■米大統領選挙に向けてドル高に
今後も、決して油断してはいけないと思いますが、当面、市場は落ち着いた反応を見せるでしょうから、それを前提に考えると良いのではないかと思います。
私が今、おすすめしているのは、1つは米ドル/円のロング(=買い)ポジション、2つ目はユーロ/米ドルのショート(=売り)ポジション、そして、豪ドルのロングポジションです。豪ドルは、豪ドル/円でも豪ドル/米ドルでも良いと思います。
日本時間の昨日(2月5日)、トランプ米大統領の一般教書演説がありましたが、今年(2020年)は米大統領選挙の年なので、特に熱が入っていました。
トランプ米大統領は、景気最優先で、ここから頑張るでしょうから、為替も米ドル高になりやすいと、私は考えています。
【参考記事】
●俺の手から血が吹き出るまで買う! 米国株の強さの理由はトランプの「信用」にあり!(2月5日、志摩力男)
(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 週足)
■108円台と1.11ドル台は、迷わず米ドル買い!
そういう意味においては、米ドルが、やや下がったところで米ドルのロングポジションを作るというのは、有効なやり方ではないかと思っています。
ちょっと急速に米ドルが上がってきてしまったので、今はあまり良いタイミングではありませんが、押し目を待って買いたいところです。
もし、米ドル/円の108円台があれば、迷わず買い、ユーロ/米ドルで1.11ドル台があれば、迷わず売りで仕掛けたいところです。
【参考記事】
●新型コロナウイルスでリスクオフの今は、円売りの絶好のチャンスになるかも!?(1月31日、今井雅人)
●新型肺炎によるリスクオフは収まるとみる! ドル/円は近々高値更新か。120円も達成可能(1月31日、陳満咲杜)
(出所:TradingView)
(出所:TradingView)
■豪ドルの下がったところは絶好の買いチャンス!
豪ドルは、オーストラリア国内での森林火災の影響や、最大の貿易国である中国の影響で、かなり売られてきました。
しかし、その影響も一時的と考えれば、豪ドルは、下がったところは絶好の買いチャンスではないかと考えています。
(出所:TradingView)
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