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2023年05月10日(水)のFXニュース(2)

  • 2023年05月10日(水)08時06分
    東京外国為替市場概況・8時 ドル円、動意薄

     10日の東京外国為替市場でドル円は動意薄。8時時点では135.20円とニューヨーク市場の終値(135.23円)と比べて3銭程度のドル安水準だった。バイデン米大統領と共和党の議会指導部との会談は日本時間6時過ぎには終了し、協議は物別れに終わったが12日に再開されると発表されている。市場は、この後に始まる時間外の米債の動きに注目が集まり、ドル円は動意に薄い展開。
     なお、バイデン米大統領は、協議は生産的だったと会見で述べ、債務上限の短期的な引き上げの可能性があることを示唆している。

     ユーロドルはもみ合い。8時時点では1.0965ドルとニューヨーク市場の終値(1.0962ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。7時前に1.0949ドルまで下がる場面もあったが、すぐに下値は切り上がり、NYの引け値水準近辺でもみ合いになっている。

     ユーロ円は小動き。8時時点では148.24円とニューヨーク市場の終値(148.23円)と比べて1銭程度のユーロ高水準だった。ドル円、ユーロドルとも値動きが限られたことで、ユーロ円も148円前半で小動き。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:135.16円 - 135.23円
    ユーロドル:1.0949ドル - 1.0967ドル
    ユーロ円:148.06円 - 148.31円

  • 2023年05月10日(水)08時00分
    東京為替見通し=ドル円、今夜の米4月消費者物価指数(CPI)を控えて動意薄か

     9日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、米10年債利回りが上昇に転じたことをきっかけに一時135.36円まで上値を伸ばした。ユーロドルは米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いで1.0941ドルまで下落した。

     本日の東京外国為替市場のドル円は、米国債務上限引き上げを巡る協議が12日に再び行われることになったことで、今夜発表される米国4月の消費者物価指数(CPI)を控えて動きづらい展開が予想される。

     ドル円の今週の高値は、8日が135.30円、9日が135.36円までとなっており、日足一目均衡表・転換線(※本日は135.58円)が上値を抑える構図が続いている。
     ドル円の上昇トレンドの再開は、債務上限が引き上げられる可能性が高まり、米国4月CPIがインフレ伸び率鈍化を打ち消すような結果を待つことになる。

     イエレン米財務長官が6月1日を「Xデイ」と警告した債務上限引き上げ問題は、先ほどまで、バイデン米大統領と議会指導部、マッカーシー下院議長(共和党)、マコネル上院院内総務(共和党)、ジェフリーズ下院院内総務(民主党)、シューマー上院院内総務(民主党)との間で協議されていたが、決着はつかなった模様で、12日に再開されると報じられている。
     イエレン米財務長官は、5月11日から13日までは新潟で開催されるG7財務大臣・中央銀行総裁会議に参加することになっており、バイデン米大統領も5月19、20、21日には、広島サミットに参加することになっている。バイデン米大統領と上下両院の議員がワシントンに同時に居る時期は、「Xデイ」までは6日間(10日、11日、12日、15日、16日、17日)だけとなっている。

     昨日、ウィリアムズ米NY連銀総裁は、6月の次回連邦公開市場委員会(FOMC)での金融政策判断は、入手するデータ次第、と強調した。5月のFOMC声明では、3月の「見込む(anticipate)」から「判断(determine)」に文言が変わり、2006年8月のFF金利誘導目標5.00-25%時点での利上げ休止を示唆した文言「累積的(cumulative)」が使用されたことで、利上げ休止観測が高まっている。

     4月の米CPIは、前年比+5.0%と予想されており、3月の前年比+5.0%と変わらずと見込まれており、予想を下回り利上げ休止観測が高まるのか、それとも、予想を上回って、利上げ観測が台頭するのか要注目となる。
     シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」では、6月と7月FOMCでは政策金利据え置きの確率が高いものの、9月FOMCでは0.25%の利下げ確率が高まり、12月FOMCでは、FF金利誘導目標が4.25-50%へ引き下げられる確率が高まっている。

