2022年07月15日(金)のFXニュース(3)
-
2022年07月15日(金)08時18分
世界各国通貨に対する円:対ドル1.10%安、対ユーロ0.68%安
現在値 前日比 % 前日終値
*ドル・円 138.90円 +1.51円 +1.10% 137.39円
*ユーロ・円 139.13円 +0.94円 +0.68% 138.19円
*ポンド・円 164.24円 +0.84円 +0.52% 163.40円
*スイス・円 141.24円 +0.88円 +0.63% 140.36円
*豪ドル・円 93.74円 +0.87円 +0.93% 92.88円
*NZドル・円 85.06円 +0.83円 +0.99% 84.23円
*カナダ・円 105.95円 +0.05円 +0.05% 105.89円
*南アランド・円 8.10円 -0.03円 -0.42% 8.13円
*メキシコペソ・円 6.67円 +0.04円 +0.65% 6.63円
*トルコリラ・円 7.95円 +0.09円 +1.08% 7.86円
*韓国ウォン・円 10.58円 +0.06円 +0.59% 10.52円
*台湾ドル・円 4.65円 +0.03円 +0.73% 4.61円
*シンガポールドル・円 98.97円 +1.14円 +1.17% 97.83円
*香港ドル・円 17.69円 +0.19円 +1.10% 17.50円
*ロシアルーブル・円 2.34円 +0.06円 +2.72% 2.28円
*ブラジルレアル・円 25.57円 +0.08円 +0.31% 25.49円
*タイバーツ・円 3.80円 +0.00円 +0.00% 3.80円
年初来騰落率 過去1年間での高値/安値 昨年末終値
*ドル・円 +20.70% 139.39円 108.72円 115.08円
*ユーロ・円 +6.29% 144.28円 124.40円 130.90円
*ポンド・円 +5.46% 168.73円 148.47円 155.74円
*スイス・円 +11.98% 143.76円 117.54円 126.13円
*豪ドル・円 +12.02% 96.88円 77.90円 83.68円
*NZドル・円 +8.16% 87.35円 74.57円 78.65円
*カナダ・円 +16.33% 107.21円 84.67円 91.08円
*南アランド・円 +12.26% 8.81円 6.94円 7.21円
*メキシコペソ・円 +18.99% 6.87円 5.14円 5.61円
*トルコリラ・円 -7.06% 13.34円 6.17円 8.55円
*韓国ウォン・円 +9.34% 10.73円 9.21円 9.68円
*台湾ドル・円 +11.90% 4.66円 3.89円 4.15円
*シンガポールドル・円 +15.94% 99.45円 79.87円 85.37円
*香港ドル・円 +19.83% 17.76円 13.98円 14.77円
*ロシアルーブル・円 +52.78% 2.67円 0.68円 0.81円
*ブラジルレアル・円 +23.78% 27.84円 19.77円 20.65円
*タイバーツ・円 +9.55% 3.90円 3.26円 3.47円Powered by フィスコ -
2022年07月15日(金)08時17分
NY市場動向(取引終了):ダウ146.62ドル安(速報)、原油先物0.14ドル高
【 米国株式 】 前日比 高値 安値 ↑ / ↓
*ダウ30種平均 30630.17 -142.62 -0.46% 30680.12 30143.93 11 19
*ナスダック 11251.19 +3.61 +0.03% 11279.97 11005.93 1083 2307
*S&P500 3790.38 -11.40 -0.30% 3796.41 3721.56 150 352
*SOX指数 2626.92 +49.56 +1.92%
*225先物 26690 日中証比 -10 -0.04%【 為替 】 前日比 高値 安値
*ドル・円 138.91 +1.52 +1.11% 139.39 137.28
*ユーロ・ドル 1.0015 -0.0044 -0.44% 1.0065 0.9952
*ユーロ・円 139.12 +0.93 +0.67% 139.77 137.99
*ドル指数 108.68 +0.72 +0.67% 109.29 108.20【 債券 】 前日比 高値 安値
* 2年債利回り 3.13 -0.02 3.27 3.11
*10年債利回り 2.96 +0.03 3.02 2.91
*30年債利回り 3.11 -0.01 3.17 3.08
*日米金利差 2.72 -0.21【 商品/先物 】 前日比 高値 安値
*原油先物 96.44 +0.14 +0.15% 97.00 90.56
*金先物 1708.3 -27.2 -1.57% 1734.8 1695.0
*銅先物 323.4 -8.9 -2.66% 333.0 317.5
*CRB商品指数 273.26 -4.68 -1.68% 277.94 273.26【 欧州株式 】 前日比 高値 安値 ↑ / ↓
