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陳満咲杜の「マーケットをズバリ裏読み」
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ドル安が進んでからドル安の材料探し。
専門家の話は所詮トレンドの後追いだ!

2010年07月16日(金)18:41公開 [2010年07月16日(金)18:41更新]

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 したがって、これから米ドル安のトレンドが深まれば、我々は間違いなく、多くの評論を耳にせざるを得ないだろう。それはつまり、米ドルサイドのマイナス材料探しとその解釈だ。

■トレンドの発生が先、ファンダメンタルズはあと

 このコラムをご覧になっているみなさんの中で、これから相場で成功を収めたいならば、少なくとも次の「相場の真実」を心得るべきである。

 まず、世論は「トレンド・フォロー型」であり、トレンドの発生が先で、ファンダメンタルズに関する解釈はあとでついてくるということだ。トレンド進行につれ、ファンダメンタルズの材料も発生し、それがトレンドを証左して、推進する引き金となる。

 次に、専門家と専門機関の多くが、トレンド進行につれて往々にしてオーバーな解釈となり、マスコミの論調も相場の天底とあわせて、オーバーな楽観論と悲観論になりやすいということだ。彼らは事後的な解釈でメシを食っているためである。

 専門家にしても、マスコミにしても、予測と論調自体が「トレンド・フォロー型」である以上、常に相場より一歩先ではなく、三歩遅れとなる。

 何しろ、トレンドに沿った予測と論調はリスクが少ない。トレーダーと違い、彼らは根本的にリスクを背負うことが嫌いなのだ。

■FRBが暗い見通しを示す前から米ドル安は始まっていた

 今週、マーケットの注目点が変化したことは、その好例であろう。

 まず、米ドル安が進むにつれ、ファンダメンタルズ面で大きな「引き金」が浮上してきた。それは、米FRB(連邦準備制度理事会)が米国の経済成長と景気回復に関して暗い見通しを示したことである。

 一部では、米国の金融当局がデフレリスクにおびえているのではないかという解釈もされ始めている。このような見方は、7月15日(木)の相場で米ドルを押し下げる原動力となっており、これから(すでに?)米ドル安の原因の背景として解釈されるだろう。

 年初からの米ドル高の修正が6月初旬頃にすでに始まっていたことを考慮すると、なんとも言えないほど絶妙なタイミングだ。米国サイドだけでなく、ユーロ圏や英国サイドからも、このような材料が揃って出てきている。
ユーロ/米ドル 週足
(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/米ドル 週足

■ゴールドマン・サックスも米ドルの見通しを下方修正

 ユーロ圏では、マヌケな格付け会社が相変わらずギリシャ、ポルドガル、スペインといったところのソブリン債の格下げに励んでいるが、これらの国々の国債販売は「想定以上」に好調であった。

 英国については、失うと見られていた最上級の「AAA」の格付けを維持できる見通しで、あの債券王が率いるPIMCOは英国国債の空売りをやめ、ロング(買い持ち)に転じたようなのだ。

 そして今週に入ると、“一般的な”専門家や金融機関だけでなく、あのゴールドマン・サックスも米ドルの見通しを下方修正した。ターゲットを、ユーロ/米ドルは上方修正、米ドル/円は下方修正したのである。

 これから、多くの専門家やマスコミが、米国サイドのマイナス材料探しとその解釈づくりに専念することになるだろう。そして、探せば探すほど、マイナス材料が見つかり、解釈しようとすればするほど、米ドル安の進行が深まっていくだろう。

 マーケットの心理とコンセンサスがこのように作られた以上、逆にトレンドを推進する要因となる。

■これは想定どおりの展開だ

 ところで、値幅の差があったものの、このような展開を筆者は年初から想定していた。

昨年12月24日のコラムで、筆者は機関投資家の見通しの総計として、2010年は年間を通じて米ドル高トレンドの進行が続くといったコンセンサスが強い分、これが再び裏切られるのではないかと予想していた「2010年最大のイベントは米国の利上げ!米ドル/円の上値は重く、かなりの波乱も!!」を参照)

 今はまさにその節目にあり、筆者の見方の真贋(しんがん)はこれから問われるだろう。

 ちなみに、日銀が7月15日(木)に、2010年のGDP成長率を上方修正していた。だが、マーケットの関心は中国の景気減速の可能性に集中しているため、完全に無視された形となった。

 これが何を意味するのか、円高は続くのか、日本のデフレは終えんに向かうのかについては、来週のコラムで私見を述べたいと思っている。
陳満咲杜の「マーケットをズバリ裏読み」
陳満咲杜 (ちん・まさと)

中国・上海生まれ。1992年に所持金5000円で来日し、日本語学校を経て日本大学経済学部に入学。生活費と学費をアルバイトでまかないながら在学中より株式投資を開始。大学卒業後、中国情報専門紙の株式担当記者を経て黎明期のFX業界へ。香港や米国の金融機関で研修を重ね、トレーダーとしての経験を積む。GCAエフエックスバンク マネージングディレクター、イーストヒルジャパン チーフアナリストを経て独立。現在は陳アソシエイツ代表/アナリストとして活躍している。日本テクニカルアナリスト協会検定会員。最新刊は『勤勉で勉強家の日本人がFXで勝てない理由』(ダイヤモンド社)、その他、『相場の宿命 2012年まで株を買ってはいけない!』、『CFDトレーディングの真実』『FXトレーディングの真実』(以上、扶桑社)、『着物トレーダーを卒業せよ 陳満咲杜の為替の真実』(青月社)などの著書がある。

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