本日の為替相場の焦点は、『トランプ大統領の弾劾問題』と『注目度の高い米国の経済指標の発表』、そして『9月の月末・四半期末要因』にあり。
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9月26日(木)の為替相場の注目材料 |
指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・スポットレベルでの9月月末での最後の営業日(9月月末・四半期末間近) | ||||||||||||||
08:00 | 米)カプラン:ダラス連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | |||||||||||
15:00 | 独)GFK消費者信頼感調査 | × | +9.7 | +9.7 | ||||||||||
日)工作機械受注 | × | - | -37.1% | |||||||||||
15:35 | 日)黒田日銀総裁の発言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
17:00 | 欧)ECB月例報告 | △ | - | - | ||||||||||
18:30 |
南ア)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
× | +0.4% | -0.2% | ||||||||||
+4.6% | +4.9% | |||||||||||||
21:30 | 米)新規失業保険申請件数 | A | 21.2万件 | 20.8万件 | ||||||||||
米)第2四半期GDP【確報値】 | S | +2.0% | +2.0% | |||||||||||
↑・個人消費【確報値】 | +4.7% | +4.7% | ||||||||||||
↑・GDPデフレーター【確報値】 | +2.4% | +2.4% | ||||||||||||
↑・コアPCEデフレーター【確報値】 | +1.7% | +1.7% | ||||||||||||
米)卸売在庫【速報値】 | C | +0.1% | +0.2% | |||||||||||
22:30 | 欧)ドラギECB総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
米)カプラン:ダラス連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | ||||||||||||
22:45 | 英)カーニーBOE総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
英)カンリフBOE副総裁の発言 | △ | 要人発言 | ||||||||||||
23:00 |
米)中古住宅販売保留 [前月比/前年比] |
A | +0.9% | -2.5% | ||||||||||
+1.3% | +1.7% | |||||||||||||
米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言 | AA | 要人発言 | ||||||||||||
23:30 | 米)週間天然ガス貯蔵量 | B | - | +84 | ||||||||||
24:00 | 米)カンザスシティ連銀製造業活動指数 | C | -4 | -6 | ||||||||||
24:45 | 米)クラリダFRB副議長の発言 | AA | 要人発言 | |||||||||||
米)デーリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | ||||||||||||
26:00 | 米)7年債入札 | AA | 320億ドル | |||||||||||
27:00 | 米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | |||||||||||
29:30 | 米)バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | |||||||||||
翌 07:00 |
NZ)ANZ消費者信頼感指数 | × | - | 118.2 | ||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・08時00分:米)カプラン:ダラス連銀総裁の発言
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)第2四半期GDP【確報値】/個人消費【確報値】
・22時30分:米)カプラン:ダラス連銀総裁の発言
・23時00分:米)中古住宅販売保留
・23時00分:米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言
・24時45分:米)クラリダFRB副議長の発言
・24時45分:米)デーリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言
・26時00分:米)7年債入札
・27時00分:米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言
・29時30分:米)バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言
に注目が集まる。
米国以外では、
・15時35分:日)黒田日銀総裁の発言
・17時00分:欧)ECB月例報告
・22時30分:欧)ドラギECB総裁の発言
・22時45分:英)カーニーBOE総裁の発言
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・スポットレベルでの9月月末での最後の営業日(9月月末・四半期末間近)