  • 2023年05月10日(水)07時05分
    円建てCME先物は9日の225先物比40円安の29200円で推移

    円建てCME先物は9日の225先物比40円安の29200円で推移している。為替市場では、ドル・円は135円10銭台、ユーロ・円は148円10銭台。

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  • 2023年05月10日(水)06時40分
    本日のスケジュール

    <国内>
    14:00 景気一致指数 (3月)  98.6
    14:00 景気先行CI指数 (3月)  98.0
    15:00 コール市場残高(4月、日本銀行)


    <海外>
    15:00 独・CPI(4月)
    21:00 ブ・鉱工業生産(3月)  -0.2%
    21:30 米・消費者物価コア指数(4月)  5.6%
    27:00 米・財政収支(4月)  -3781億ドル

      米・10年債入札


    ---------------------------------------------------------------------
    注:数値は市場コンセンサス、前回数値

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  • 2023年05月10日(水)06時17分
    大証ナイト終値29210円、通常取引終値比30円安

    大証ナイト終値29210円、通常取引終値比30円安

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  • 2023年05月10日(水)06時04分
    ニューヨーク外国為替市場概況・9日 ドル円、小幅続伸

     9日のニューヨーク外国為替市場でドル円は小幅ながら3日続伸。終値は135.23円と前営業日NY終値(135.10円)と比べて13銭程度のドル高水準だった。米10年債利回りが上昇に転じたことをきっかけに円売り・ドル買いが先行。アジア時間の高値135.32円を上抜けて一時135.36円まで上値を伸ばした。24時前には134.96円付近まで下押しする場面もあったが、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が「インフレは高すぎる」「追加利上げが適切な場合は、実施する」と述べたうえ、年内の利下げ転換に否定的な見解を示すと再び強含んだ。2時前には135.27円付近まで持ち直している。
     もっとも、米連邦債務上限を巡るバイデン大統領と議会指導部による協議の行方や明日の4月米消費者物価指数(CPI)の結果を見極めたいとの思惑から、大きな方向感は出なかった。

     ユーロドルは続落。終値は1.0962ドルと前営業日NY終値(1.1004ドル)と比べて0.0042ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが優勢になると、22時30分前に一時1.0941ドルと日通し安値を付けた。市場では「欧州中央銀行(ECB)の利上げが米連邦準備理事会(FRB)より長期化するとの観測を背景にユーロ買い・ドル売りが進んでいただけに、ポジション調整目的のユーロ売り・ドル買いが出やすい」との声が聞かれた。
     ただ、売り一巡後はもみ合いに転じた。米債務上限問題の行方と明日公表される米インフレ指標の結果を見極めたいとの思惑が広がり、積極的な売買は手控えられた。

     ユーロ円は3営業日ぶりに反落。終値は148.23円と前営業日NY終値(148.68円)と比べて45銭程度のユーロ安水準だった。ただ、NY市場に限れば狭いレンジ取引に終始した。ドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、相場は方向感が出なかった。
     なお、ナーゲル独連銀総裁は「インフレ率は高すぎる」「金利はさらに上昇するだろう」と述べたほか、シュナーベルECB専務理事は「インフレを目標水準に戻すためにさらに多くのことをしなければならない」「市場が想定している年末までに利下げを行う可能性は著しく低い」と発言したものの、相場の反応は限られた。

    本日の参考レンジ
    ドル円:134.72円 - 135.36円
    ユーロドル:1.0941ドル - 1.1006ドル
    ユーロ円:147.89円 - 148.69円

  • 2023年05月10日(水)05時05分
    5月9日のNY為替・原油概況


     9日のニューヨーク外為市場でドル・円は、134円91銭から135円35銭まで上昇し、引けた。

    今週予定されている米4月消費者物価指数(CPI)、生産者物価指数(PPI)などの重要インフレ指標の発表や入札を控え、米国債相場が軟調に推移。金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。

