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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

利上げ実施でもハト派なFOMC、
ドル全面安だが消化具合ウォッチ

2017年03月16日(木)15:29公開 (2017年03月16日(木)15:29更新)
持田有紀子

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 昨日はFOMCであった。自由な金利市場ではすでに年3回の利上げを織り込んでしまっている。マーケットの関心は4回目の利上げをどのようにして組み込んでいくのか。また量的緩和の副作用であるところのFEDの膨れ上がったバランスシートをどうするのかに集まっていた。

 夏時間に入って、ちょっと早めの金利会合の結果待ちだ。そして結果はまったくの予想通りで、25ベーシスの利上げを決定。そしてメンバーの金利予測では年3回の利上げとするのが中心値となった。年3回ということは一部で期待されていた年4回の利上げから見るとハト派的だ。

 マーケットで十分に織り込んでいる分しか利上げしないということは、これ以上の利上げを期待しても意味がないということだ。それで安心感を得た資本市場は活発化し、米国株は上昇。また為替相場ではドルの魅力の低下ということで、ドルの全面安となった。

 ドル円は114円台の中盤で迎えたFOMCだったが、あっさりと113円台に突入した。私も手をこまねいていたわけではないが、利上げが年4回をどのような可能性で述べたり、または回避しているのかを知りたかった。文言を呼んでも、よく分からない。仕方なくイエレン議長の会見を待った。

 いつもと同じで、最初の10分間は自分の用意したステートメントをそのまま読むだけ。そこからは声明文の中身以上のものは伝わってこなかった。しかし妙に利上げは年3回ということを強調するので、4回目の利上げはないのかとの思惑のほうが強くなり、マーケットに安心感を与えることとなった。

 これ以上の利上げがないと見るとドルの魅力は薄まることにつながる。ドル円は113円台の前半まで一段安することとなった。私も113.50以下から何度かショートに振ってみたが、もう勝負は終わったようで、大きな突っ込みはなくなっていた。

 すぐに記者とのQ&Aが始まったが、それも再質問はないので、事前に提出された質問に回答する形式。だから肝心かなめのところが言い逃れされている。それは量的緩和についても同じだ。次回から議論するだろうというにとどまった。また景気見通しは変わっていないというのに、なぜ今回利上げに及んだかについても答えていない。

 今日はドルの利上げの影響を推し測る一日となるであろう。ドル円は今のところ、113円ちょうどを割り込んではいない。このままドル安が進むのか。それとも反転して上昇に向かうのか。米国株も高いのだが、これがキープできるのか、などである。

日本時間 15時30分

 

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