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田向宏行
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2014年10月09日(木)のFXニュース(2)

  • 2014年10月09日(木)12時45分
    ドル円は108円を挟んで推移、昨日レンジの上下にオーダー

     ドル円は108円を挟んで推移している。昨日は一時108.75円まで水準を回復したものの、本邦勢が背景とされる108.80円からの売りを前に失速。108.85円にも厚めの売りが控えているもよう。一方で昨日の安値水準107.75円には、厚めの買いとストップロスの売りが置かれているようだ。

  • 2014年10月09日(木)12時23分
    ドル円軟化、107円後半での底堅さを維持できるか

     東京正午過ぎ、ドル円は107.93円まで軟化した。ユーロ円が137.47円、ポンド円が174.63円まで弱含んだなかで、ドル円も本日の安値を塗り替えた。一昨日、昨日とドル円が107円後半で推移する時間は短く、底堅い印象も受けるが、108円台での重さも増しているようだ。

  • 2014年10月09日(木)12時04分
    ■東京午前=ドル売り一服、ドル円は108円台前半で底堅く推移

     東京午前の為替相場は、NYクローズの水準を維持したまま、大きな動きも見られず狭いレンジ内でのもみ合いとなった。ドル円は108円台前半で底堅く推移。ユーロドルは1.2730ドル付近で上値が重く、ユーロ円は137.70円付近でほぼ横ばいとなった。

     東京序盤こそNYタイムに形成されたドル売りの流れが若干見られたものの、その後は底堅く推移。午前中は、英9月RICS住宅価格、8月機械受注、豪9月就業者数といった重要指標が発表されたが、各国通貨とも大きな動きは見られず取引材料にはならなかったもよう。日経平均は、FOMC議事要旨を手掛かりに急反発した米株市場に後押しされ、+70円の15666円で引けた。

     このあとロンドンタイムに、イングランド銀行の金融政策委員会(MPC)が行われ、政策金利が発表される。政策金利は0.50%で据え置かれることが予想されており、市場への影響も限定的だろうが、ここ最近はトレンドに沿ったドル買い圧力とドルの調整売り圧力がせめぎ合っており、特に材料がなくともドル相場が動意付く可能性がある。
     またFOMC議事録に「ドル高は輸出と成長へのリスク」とあるが、米当局が足元のドル高に対する警戒感を持ち始めている様子もあり、ドル高の調整が本格化する可能性は否めない。ドル売り一服後の今日午後、欧州勢が参加し始めた際の値動きに注視したい。

  • 2014年10月09日(木)11時36分
    【ディーラー発】豪ドル一時下押し(東京午前)

    豪雇用統計の予想を下回る結果を受け瞬間的に豪ドル売りが先行、対ドルで0.8786付近まで、対円で95円18付近まで下押しした。しかし今回の結果に信頼性が乏しいとの観測が広がり、急速に豪ドルは買い戻され、対円では95円74銭付近まで急反発し発表前の高値を上抜けた。一方、ドル円は108円ちょうど付近で下値の堅さを確認すると、米長期金利の低下一服も後押しとなり一時108円30銭付近まで上昇、ただ上値の重たさが嫌気され反落している。11時36分現在、ドル円108.128-138、ユーロ円137.638-658、ユーロドル1.27303-311で推移している。

  • 2014年10月09日(木)09時30分
    豪・9月失業率など

    豪・9月失業率

    前回:6.1% 予想:6.1% 結果:6.1%

    豪・9月新規雇用者数

    前回:+3.21万人 予想:+1.55万人 結果:-2.97万人

     

  • 2014年10月09日(木)08時50分
    国内・8月機械受注など

    国内・8月機械受注(前月比)

    前回:+3.5% 予想:+0.5% 結果:+4.7%

    国内・対外証券投資-中長期ネット(前週分)

    前回:+1846億円(改訂:+1869億円) 予想:N/A 結果:-1790億円

    国内・対内証券投資-株式ネット(前週分)

    前回:-416億円(改訂:-419億円) 予想:N/A 結果:+1865億円

     

