先週末の海外市場では、経済指標などのイベントはなく、フェースブックの新規上場と週末のG8サミットしか関心事項はなかった。そもそも欧州時間に向かってはややリスクテーク気味でスタートして、やはりフェースブックの新規上場への期待がうかがわれる。私はその反対方向で何がしらポジションを作りたいと考えていたので、早々にやる気がなくなってきた。
ドル円も79円割れを目指すでもなく、どちらかというと堅調。ユーロドルも1.26台でやっていたものが、1.27台に戻したりしている。ちょっと緊張感の出ないレベルになってきた。夜に予定も入っていたし、何もしないことを決めて、相場もずっと見ていなかった。
アジア時間の昼間にグローベックスで米国株も安いサイドを攻めていたのに、ニューヨークオープンが近づくといよいよ期待が高まり、米国株は高値張り付きの状態になってしまったようだ。戻って相場を見ると、日付けが変わってきても大きな動きはなかったので、また早起き作戦ということで、4時半くらいには一度起きてニューヨーククローズで勝負することにした。
しかし目覚めてみると、米国株が下がっていた!フェースブックがあまり上がらなかったようで、それで失望を呼びこんでいる感じ。38ドルの公募価格に対して、初日だけでも60ドルは越すだろうという観測もあったくらいだ。40ドルよりも下のレベルで推移しているのは許せないことだろう。
その失望感がドルにも伝染したものか、為替相場もドルの全面安の形となっていた。ユーロドルは1.27台の後半まで上がっており、ドル円は79円割れスレスレ。米国株は最後まで押し目を広げて終了した。G8筋からも何も目立ったものは出て来ていない。いつもならばいくつかのコメントなどが漏れてきても良さそうなものなのに。わざわざオーバーウィークエンドで、こんな端っこのポジションを作る必要もないだろう。結局、何もしないままとなった。
週末のG8では、何も目新しいものは出て来なかった。「財政健全化と経済成長」の両立という、いかにもどちらもやりませんといった内容のものとなった。これをうけて本日の早朝のマーケットでは大きくリスク回避に傾いた。グローベックスでの米国株は先週の最安値をブレークしてきて、ユーロドルやユーロ円も重い動き。
私もリスクオフ作戦で臨もうと思ったが、最近の傾向としてアジア時間では日本人が安いという理由で株を買いまくってくるので、結果としてリスクテークの状態にさらされることが多い。そこでアジア時間の、せめては午前中だけもポジション作りはやめようと思って踏みとどまった。
そうすると東京市場が開いてみると、やはり株買いが先行し、あっという間に大きくリスクオンの状態になっていき、ユーロドルなどはなんと1.28台まで戻したりもしていた。当然のようにクロス円も堅調な動きとなった。まったく毎日同じパターンである~。
そういうわけで夕方からのポジショニングが大切となる。アジア時間までの流れのままに欧州市場でも株高となっており、なかなかユーロも下がりそうではない。今晩はイベントがないので、ますます株価の動きに左右されそうだ。今夜も米国勢の参入まで待つことにしよう。
日本時間 17時30分
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