ザイFX!では先日、迫る英国のEU(欧州連合)離脱(=ブレグジット)を控え、元為替ディーラーで英国在住の松崎美子さんに、その時点での英国の状況や、英議会での実施が想定されるイベントなどについて解説いただきました。
【参考記事】
●メイ首相最後の賭け! 3月19~20日も山場、21~22日も山場。混乱の英国から直送レポ!(3月18日、松崎美子)
松崎さんが注目していたMV3や、EUサミット(首脳会談)は、果たして、どのような結果になったのでしょうか?
また、当初予定されていた3月29日(金)の離脱が、ひとまず延期されたものの、英国内ではさらなる混乱の火種が生じているようです。
そこで、松崎美子さんに、再びブレグジットに関する最新情報や、今後の見通しについてご寄稿いただきました(ザイFX!編集部)。
■まったく見えなくなった、ブレグジットの行方
英国のEU離脱日となる3月29日(金)まで、残り1週間ほどというタイミングで、EUサミットが開催された(3月21日~22日)。
当初の予定では、メイ首相のブレグジット案に対する、3度目の本採決(3rd Meaningful Vote、以下、MV3)が、サミット前日(3月20日)に行なわれ、その結果をもとに、EU各国と協議に入る予定であった。しかし、先週(3月18日~)、大きな番狂わせが起きてしまったのである。
■バーコウ下院議長が爆弾発言!
英下院議会のバーコウ議長が3月19日(火)に、爆弾発言をした。21日(木)からのEUサミットの前日(20日)に実施する予定となっていた、MV3の中止を命じたのである。
同じ内容のブレグジット案に、何度も何度も投票し続け、時間を無駄にしていることに下院議員たちが不満を抱き、議長に申し立てしたことが発端となったようだ。最終的に、議長は1604年に遡る慣例(※)に基づき、禁止の決定を下したと説明している。
(編集部注:「1604年に遡る慣例」とは、政府が同じ、あるいは実質的に同じ内容の決議案を下院に再提出することは、合法的にできないという決定)
元はと言えば、昨年(2018年)11月にEUと合意したブレグジット案に対し、12月11日(火)に最初の本採決(1st Meaningful Vote、以下、MV1)を行なう段取りとなっていた。しかし、その前日(12月10日)に急遽、延期が決定され、結局、MV1が実施されたのは、今年(2019年)1月15日(火)だった。
そこで大差をつけて負けたメイ首相は、2月に予定されていた2回目の本採決(2nd Meaningful Vote、以下、MV2)も延期し、3月12日(火)に実施したが、そこでも政府案は否決された。
【参考記事】
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バーコウ議長によると、採決を実施する場合、ブレグジット案の内容が違えば、問題はないらしい。説明では、MV1とMV2は内容が違ったため、2度に渡る本採決実施の整合性はあった。しかし、MV3は、MV2との違いが認められず、中止となった。
■メイ首相、EUへ交渉期間延長の要請
バーコウ議長による爆弾発言から、一夜明けた3月20日(水)、メイ首相はトゥスクEU大統領に、交渉期間の延長を正式に要請するため、書簡を送った。
(出所:英国議会)
気になる延長期間は、英国が5月の欧州議会選挙に参加せずに済む、6月30日(日)までとなっている。
しかし、このニュースから数時間経つと、またしても驚きのヘッドラインが出たのである。それは、期間延長に応じるためには、MV3の可決が条件になるという、トゥスクEU大統領の発言であった。
この条件付きの期間延長について、トゥスクEU大統領は、
「英国の議長は、MV3実施には、MV2と違う内容のブレグジット案の提出が必要だと語った。今回のEUサミットでは、英国の離脱日が変更されるかもしれない。この変更には、EU各国の保証もついており、MV3実施を可能とするには十分であることを確信している」
と語った。
(出所:欧州委員会)
■議会関係者から大ヒンシュクを買ったメイ首相
トゥスクEU大統領に書簡を送った日(3月20日)の夜、翌日(21日)からのEUサミットを控え、メイ首相が短い演説を国民に送った。私もライブで見たが、ほんの3分くらいの短い呼びかけであった。
(出所:英国議会)
しかし、この演説の中で、メイ首相は大きな失敗をしてしまい、これがのちのち、彼女の命取りとなるリスクが高まった。
問題となる部分は、以下の発言である。
「EU基本条約50条を発動して、2年が経った今も、英国議会の議員たちは離脱方法について、合意することができない状態です。その結果、3月29日(金)に、離脱ができなくなりました。国民の皆様と約束した日に、離脱できなかったことは、私自身、非常に残念に思っています。そして、国民の皆様も、このブレグジットのいざこざに辟易しているだろうことは、容易に想像がつきます」
(Two years on, MPs have been unable to agree on a way to implement the UK’s withdrawal. As a result, we will now not leave on time with a deal on 29 March. This delay is a matter of great personal regret for me. And of this I am absolutely sure: you the public have had enough)
このスピーチ終了直後から、与党・保守党を含む議会関係者の間で、首相に対する怒りの発言が続いた。もし、本気で議員たちの力不足が理由で、ブレグジットが決まらないと首相が思っているのであれば、辞めていただいて構いません…。そういうニュアンスの発言が多かった。
■請願サイトがクラッシュ!
