本日の為替相場の焦点は、『英議会で採決が繰り返されている英国のEU離脱問題』と『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』、そして『米ドル・ユーロ・日本円の方向性』にあり。
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3月14日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・英議会・合意なき離脱を拒否する決議案を可決明け ・中国全国人民代表大会(全人代、5日~15日まで開催) ・英議会で離脱延期の是非に関して採決 ・明日(15日・金)に、日銀金融政策発表を控える |
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09:01 | 英)RICS住宅価格 | × | -24 | -22 | ||||||||||
11:00 | 中)鉱工業生産 | ○ | +5.6% | +5.7% | ||||||||||
中)小売売上高 | ○ | +8.2% | +8.2% | |||||||||||
中)固定資産投資 | ○ | +6.1% | +5.9% | |||||||||||
16:00 |
独)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
× | +0.5% | +0.5% | ||||||||||
+1.6% | +1.6% | |||||||||||||
ト)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
△ | +0.3% | -1.4% | |||||||||||
-8.0% | -9.8% | |||||||||||||
16:30 |
ス)生産者輸入価格 [前月比/前年比] |
△ | ±0.0% | -0.7% | ||||||||||
-1.0% | -0.5% | |||||||||||||
20:00 |
南ア)製造業生産 [前月比/前年比] |
× | -0.5% | +0.7% | ||||||||||
+1.2% | +0.1% | |||||||||||||
21:30 |
加)新築住宅価格指数 [前月比/前年比] |
△ | ±0.0% | ±0.0% | ||||||||||
±0.0% | ±0.0% | |||||||||||||
米)新規失業保険申請件数 | A | 22.5万件 | 22.3万件 | |||||||||||
米)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
BB | +0.3% | -0.5% | |||||||||||
-1.5% | -1.7% | |||||||||||||
23:00 | 米)新築住宅販売件数 | A | 62.0万件 | 62.1万件 | ||||||||||
翌 06:30 |
NZ)製造業PMI | △ | - | 53.1 | ||||||||||
翌 07:50 |
加)ウィルキンスBOC副総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)輸入物価指数
・23時00分:米)新築住宅販売件数
に注目が集まる。
米国以外では、
・11時00分:中)鉱工業生産
・11時00分:中)小売売上高
・11時00分:中)固定資産投資
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・英議会・合意なき離脱を拒否する決議案を可決明け
・中国全国人民代表大会(全人代、5日~15日まで開催)
・英議会で離脱延期の是非に関して採決
・明日(15日・金)に、日銀金融政策発表を控える
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場(米国中心)
・英国のEU離脱問題
・米国の金融政策
・トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言
・米中貿易交渉(交渉期限は延長へ)
・欧州の金融政策(ECB金融政策発表明け)
・米国の景気後退懸念
・金融当局者や要人による発言
・原油と金を中心とした商品市場
・金融市場のリスク許容度
・日本の金融政策(15日に日銀金融政策発表を予定)
・欧州の景気後退懸念(ドイツが中心)
・日米貿易交渉(3月中にも交渉開始か?)
・米朝関係(米朝首脳会談明け)
・インド・パキスタン情勢
・トランプ大統領による国家非常事態宣言(国境の壁建設費用問題)
・人民元
などが重要となる。
★★★
本日は、英議会・合意なき離脱を拒否する決議案の可決明けで、英議会で離脱延期の是非に関して採決が行われる。
また、明日(15日・金)には日銀金融政策発表を控える。
本日の米国の経済指標は、新規失業保険申請件数と輸入物価指数、新築住宅販売件数がメイン。
一方、経済指標以外のイベントは、特に予定されていない。
今週の為替相場は、週明けこそ円買いの流れが強まったが、その後米国の株式市場が反発上昇した事から、ドル円は反発した後に111円前半~半ばで堅調に推移し、ユーロドルは英国のEU離脱絡みの採決での英ポンドにつられて1.13乗せとなっている。
本日は、英議会で採決が繰り返されている英国のEU離脱問題と主要な株式市場及び米国の長期金利の動向が重要となる。
その他、米ドル・ユーロ・日本円の方向性や米国の金融政策、注目度の高い米国の経済指標の発表、トランプ大統領による発表や決定及び発言、米中貿易交渉、欧州の金融政策(ECB金融政策発表明け)、米国の景気後退懸念、金融当局者や要人による発言などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)輸入物価指数
・23時00分:米)新築住宅販売件数
→米国の株式市場は大きめに上下しているが、ドル円は揉み合い、ユーロドルはポンドにつられる形で上下
直近の金融市場では、引き続き、英議会で採決が繰り返されている英国のEU離脱問題が最大の焦点
ドル円は蚊帳の外状態だが、このゴタゴタがどういう決着を迎えるのか、一旦様子見も選択肢に入れつつ、シッカリと見極めたい局面
■3月11日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(3/11~)に、日本の金融政策の発表が予定
▼来週(3/18~)に、スイス、英国、米国の金融政策の発表とオーストラリア、日本の議事録の公表が予定
▼ECB金融政策発表明け
▼米国の雇用統計の発表明け
▼中国全国人民代表大会(全人代、5日~15日まで開催)
▼今週に、米国の中長期国債の入札が相次ぐ(11日・3年債、12日・10年債、13日・30年債)
▼11日に、トランプ米大統領が2020年度の予算教書を発表
▼12日に、英議会がEU離脱修正案を本採決(否決の場合→13日に「合意なき離脱」の是非について採決、それも否決の場合→14日に「離脱期間延長」ついて採決、を予定)
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場(米国中心)
▼米国の金融政策
▼トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言(2日に米ドル高懸念及び金融政策への言及あり)
▼米中貿易交渉(交渉期限は延長へ)
▼欧州の金融政策(ECB金融政策発表明け)
▼英国のEU離脱問題
▼米国の景気後退懸念
▼金融当局者や要人による発言
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼原油と金を中心とした商品市場
▼金融市場のリスク許容度
▼日本の金融政策(15日に日銀金融政策発表を予定)
▼欧州の景気後退懸念(ドイツが中心)
▼日米貿易交渉(3月中にも交渉開始か?)
▼米朝関係(米朝首脳会談明け)
▼インド・パキスタン情勢
▼トランプ大統領による国家非常事態宣言(国境の壁建設費用問題)
▼人民元
▼トランプ政権のロシア疑惑
▼イタリア債務懸念・財政不安
[14日19時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→押し目でのロングを回転させる事で利益を狙う
・押し目:110円後半~111円半ば
■スイング・トレード基本戦略
→戻り売り
・持ち越したポジションはなし
[14日19時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→EU離脱絡みのイベントが続くポンドにつられやすいので、一旦様子見
■スイング・トレード基本戦略
→戻り売り
・持ち越したポジションはなし
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)