    ユーロ・ドルは、1.0941ドルまで下落後、1.0970ドルまで上昇し、引けた。
    域内の根強い景気後退懸念にユーロ売りが優勢となったのち、ナーゲル独連銀総裁やカザークス・ラトビア中銀総裁欧が利上げを継続を示唆したためユーロ買いが再開した。

    ユーロ・円は147円89銭まで下落後、148円27銭まで上昇。

    ポンド・ドルは、1.2578ドルまで下落後、1.2628ドルまで上昇した。

    ドル・スイスは0.8943フランまで上昇後、0.8897フランまで下落。

     9日のNY原油先物は続伸。米国政府が倉庫の修理が終了し次第、年内に石油戦略備蓄(SDR)用の石油買戻しを開始する計画だとの報道を受けて買われた。

    【経済指標】
    ・米4月中小企業楽観指数:89.0(予想89.7、3月90.1)

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  • 2023年05月10日(水)04時35分
    【速報】パックウェスト株など地銀株が上昇に転じる

    パックウェスト株など地銀株が上昇に転じる

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  • 2023年05月10日(水)04時30分
    米中小企業は経済、売上の伸びに悲観的、同時に人手不足続き賃上げ強いられる


    全米独立企業連盟(NFIB)が発表した4月中小企業楽観指数は89.0と、3月から予想以上に低下し2013年1月来で最低となった。金利高やインフレ高騰の影響を受けた経済の成長減速や売上減速見通しに基づき、中小企業が投資計画を躊躇していることが明らかになった。今後数カ月内に新たな機械導入や工場の拡大など資本支出を計画していると答えた企業は5分の1以下で、パンデミック以降で最小となった。また、ビジネス拡大の良い時期と考えている中小企業主は3%にとどまった。ただ、過去最低となった2%から小幅上昇。

    販売価格の上昇を予想している企業は全体の33%と、5カ月連続で低下し、2021年3月以降で最低となっており、インフレのピーク達成を裏付ける。信用状況に大きな変化は見られず。融資のアクセスを巡り3月からいくらか改善したものの、依然低水準にある。

    ただ、45%の中小企業は依然求人枠を埋められず、40%は賃金の引上げを報告している。このことはインフレが根強い可能性を示唆し、連邦準備制度理事会(FRB)も当面高金利を維持する必要性が強まる。短期金融市場では6月連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げを除外していない。米NY連銀のウィリアムズ総裁は9日の講演で年内に利下げする理由が見られないと、市場の年内の利下げ見通しを一蹴した。

    ■全米独立企業連盟(NFIB)が発表した4月中小企業楽観指数
    経済の改善予想している企業:‐49%(3月‐47%、6カ月平均-47%)
    販売価格の上昇を予想している企業:33%(37%、41%)
    ビジネス拡大の良い時期と考えている企業:3%(2%、5%)
    雇用創出拡大を想定している企業:17%(15%、17%)
    資本投資拡大を計画している企業:19%(20%、21%)
    在庫拡大計画している企業:-5%(-4%、-5%)
    売り上げ改善予想している企業:-19%(-15%、-13%)
    求人が埋められない:45%(43%、44%)
    決算の良好な傾向を想定している企業:-23%(-18%、-24%)
    信用状況が緩和:-8%(-9%、-8%)

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  • 2023年05月10日(水)04時04分
    ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ユーロドル、買い戻し

     9日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは買い戻し。4時時点では1.0966ドルと2時時点(1.0955ドル)と比べて0.0011ドル程度のユーロ高水準だった。米2年債利回りの上昇が一服する中でドル買いの勢いも後退。1.0970ドル台までじわりと買い戻しが入った。なお、シュナーベル欧州中央銀行(ECB)専務理事は「インフレを目標水準に戻すためにさらに多くのことをしなければならない」「市場が想定している年末までに利下げを行う可能性は著しく低い」などの見解を示した。

     ドル円はもみ合い。4時時点では135.15円と2時時点(135.25円)と比べて10銭程度のドル安水準だった。手掛かり材料が乏しくなったほか、明日に米消費者物価指数(CPI)の発表を控えていることもあり、135.20円を挟んだ水準でやや方向感が乏しくなった。