EUサミット初日(3月21日)の朝、メイ首相はブリュッセルに向けて飛び立った。しかし、首相不在の英国で、大きな事件が起きた。それは、70代女性による、政府請願ページへの書き込みである。
英国議会のホームページには、有権者が自由に書き込めるオンライン請願サイトがある。
ここで、1万人以上の署名が集まれば、政府は請願内容に対し、自分たちの考えを書く形で返答する。もし、10万人以上の署名が集まれば、政府はそれについて審議するのが普通である。
ただし、私たちが国会中継でよく目にする、国会議事堂内の庶民院議会(House of Commons Chamber)での審議ではなく、お隣にあるウェストミンスターホールという部屋で行われ、採決は取らない。
今回の請願内容は、以下の通りである。
「EU基本条約50条の破棄とEU残留を求める。政府は、国民の意思を尊重し、EUからの離脱を実施すると、何度も繰り返し語ってきた。我々は、この政府の主張にストップをかけないといけない。国民は、EU残留を強く支持している。2度目の国民投票の実施は望めそうにないので、この意見に賛同する人は、請願サイトに署名をお願いします」
(Revoke Article 50 and remain in the EU. The government repeatedly claims exiting the EU is 'the will of the people'. We need to put a stop to this claim by proving the strength of public support now, for remaining in the EU. A People's Vote may not happen - so vote now)
(出所:英国議会)
請願を載せた数時間後、芸能人たちの目にも止まり、ツイッターなどで拡散された。それをきっかけとして、一斉に署名が集まり始め、サイトがダウンするというアクシデントが発生。結局、サイトダウン時の署名数は6000人程度であったのに、その7時間後には100万人を越えた。
報道各局がこの話題を報道したこともあり、メイ首相不在の英国議会でも、この請願が話題となった。レッドソム院内総務は、「もし請願の署名数が、2016年6月に実施した国民投票の離脱票と同数の1740万人を超えた場合には、議会も何らかのアクションを起こすことになるだろう」と発言している。
ちなみに、当記事執筆時の、日本時間3月25日(月)午前4時時点では、署名数が500万人を越えており、請願サイト始まって以来の署名数を更新中となっている。そして、この請願を書き込んだ70代女性に、殺人予告が何通か舞い込んだため、彼女は英国外に逃げているそうだ。
■EUサミットでは、何が行われた?
今回のEUサミットは、3月21日(木)~22日(金)の、2日間に渡って行なわれた。しかし、ブレグジットについて協議されたのは21日(木)だけで、メイ首相は22日(金)のサミットには出席せず、英国に戻っている。
【参考記事】
●メイ首相最後の賭け! 3月19~20日も山場、21~22日も山場。混乱の英国から直送レポ!(3月18日、松崎美子)
期間延長に対するEU27カ国の大統領・首相たちの考えは、統一されておらず、マクロン仏大統領のような強行派は少数ではあるが、逆に、メルケル独首相のような温情派は、ほとんどいなかった。
●自分の意見を言わないメイ首相
サミット終了後にわかったことであるが、この日(3月21日)の話し合いは、メイ首相に質問をする形で進められたそうだ。そこで、もっとも多く繰り返された質問は、以下の3つである。
1.「メイ首相、あなたはMV3が議会で可決されると思いますか?」
2.「もし、MV3が再度、否決された場合、どうするおつもりですか?」
3.「期間延長を6月30日(日)までとしましたが、どうして、その日を選ばれたのですか?」
しかし、何度、これらの質問を繰り返しても、メイ首相は唇をかんで黙っているだけで、ほとんど声を出さなかったと伝えられている。そういう事情もあり、当初は現地時間18時頃に、トゥスクEU大統領とユンケル欧州委員会委員長が、共同記者会見を行なう予定であったが、最終的に5時間近く遅れたのである。
翌日(3月22日)の新聞の一面をすべてチェックしたが、「またしても、ブレグジットについて、EUがすべてを決めた!」というニュアンスの報道があったが、EUが決めなければ、メイ首相が何も決められなかったという事情があったように、私は感じた。
●共同記者会見での発表内容
延々と待たされたが、23時ぐらいに、英国の期間延長について発表が行なわれた。
内容は、
・EUは、英国議会でMV3が可決されれば、5月22日(水)までの延長を承認する
・MV3が可決されなければ、4月12日(金)までの延長を承認する。その場合、最終日までに、英国は今後の展開について説明する
・EUは、昨年(2018年)11月に合意した、ブレグジット案の再交渉は認めない
・あらゆる可能性を想定しつつ、今後も双方が努力を続けていく
というものであった。
■サミットを終えて。発表内容をまとめると…
●3月29日(金)…ひとまず、英国のEU離脱最終日は、3月29日(金)ではなくなった
●4月12日(金)…MV3が否決された場合の、新しい離脱日
この日までに、英国は合意なき離脱、あるいは新たな方針を決定し、EUに報告する。
その際に、英国が再度、延長を申し出た場合、5月の欧州議会への英国参加の可能性が浮上することもあるため、選挙参加申し込み最終日である4月12日(金)が選ばれた模様。もし、合意なき離脱となれば、移行期間はなし。
●5月22日(水)…MV3が可決された場合の、新たな離脱日
この日までに、英国議会は、ブレグジット案の批准手続きなどの、すべてを終了する。移行期間は、この翌日(5月23日)からスタートし、2020年12月31日(木)までとなる。
※筆者作成
■保守党でクーデター!? 週末に驚きの展開が!
