【オンライン交流会開催のお知らせ】
田向さんのメルマガ『田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!』内で開催されている、オンライン交流会の第27回目の開催が決定しました!
開催日時は、11月1日(金)20時30分からで、参加できるのは本日10月22日(火)までにメルマガ購読者となった方です。11月5日(火)に米大統領選(米国大統領選挙)という超ビッグイベントを控え、その直前に相場の状況をみなさんで整理しましょう。
「オンライン交流会の雰囲気ってどうなの?」「田向さんのメルマガはどんな内容なの?」という方は、以下の記事や動画を参考にしてみてください。
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⇒FXのことをなんでも相談できるオンライン交流会がスタート! 田向宏行さんがチャートを交えて直接答えてくれた! 参加者同士の交流も
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11月5日の米大統領選は、あらゆる金融市場が大きく動く可能性を秘めており注目! 日本の経済や市場から離れている方がいい
今度の日曜日(10月27日)は、衆議院選挙の投票日です。
即日開票で、夜にはある程度の情勢が判明するでしょうし、週明けとなる10月28日(月)の東京時間は、為替市場も株式市場も荒れる可能性があります。
ただ、これは拙著で書いていることですが、FX取引をする際、日本の経済や市場から離れている方がいいと考えています。
すでにメルマガでは、米ドル/円の取引からユーロ/米ドルに軸足を移しています。
メルマガは仕掛け値や損切り値を先出ししているので、読者の方はユーロ/米ドルで複数の売りポジションを保有し、ピラミッディング(※)されているはずです。
(※ピラミッティングとは、最初のエントリーで利益が乗ってきたら、ポジションを積み増していく手法のこと)
グローバルなマーケットの動きという意味で、私が注目しているのは、11月5日(火)の米大統領選です。
米大統領が変われば、経済政策が大きく変わる可能性があり、為替市場だけでなく株式市場、金利市場、先物市場などあらゆる金融市場に関係する人が注目するため、大きく動く可能性を秘めています。
逆に、こうした大きな動きになる可能性が相場の背景としてあるため、当コラムでも折に触れてご説明していますが、米ドルのそれまでの売りポジションが巻き戻されていると考えていました。
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⇒米ドル/円は今年半値付近の150円を超えて全戻しに向かうのか、昨年半値付近の140円を割って下げていくのか、歴史的な分岐点にある! 介入の前でテクニカルは役立たない(10月15日、田向宏行)
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ドルストレートの日足週足ダウ理論で、米ドル買いが継続。豪ドル/米ドル週足が米ドル買いに転じれば、市場は強く米ドル買い方向に
ただ、直近のドルストレート(米ドルが絡んだ通貨ペア)の動きを見ていると、単に米ドル売りポジションをニュートラルに戻す動きだけでなく、米大統領選後を見込んだ先走りの米ドル買いの動きもあるのかもしれません。
このことは、チャートが示す値動きの事実から考えています。
日足チャートを見ると、ユーロ/米ドル、英ポンド/米ドル、豪ドル/米ドル、ニュージーランドドル/米ドルは10月に入った途端、米ドル買いに傾いて下げていますし、米ドル/円、米ドル/スイスフラン、米ドル/カナダドルなどは、9月後半か10月から米ドル買いで上昇してきています。
(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 日足)
つまり、米大統領選まで1カ月ぐらいに迫ったところで、大口投資家が徐々にポジション調整しているのだと思われます。
ただ、それまでの動きを考えると、現時点ではまだニュートラルに戻ったぐらいかもしれませんが、ここから米ドル買いが続くようだと、市場参加者はトランプ氏の優勢を考え始めているのかもしれません。
ダウ理論の日足チャートを見ると、引き続き米ドル買いが続いています。
ユーロ/米ドル、英ポンド/米ドル、ニュージーランドドル/米ドル、米ドル/円、米ドル/スイスフラン、米ドル/カナダドルは、週足のダウ理論でも米ドル買いとなっています。
