■市場が歪んでいるときは相場が読みやすい!
一般的に、市場の方向性を予測するのは簡単ではありません。
しかし、市場が歪んでしまっている場合は、修正が入る可能性が高いわけですから、こういうときは読みやすいということです。
【参考記事】
●市場の過剰反応は利益を上げるチャンス! 米ドル/円は当面、逆張り戦略が有効か?(7月11日、今井雅人)
そして、歪んでいるということが、どうやったらわかるのか?という点ですが、これはやはり、先物市場の価格や、オプション市場の動向などを見ることが大事です。
といっても、どれをどう見たらいいのかは、なかなか難しいかもしれませんので、それは私の方で発信をしていきたいと思います。
【参考コンテンツ】
●ザイFX! FXプレミアム配信 With今井雅人
■利下げは確実。FOMCの焦点は…?
さて、FOMCに関しては、前回のコラムで説明しましたが、念のため、もう1度、説明しておきます。
【参考記事】
●FOMC前までレンジ相場か。でも、今後は円高圧力がかかりやすい。そのワケとは?(7月19日、今井雅人)
来週のFOMC(7月30日~31日)では、0.25%の利下げが行われることは、ほぼ確実。もし、利下げがなければ、米ドル高になるのは必至ですが、その可能性は極めて低いと思います。
となると、問題は次の利下げがいつになるかという点です。
それを示唆するのは、会合後に行われるパウエルFRB議長の発言だと思います。
7月30日~31日のFOMCで0.25%の利下げが実施されるのは、ほぼ確実。問題は次の利下げがいつになるかで、それを示唆するのは会合後のパウエルFRB議長の発言だと今井氏は指摘 (C)Bloomberg/Getty Images News
年内に、さらなる利下げがあるのは確実だとは考えていますが、それが次(9月)のFOMCで実施される可能性を示唆するものが出てくれば、米ドル安の展開になると思います。
(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 日足)
そうならなければ、相場はレンジのままということになるでしょう。
とりあえず、FOMCまではレンジ相場が続くという認識で、米ドルが上がったら売り、下がったら買いを続ける方針を継続します。
【参考記事】
●FOMC前までレンジ相場か。でも、今後は円高圧力がかかりやすい。そのワケとは?(7月19日、今井雅人)
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