     ユーロ円は4時時点では148.22円と2時時点(148.17円)と比べて5銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドルの買い戻しにつれた円売り・ユーロ買いが進み、148.30円手前まで下値を切り上げる場面も見られた。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:134.72円 - 135.36円
    ユーロドル:1.0941ドル - 1.1006ドル
    ユーロ円:147.89円 - 148.69円

  • 2023年05月10日(水)03時40分
    [通貨オプション]OP売り継続、レンジ相場やリスク警戒感弱まる


    ドル・円オプション市場で変動率は連日低下。リスク警戒感の後退やレンジ相場を受け、オプション売りが継続した。

    リスクリバーサルも引き続き動意乏しく小動きに終始。
    ■変動率

    ・1カ月物10.00%⇒9.57%(08年10/24=31.044%)
    ・3カ月物10.88%⇒10.56 %(08年10/24=31.044%)
    ・6カ月物10.77%⇒10.54 %(08年10/24=25.50%)
    ・1年物10.32%⇒10.16%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)
    ■リスクリバーサル(25デルタ円コール)
    ・1カ月物+1.46%⇒+1.45%(08年10/27=+10.90%)
    ・3カ月物+1.85%⇒+1.85%(08年10/27=+10.90%)
    ・6カ月物+1.72%⇒+1.72%(08年10/27=+10.71%)
    ・1年物+1.47%⇒+1.49%(08年10/27=+10.71%)

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  • 2023年05月10日(水)03時34分
    NY市場動向(午後2時台):ダウ5ドル高、原油先物0.35ドル高

    【 米国株式 】         前日比      高値    安値  ↑ / ↓
    *ダウ30種平均 33623.73 +5.04 +0.01% 33656.40  33509.72 11 19
    *ナスダック   12205.15 -51.77 -0.42% 12216.13 12174.06 1406 1710
    *S&P500     4129.57  -8.55 -0.21% 4130.35  4116.65  225  274
    *SOX指数     2976.65 -47.76 -1.58%  
    *225先物     29250 大証比+10 +0.03%  
     
    【 為替 】           前日比    高値   安値 
    *ドル・円     135.17  +0.07 +0.05% 135.36  134.77
    *ユーロ・ドル  1.0967  -0.0037 -0.34% 1.0986  1.0941 
    *ユーロ・円   148.24  -0.44  -0.30% 148.41  147.89 
    *ドル指数     101.63  +0.25  +0.25% 101.84  101.36 

    【 債券 】           前日比    高値   安値 
    *2年債利回り   4.03 +0.03
    *10年債利回り  3.52 +0.01  
    *30年債利回り  3.84 +0.02  
    *日米金利差   3.09 +0.00


    【 商品/先物 】        前日比    高値   安値 
    *原油先物     73.51 +0.35 +0.48%   73.71   71.34 
    *金先物      2043.00 +9.80 +0.48%  2045.10 2026.40 

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  • 2023年05月10日(水)03時25分
    欧州マーケットダイジェスト・9日 株安・金利上昇・ユーロ安

    (9日終値:10日3時時点)
    ドル・円相場:1ドル=135.15円(9日15時時点比△0.27円)
    ユーロ・円相場:1ユーロ=148.17円(▲0.12円)
    ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0964ドル(▲0.0030ドル)
    FTSE100種総合株価指数:7764.09(前営業日比▲14.29)
    ドイツ株式指数(DAX):15955.48(△2.65)
    10年物英国債利回り:3.855%(△0.074%)
    10年物独国債利回り:2.350%(△0.031%)

    ※△はプラス、▲はマイナスを表す。

    (主な欧州経済指標)      <発表値>     <前回発表値>
    3月仏貿易収支       80.23億ユーロの赤字 93.02億ユーロの赤字・改
    3月仏経常収支        14億ユーロの赤字  30億ユーロの赤字

