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• 2017年06月08日(木)19時19分

  NY為替見通し＝コミー証言前で動きにくいも、ドル円リスクは下

  　ドル円は東京時間には日銀の出口論に関する姿勢が変化するとの観測台頭から109.38円まで下落した。しかし欧州時間になると、出口論の噂だけで円を積極的に買っていく地合いでもなく、ポジションもショートに傾いてしまったこともあり、ドル円はクロス円の買いにも連動し110.15円まで上昇した。
  　本日はコミー前FBI長官の議会証言、英選挙、欧州中央銀行（ECB）理事会とイベントが盛りだくさんのため、大きくどちらかにポジションを傾けるのは難しそうだ。
  　コミー前長官の議会証言が終わっても、ロシアゲート問題は何も片付いていないため、しばらくの間はこの問題が解決されることはない。またムニューシン米財務長官が、対中不均衡の是正へ輸出押し上げが必要との認識を示し、トランプ大統領は対中貿易不均衡を明確に問題視している。貿易不均衡改善はロシアゲートから目を逸らすため、トランプ政権が米国内にアピールしやすいので、対中だけでなく対日貿易不均衡への圧力もかかる可能性がある。
  　本日は米国からは新規失業保険申請件数とコミー前FBI長官の上院情報特別委員会での証言が予定されている。

  ・想定レンジ上限
  　ドル円の上値のめどは、週足一目均衡表の転換線と200日線がある110.45円前後、その上は週足一目均衡表の雲の下限がある110.96円前後。

  ・想定レンジ下限
  　ドル円の下値のめどは、昨日の安値109.12円、その下は4月21日の安値108.88円。

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• 2017年06月08日(木)18時29分

  ドル・円は110円を上抜け、欧州株高、米長期金利上昇

  [欧米市場の為替相場動向]

  　ドル・円は110円14銭まで上昇している。英国総選挙が始まり、欧州中央銀行(ECB)理事会開催を控えるなか、欧州株が小幅高、GLOBEXのNYダウ先物も上昇し、米国10年債利回りが2.1937％まで上昇しており、ドル買い・円売りが優勢になっている。ユーロ・ドルは1.1241ドルまで下落している。

  　ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円76銭から110円14銭。ユーロ・円は123円47銭から123円82銭、ユーロ・ドルは1.1241ドルから1.1263ドルで推移した。

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• 2017年06月08日(木)18時12分

  ドル円東京時間の高値更新、110.11円まで

  　ドル円が東京時間でつけた高値を更新し110.11円まで上昇している。クロス円も上昇しユーロ円は123.82円、ポンド円は142.75円まで上がっている。

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• 2017年06月08日(木)18時09分

  ドル円・クロス円底堅い、豪ドル円は本日高値更新

  　ドル円が底堅い動きで109.95円前後まで戻している。クロス円の中でオセアニア通貨が強含み豪ドル円は83.04円、NZドル円は79.25円まで高値を伸ばし現在もほぼ同水準。ユーロ円は123.70円前後、ポンド円は142円半ばで推移している。

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• 2017年06月08日(木)18時00分

  ユーロ圏・1Q-GDP

  ユーロ圏・1Q-GDP(前期比)

  前回：+0.5% 予想：+0.5% 結果：+0.6%

  ユーロ圏・1Q-GDP(前年比)

  前回：+1.7% 予想：+1.7% 結果：+1.9%

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• 2017年06月08日(木)17時52分

  東京為替概況：ドル・円は反落、日銀「出口戦略」観測で円買いも

  　今日の東京外為市場では、ドル・円は反落。日本株高を手がかりに買い先行となったが、日銀による「出口戦略」への思惑から円買いが強まった。

  　欧州中銀（ECB）理事会や英総選挙など重要イベントを控え動きづらいなか、ドル・円は日経平均株価の20000円回復を背景に110円01銭まで上昇。その後は日経平均は20000円を割り込んだため、ドルは109円後半でもみ合った。

  　午後の取引では、報道により日銀の金融緩和策が解除されるとの思惑が広がり、円買い基調となってドルは109円38銭まで下落する場面もあった。ただ、欧州株高などで円買いは弱まり、ドルは再び109円後半で推移した。

