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2024年04月11日(木)のFXニュース(8)

  • 2024年04月11日(木)23時56分
    【市場反応】ECB政策金利5会合連続で据え置き、6月の利下げの可能性も示唆、ユーロ売り優勢

    [欧米市場の為替相場動向]

    欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で予想どおり政策金利4.50%に据え置きを決定した。5会合連続の据え置きとなる。声明では基調的インフレの大半の指標は緩和しつつあり、もし、インフレが目標2%にむかう確信が持てれば、利下げの可能性があると指摘。同時に、特定の金利軌道を事前に約束することはせず、データ次第で各会合で決定する方針を再表明した。

    ラガルド総裁は会見で、「少数の政策委員は現時点でインフレに確信を得ていた」と、今会合で一部の委員が利下げを支持したことを明らかにしたが6月まで待つことを大多数が選好。6月に我々の期待が満たされたか判断し、「もし、ディスインフレ継続なら、金利の道筋に反映させる」と、6月の利下げの可能性も示唆した。

    FRBよりも早くECBが利下げを開始するとの見方にユーロ売りが優勢となった。ユーロ・ドルは1.0757ドルまで上昇後、1.0787ドルまで下落し、ほぼ2カ月ぶりの安値を更新。ユーロ・円は163円95銭まで下落後、164円50銭まで反発も164円09銭までじり安推移した。ユーロ・ポンドは0.8543ポンドまで下落後、0.8557ポンドへ反発後、0.8555ポンドまで再び下落した。

    【金融政策】
    ・欧州中央銀行(ECB)
    ・主要政策金利を4.50%に据え置き決定
    ・預金ファシリティ金利(中銀預金金利、下限)を4.00%に据え置き決定
    ・限界貸出金利(上限)を4.75%に据え置き決定

    「インフレは低下が続いた」
    「基調的インフレの大半の指標は緩和しつつある」
    「もし、インフレが目標2%にむかう確信が持てれば、利下げの可能性」
    「金利の軌道を決定するうえで、データ次第のアプローチを続ける」
    「必要な限り十分に景気抑制的な政策を設定する」
    「特定の金利軌道を事前に約束することはしない。データ次第で各会合で決定へ」

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  • 2024年04月11日(木)23時46分
    ドル円、153.30円と34年ぶりの高値更新

     ドル円はしっかり。米長期金利が上昇に転じたことで全般ドル買いが優勢になると、23時30分過ぎに一時153.30円と1990年6月以来約34年ぶりの高値を更新した。
     なお、米長期金利の指標となる米10年債利回りは一時4.5886%前後と昨年11月14日以来の高水準を記録した。

  • 2024年04月11日(木)23時40分
    ユーロドル、一転下落 米利下げ開始時期が後ずれするとの観測は根強い

     ユーロドルは一転下落。3月米卸売物価指数(PPI)の下振れを受けてドル売りが先行すると一時1.0757ドルと日通し高値を付けたものの、米利下げ開始時期が後ずれするとの観測が根強い中、ドル売りの勢いは長続きしなかった。米長期金利が上昇に転じるとドル買いが優勢となり、一時1.0708ドルの日通し安値まで押し戻された。
     なお、欧州中央銀行(ECB)は「インフレが持続的に収まるとの確信を得られれば、金利引き下げが適切になる」と表明し、今後の利下げ転換を示唆した一方、「今後の政策金利の水準はデータ次第」「特定の金利軌道を事前に確約しない」と説明した。また、ラガルドECB総裁は理事会後の会見で「データを得るまで政策に関していかなる路線にもコミットすることはできない」「ディスインフレが継続すれば、金利の道筋に反映させる」などと話した。

  • 2024年04月11日(木)23時27分
    ドル円、153.20円台 米長期金利が再び上昇

     米長期金利が米卸売物価指数(PPI)発表前の水準よりも小幅に上回ってきたことで、再びドル買いが進行。
     ユーロドルは1.0713ドルまで弱含み、ドル円も153.20円台で取引され、日通し高値153.29円が視野に入る水準までじり高。