(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 週足)
米ドルの動きがニュートラルになって止まり、米ドル買いでも米ドル売りでもない、イーブンな状態となるには、まず日足レンジが転換して日足の米ドル買いの動きが止まることがサインかもしれませんが、現在はまだそうなってはいません。
なお、上記のドルストレートの中に豪ドル/米ドルが入っていないのは、豪ドル/米ドル週足ダウ理論だけがまだ米ドル売りのレンジの中にあるからです。
逆に、豪ドル/米ドルの週足ダウ理論は米ドル売り、日足ダウ理論は米ドル買いになっているので、他のドルストレートとは逆な形で方向感がない、ニュートラルな位置なのかもしれません。
そうした意味では、他のドルストレートの週足日足ダウ理論での米ドル買いが続き、豪ドル/米ドル週足も米ドル買いに転じるようだと、市場は強く米ドル買い方向に動く可能性が出てきます。
この点では、豪ドル/米ドルが米ドルの方向性を見る材料の一つとなることが考えられ、注目しています。
この点は、メルマガ内で定例開催している11月1日(金)のオンライン交流会で、みなさんでチャートを見ながら検討したいと思っています。本日10月22日(火)までにメルマガ購読者となった方が参加できますので、興味がある方はぜひご参加ください(なお、当日時間の合わない方には、期間限定のアーカイブ動画を見ることができます)。
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米国の経済政策が変わると、石破ショックと比較にならない、とんでもない衝撃を数年で為替市場に与える。大きな動きに向け資金温存
市場が米ドル買いに傾くことから、トランプ氏の優勢が推測される理由は、トランプ氏の政策や発言です。
これはファンダメンタルズなので、私のような素人の考えは妄想の
また、減税は財政状況を悪化させるので、金利は高止まりしやすく、この点でも米ドル高要因です。
トランプ氏は、米国製品を輸出するために米ドル安へ誘導したいようですが、市場がそうなるかどうかはわかりません。
ただ、トランプ氏の選挙に帯同することもあるライトハイザー氏が米財務長官になれば、極端な米ドル安・円高もあり得るとされています。
いずれにせよ、米国の経済政策が変わると、為替市場にもとんでもないインパクトを与えることがあることは、知っておく必要があります。
具体的な例としては、1985年のプラザ合意では、1985年2
また、クリントン政権では米ドル安政策が取られ、1993年1月
(出所:TradingView)
いずれも、数年でこれだけの動きが起こった事実は知っておく必要があります。
米大統領が変わるということは、日本の自民党総裁選で高市氏当選の期待で米ドル/円が急騰し、石破氏の選出で急落した9月27日(金)の動きとは比較ならない、よりパワフルな動きが起こりうるということです。
だからこそ、こうしたリスクを知っている大口投資家ほど、ポジションは中立に戻して選挙後に備えることになりますし、これにより流動性も低下しやすくなります。
メルマガでも配信していますが、今はリスクを抑えておき、大きな動きが出た時に突っ込める資金を温存しておく方がいいと思います。
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⇒米ドル/円は139.56円まで下げたが、直近は大きな相場の終盤か、新しい相場の序盤の可能性。相場の終盤や序盤はリスクを抑え、中盤の大きな動きは突っ込み利益を狙う!(9月24日、田向宏行)
【ザイFX!編集部からのお知らせ】
ザイFX!で新連載をスタートした田向宏行さんと、ザイFX!編集部がお届けする有料メルマガ、それが「田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!(月額:4400円・税込)」です。
FXや投資に関する書籍7冊が、計10万部超えの人気を博す田向さんが、100年以上続くダウ理論を基に、チャートポイントやテクニカル分析を配信します。
さらに、トレーダーを孤独にしたくないとの思いから、月2回、Zoomなどでオンライン交流会を実施する予定です! 田向さんに相場の見方を直接聞いたり、メルマガ読者同士で交流したり―――顔出しなしでもかまいませんので、お気軽なご参加をお待ちしています。
10日間の無料体験期間がありますので、「田向宏行のダウ理論で勝つ副業FX!」をぜひ体験してください。
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