■豪ドルは10%過大評価されている!?
みなさん、こんにちは。
今週(11月18日~)も、豪ドル/米ドルは上値の重い展開が続いています。
ショートカバーで戻る局面はあるものの、「スティーブンスライン」の0.9500ドルに届かず反落。戻り高値は0.9449ドルです。
【スティーブンスラインの参考記事】
●注目はイエレン次期FRB議長の公聴会。米ドル/円は早晩100円台回復が濃厚!(2013年11月14日、西原宏一)
11月20日(水)の欧米市場で、「RBA(オーストラリア準備銀行[豪州の中央銀行])の通貨高牽制」にサポートとなるコメントを出したのがIMF(国際通貨基金)でした。
「Aussie dollar 10% overvalued say IMF(IMFは豪ドルが10%過大評価されていると指摘)」
このコメントにより、豪ドル/米ドルは再び0.9300ドルを割り込む展開になりました。
■豪ドル安継続で豪ドル/米ドルは0.9ドルまで下落?
本日11月21日(木)の夕刻、スティーブンスRBA総裁の講演が予定されています。
市場参加者の間では、彼が再び「豪ドルは不快なほど高い」といったような「豪ドル高牽制コメント」をするのではないか、という期待感が高まっています。
通常、マーケットがこうしたことを織り込んでいる場合は、利益確定による豪ドル/米ドル買いで、短期的には戻る局面も想定されます。
ただ、豪ドル/米ドルの下落基調は変わらず、豪ドル安は継続し、0.9000ドルへ向けて下落する可能性が濃厚でしょう。

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:豪ドル/米ドル 4時間)
前回のコラムでご紹介したとおり…
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