  • 2014年10月09日(木)08時01分
    英・9月RICS 住宅価格指数

    英・9月RICS 住宅価格指数

    前回:+40(改訂:+39) 予想:+36 結果:+30

  • 2014年10月09日(木)08時00分
    東京為替見通し=ドル高の調整が本格化するのか

     昨日の為替市場ではドルが売られた。9月16-17日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が手がかり。フォワードガイダンスであるFOMC声明の「相当な期間」との文言をめぐって議論が続いていることが確認され、タカ派色は持続したが、「ユーロ圏で長引く成長失速とインフレ低下が一段のドル上昇を招く」可能性に言及があったため、ドル売りが誘われた。米利回りは低下、米株式市場は上昇しており、FOMC議事録はハト派寄りと受け止められている。ドル円は108円後半で上値が抑えられた一方で、ユーロドルは約2週間ぶりに1.27ドル台に回帰。ポンドドルは1.61ドル後半、豪ドル/ドルは0.88ドル半ばまでドル安推移した。対ドルでの欧州通貨高や資源国通貨高を背景にクロス円は堅調。

     本日の東京タイムではドル安基調が継続しそうだ。昨日のFOMC議事録でも示されたように、FOMC内部でタカ派とハト派の衝突が続いており、FOMCメンバーの総意として固まっている方針は乏しいように思われる。ドル高による米対外収支の圧迫や米インフレ率の抑制も懸念され、ドル高の調整が続くのではないか。対ユーロを中心にドル買いが本格的に巻き戻されると、ドル円の重みが増すだろう。対ドルでの欧州通貨高や資源国通貨によってクロス円が上振れる余地があるとしても、ドル中心に動意づいてきたなかで、円相場の影響力は相対的に弱いか。

     本日は豪雇用統計が発表されるが、豪統計局によると前回8月や7月の就業者数に修正が入る可能性があるという。前回8月の就業者数の伸びは12.1万人増と過去最高だった。豪雇用統計に対する信頼性は以前から低かったが、今回の一件で疑問視する声が増えている。発表後は豪ドルが上下するだろうが、結果を真に受ける必要はないと思われる。

  • 2014年10月09日(木)08時00分
    10月9日の主な指標スケジュール

    10月9日の主な指標スケジュール
    10/9 予想 前回
    08:01 (英)英王立公認不動産鑑定士協会(RICS)住宅価格指数 9月 36 40
    08:50 (日)機械受注 前月比 8月 0.5% 3.5%
    08:50 (日)対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債) 前週分 N/A 1846億円
    08:50 (日)対外対内証券売買契約等の状況(対内株式) 前週分 N/A -416億円
    09:30 (豪)新規雇用者数 9月 1.55万人 3.21万人
    09:30 (豪)失業率 9月 6.1% 6.1%
    15:00 (独)貿易収支 8月 177億EUR 234億EUR
    15:00 (独)経常収支 8月 138億EUR 217億EUR
    15:45 (仏)貿易収支 8月 -55億EUR -55.39億EUR
    17:00 (欧)欧州中央銀行(ECB)月報
    20:00 (英)イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表 0.50% 0.50%
    20:00 (英)英中銀資産買取プログラム規模 3750億GBP 3750億GBP
    21:30 (カ)新築住宅価格指数 前月比 8月 0.1% 0.0%
    21:30 (米)新規失業保険申請件数 前週分 29.5万件 28.7万件
    23:00 (米)卸売在庫 前月比 8月 0.3% 0.1%

  • 2014年10月09日(木)06時36分
    ■NY為替・8日=ドル反落、米議事録で成長リスクを指摘

     NYタイムではドルが下落。米国の成長に対するリスクが指摘された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を受けて、金融当局のタカ派姿勢が緩和したとの見方がドルの上値を重くした。議事録公表を控えて、買い戻しが入り108.75円まで上値を伸ばしていたドル円は、公表後に108.10円付近まで急落した。10年債入札後に2.382%まで上昇していた米長期金利も、結果を受けて2.308%まで低下。一方で、ダウ平均は270ドル超上昇した。

     FOMC議事録では、「世界的な景気減速が米国の見通しへのリスク」、「ドル高は輸出と成長へのリスク」との文言が見られ、足元のドル高に対する警戒感を当局が持ち始めたことをうかがわせた。もっとも、「相当な期間」の文言に関しては、「フォワードガイダンスの変更はデータ次第との見方が大半」として、今月のFOMCで変更する可能性を残している。

