ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

ポール・サイ
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒
持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

メイ会見終わりポンドは大幅反発、
トランプ発言を蒸し返しドル全面安に

2017年01月18日(水)16:21公開 (2017年01月18日(水)16:21更新)
持田有紀子

投資情報充実の外為どっとコム!当サイト口座開設者限定キャンペーン実施中!

 昨日はイギリスのメイ首相の会見があった。それまではアジア時間を通じて、さすがにリスク回避の動きも高まってきていた。ドル円は朝がたの114円台をキープできずに降下。ポンドは1.20台まで下がってきていて、そのまま安値張り付きである。欧州序盤にはドル円は113円ちょうども割り込んできて、いよいよ危険待ちの態勢に入った感じである。

 しかしトピックの中心はイギリスである。ポンドなどはもっと売られてもよさそうなものである。昨年来の安値を見にいっても不思議はないはずであるが、なかなか1.20台を割り込んでこない。これはもう十分にポンド売りに励んでしまったということなのか。

 まあだがそれは、イベントが終わってみないとわからないところだ。私としても記者会見が終わったら、材料出尽くしということで、ポンドは存外に買い進まれてしまうのではないかと思えてきた。

 そして夜の9時前からメイ首相の会見が始まった。内容の骨子は以下の通り。EUには部分的にも残らない。単一市場へのアクセスは断念。新しい貿易協定を模索。イギリスの来る移民を制限。有能な人ならば来てもよい。EUへの拠出金は要らなくなる。最終的には議会で議決。

 内容はおおむね想定の範囲内であった。フレッシュなことは何もない。しかしソフトランディングの手続きではなくなったのは事実である。だがマーケットの反応としては、この発表を境にそれまで進んでいたリスクオフの流れは弱まったのである。ポンドドルは大きくメクリ上がり、時間をかけてではあったが300ポイントほども上昇した。

 またリスクに敏感なドル円も1円近くも上昇し、113円台を回復。ニューヨークオープンではややリスク許容度も増大してくることとなった。私も夜の21時以降は何度かドル円をロングで参戦。もちろん大きくは取れなかったが、113円台のミドルまで比較的に危なげのないトレードができた。

 ニューヨーク時間では週末にトランプ氏がインタビューに回答しているので、それが蒸し返されることとなった。国境税の共和党案は煩雑すぎるとか、ドル高は良くないとか。ともかくもドル売りを促す方向の話である。ドル円は再び112円台にまで沈んで、ドル相場は全面安となった。

 今晩はたくさんの経済指標が出るが、市場の関心は金曜日の就任式に映ってしまっているので、今夜に大きく相場が動くことはないだろう。大きく動くとしたら、昨日のイギリスに関しての消化具合が進む程度であろうと考える。ポンドドルが1.26台くらいまで買い進まれたら、それはそれで驚きである。


日本時間 16時00分

外貨ex byGMO[外貨ex]
人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
jfx記事 トレーディングビュー記事 キャンペーンおすすめ10
jfx記事 トレーディングビュー記事 キャンペーンおすすめ10
『羊飼いのFXブログ』はこちら
↑ページの先頭へ戻る