*英FT100 7039.81 -116.56 -1.63% 7157.62 7007.09 20 79
*独DAX 12519.66 -236.66 -1.86% 12788.01 12434.29 1 39
*仏CAC40 5915.41 -84.83 -1.41% 5997.31 5874.68 7 33Powered by フィスコ -
2022年07月15日(金)08時06分
東京外国為替市場概況・8時 ドル円、小高い
15日の東京外国為替市場でドル円は小高い。8時時点では139.03円とニューヨーク市場の終値(138.96円)と比べて7銭程度のドル高水準だった。本日は3連休前の5・10日(ゴトー日)とあって仲値にかけた本邦実需勢の買いが期待されるなか、朝方に一時139.13円まで値を上げた。もっとも、買いは続かず本邦勢の本格参入を前に一巡後はやや伸び悩んでいる。
ユーロ円も小幅高。8時時点では139.30円とニューヨーク市場の終値(139.23円)と比べて7銭程度のユーロ高水準だった。朝方からドル円が上昇したことにつれる形で139.41円まで買われたが上値は限られた。なお、昨日のCME日経平均先物は大証終値比横ばいの26700円で引けている。
ユーロドルは8時時点では1.0018ドルとニューヨーク市場の終値(1.0018ドル)とほぼ同水準だった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:138.93円 - 139.13円
ユーロドル:1.0016ドル - 1.0024ドル
ユーロ円:139.14円 - 139.41円Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2022年07月15日(金)08時00分
東京為替見通し=ドル円堅調推移、緊急FOMCの可能性に要警戒か
14日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、予想を上回る6月米卸売物価指数(PPI)を受けて一時139.37円と日本時間夕刻に付けた約24年ぶりの高値139.39円に迫った後、ウォラーFRB理事が「今月は0.75%の利上げを支持する」と発言したことで138.71円付近まで下押しした。ユーロドルは、6月米PPIや伊政局不安などで0.9952ドルまで下落した。
本日の東京外国為替市場のドル円は、26-27日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ観測(0.75%か1.00%?)を受けて底堅い展開が予想される。
米連邦準備理事会(FRB)高官は、26-27日のFOMCに向けて、明日16日(土曜日)から28日(木曜日)までの13日間のブラックアウト期間に入ることで、金融政策に関する発言はできなくなる。
昨日は、タカ派のメスター米クリーブランド連銀総裁やデイリー米サンフランシスコ連銀総裁が1%利上げの可能性に言及したが、ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事は「市場は1.00%利上げに関してやや先走った可能性」と釘をさしている。
6月FOMCでの0.75%利上げを予告したウォールストリート・ジャーナル紙のFEDウォッチャー、ニック・ティミラオス記者は、「7月FOMCの利上げは1.00%ではなく、0.75%」と報じており、0.75%なのか1.00%なのかを巡り、予断を許さない状況が続くことになる。リスクシナリオは、2020年3月の「新型コロナウイルス」の感染拡大を受けて、3月17-18日の定例連邦公開市場委員会(FOMC)を待たずに、3回の臨時FOMCが開催され、金融緩和策が決定されたことの再現となる。
さらに、現在の米国の物価高騰情勢は、1979年10月の「ボルカー・ショック」級の金融引き締めが必要との見方もあることで、「パウエル・ショック」の可能性にも要警戒か。
ボルカー第12代FRB議長は、1979年10月6日(土曜日)に、緊急FOMCを開催し、金融政策の操作目標を、従来の「FF金利」から「マネーサプライ」の抑制に変更して、インフレ抑制の姿勢を示した。11時に発表される4−6月期中国国内総生産(GDP)は、前期比▲1.5%、前年同期比+1.0%と、マイナス成長が予想されている。新型コロナウイルスの感染再拡大に対する都市封鎖(ロックダウン)による景況感悪化によるものだが、7月になっても感染拡大が収まっていないことで、今後もオミクロン「BA.5株」の感染状況などに要警戒か。
ユーロドルは、ユーロ圏の物価上昇と景気減速によるスタグフレーションへの警戒感、7月22日に定期点検が終了する「ノルド・ストリーム1」で、ロシアからの天然ガス供給が停止するのではとの警戒感、ドラギ伊首相の辞任表明を受けたイタリア政局への警戒感から、下値リスクに要警戒となる。
Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2022年07月15日(金)07時44分
NY金先物は下落、ドル高を意識した売りが入る
COMEX金8月限終値:1705.80 ↓29.70
14日のNY金先物8月限は、下落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は、前営業日比-29.70ドル(-1.71%)の1705.80ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは1695.00ドル-1734.80ドル。アジア市場の序盤に1734.80ドルまで買われた後はじり安となり、ニューヨーク市場の序盤で1695.00ドルまで売られた。主要通貨に対するドル高が一服したことから1713.10ドルまで戻したが、上値の重さは払しょくされず、通常取引終了後の時間外取引では、主に1710ドルを下回る水準で推移。
・NY原油先物:下げ渋り、ドル高一服で買い戻しが入るNYMEX原油8月限終値:95.78 ↓0.52
14日のNY原油先物8月限は下げ渋り。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比-0.52ドル(-0.54%)の95.78ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは90.56ドル-97.00ドル。アジア市場で97.00ドルまで買われた後は売りが強まり、ドル高進行を嫌気してニューヨーク市場の序盤にかけて90.56ドルまで値を下げる場面があった。ただ、世界経済の減速を警戒した売りは一巡し、ドル高進行は一服したことから、96.85ドルまで反発し。通常取引終了後の時間外取引では主に96ドル台で推移した。
Powered by フィスコ -
2022年07月15日(金)07時33分
円建てCME先物は14日の225先物比30円高の26730円で推移
円建てCME先物は14日の225先物比30円高の26730円で推移している。為替市場では、ドル・円は139円00銭台、ユーロ・円は139円30銭台。
Powered by フィスコ -
2022年07月15日(金)07時28分
ドル円、139.13円まで買い先行 3連休前のゴトー日で実需買い期待高まる
ドル円は買い先行。本日は3連休前の5・10日(ゴトー日)とあって仲値にかけた本邦実需勢の買いが期待されるなか、一時139.13円まで値を上げている。また、ユーロ円は139.41円、ポンド円は164.53円までつれ高となっている。
Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2022年07月15日(金)06時45分
ユーロ円オーダー=137.10円 買い
141.00円 売り小さめ
140.20円 売り小さめ
140.00円 売りやや小さめ
139.80円 売り小さめ
139.60円 売り小さめ139.23円 7/15 6:00現在(高値139.77円 - 安値137.99円)
138.50円 割り込むとストップロス売り小さめ
137.90円 買い小さめ
137.10円 買い
137.00円 買い厚め
136.80円 買い厚め・割り込むとストップロス売りやや小さめ
136.30円 買い小さめ
135.80円 買いPowered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2022年07月15日(金)06時40分
本日のスケジュール
<国内>
13:30 第3次産業活動指数(5月) 0.6% 0.7%
<海外>
10:30 中・新築住宅価格(6月) -0.17%
11:00 中・GDP(4-6月) 1.0% 4.8%
11:00 中・鉱工業生産指数(6月) 4.2% 0.7%
11:00 中・小売売上高(6月) 0.3% -6.7%
11:00 中・不動産投資(6月) -4.1% -4.0%
11:00 中・固定資産投資(都市部)(6月) 6.0% 6.2%
11:00 中・調査失業率(6月) 5.7% 5.9%
15:00 欧・ユーロ圏新車販売台数(6月) -11.2%
18:00 欧・ユーロ圏貿易収支(5月) -324億ユーロ
21:30 米・輸入物価指数(6月) 0.7% 0.6%
21:30 米・小売売上高(6月) 0.9% -0.3%
21:30 米・ニューヨーク連銀製造業景気指数(7月) -2.6 -1.2
22:15 米・鉱工業生産指数(6月) 0% 0.1%
22:15 米・設備稼働率(6月) 80.2% 80.8%
23:00 米・企業在庫(5月) 1.1% 1.2%
23:00 米・ミシガン大学消費者信頼感指数速報(7月) 49.2 50.0米・アトランタ連銀総裁が講演
インドネシア・G20財務相・中央銀行総裁会議(16日まで)
---------------------------------------------------------------------