・今週に、米国の中長期国債の入札が相次ぐ(24日→2年債、25日→5年債、26日→7年債)
・9月月末・四半期末間近(来週・30日が9月・月末での最後の営業日)
・米国の金融政策(9月18日にFOMC金融政策発表を消化済み)
・米国の国債市場と長期金利
・トランプ大統領&政権による決定や発言
・主要な株式市場(米国中心)
・米中貿易問題(10月上旬に米中貿易交渉を予定)
・日米貿易問題(9月25日の日米首脳会談で日米貿易交渉に大枠合意予定)
・金融当局者や要人による発言
・日本の金融政策(9月19日に日銀金融政策発表を消化済み)
・サウジアラビアの原油施設が攻撃を受けた問題(9月14日)
・原油と金を中心とした商品市場(9月14日にサウジアラビアの原油施設が攻撃)
・欧州の金融政策(9月12日にECB金融政策発表を消化済み)
・英国のEU離脱問題(10月31日にEU離脱を予定、今週初めに英国議会閉鎖の違憲判決)
・注目度の高い米国の経済指標の発表(米国が中心)
・金融市場のリスク許容度
・人民元(人民元安誘導、為替操作国指定など)
などが重要となる。
★★★
本日は、スポットレベルでの9月月末での最後の営業日(9月月末・四半期末間近)。
本日の米国の経済指標は、新規失業保険申請件数と第2四半期GDP【確報値】/個人消費【確報値】、中古住宅販売保留がメイン。
一方、経済指標以外のイベントでは、7年債の入札の他、複数のFRB高官の発言が予定されている。
今週の為替相場は、米中貿易問題への懸念やトランプ大統領の弾劾リスクが高まった事で、リスクオフでの米ドル売り・日本円買いの流れが強まって、ドル円は下値を試して一時107円割れまで下落し、ユーロドルは1.10前半での揉み合いとなっていたが、昨日のNY市場で一転して米ドル買いの流れが優勢となって、ドル円は上値を試して107円後半まで上昇し、ユーロドルは下値を試して1.09前半まで下落している。
本日は、トランプ大統領の弾劾問題と注目度の高い米国の経済指標の発表、9月の月末・四半期末要因が重要となる。
その他、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向やトランプ大統領による決定や発言、米中貿易問題、米国の金融政策への思惑、金融当局者や要人による発言、英国のEU離脱問題、原油と金を中心とした商品市場などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・22時30分:欧)ドラギECB総裁の発言
→ユーロが動くキッカケとして注視
・22時45分:英)カーニーBOE総裁の発言
→発言内容次第
・08時00分:米)カプラン:ダラス連銀総裁の発言
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)第2四半期GDP【確報値】/個人消費【確報値】
・22時30分:米)カプラン:ダラス連銀総裁の発言
・23時00分:米)中古住宅販売保留
・23時00分:米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言
・24時45分:米)クラリダFRB副議長の発言
・24時45分:米)デーリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言
・26時00分:米)7年債入札
・27時00分:米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言
・29時30分:米)バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言
→昨日のNY市場で一転して米ドル買いの流れが加速
スポットレベルでの9月月末での最後の営業日(9月月末・四半期末間近)
この流れがここから継続・加速するかどうか見極めたい
■9月23日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(9/23~)に、ニュージーランドの金融政策の発表と日本の議事録の公表が予定
▼来週(9/30~)に、オーストラリアの金融政策の発表が予定
▼23日(月)に、日本が祝日で休場
▼25日(水)に、日米首脳会談(日米通商交渉の大枠での合意を予定、安倍首相は23日~26日にNY訪問、首脳会談前に茂木外相とライトハイザーUSTR代表が大詰め交渉)
▼今週に、米国の中長期国債の入札が相次ぐ(24日→2年債、25日→5年債、26日→7年債)
▼9月月末・四半期末間近(来週・30日が9月・月末での最後の営業日)
▼米国の金融政策(9月18日にFOMC金融政策発表を消化済み)
▼米国の国債市場と長期金利
▼トランプ大統領&政権による決定や発言
▼主要な株式市場(米国中心)
▼米中貿易問題(10月上旬に米中貿易交渉を予定)
▼日米貿易問題(9月25日の日米首脳会談で日米通商交渉の大枠での合意を予定、首脳会談前には閣僚級で大詰め交渉)
▼金融当局者や要人による発言
▼日本の金融政策(9月19日に日銀金融政策発表を消化済み)
▼サウジアラビアの原油施設が攻撃を受けた問題(9月14日)
▼原油と金を中心とした商品市場(9月14日にサウジアラビアの原油施設が攻撃)
▼欧州の金融政策(9月12日にECB金融政策発表を消化済み)
▼英国のEU離脱問題(10月31日にEU離脱を予定、今週初めに英国議会閉鎖の違憲判決)
▼注目度の高い米国の経済指標の発表(米国が中心)
▼金融市場のリスク許容度
▼人民元(人民元安誘導、為替操作国指定など)
羊飼いの都合により、9月25日~27日の戦略コメントはお休み
羊飼いの都合により、9月25日~27日の戦略コメントはお休み
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)