  • 2024年04月11日(木)23時16分
    【NY為替オープニング】米30年債入札やFRB高官発言に注目、利下げの行方睨む


    ●ポイント
    ・中・3月生産者物価指数:前年比-2.8 %(予想:-2.8%、2月:-2.7%)
    ・中・3月消費者物価指数:前年比+0.1%(予想:+0.4%、2月:+0.7%)
    ・欧州中央銀行(ECB)が政策金利4.50%に据え置き、6月の利下げの可能性も示唆
    ・米・先週分新規失業保険申請件数(予想:21.5万件、前回:22.1万件)
    ・米・3月生産者物価指数:前月比+0.2%(予想:+0.3%、2月:+0.6%)
    ・米・3月生産者物価コア指数:前月比+0.2%(予想:+0.2%、2月:+0.3%)
    ・米・3月生産者物価指数:前年比+2.1%(予想:+2.2%、2月:+1.6%)
    ・米・3月生産者物価コア指数:前年比+2.4%(予想:+2.3%、2月:+2.1%←+2.0%)
    ・米・先週分新規失業保険申請件数:21.1万件(予想:21.5万件、前回:22.2万←22.1万)
    ・米・失業保険継続受給者数:181.7万人(予想:180万人、前回:178.9万人←179.1万人)
    ・ウィリアムズNY連銀総裁基調講演(連邦住宅貸付銀行会合)
    ・バーキン米リッチモンド連銀総裁質疑応答
    ・コリンズ米ボストン連銀総裁討講演(NY経済クラブ)
    ・米財務省・30年債入札
    ・ボスティック米アトランタ連銀総裁座談会参加

    11日のニューヨーク外為市場では引き続き欧米中銀の利下げの行方を睨む展開が継続すると見る。本日は米財務省が実施する30年債入札結果やウィリアムズNY連銀総裁、バーキン米リッチモンド連銀総裁、コリンズ米ボストン連銀総裁討がイベントや講演を予定しており、発言に注目が集まる。

    米3月消費者物価指数(CPI)が予想外に強い結果となったため連邦準備制度理事会(FRB)の年内の利下げ観測が大幅に後退したが、本日発表された同月生産者物価指数(PPI)が前月比+0.2%と、伸びは2月+0.6%から予想以上に鈍化し年初来で最低となったためインフレ加速懸念が後退。前年比では+2.1%と、2月+1.6%から伸びが拡大し再び連邦準備制度理事会(FRB)の目標2%以上となり、11カ月ぶりで最大の伸びになったが予想は下回った。燃料や食品を除いたコア指数は前月比+0.2%と、予想通り2月+0.3%から伸び鈍化し年初来で最小の伸びにとどまった。一方、前年比では+2.4%と、2月+2.1%から伸びが予想以上に拡大し、昨年8月来で最大となった。

    3月消費者物価指数(CPI)、コアCPIは3カ月連続で予想を上回った。結果からディスインフレの勢い減速が明らかになっており、多くのエコノミストが利下げ開始時期の予想を先送りした。3月は季節的にディスインフレを後押しすると見られていたことから、結果はサプライズとなり、金利高やドル高に拍車をかけた。

    欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で予想どおり政策金利4.50%に据え置きを決定。5会合連続の据え置きとなる。同時に、順調にディスインフレが進行しており、6月の利下げの可能性も示唆。FRBよりも早く利下げを開始するとの見方にユーロ売りが優勢となる可能性がある。

    ・ドル・円は200日移動平均水準147円22銭

    ・ユーロ・ドルは、200日移動平均水準1.0833ドル。

    ・ドル・円153円02銭、ユーロ・ドル1.0730ドル、ユーロ・円164円20銭、ポンド1.2540ドル、ドル・スイスは0.9130フランで寄り付いた。

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  • 2024年04月11日(木)22時51分
    ドル円、153.05円前後 PPI後の下押しも日通し安値割り込めず

     米3月卸売物価指数(PPI)の結果を受けて、米10年債利回りは一時4.51%まで低下したが、22時48分時点では再び4.54%台まで戻している。ドル円の下押しも152.80円付近までで、日通し安値152.76円を割り込めず、再び153円台を回復した。
     市場では、昨日の米10年債入札が不調で米金利が上昇したことで、本日の30年債入札に注目が集まっている。

  • 2024年04月11日(木)22時06分
    欧州外国為替市場概況・22時 ドル円、弱含み

     11日の欧州外国為替市場でドル円は弱含み。22時時点では152.83円と20時時点(153.07円)と比べて24銭程度のドル安水準だった。米3月卸売物価指数(PPI)が前月比+0.2%、前年比+2.1%と予想を下回り、米10年債利回りが4.52%台へ低下したことで、152.83円前後まで弱含みに推移した。

     ユーロドルは一進一退。22時時点では1.0742ドルと20時時点(1.0730ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ高水準だった。
     欧州中央銀行(ECB)理事会で政策金利の据え置きが決定されたものの、「インフレが2%に向かうと確信すれば利下げの可能性」と言及されたことで、1.0715ドルまで下値を広げた。その後、予想を下回った米3月PPIを受けて1.0745ドル前後まで反発したものの、ラガルドECB総裁のハト派的な見解で上値は限定的だった。
     ラガルドECB総裁は「最近の指標は賃金上昇にさらなる緩和を示唆」「成長見通しに対するリスクは下振れ方向に傾く」「インフレ率は上下に振れた後、目標に向けて低下へ」などと述べた。

