊豪ドル・円 　 　 　 　 　+13.99% 　　96.88円 　　77.90円 　　83.68円
  ＊ＮＺドル・円 　 　 　 　　+9.11% 　　87.35円 　　74.57円 　　78.65円
  ＊カナダ・円 　 　 　 　 　+16.20% 　 107.21円 　　84.67円 　　91.08円
  ＊南アランド・円 　 　 　　+20.13% 　 　8.81円 　 　6.94円 　 　7.21円
  ＊メキシコペソ・円 　 　 　+21.78% 　 　6.87円 　 　5.14円 　 　5.61円
  ＊トルコリラ・円 　 　 　 　-8.99% 　　13.34円 　 　6.17円 　 　8.55円
  ＊韓国ウォン・円 　 　 　　+10.52% 　　10.73円 　 　9.21円 　 　9.68円
  ＊台湾ドル・円 　 　 　 　　+8.66% 　 　4.56円 　 　3.89円 　 　4.15円
  ＊シンガポールドル・円 　　+13.86% 　　97.77円 　　79.87円 　　85.37円
  ＊香港ドル・円 　 　 　 　 +15.96% 　　17.14円 　　13.98円 　　14.77円
  ＊ロシアルーブル・円 　 　 +52.96% 　 　2.50円 　 　0.68円 　 　1.53円
  ＊ブラジルレアル・円 　 　 +32.62% 　　27.84円 　　19.77円 　　20.65円
  ＊タイバーツ・円 　 　 　　+12.15% 　 　3.90円 　 　3.26円 　 　3.47円

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• 2022年06月10日(金)08時00分

  東京為替見通し＝ドル円、米10年債利回り3.04％台で堅調推移か

  　9日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、米10年債利回りの上昇を受けて、欧州市場の安値133.19円から134.45円付近まで反発した。ユーロドルは、欧州中央銀行（ECB）理事会で7月理事会での0.25％利上げ方針が示されたことで1.0774ドルまで上昇したものの、ユーロ圏経済の成長鈍化を懸念したユーロ売りで1.0611ドルまで反落した。

  　本日の東京外国為替市場のドル円は、米10年債利回りが3.04％台で推移していることで底堅い展開が予想されるものの、今夜発表される米国の5月米消費者物価指数（CPI）を控えて上値は限定的と思われる。

  　21時30分に発表される5月CPIは、前月比+0.7％、前年比+8.3％、エネルギーと食品を除くコア指数の前月比+0.5％、前年比+5.9％と予想されている。予想通りならば、ヘッドラインの総合指数は3月の前年比+8.5％、4月の前年比+8.3％から低下傾向が続くことで、「インフレピーク説」を裏付ける結果となる。

  　しかし、8日に米ホワイトハウスのジャンピエール報道官が、「総合インフレ率は高い水準になると予想している。また、特に航空運賃やジェット燃料価格上昇の影響などに目を向けると、ウクライナでの戦争がコアインフレ率に一定の影響を及ぼす見通しだ」と述べていることで予断を許さない状況となっている。すなわち、インフレ率が上昇するのではないかとの警戒感から、ニューヨーク株式市場は下落、債券市場も下落、ドルは全面高となっている。

  　米国の「インフレピーク説」が裏付けられた場合、6月と7月の米連邦公開市場委員会（FOMC）での0.50％の追加利上げは既定路線だが、9月FOMCでの利上げ休止説が現実味を帯びてくることになる。ボスティック米アトランタ連銀総裁は「9月に利上げを一旦停止することには意味があると個人的には考えている。夏を過ぎ、その時に政策の結果がどう出ているかを考えてからどうするかは、その時の経済状態に大きく依存することになると考えている」と述べ、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁も「6月と7月は0.50％利上げ、その後はインフレ率低下ならば慎重なペースへ」と述べている。

  　市場が警戒しているインフレ率上昇となった場合、ウォラー米FRB理事の「インフレが著しく減速するまで、毎会合で0.50％の利上げを検討すべき」やメスター米クリーブランド連銀総裁の「9月までにインフレが落ち着いていないならば、より急速な利上げが必要になるかもしれない」との主張が多数派となることになる。

  　しかしながら、パウエルFRB議長は「明確で納得のいくインフレ減速を確認するまで、利上げを続ける」と述べていることで、日米金融政策の乖離、日米10年債利回り格差の拡大を受けたドル買い・円売りは続くと思われる。

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• 2022年06月10日(金)07時26分

  円建てCME先物は9日の225先物比245円安の27975円で推移

  円建てCME先物は9日の225先物比245円安の27975円で推移している。為替市場では、ドル・円は134円30銭台、ユーロ・円は142円60銭台。

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