■注目は、9月2日(金)の米雇用統計!
9月2日(金)の米雇用統計が非常に重要になってきました。
先週末の8月26日(金)、イエレンFRB(米連邦準備制度理事会)議長がジャクソンホールで開催された経済シンポジウムで講演し、「ここ数カ月で利上げの環境が整ってきた」という発言をしました。
さらに、それに関連してフィッシャーFRB副議長が、「イエレン議長の発言は、9月の利上げもありうるという意味だ」というような趣旨の発言をしましたので、市場で米利上げの期待感が高まっています。また、そうした期待感を受けて、米国の金利も上昇しました。
為替市場でも、それまではこの先、米ドル安になるという見方が強く、ポジションもドルショートに傾いている状況でしたので、その反動で米ドル高に向かっています。
米ドル/円は、103円台半ばまで上昇してきました。

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)
■予想値を超えれば、米ドル/円105円へ! だけど…
さて、今後のことですが、イエレンFRB議長も、フィッシャーFRB副議長も「利上げペースは、経済情勢による」とも発言しています。
そこで、重要になってくるのが、冒頭でお伝えした米雇用統計です。

(詳しくはこちら → 経済指標/金利:米国主要経済指標の推移)
9月1日(木)現在の予想値は、非農業部門雇用者変化数の前月比が18万人の増加となっています。予想値の18万人を超えてくるような結果になれば、利上げムードがさらに高まるでしょう。
まだ市場はドルショートですので、ますます米ドルは上昇し、米ドル/円も105円程度まで上昇してくるのではないかと思っています。ただ、利上げの期待感だけではそのあたりまで上昇するのが、せいぜいではないかとも思います。

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)
■逆に悪い結果になれば、100円割れもあり得る
逆に悪い結果になった場合ですが、これは利上げ期待感が低下してしまうので、当然米ドル安に向かうことになると思います。
どこまでいくのか? という問題ですが、もちろん、どれだけ悪いかにもよりますが、数万人程度の増加ということに留まってしまうと、それから2、3日中にも、再び100円を割り込んでしまうという展開もあり得ると考えています。

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足)
■日銀会合次第では、95円に向かう可能性も
ただ、9月は日銀金融政策決定会合で、これまでの「金融緩和政策の総括」が行われます。
そこで、まだまだ不十分だという認識が示されると、さらなる金融緩和への期待感が出てくるかもしれませんので、この結果を待つ動きに移ってくるかなと考えています。
この総括で、自画自賛の肯定的な意見がまとめられた場合は、さらなる金融緩和に期待できなくなったということで、95円に向かって走っていくこともあるのではないでしょうか?

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 日足)
9月2日(金)の米雇用統計、9月20日(火)~21日(水)のFOMC(米連邦公開市場委員会)、同じく、9月20日(火)~21日(水)に実施される日銀金融政策決定会合の結果をよく見ておきましょう。
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