昨日はFOMCをひかえて大きな動きはなくなっていた。私が寝る前の直前のレベルはドル円が76.40くらいで、ユーロドルは1.36台の後半。これでいよいよユーロドルが下がり始めようものならば、クロス円の下落は売りのストップ注文を巻き込んで激しいものになりそうだ。ユーロ円でいうと103円台の攻防が見ものとなる。
私は夜中の3時くらいに目を覚まし、相場を確認した。ドル円は相変わらずだったが、なんとユーロドルが1.37台の後半まで伸びていた。ユーロドルかユーロ円を売り込もうと考えていた私にとっては、ちょっと手の出しにくい値動きとなった。
米国株は小動きを続けながらも、着実に値を切り下げてきている感じだ。期待をしているように見えても、やはりFOMCのアクションからは目新しいものは出てこないだろうとの観測のほうが、実はずっと強いのであろう。
結果としては、驚くような内容は何もなし。すでに購入済みの債券のデュレーションを長めに持っていくというツイストオペはメインだ。しかしこれはまったくの予想通り。気になるところでは景気後退をだいぶ意識していることだ。欧州危機も心配しているようだし、またグローバルリセッションも指摘していた。マーケットではFRBは何もしないで、もうちょっと成り行きを見守るだけと解釈したのだろう。一気にリスク回避の方向に傾いた。
クロス円の下げが主導する形で、ポンドドルやユーロドルの投げ売りのようなものが連発した。ニューヨーククローズにいたるまでユーロドルは売られ続け、1.35台のミドルまで到達。200ポイントくらいは落ちたことになる。ユーロ円も2円弱の値下がり。私は3時半以降はユーロ円をチョビっと売ったり、ユーロドルを売ったり。これだけの値幅すべてをエンジョイできたわけではないが、下げ過程のほとんどに参戦は出来たようである。
本日も欧州時間にいたるまで、株安傾向が止まらない。すでにグロベックスでは米国株はさらに大幅安を演じており、しかるに欧州株も激安。リスクオフの姿勢から為替相場ではクロス円の売りが強まってきている。
ユーロ円は先日の安値を下抜けしてきて、なおも安値で張り付きである。ドル円が76円台の前半まできているので、また介入もどきが発生するかもしれないが、株価の本格的な反転が見られない限りは自律反発なんて望める状況にはない。
よく言われているように、本邦勢の中間期末に向けての円手当、すなわち輸出予約の取り遅れが問題視されている。確かに今年のレンジの上限は85円台なので、とても喜んで輸出予約したいようなレベルではないだろう。
しかし溜まりに溜まった外貨アセットも、もうじき月末を迎える。これから1週間がもっとも円の買い圧力が高まると思われる状況の中での、ドル円76円台、ユーロ円103円台である。
日本時間 18時00分
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