     他通貨もドルに対して上昇。ユーロドルは1.2749ドルと9月26日以来の高値を示現し、ポンドドルは1.6182ドル、ドル/スイスフラン(CHF)は0.9510CHFまで欧州通貨高に振れた。

     また、資源国通貨は反発。序盤こそ、世界経済への不透明感に伴う資源需要の減少懸念から売りが先行した。ドル/加ドルは1.1210加ドルまで加ドル安が進み、豪ドル/ドルは、当局が7-9月の各雇用統計を見直すとのニュースを引きずりながら、0.8734ドルまで下げた。しかし、FOMC議事録の内容がハト派と受け止められて株価が上昇幅を拡大すると、ドル/加ドルは1.1094加ドル、豪ドル/ドルも0.8851ドル、NZドル/ドルは0.7914ドルまでレンジ上限を拡大した。

     クロス円はしっかり。対ドルでの上昇に引っ張られて、ユーロ円は137.95円、ポンド円は174.97円、CHF円は113.76円、豪ドル円は95.70円、NZドル円は85.56円、加ドル円は97.48円までそれぞれ上伸した。

     6時現在、ドル円は108.08円、ユーロドルは1.2734ドル、ユーロ円は137.63円で推移。

  • 2014年10月09日(木)05時18分
    【ディーラー発】ドル全面安(NY午後)

    ドル円は米債利回りの上昇を背景に108円73銭付近まで値を上げていたものの、その後発表されたFOMC議事録において、ドル高を牽制する文言が含まれていたことから108円05銭付近まで急落。また、ユーロドルは1.2749付近まで、ポンドドルが1.6181付近まで急騰するなど主要通貨に対しドル全面安の様相。一方、クロス円はダウ平均の大幅上昇を好感し、ユーロ円が137円93銭付近まで、ポンド円が174円95銭付近まで上値を伸ばすなど総じて堅調推移となった。5時18分現在、ドル円108.104-114、ユーロ円137.742-762、ユーロドル1.27416-424で推移している。

  • 2014年10月09日(木)03時30分
    幅広い通貨でのドル安を手掛かりにしてクロス円はしっかり

     クロス円は下値を切り上げる展開に。米FOMC議事録を受けたドル安の流れが幅広い通貨を押し上げたことを手掛かりに、ユーロ円は137.82円、ポンド円は174.66円、スイスフラン円は113.63円、NZドル円は85.27円、加ドル円は97.18円までそれぞれレンジ上限を広げた。

  • 2014年10月09日(木)03時21分
    ドル売り優勢、ユーロドルは9/26以来の高水準

     ドルが下落。米FOMC議事録で利上げの前倒しを示唆するような文言がなかったほか、ドル高に対する警戒感を示す文言が盛り込まれていたことを受け、ドル売りが優勢となっている。

     ユーロドルは、9月26日以来の水準となる1.2737ドルまで上昇幅を拡大。ポンドドルは1.6137ドル、ドル/スイスフラン(CHF)は0.9521CHF、NZドル/ドルは0.7879ドル、ドル/加ドルは1.1132加ドルまでドル安・他通貨高が進んだ。関連市場では、株高・債券高となっている。

  • 2014年10月09日(木)03時10分
    タカ派な表現なく、FOMC議事録公表後にドル円は反落

     ドル円が反落。FOMC議事録公表直前に108.75円まで上昇したが、議事録の内容を受けて、ドル円は108.20円付近へ押し戻された。

     FOMC議事録には「世界的な景気減速が米国の見通しへのリスク」、「ドル高は輸出と成長へのリスク」、「フォワードガイダンスの変更には忍耐が必要」、「ガイダンスの変更はデータ次第との見方が大半」などが盛り込まれており、足元のドル高に対する警戒感を当局が持ち始めたことをうかがわせたほか、利上げ前倒しを示唆する内容は見られなかった。

  • 2014年10月09日(木)02時27分
    ドル円108.64円まで強含み 米長期金利上昇が後押し

     ドル円は上昇幅を拡大。米長期金利が2.375%付近へもち直したことを受けて、ドル円は108.64円まで上昇幅を広げた。

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