注:数値は市場コンセンサス、前回数値Powered by フィスコ -
2022年07月15日(金)06時25分
NYマーケットダイジェスト・14日 株下値堅い・商品下落・ユーロ神経質
(14日終値)
ドル・円相場:1ドル=138.96円(前営業日比△1.57円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=139.23円(△1.04円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.0018ドル(▲0.0041ドル)
ダウ工業株30種平均:30630.17ドル(▲142.62ドル)
ナスダック総合株価指数:11251.19(△3.61)
10年物米国債利回り:2.96%(△0.03%)
WTI原油先物8月限:1バレル=95.78ドル(▲0.52ドル)
金先物8月限:1トロイオンス=1705.8ドル(▲29.7ドル)※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な米経済指標) <発表値> <前回発表値>
6月米卸売物価指数(PPI)
前月比 1.1% 0.9%・改
前年比 11.3% 10.9%・改
食品とエネルギーを除くコア指数
前月比 0.4% 0.6%・改
前年比 8.2% 8.5%・改
前週分の米新規失業保険申請件数 24.4万件 23.5万件※改は改定値、▲はマイナスを表す。
(各市場の動き)
・ユーロドルは反落。前日の6月米消費者物価指数(CPI)に続き、6月米卸売物価指数(PPI)が予想を上回ったことが分かると、市場では今月26−27日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で通常の4倍にあたる1.00%の利上げが実施されるとの観測が高まった。米金利の上昇とともにドル買いが先行すると、前日の安値0.9998ドルを下抜けてストップロスを誘発。23時前に一時0.9952ドルと2002年12月以来約20年ぶりの安値を更新した。
ただ、ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事が「7月は0.75%利上げが基本シナリオ」「市場は1%利上げに関してやや先走った可能性」と発言すると、市場で台頭していた1%の利上げ観測が後退し、ドル売りで反応した。1時前には1.0048ドル付近まで値を戻す場面があった。
もっとも、ドラギ伊首相が辞任表明すると伊政局不安が高まり再びユーロを売る動きが優勢に。2時前には0.9984ドル付近へ下落し、再度パリティ割れとなった。なお、ドラギ氏の辞任の申し出はマッタレッラ伊大統領に拒否された。・ドル円は続伸。予想を上回る米PPIを受けて一時139.37円と日本時間夕刻に付けた約24年ぶりの高値139.39円に迫ったものの、上抜けることは出来なかった。ウォラー氏が「今月は0.75%の利上げを支持する」と発言すると、138.71円付近まで下押しした。
シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」によると、今月のFOMCでの1%の利上げ確率は40%近辺まで下がり、0.75%の利上げ確率は60%近辺まで上がった。
なお、ウォラー氏は「FOMCまでに出る小売や住宅指標などが予想よりも強い場合、大幅な利上げを支持する」と述べ、経済指標次第では1%の利上げを支持する考えも示した。・ユーロ円も続伸。ただ、NYの取引時間帯に限ればドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、大きな方向感は出なかった。
・米国株式市場でダウ工業株30種平均は5日続落。インフレ高進に伴う米金融引き締め加速への警戒から売りが先行し、一時620ドル超下げた。ただ、ウォラーFRB理事が「今月のFOMCでは0.75%の利上げを支持する」と発言すると、市場で台頭していた1%の利上げ観測が後退し、株買い戻しを誘った。引けにかけては92ドル安前後まで下げ幅を縮めた。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4日ぶりに小反発した。・米国債券相場で長期ゾーンは4日ぶりに反落。6月米PPIが予想を上回ったことが分かると売りが先行したものの、ウォラーFRB理事が「7月は0.75%利上げが基本シナリオ」「市場は1%利上げに関してやや先走った可能性」と発言すると買い戻しが入り下げ渋った。市場で台頭していた1%の利上げ観測が後退し、債券を買い戻す動きが出た。
・原油先物相場は小幅に続落。米物価の上昇を受けたFRBの大幅な利上げ観測を始め、主要各国の中央銀行が引き締めに動いていることから、景気が圧迫されるとの見方が強まっている。エネルギー需要後退の懸念につながり、原油相場の上値を重くした。