離脱日が3月29日(金)から4月12日(金)へ2週間、延びたので、これで一安心…と思った私が、浅はかであった。というのも、週末の3月23日(土)から24日(日)にかけて、驚きの展開となったからだ。
●保守党でクーデターが勃発!?
3月23日(土)、私は朝から外出しており、20時過ぎに帰途についた。車の中でニュースを流していたら、ビックリする速報が流れてきた。
この日は、ロンドンを中心に、100万人を超える国民によって2度目の国民投票を要求する抗議デモが繰り広げられていたので、てっきりそのことだろう…と思っていたら、突如として「メイ首相の引きずり降ろしを目的とした、保守党内のクーデターが起きた!」と、ニュースキャスターが語った。
帰宅してニュースをチェックすると、翌日(24日)日曜版のタイムズ紙と、同電子(オンライン)版の観測記事であることがわかった。しかし、観測記事とはいえ、保守党幹部や閣僚を含む11名の意見を統合して書いているため、信憑性は高いだろう。
私も、早刷りのオンライン報道を読んでみたが、「保守党内では、メイ首相に辞めていただくということで、ほとんど合意しており、その後任として、残留支持議員の間では、首相の右腕とも言われているリディントン内閣府大臣の名前が出ている。それに対し、ブレグジット支持議員たちは、ゴーブ環境相を押しているようだ」と書かれていた。
●首相となる人物に必要な要素は?
私は常々、もっとリーダーシップに長けている人物に首相になっていただき、ブレグジット案をまとめてほしいと願っていた。しかし、今回のクーデター事件を受け、今の英国に必要な首相像は、強いリーダーではなく、議会をうまくまとめて導ける人物であるということが、コンセンサスとなっているようだ。その意味でも、メイ首相の先は、長くないのかもしれない。
●ハモンド財務相の否定発言
3月24日(日)の朝9時、ヨーロッパ最大の有料放送チャンネル・スカイTVの政治ショーに、ハモンド財務相が出演した。私もライブで見ていたが、当然、保守党のクーデターについての質問ばかりが続き、同財務相は以下のように答えた。
・あと2週間ほどで、英国は合意なき離脱に直面するリスクがある
・メイ首相のブレグジット案は、英国にとって最適な案であると確信している
・(メイ首相の引きずり下ろしについての質問に対し)保守党が決めるべきことは、誰が首相になるか?ではなく、英国の将来について、真剣に考えることを先決すべきである。首相が変わったからと言って、英国が直面している問題が解決するわけではないことを、忘れてはならない
・メイ首相の引きずり下ろしを実行するということは、かなり身勝手なことだ
・国民の皆さんは、先が見えないことに大きな不満と不安を抱いている。1日も早く、はっきりさせるためにも、今後、数日間でIndicative Vote(詳細後述)の可能性も含め対応するだろう。もし、Indicative Voteが実行されたときに、自由投票となるかについては、わからない。
・MV3を今週(3月25日~)中に実施するかの判断は、首相が行なうが、もし実施された場合、現状では可決することは、かなり難しい状況である
・私自身の個人的な意見を述べると、合意なき離脱と、EU基本条約50条の一方的な破棄の可能性は排除する。しかし、2度目の国民投票については、あり得るかもしれない。
この発言を受け、メイ首相引きずり下ろしの実現性が、いったん遠のいた。しかし、保守党内部の亀裂はひどく、3月25日(月)にも、議会でメイ首相の退陣要求が出る可能性が、一切、排除されたわけではなさそうだ。
今週(3月25日~)は、メイ首相辞任と、後任人事の可能性についても、気をつけていきたいと思っている。メイ首相が辞任したら、英ポンドは買いという意見もあるが、後任の首相が誰になるか? どういうブレグジット観を持ち合わせているかで、かなり変わってくるだろう。
●メイ首相、別荘で重要人物らと話し合い
メイ首相は、ボリス元外務相や、他の保守党の重要人物を、3月24日(日)の夕方から別荘に招き、話し合いをしていると伝えられている。当記事を執筆している現地時間24日(日)19時の時点では、まだ何も報道されていない。内容次第では、また何らかのどんでん返しがあるのかもしれない。
■ここからの予想。Indicative Voteとは…?
