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2024年09月09日(月)のFXニュース(1)

  • 2024年09月09日(月)08時15分
    ドル・円は主に142円台で推移か、米国金利の先安観でドルは上げ渋る可能性

     6日のドル・円は、東京市場では143円48銭から142円06銭まで下落。欧米市場では144円01銭まで買われた後、141円78銭まで反落し、142円30銭で取引終了。本日9日のドル・円は主に142円台で推移か。米国金利の先安観は後退していないため、ドルは上げ渋る可能性がある。

     米連邦準備制度理事会(FRB)と日本銀行の政策決定を今月後半に控え、リスク選好的なドル買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。9月3日に発表された米8月ISM製造業景況指数は7月との比較で多少改善したものの、7月の雇用動態調査(JOLTS)、8月ADP雇用統計はおおむね悪化を示した。8月雇用統計でも非農業部門雇用者数は市場予想を下回った。

     それらの結果を受け、米国経済の腰折れ懸念が強まり、株安・金利安・ドル安に振れている。FRBは9月17-18日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)の会合では0.25ptの利下げが決定される可能性が高いが、景気減速の加速が強く警戒された場合、利下げ幅は0.5ptとなる可能性もあり、金利安・ドル安要因になりやすい。

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  • 2024年09月09日(月)08時06分
    東京外国為替市場概況・8時 ドル円、下げ渋り

     9日の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。8時時点では142.14円とニューヨーク市場の終値(142.30円)と比べて16銭程度のドル安水準だった。7時過ぎに141.96円まで下押す場面があったものの、その後は買い戻しが入って142.20円台まで下げ渋った。目先は日本株や米株先物などの動向をながめながら、前週末からのリスク回避の流れが継続するか注目となる。下値は前週末安値の141.78円や8月5日安値の141.70円などが重要なサポートとして意識されそうだ。

     ユーロ円も下げ渋り。8時時点では157.58円とニューヨーク市場の終値(157.77円)と比べて19銭程度のユーロ安水準だった。ドル円が下落したタイミングで一時157.41円まで下落し、前週末安値の157.47円を下抜けたが、その後は157.70円台まで買い戻しが入った。

     ユーロドルはもみ合い。8時時点では1.1087ドルとニューヨーク市場の終値(1.1084ドル)と比べて0.0003ドル程度のユーロ高水準だった。1.1080ドル台を中心とするもみ合いとなった。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:141.96円 - 142.38円
    ユーロドル:1.1077ドル - 1.1091ドル
    ユーロ円:157.41円 - 157.83円

  • 2024年09月09日(月)08時00分
    東京為替見通し=ドル円、日米株価指数や米長期債利回り下落で下値リスクに警戒

     6日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、8月米雇用統計を受けて144.01円まで上昇後、141.78円まで下落。戻りは142円後半までだった。ユーロドルは1.1155ドルから1.1066ドルまで売られた。ユーロ円は日米株価指数の下落に伴うリスク回避の円買いで157.47円までユーロ安円高が進んだ。

     本日の東京外国為替市場のドル円は、日米株価指数の下落や米長期債利回りの低下を受けて下値リスクに警戒する展開が予想される。

     8月米雇用統計(非農業部門雇用者数:前月比+14.2万人、失業率:4.2%)の後、タカ派のウォラーFRB理事が「新たに入ってくるデータ次第で継続的利下げだけでなく、大幅利下げを支持する可能性」と述べた。これにより、11日に発表される米8月消費者物価指数(CPI:予想前年比+2.6%、7月同比+2.9%)への警戒感が高まっている。

     CMEグループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」では、9月米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利下げ(※FF金利:5.00-25%)が開始され、11月FOMCでは0.50%利下げ(※FF金利:4.50-75%)が見込まれている。12月FOMCでも0.50%の利下げ(※FF金利:4.00-25%)を見込む向きが増えてきた。

     米8月CPIが予想通りにインフレ率の鈍化を示す内容だった場合は、9月FOMCでの0.50%の利下げ開始の可能性が高まるため、11日まではドル円の上値は限定的だと思われる。