・金先物相場は大幅に反落。FRBの大幅な利上げ観測を受けてドル高が大幅に進んだことで、ドル建て金価格の換算値が急低下。金融引き締めが金市場への投資資金流入を滞らせるとの見方も重しとなった。
Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2022年07月15日(金)06時10分
FRB高官は7月FOMCで0.75%支持、市場の1%織り込み時期尚早との見方
短期金融市場では6月の消費者物価指数(CPI)が予想外に伸びが拡大し、41年ぶり最大の伸びとなったため、連邦準備制度理事会(FRB)が7月連邦公開市場委員会(FOMC)で1%の追加利上げに踏み切ることを織り込み始めた。
しかし、FRB高官は依然0.75%の利上げを支持している。FOMCの中でもタカ派として知られるウォラー理事は6月CPI統計に「かなり失望」としながらも、「7月FOMCでは0.75%の利上げが自分の基本シナリオ」と確認した。金融政策には引き締めが必要で、7月以降も追加利上げが必要との考え。0.75%は依然かなり大幅な利上げであることを強調した。また、1つの経済指標をもとに即断したくないとし、市場の1%利上げの憶測が時期尚早だとの考えを示した。ただ、今後発表が予定されている小売売上高や住宅データが強かった場合、1%の利上げ支持に傾斜する可能性もあると、完全に除外していない。
1%利上げに慎重な同理事の発言を受けて短期金融市場での7月FOMCでの1%利上げ確率は85%から45%に低下。利回り曲線もスティープニング。3カ月物と10年債の利回り差は45.13BPから56.64BPへ拡大した。
また、2022年のFOMC投票権を有し、FOMCの中でも最も早い時期に利上げの必要性を主張していたセントルイス連銀のブラード総裁も7月FOMCで0.75%の利上げが好ましいとしている。同総裁は今後は、ディスインフレの過程が始まると見ていることを明らかにした。供給の要因が後退するほか、FRBが急速に金融引き締めに転じたためインフレの下方圧力になると説明した。6カ月間で、270万人の雇用創出するリセッションは見たことがないと、景気後退入りを回避できると見ている。
6月FOMCで、通常はタカ派として知られるカンザスシティー地区連銀のジョージ総裁は、速やかに金融政策を正常化することには同意するが、FRBの動きが市場に浸透するには時間がかかることを考慮すると、段階的な利上げが必要と、0.5%の利上げを主張し、0.75%の利上げに反対票を投じた。
実際、FRBの引き締めサイクルが開始し、6月FOMCの0.75%利上げを受けて社債市場などが混乱を見せている。
1%の利上げは選択肢にはあるが、可能性は現在のところ、少ないと見られる。
Powered by フィスコ -
2022年07月15日(金)06時06分
ニューヨーク外国為替市場概況・14日 ユーロドル、反落
14日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは反落。終値は1.0018ドルと前営業日NY終値(1.0059ドル)と比べて0.0041ドル程度のユーロ安水準だった。前日の6月米消費者物価指数(CPI)に続き、6月米卸売物価指数(PPI)が予想を上回ったことが分かると、市場では今月26−27日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で通常の4倍にあたる1.00%の利上げが実施されるとの観測が高まった。米金利の上昇とともにドル買いが先行すると、前日の安値0.9998ドルを下抜けてストップロスを誘発。23時前に一時0.9952ドルと2002年12月以来約20年ぶりの安値を更新した。
ただ、ウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事が「7月は0.75%利上げが基本シナリオ」「市場は1%利上げに関してやや先走った可能性」と発言すると、市場で台頭していた1%の利上げ観測が後退し、ドル売りで反応した。1時前には1.0048ドル付近まで値を戻す場面があった。
もっとも、ドラギ伊首相が辞任表明すると伊政局不安が高まり再びユーロを売る動きが優勢に。2時前には0.9984ドル付近へ下落し、再度パリティ割れとなった。なお、ドラギ氏の辞任の申し出はマッタレッラ伊大統領に拒否された。ドル円は続伸。終値は138.96円と前営業日NY終値(137.39円)と比べて1円57銭程度のドル高水準だった。予想を上回る米PPIを受けて一時139.37円と日本時間夕刻に付けた約24年ぶりの高値139.39円に迫ったものの、上抜けることは出来なかった。ウォラー氏が「今月は0.75%の利上げを支持する」と発言すると、138.71円付近まで下押しした。
シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」によると、今月のFOMCでの1%の利上げ確率は40%近辺まで下がり、0.75%の利上げ確率は60%近辺まで上がった。