MV3が実施されるのか? あるいは、Indicative Voteで、議会がここからのブレグジットを決定するのか? それにより、今後の予想が大きく変わってくる。もちろん、MV3をまず実施し、そこで否決されてから、改めてIndicative Voteの実施という道もある。
その場合、今後の予定は、以下のようなイメージとなるだろう。
●MV3実施の場合は?
メイ首相は勝算がない限り、MV3を実施しないと言っている。そして、もしやりたいと思っても、バーコウ下院議長が認めないかもしれず、先行き不透明感が強い。
※筆者作成
●Indicative Voteとは?
そもそも、Indicative Voteとは何を指すのか? これは、今後のブレグジットの方法について、議員たちがいくつもの案を出し、それに対して投票し、もっとも票数の多いものを選ぶやり方である。今回、もし実施されれば、党議拘束はかけず、自由投票となるようであるが、確認はされていない。そして、結果に法的拘束力はない。
2003年に、上院改革法案について、実際にIndicative Voteが用いられたことがあったが、7つの選択肢のうち、過半数以上の賛成多数となったものは1つもなく、混乱がさらに深まったという苦い過去もある。
このIndicative Voteのやり方には、特に決まりはないが、唯一の禁止事項が、過半数に達せず否決された案に対する再採決となっている。つまり、投票の順番が早ければ早いほど、不利になる確率が高くなるため、自分の支持する案が、投票の順番の一番最後にまわってくるような操作(?)がなされるかもしれない。
この問題を解決するため、すべての案に対し、同時に投票を行なう方法を考えているとも言われている。
※筆者作成
●Indicative Voteで問われる内容は?
3月24日(日)のハモンド財務相のインタビューでは、スカイTVが考えた「Indicative Voteで問われるであろう選択」として、以下の7つが挙げられていた。
1.EU基本条約50条を一方的に破棄する(EU残留)
2.2度目の国民投票の実施
3.メイ首相のブレグジット案
4.メイ首相のブレグジット案 + 恒久的に関税同盟に残る
5.メイ首相のブレグジット案 + 恒久的に関税同盟と単一市場に残る
6.各国と自由貿易協定を結ぶ
7.合意なき離脱
私は、この7つに加え、「ノルウェー型/カナダ型での離脱」(※)を加えたいと思う。
(編集部注:おもな特徴を挙げると、「ノルウェー型」とは、EEA(欧州経済領域)に加盟し、農業と漁業を除く単一市場にアクセスできるようにする方法。ただし、EU予算への拠出を求められ、政策決定の多くをEUに委ねることになるほか、EUの「4つの自由」の原則を共有しなければならず、移民受け入れの義務が生じる。「カナダ型」とは、CETA(包括的経済貿易協定)を締結する方法。一部の関税は撤廃されないが、移民受け入れの義務は生じない)
■英ポンド相場には、どう取り組めば良い?
最近、英ポンドについての相場観を聞かれる機会がグッと増えた。非常に残念な答えになるが、私はファンダメンタルズをもとに、長期のポジションを取るタイプであるため、このような不透明感が高く、ある意味、ギャンブル的な相場では、静観することが多い。
スキャルピングを得意とする人にとっては、ボラティリティーが高くて、うれしい相場展開であろうが、私にとっては我慢の連続だ。しかし、最終的にブレグジットの方針が決まれば、英ポンドは大きく動意を見せるため、私はそこで参戦するつもりである。
最後になるが、3月22日(金)に「ユーロ/米ドルは急落したのに、英ポンド/米ドルは上昇している。おかしいのではないか?」という質問を多数受けた。
これは、同日発表された3月分のドイツ製造業PMI・速報値が、79カ月ぶりの低さとなったことを受け、ユーロ/米ドルだけでなく、ユーロクロスも大きく値を崩したことが、原因だと考えている。
(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロVS世界の通貨 1時間足)
(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/英ポンド 1時間足)
欧州通貨の対米ドルチャートだけを表示している人は、ぜひ、ユーロ/英ポンドのチャートを、加えてほしいと願う。
※筆者作成
(編集担当/ザイFX!編集部・堀之内智)
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