     本日8時50分に発表される4−6月期実質国内総生産(GDP)改定値は、速報値の前期比+0.8%から横ばい、年率+3.1%からは+3.2%へ小幅に上方修正されるとの予想。設備投資(民間企業設備)や公共投資(公的固定資本形成)の上方修正が見込まれており、予想通りならば、植田日銀総裁のタカ派的な見解「経済・物価見通し実現の確度が高まれば、金融緩和の度合いを調整する」を裏付けることで、追加利上げ観測を高めて円買い要因になる。

     政策金利(0.25%)からインフレ率(※7月:+2.7%)を差し引いた実質金利(-2.45%)をマイナス圏に放置したままでは、円安と輸入インフレが再発する可能性が高まることになる。そこで日銀は、金利の壁である0.50%を超えた中立金利水準の1.00%付近までの追加利上げを続ける可能性が高いと思われる。

     10時30分に発表される8月中国CPIは前年比+0.7%と予想されており、7月の同比+0.5%からは伸び率上昇の見込み。同月中国生産者物価指数(PPI)は同比-1.4%と、7月の同比-0.8%からは伸び率の鈍化予想だ。

     中国政府は、不動産市況の低迷による消費者心理の悪化を打破するため、積極的な財政出動と緩和的な金融政策で内需拡大を目論んでいるが、米国との第2次貿易戦争への警戒感が懸念材料となっており、ディスインフレからの脱却の目途が立っていない。先週、人民銀高官が預金準備率(RRR)には「さらなる引き下げの余地がある」と発言しており、警戒しておきたい。

  • 2024年09月09日(月)07時14分
    ドル円、弱含み 141.96円まで下押し

     ドル円は弱含み。早朝取引では142円台前半でのもみ合いとなっていたが、7時過ぎに142円台を割り込んで一時141.96円まで下押しした。また、ユーロ円も連れ安となり、前週末安値の157.47円を下抜けて157.41円まで下落した。時間外の米株先物も弱含みで推移するなか、前週末からのリスク回避の動きが継続しているようだ。

  • 2024年09月09日(月)06時40分
    本日のスケジュール

    <国内>
    08:50 GDP改定値(4-6月) 3.2% 3.1%
    08:50 国際収支(経常収支)(7月) 2兆4845億円 1兆5335億円
    08:50 銀行貸出動向(含信金前年比)(8月)  3.2%
    08:50 貸出動向 銀行計(8月)  3.6%
    14:00 景気ウォッチャー調査 現状判断(8月) 47.6 47.5
    14:00 景気ウォッチャー調査 先行き判断(8月) 48.6 48.3

      高市早苗氏が自民党総裁選で出馬会見


    <海外>
    10:30 中・消費者物価指数(8月) 0.7% 0.5%
    10:30 中・生産者物価指数(8月) -1.4% -0.8%
    20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(先週)  -0.16%
    20:25 ブ・週次景気動向調査
    24:00 米・NY連銀がインフレ期待発表(8月)  2.97%
    27:00 ブ・貿易収支(先週)  4.13億ドル
    28:00 米・消費者信用残高(7月) 112.00億ドル 89.34億ドル

      中・資金調達総額(8月、15日までに) 22兆202億元 18兆8702億元
      中・マネーサプライ(8月、15日までに)
      中・元建て新規貸出残高(8月、15日までに) 14兆5875億元 13兆5232億元
      米・アップルが製品発表イベント


    ---------------------------------------------------------------------
    注:数値は市場コンセンサス、前回数値

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  • 2024年09月09日(月)06時24分
    ドル円、142円前半で上値重い ユーロドルは1.10ドル後半

     週明けオセアニア市場のドル円は、流動性が薄いなか142円前半で上値が重い。先週末引け142.30円付近での値動きが暫く続いていたものの、6時22分時点では142.38円を頭に142.20円まで下押ししている。ユーロドルは1.1077ドルを下値に1.1080ドル台で小動き。ユーロ円が157.83円を朝の高値に157.58円までじり安。

  • 2024年09月09日(月)05時58分
    円建てCME先物は6日の225先物比1105円安の35255円で推移

    円建てCME先物は6日の225先物比1105円安の35255円で推移している。為替市場では、ドル・円は142円28銭台、ユーロ・円は157円75銭台。

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