なお、ウォラー氏は「FOMCまでに出る小売や住宅指標などが予想よりも強い場合、大幅な利上げを支持する」と述べ、経済指標次第では1%の利上げを支持する考えも示した。ユーロ円も続伸。終値は139.23円と前営業日NY終値(138.19円)と比べて1円04銭程度のユーロ高水準。ただ、NYの取引時間帯に限ればドル円とユーロドルの値動きの影響を同時に受けたため、大きな方向感は出なかった。
本日の参考レンジ
ドル円:137.28円 - 139.39円
ユーロドル:0.9952ドル - 1.0065ドル
ユーロ円:137.99円 - 139.77円Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2022年07月15日(金)06時02分
大証ナイト終値26690 円、通常取引終値比290円高
大証ナイト終値26690 円、通常取引終値比290円高
Powered by フィスコ -
2022年07月15日(金)05時00分
7月14日のNY為替・原油概況
14日のニューヨーク外為市場でドル・円は139円37銭まで上昇後、138円71銭まで反落し引けた。6月生産者物価指数(PPI)が予想を上回ったため連邦準備制度理事会(FRB)が7月連邦公開市場委員会(FOMC)で1%の追加利上げに踏み切るとの思惑が強まり、金利上昇に伴いドル買いに拍車がかかった。しかし、週次新規失業保険申請件数が予想外に増加し昨年11月以来で最大となると、景気後退への懸念も再燃。さらに、FOMCの中でもタカ派で知られるウォラー理事が自分の7月FOMCでの基本的シナリオは0.75%の利上げで、1%の市場の思惑は時期尚早との見解を示すと金利が低下に転じ、ドル買いも後退。
ユーロ・ドルは0.9952ドルまで下落後、1.0046ドルまで反発し、引けた。欧州委員会が経済見通しを引き下げ、さらに、イタリアのドラギ首相が大統領に辞表を提出する意向を見せたためユーロ売りに拍車がかかった。その後、大統領がドラギ首相の辞任の申し出を拒否、支持を得られるかかどうか再度務めるよう要請したと報じられると、買戻しが強まった。
ユーロ・円は138円53銭へ弱含んだのち、139円62銭まで反発。
ポンド・ドルは1.1845ドルから1.1760ドルまで下落した。
ドル・スイスは0.9886フランまで上昇後、0.9823フランまで反落。
14日のNY原油先物は反落。4月来の安値で引けた。世界経済の成長減速で、需要鈍化懸念が売り材料となった。
[経済指標]・米・先週分新規失業保険申請件数:+24.4万件(予想:23.5万件、前回:23.5万件)
・米・失業保険継続受給者数:133.1万人(予想:138.0万人、前回:137.2万人←137.5万人)
・米・6月生産者物価指数(PPI):前月比+1.1%(予想:+0.8%、5月:+0.9%←+0.8%)
・米・6月生産者物価コア指数:前月比+0.4%(予想:+0.5%、5月:+0.6%←+0.5%)
・米・6月生産者物価指数:前年比+11.3%(予想:+10.7%、5月:+10.9%←+10.8%)
・米・6月生産者物価コア指数:前年比+8.2%(予想:+8.2%、5月:+8.5%←+8.3%)
Powered by フィスコ -
2022年07月15日(金)04時05分
ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ユーロ、売り一服
14日のニューヨーク外国為替市場で、ユーロドルは売り一服。4時時点では1.0029ドルと2時時点(0.9991ドル)と比べて0.0038ドル程度のユーロ高水準だった。ドラギ伊首相の辞任表明を受けたユーロ売りは一服。マッタレッラ伊大統領が辞任の申し出を拒否したとのニュースも伝わり、ユーロドルはパリティ(等価)割れの水準から1.0037ドル前後まで戻した。
ユーロ円も戻す。4時時点では139.26円と2時時点(138.82円)と比べて44銭程度のユーロ高水準だった。ユーロドル同様に伊首相辞任の報道を受けた売りが落ち着き、一時139.39円前後まで戻した。
ドル円はもみ合い。4時時点では138.85円と2時時点(138.94円)と比べて9銭程度のドル安水準だった。米10年債利回りが2.96%前後で動きを落ち着かせたことから、ドル円も139円割れ水準の限られたレンジで上下。持ち直したユーロなどに対するドル弱含みから、やや上値が重かった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:137.28円 - 139.39円
ユーロドル:0.9952ドル - 1.0065ドル
ユーロ円:137.99円 - 139.77円Powered by DZHフィナンシャルリサーチ
2024年11月25日(月)の最新FX・為替ニュース
- [NEW!]日経平均後場寄り付き:前週末比498.23円高の38782.08円(11/25(月) 12:34)
- [NEW!]上海総合指数0.36%安の3255.392(前日比-11.800)で午前の取引終了(11/25(月) 12:32)