  　ユーロ・円は123円79銭まで上昇後反転し、123円17銭まで下落。ユーロ・ドルは1.1247ドルから1.1267ドルのレンジ内でもみあった。

  ・17時時点：ドル・円109円70-80銭、ユーロ・円123円50-60銭
  ・日経平均：始値20048.28円、高値20061.22円、安値19896.35円、終値19909.26円
  （前日比75.36円安）

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• 2017年06月08日(木)17時33分

  【ディーラー発】ドル円クロス円反発(欧州午前)

  早出欧州勢も日銀の出口戦略報道を意識した円買いで参入し、ドル円は一時109円37銭付近まで下値を拡大。また、ユーロ円が123円15銭付近まで、ポンド円が141円72銭付近まで続落、豪ドル円も82円55銭付近まで水準を切り下げた。しかし、その後は急速に下落した反動に加え、日経先物や米債利回りの上昇に伴いドル円は109円86銭付近まで反発、クロス円も総じて買い戻しの動きが優勢となっている。17時33分現在、ドル円109.784-794、ユーロ円123.517-537、ユーロドル1.12509-517で推移している。

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• 2017年06月08日(木)17時29分

  ドル・円は反落、日銀「出口戦略」観測で円買いも

  　今日の東京外為市場では、ドル・円は反落。日本株高を手がかり買い先行となったが、日銀による「出口戦略」への思惑から円買いが強まった。

  　欧州中銀（ECB）理事会や英総選挙など重要イベントを控え動きづらいなか、ドル・円は日経平均株価の20000円回復を背景に110円01銭まで上昇。その後は日経平均は20000円を割り込んだため、ドルは109円後半でもみ合った。

  　午後の取引では、報道により日銀の金融緩和策が解除されるとの思惑が広がり、円買い基調となってドルは109円38銭まで下落する場面もあった。ただ、欧州株高などで円買いは弱まり、ドルは再び109円後半で推移した。

  　ユーロ・円は123円79銭まで上昇後反転し、123円17銭まで下落。ユーロ・ドルは1.1247ドルから1.1267ドルのレンジ内でもみあった。

  ・17時時点：ドル・円109円70-80銭、ユーロ・円123円50-60銭
  ・日経平均：始値20048.28円、高値20061.22円、安値19896.35円、終値19909.26円（前日比75.36円安）

  【経済指標】
  ・日・1-3月期GDP2次速報：前期比年率+1.0％（予想：+2.4％、1次速報：+2.2％）
  ・日・4月経常収支：1兆9519億円（予想：+1兆6988億円、3月：+2兆9077億円）
  ・豪・4月貿易収支：+5.55億豪ドル（予想：+20.00億豪ドル、3月：+31.07億豪ドル）
  ・中・5月輸入：前年比+14.8％（予想：+8.3％、4月：+11.9％）
  ・中・5月輸出：前年比+8.7％（予想：+7.2％、4月：+8.0％）
  ・スイス・5月失業率：3.2％（予想：3.3％、4月：3.2％←3.3％）
  ・独・4月鉱工業生産：前月比+0.8％（予想：+0.5％、3月：-0.1％←-0.4％）
  ・スイス・5月消費者物価指数：前年比+0.5％（予想：+0.3％、4月：+0.4％）

  【要人発言】
  ・岩田日銀副総裁
  「日銀の国債買入れは2％物価目標達成のため」
  「財政をサポートするわけではない」

  ・日銀関係者
  「出口論、より丁寧な説明を行う必要があるとの認識強める」

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• 2017年06月08日(木)17時09分

  ドル円、クロス円買い戻し優勢

  　欧州市場ではドル円とクロス円の買い戻しが優勢で、ドル円は109.85円前後、ユーロ円は123.65前後、ポンド円は142.50円前後まで上昇している。大きなニュースは流れていないものの、本日の大きなイベントを前に日銀の出口論の姿勢変化の観測だけで円を積極的に買い進めるのは難しい。