     ユーロ円は弱含み。22時時点では164.17円と20時時点(164.24円)と比べて7銭程度のユーロ安水準だった。ECB理事会のハト派的な声明を受けて一時163.95円まで下値を広げた。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:152.76円 - 153.29円
    ユーロドル:1.0715ドル - 1.0750ドル
    ユーロ円:163.95円 - 164.70円

  • 2024年04月11日(木)22時03分
    【市場反応】米3月PPI、総合は予想下振れ、ドル売りに転じる

    [欧米市場の為替相場動向]

    米3月生産者物価指数(PPI)は前月比+0.2%と、伸びは2月+0.6%から予想以上に鈍化し年初来で最低となった。前年比では+2.1%と、2月+1.6%から伸びが拡大し再び連邦準備制度理事会(FRB)の目標2%以上になったが予想は下回った。燃料や食品を除いたコア指数は前月比+0.2%と、予想通り2月+0.3%から伸び鈍化し年初来で最小の伸びにとどまった。一方、前年比では+2.4%と、2月+2.1%から伸びが予想以上に拡大し、昨年8月来で最大となった。

    同時刻に発表された先週分新規失業保険申請件数(4/6)は21.1万件と、前回から予想以上に減少し3月上旬来で最低。労働市場の底堅さを再表明した。失業保険継続受給者数(3/30)は181.7万人と、前回178.9万人から増加した。

    米3月PPIの総合指数の伸びが予想を下回ったため米国債相場は反発。米10年債利回りは4.58%から4.52%まで低下した。ドルも売りに転じ、ドル・円は153円20銭から152円89銭まで下落。ユーロ・ドルは1.0715ドルから1.0747ドルまで上昇した。

    【経済指標】
    ・米・3月生産者物価指数:前月比+0.2%(予想:+0.3%、2月:+0.6%)
    ・米・3月生産者物価コア指数:前月比+0.2%(予想:+0.2%、2月:+0.3%)
    ・米・3月生産者物価指数:前年比+2.1%(予想:+2.2%、2月:+1.6%)
    ・米・3月生産者物価コア指数:前年比+2.4%(予想:+2.3%、2月:+2.1%←+2.0%)
    ・米・先週分新規失業保険申請件数:21.1万件(予想:21.5万件、前回:22.2万←22.1万)
    ・米・失業保険継続受給者数:181.7万人(予想:180万人、前回:178.9万人←179.1万人)

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  • 2024年04月11日(木)21時56分
    【ラガルドECB総裁】「経済見通しリスクは下方に傾斜」

    【ラガルドECB総裁】「経済見通しリスクは下方に傾斜」

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  • 2024年04月11日(木)21時53分
    ユーロスイスフラン、一時0.9750フラン割れ ECB声明を受け

     ユーロスイスフランは0.98フランを割り込んで伸び悩んでいたところから、0.9748フランまで下げ幅を拡大。政策金利を据え置いた欧州中央銀行(ECB)が、声明文で利下げを示唆したことを受けた動き。また中東地政学リスクが落ち着いていないことも、フラン買いに繋がっているか。

  • 2024年04月11日(木)21時34分
    【速報】ドル・円153円割れ、152.96円、米3月PPIは前月比で予想下回る

    ドル・円153円割れ、152.96円、米3月PPIは前月比で予想下回る

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  • 2024年04月11日(木)21時34分
    ドル円 153円割れ、米3月PPIは予想を下回る

     ドル円は、米3月卸売物価指数(PPI)が前月比+0.2%、前年比+2.1%と、予想を下回ったことで、152.96円前後までじり安。

  • 2024年04月11日(木)21時32分
    【速報】米・先週分新規失業保険申請件数は予想下回り21.1万件


     日本時間11日午後9時30分に発表された米・先週分新規失業保険申請件数は予想下回り、21.1万件となった。

    【経済指標】
    ・米・先週分新規失業保険申請件数:21.1万件(予想:21.5万件、前回:22.1万)

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  • 2024年04月11日(木)21時30分
    【速報】米・3月生産者物価指数は予想を下回り+0.2%


     日本時間11日午後9時30分に発表された米・3月生産者物価指数は予想を下回り、前月比+0.2%%となった。

    【経済指標】
    ・米・3月生産者物価指数:前月比+0.2%%(予想:+0.3%、2月:+0.6%)

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  • 2024年04月11日(木)21時29分
    【ECB】「特定の金利軌道を事前に約束することはしない。データ次第で各会合で決定へ」

    【ECB】「特定の金利軌道を事前に約束することはしない。データ次第で各会合で決定へ」

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