- [NEW!]ドル・円は下げ渋り、値ごろ感で買戻しも(11/25(月) 12:15)
- [NEW!]東京外国為替市場概況・12時 ドル円、下げ幅拡大(11/25(月) 12:05)
- 日経平均前場引け:前週末比584.83円高の38868.68円(11/25(月) 11:32)
- ハンセン指数スタート0.40%高の19307.34(前日比+77.37)(11/25(月) 10:56)
- ユーロ円、161円前半で日通し安値更新 一目・雲の上限を睨む展開に(11/25(月) 10:52)
- ドル円、153.88円前後 仲値通過後は再び上値が重くなる(11/25(月) 10:26)
- 東京外国為替市場概況・10時 ドル円、売り一服(11/25(月) 10:09)
- ドル円、154円前半 イスラエルとレバノンの停戦合意が近いとの報道も(11/25(月) 09:56)
- ドル・円:ドル弱含み、154円を下回る(11/25(月) 09:48)
- ドル円、さえない 前週末安値を下抜け(11/25(月) 09:19)
- 日経平均寄り付き:前週末比396.08円高の38679.93円(11/25(月) 09:06)
- ユーロドル、買い一服 一時1.05ドル台に乗せるも上値は重い(11/25(月) 09:05)
- ドル円 154.16円付近、SGX日経225先物は上昇してスタート(11/25(月) 08:34)
- ドル・円は主に154円台で推移か、米利下げ終了予想で円買い拡大の可能性低い(11/25(月) 08:12)
- 東京外国為替市場概況・8時 ドル円、売り先行(11/25(月) 08:11)
- 東京為替見通し=ドル円、一進一退で方向感出ず 市場の注目は欧州通貨に(11/25(月) 08:00)
過去のFXニュース
今週
1週間前
2週間前
- 2024年
- 01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月
- 2023年
- 01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月
- 2022年
- 01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月
- 2021年
- 01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月
- 2020年
- 01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月
- 2019年
- 01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月
- 2018年
- 01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月
- 2017年
- 01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月
- 2016年
- 01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月
- 2015年
- 01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月
- 2014年
- 01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月
- 2013年
- 01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月
- 2012年
- 01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月
- 2011年
- 01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月
- 2010年
- 01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月
- 2009年
- 01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月
- 2008年
- 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月
- ザイFX!では読者の皆様に簡単なアンケートへのご回答をお願いしております。 お手数おかけしますがご協力をお願いいたします!!
- 波乱の「日経平均」や「NYダウ」の下落局面も収益チャンスに! 話題の「VIX指数」も取引できる【CFD口座】を比較!
- 圧倒的人気のFX口座! トレーダー満足度No1、初心者にもおすすめのGMOクリック証券「FXネオ」を徹底解説!
- MT4が使えるおすすめFX口座を比較! インジケーターを使った高度なチャート分析やEAによる自動売買も!