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• 2017年06月08日(木)16時55分

  豪S&P/ASX200指数は5676.60で取引終了

  6月8日の豪株式市場ではS&P/ASX200指数が、前日末比+9.43、5676.60で取引終了。

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• 2017年06月08日(木)16時55分

  豪10年債利回りは上昇、2.404％近辺で推移

  6月8日のオーストラリア国債市場では、10年債利回りが前日末比+0.021％の2.404％近辺で大方の取引を終了した。

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• 2017年06月08日(木)16時54分

  豪ドルTWI＝64.3（+0.1）

  豪準備銀行公表（6月8日）の豪ドルTWIは64.3となった。
  （前日末比+0.1）

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• 2017年06月08日(木)16時39分

  欧州主要株価指数一覧

  イギリス FT100
  　終値　：7476.92
  　前日比：-1.70
  　変化率：-0.02％

  フランス CAC40
  　終値　：5267.64
  　前日比：+2.11
  　変化率：+0.04％

  ドイツ DAX
  　終値　：12710.97
  　前日比：+38.48
  　変化率：+0.30％

  スペイン IBEX35
  　終値　：10891.00
  　前日比：+19.30
  　変化率：+0.18％

  イタリア FTSE MIB
  　終値　：20721.89
  　前日比：-18.02
  　変化率：-0.09％

  アムステルダム AEX
  　終値　：524.17
  　前日比：+1.07
  　変化率：+0.20％

  ストックホルム OMX
  　終値　：1645.89
  　前日比：+5.34
  　変化率：+0.33％

  スイス SMI
  　終値　：8882.02
  　前日比：+5.29
  　変化率：+0.06％

  ロシア RTS
  　終値　：1033.09
  　前日比：-1.22
  　変化率：-0.12％

  イスタンブール・XU100
  　終値　：97783.10
  　前日比：+166.58
  　変化率：+0.17％

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• 2017年06月08日(木)16時37分

  ドル円買い戻し優勢、109.70円前後まで戻す

  　日銀の出口論に関する姿勢が変化するとの観測で売られたドル円だが、一過性の話題だけになり109.70円前後までドル円は戻されている。ユーロドルは1.1255ドル前後、ポンドドルは1.2970ドル前後で、様々なイベントを前にしていることもあり小動きだ。

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• 2017年06月08日(木)16時15分

  ドル・円は上値が重い、ECB・英総選挙の結果次第でドル1人勝ちも

  　今日の欧米外為市場では、欧州中銀（ECB）理事会と英総選挙の結果が焦点。米連邦捜査局（FBI）前長官による議会証言も注目されるが、トランプ大統領の弾劾・罷免に発展せず、米政治情勢への懸念はやや後退する見通し。こうした結果を受け、ドルは「1人勝ち」の可能性もあろう。

  　ECBは今日、定例理事会を開催する。20時45分の政策発表では、政策金利を0.00％に据え置く公算。また、21時半からドラギ総裁が記者会見する。理事会ではユーロ圏経済の回復を踏まえ、経済成長率の見通しを上方修正するものの、インフレ目標は引き下げるとみられる。このため、金融緩和策の解除を期待したユーロ買いが巻き戻され、ユーロ売り優勢の展開が見込まれる。

  　また、英総選挙は日本時間9日午後までに大勢判明の見通し。最大野党・労働党が選挙戦に入ってから急激に支持を集めたものの、最近の支持率調査では与党・保守党を上回ることができなかった。ただ、保守党は第1党に変わりはないが、過半数割れとなり、他党との連立を余儀なくされる結果となれば欧州連合（EU）離脱論議で妥協を迫られる場面が予想されるため、メイ政権の政策運営への懸念からポンド売りに振れるだろう。

  　一方、今晩23時の米連邦捜査局（FBI）のコミー前長官による上院情報特別委員会での証言に関しては、7日公表された冒頭陳述原稿から、トランプ大統領がフリン前大統領補佐官（国家安全保障担当）への捜査中止を要請したことが明らかになった。ただ、それだけでは「司法妨害」とは言えない。むしろ、大統領がコミー氏にFBI長官ポストにとどまりたいかどうかを尋ねた点が、人事権をチラつかせ捜査を妨害したと受け止められる可能性があろう。

  　いずれにしても、実際の議会証言でこれまでよりも踏み込んだ内容が聞かれなければ、トランプ大統領の弾劾・罷免のリスクは後退するだろう。今晩はユーロやポンドとは対照的にドル選好地合いが強まるかもしれない。ただし、日銀による早期緩和解除への思惑が浮上しており、円買いも見込まれるため、ドル・円は上値が押さえられる展開となりそうだ。

  
  【今日の欧米市場の予定】

  ・20:45 欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表（0.00％に据え置き予想）
  ・21:30 ドラギECB総裁会見
  ・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数（予想：24.0万件、前回：24.8万件）
  ・23:00 コミー前FBI長官が上院情報特別委員会で証言

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