    ※改は改定値を表す。▲はマイナス。

    (各市場の動き)
    ・ドル円は下値が堅かった。アジア市場終盤に一時134.72円と日通し安値を付けたものの、前日の安値134.64円がサポートとして働くと徐々に買い戻しが優勢に。米10年債利回りが上昇に転じると円売り・ドル買いが強まり、アジア時間の高値135.32円を上抜けて一時135.36円まで上値を伸ばした。
     24時前には134.96円付近まで下押しする場面もあったが、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が「インフレは高すぎる」「追加利上げが適切な場合は、実施する」「今年利下げする理由は見当たらない」などと発言すると再び強含んだ。2時前には135.27円付近まで持ち直している。

    ・ユーロドルは頭が重かった。アジア市場では1.1006ドルと日通し高値を付けたものの、欧米市場では上値の重さが目立った。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが優勢になると一時1.0941ドルと日通し安値を付けた。市場では「欧州中央銀行(ECB)の利上げが米連邦準備理事会(FRB)より長期化するとの観測を背景にユーロ買い・ドル売りが進んでいただけに、ポジション調整目的のユーロ売り・ドル買いが出ている」との声が聞かれた。
     なお、カザークス・ラトビア中銀総裁は「利上げは7月で終わらない可能性」「2024年の利下げは著しく時期尚早」などと述べたほか、ナーゲル独連銀総裁は「インフレ率は高すぎる」「金利はさらに上昇するだろう」と発言したものの、相場の反応は限られた。

    ・ユーロ円は弱含み。ドル円の上昇につれた買いが入った半面、ユーロドルの下落につれた売りが出たため、じり安の展開となった。21時前には一時147.89円と日通し安値を更新した。欧米株価の下落に伴うリスク回避的な円買い・ユーロ売りも入った。

    ・ロンドン株式相場は小反落。中国株や時間外の米株先物の下落を受けて、投資家心理が下向くと株売りがやや優勢となった。セグロやランド・セキュリティーズ・グループなど不動産株が売られたほか、原油安を背景にBPやシェルなどエネルギー株が値を下げた。

    ・フランクフルト株式相場は小反発。中国株や時間外の米株先物の下落を受けて売りが先行したものの、引けにかけて持ち直した。個別ではフレゼニウス(8.73%高)やRWE(1.67%高)、ミュンヘン再保険(1.67%高)などの上昇が目立った。半面、ザルトリウス(3.72%安)やザランド(2.85%安)などが売られた。

    ・欧州債券相場は下落。ECBの利上げ継続観測を背景に独国債に売りが出た。

  • 2023年05月10日(水)03時02分
    欧州主要株式指数、まちまち


     9日の欧州主要株式指数はまちまち。中国の低調な指標が影響し上値を抑制。しかし、米国のインフレ指標発表を控え、下値も限定的となった。

    スウェーデンの不動産会社のサムハスビッグナスボラゲティ・ノルデンは配当停止を発表し19.3%近く下落。ドイツの在宅患者の人工透析関連サービスを行うヘルスケア、フレゼニウスは第1四半期決算で予想程減益とならず8.7%高。また、英国の百貨店、マークス・アンド・スペンサーは4月の売り上げ5.1%増を報告し上昇。英国のスポーツブランドJDスポーツはフランスのGroupe Courir買収を検討しているとの報道で上昇した。

    ドイツDAX指数は+0.02%、フランスCAC40指数は‐0.59%、イタ
    リアFTSE MIB指数‐0.16%、スペインIBEX35指数は‐0.31%、イギリスFTSE100指
    数-0.18%。

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  • 2023年05月10日(水)02時33分
    NY外為:ドル伸び悩む、金利の上昇一服、米3年債入札好調で


    米財務省は400億ドル規模の3年債入札を実施した。
    結果で最高落札利回りは3.695%でテイルはマイナス2.8BPだった。また、9月入札以降で最低。応札倍率は2.93倍と、過去6回入札平均の2.60倍を上回り需要は強かった。外国中銀や大手機関投資家を含む間接入札者の比率は73.3%と、過去6回入札平均の62.7%を上回った。

    好調な入札結果を受けて、米国債相場は下げ止まり。10年債利回りは3.53%から3.52%へ低下した。

    ドル・円は135円15銭へじり安推移した。

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