- 今すぐFX取引したい!儲けるチャンスを絶対に逃したくない方必見。 FX取引が可能になる最短日数を一覧で掲載。中には申し込み完了から最短30分後に取引できるFX口座も!?
- 大人気のチャート「TradingView(トレーディングビュー)」の有料機能を“無料”で使う裏ワザとは? 記事で詳しく解説!
- ヒロセ通商「LION FX」で実施中のキャンペーンを紹介。 口座開設と1万通貨の取引で5000円キャッシュバック! さらに最大で100万円に加え、豪華な食品プレゼントも!
ザイFX!最新&おすすめ記事
-
2024年11月25日(月)11時05分公開
米ドル/円のさらなる上昇を日銀・政府は嫌っている!12月日銀金融政策決定会合で利上げの可能性はある!?注目されるトラン… -
2024年11月25日(月)09時55分公開
ドル円154円前半!ドル高トレンド25年早々に失速?25年前半でトランプトレード終了。その後はドル安。 -
2024年11月25日(月)07時02分公開
11月25日(月)■『米ドル、日本円、ユーロの方向性』と『主要な株式市場及び米国債利回りの動向』、そして『トランプトレ… -
2024年11月24日(日)18時13分公開
【11月25日~の週】為替相場の注目材料スケジュールと焦点 -
2024年11月22日(金)16時31分公開
ロシアからICBM級ミサイル発射かでリスクオフに、円買いも進んでドル円153円台も見たが不安定な値動き - おすすめ!【副業FXで勝つためのメルマガ】田向宏行さんのFXメルマガは儲かるのか? ダウ理論の転換トレードで検証したらこうなった!
- 注目!【毎月更新!最新おとく情報】FXのキャンペーンおすすめ10選!
- ヒロセ通商「LION FX」 キャッシュバック増額 NEW!
【最大100万7000円】ザイFX!から新規口座開設し1万通貨取引で5000円もらえる! - 外為どっとコム「外貨ネクストネオ」 NEW!
【最大100万6000円+1000FXポイント】ザイFX!経由で口座開設&アンケート回答で1000円&申込翌々月末までに新規注文1万通貨以上の取引で3000円+エントリーで2000円もらえる&マネ育FXスクール受講&理解度クイズ合格とアンケート回答でさらに1000円! - GMOクリック証券「FXネオ」 NEW!
【最大100万4000円】当サイトから口座開設後FXネオ取引1万通貨以上の取引で4000円がもらえる! - トレイダーズ証券「みんなのFX」人気! NEW!
【最大101万円】ザイFX!から口座開設&みんなのFX5万通貨以上取引で5000円+シストレ口座5万通貨以上取引で5000円もらえる! - GMO外貨「外貨ex」人気上昇中!
【最大100万4000円キャッシュバック】新規口座開設後1万通貨以上取引で当サイト限定4000円キャッシュバック! - トレイダーズ証券「LIGHT FX」
【最大100万3000円】ザイFX!限定で5万通貨以上取引で3000円もらえるキャンペーン実施中! - JFX「MATRIX TRADER」
【最大100万5000円&小林芳彦レポート】口座開設&1万通貨取引と専用フォーム応募で当サイト限定5000円&インターバンクディーラー流「小林芳彦オリジナルレポート」プレゼント!
- 11月25日(月)■『米ドル、日本円、ユーロの方向性』と『主要な株式市場及び米国債利回りの動向』、そして『トランプトレードの行方』に注目!(羊飼い)
- 【11月25日~の週】為替相場の注目材料スケジュールと焦点(羊飼い)
- 11月22日(金)■『米国の製造業PMI【速報値】と非製造業PMI【速報値】の発表』と『主要な株式市場及び米国債利回りの動向』、そして『トランプ次期大統領の方針への思惑や発言(トランプトレードの行方も)』に注目!(羊飼い)
- 米ドル/円は153円台から154円台前半を買いゾーンにした米ドル押し目買い戦略で臨む!12月FOMCでの一波乱以外は相場に大きなテーマは見当たらない(今井雅人)
- ロシアからICBM級ミサイル発射かでリスクオフに、円買いも進んでドル円153円台も見たが不安定な値動き(持田有紀子)
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)