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田向宏行
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使いやすい取引環境のトレイダーズ証券【LIGHT FX】 ザイFX!限定キャンペーン実施中!

2020年06月19日(金)のFXニュース(3)

  • 2020年06月19日(金)09時03分
    日経平均寄り付き:前日比160.29円高の22515.75円

    日経平均株価指数前場は、前日比160.29円高の22515.75円で寄り付いた。
    ダウ平均終値は39.51ドル安の26080.10。
    東京外国為替市場、ドル・円は6月19日9時00分現在、106.99円付近。

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  • 2020年06月19日(金)08時55分
    ドル・円は107円近辺で推移か、各国中銀による量的緩和策拡大への思惑でリスク回避のドル売り抑制も

     18日のドル・円は、東京市場では107円05銭から106円70銭まで下落。欧米市場でドルは107円13銭まで買われた後に106円67銭まで下落したが、106円97銭で取引終了。

     本日19日のドル・円は、主に107円近辺で推移か。米雇用情勢のすみやかな改善は期待できないものの、各国中央銀行による量的緩和策拡大への思惑でリスク回避的ドル売りは抑制される可能性がある。

     英中央銀行は18日、政策金利を0.10%に据え置きとすることを発表したが、債券購入プログラムを1000億ポンド拡大し、7450億ポンドとすることを賛成多数で決定した。報道によると、英中央銀行のベイリー総裁は電話会見で、「マイナス金利やその効果について他国・地域の例を精査しているが複雑な問題だ」と発言したようだ。

     為替相場などに影響を及ぼすとみられている量的緩和策については、米国、日本以外でもオーストラリア、NZ、英国、ユーロ圏などの中央銀行が導入しており、一部の市場関係者は「米ドル相場が大幅に下落する可能性は低下しつつある」と指摘している。ただし、「米ドルの相対的な価値が予見しうる将来においても維持される保証はない」との意見も出ており、米金融政策の今後の行方が改めて注目されそうだ。

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  • 2020年06月19日(金)08時53分
    ドル円107.06円までじり高、ダウ先物が170ドル超の上昇

     ドル円は、ダウ先物が170ドル超上昇していることで107.06円までじり高。ユーロ円も120.03円まで連れ高。

  • 2020年06月19日(金)08時35分
    ドル円106.99円前後、̪SGX日経225先物は22415円で寄り付き

     ドル円は106.99円付近で推移している。シンガポール取引所(SGX)の日経225先物(期近限月)は、大阪夜間終値(22360円)と比べ55円高の22415円でスタート。

  • 2020年06月19日(金)08時32分
    【速報】日・5月全国消費者物価コア指数:前年比-0.2%で市場予想を下回る

    19日発表された5月全国消費者物価コア指数は、前年比-0.2%で市場予想の同比-0.1%を下回った。

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  • 2020年06月19日(金)08時06分
    東京外国為替市場概況・8時 ドル円、小動き

     19日の東京外国為替市場でドル円は小動き。8時時点では106.93円とニューヨーク市場の終値(106.97円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。本邦勢の本格参入を前に106.95円前後でこう着している。本日は5・10日(ゴトー日)とあって仲値にかけてはドル買い需要が意識されるとの声が聞かれているが、米テキサス州をはじめとして新型コロナ第2波への警戒感も根強く、株価動向には要警戒か。

     ユーロ円も小動き。8時時点では119.86円とニューヨーク市場の終値(119.87円)と比べて1銭程度のユーロ安水準だった。早朝のオセアニア市場での動意はほとんど見られず、119円台後半でのもみ合いとなっている。

     ユーロドルは8時時点では1.1209ドルとニューヨーク市場の終値(1.1205ドル)と比べて0.0004ドル程度のユーロ高水準だった。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:106.92円 - 107.02円
    ユーロドル:1.1201ドル - 1.1210ドル
    ユーロ円:119.79円 - 119.92円

  • 2020年06月19日(金)08時03分
    NY金先物は伸び悩み、ユーロ安などが上値を抑える

    COMEX金8月限終値:1731.10 ↓4.50

     18日のNY金先物8月限は伸び悩み。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は、前営業日比-4.50ドルの1オンス=1731.10ドルで取引を終了した。取引レンジは1722.70ドル−1749.20ドル。18日のロンドン市場で1749.20ドルまで買われたが、利食い売りが観測されており、伸び悩んだ。ニューヨーク市場では1730ドル台で上げ渋る展開となり、一時1722.70ドルまで下落。ユーロ安・米ドル高を意識した売りが入ったようだ。


    ・NY原油先物:反発、英中銀による量的緩和策拡大などを意識した買いが入る

    NYMEX原油8月限終値:39.05 ↑0.84

     18日のNY原油先物8月限は反発。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比+0.84ドルの1バレル=39.05ドルで取引を終えた。取引レンジは37.40ドル−39.17ドル。18日のアジア市場で37.40ドルまで下落したが、その後反転し、ニューヨーク市場で39.17ドルまで買われた。ユーロ安が多少嫌気されたが、英国中央銀行による量的緩和策の拡大や米長期金利の低下を意識した買いが入ったようだ。

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  • 2020年06月19日(金)08時00分
    東京為替見通し=ドル円、感染第2波、トランプ再選、米中対立懸念で上値が重い展開か

     18日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、欧米株式相場の下落を受けて106.67円まで続落。ユーロドルは1.1186ドルまで下落。ポンドドルは英中銀金融政策委員会(MPC)が資産購入枠を7450億ポンドに引き上げ、英国と欧州連合(EU)の将来的な関係を巡る交渉に進展が見られないことで1.2402ドルまで下落した。

     本日の東京為替市場のドル円は、米国と中国での新型コロナウイルス感染拡大「第2波」や米中対立激化懸念、米国での黒人差別抗議デモへの警戒感、トランプ米大統領の再選の可能性低下や朝鮮半島の地政学リスク懸念などから上値が重い展開が予想される。

     ドル円は、リスク回避の円買いに加えて、ニュージーランド国内総生産(GDP)の悪化を受けたNZドル円の売り、豪雇用統計の悪化を受けた豪ドル円の売り、MPCでの資産購入枠の引き上げを受けたポンド円の売りによる円買い圧力も強まりつつあることで、一目均衡表・雲の中(上限:107.09円・下限:106.45円)で軟調に推移している。
     ドル円の上値には、107.20-70円に断続的にドル売りオーダーが控えている。下値には、106.60円と106.50円にドル買いオーダーが控えているものの、割り込むとストップロス売りが控えている。
     ドル円の安値は、6月11日が106.58円、12日が106.59円、昨日18日は106.67円までで下げ渋る展開となっており、106.50円付近に控えている本邦資本筋のドル買いオーダーが円買い圧力を吸収している。

     本日は、来週23日に発売予定のボルトン前大統領補佐官(国家安全保障担当)のトランプ米政権の暴露本『それが起きた部屋-ホワイトハウス回想録(The Room where it happened)』に対するトランプ米政権による発売差し止めに向けた動きに要警戒となる。
     暴露本では、トランプ米大統領が弾劾訴追された「ウクライナ疑惑」やトランプ米大統領が再選のために習中国国家主席に米国産農産物の購入増加を要請した、ことが暴露されていると報じられている。トランプ米大統領は、新型コロナウイルスや黒人差別抗議デモへの対応の不手際により、バイデン民主党候補に差を付けられており、さらなる失点を重ねる可能性が警戒されている。
     また、来週25日は、1950年6月25日の朝鮮戦争開戦70周年を迎えることで、リスク回避の円買い要因として浮上している朝鮮半島情勢の動向にも要警戒となる。

  • 2020年06月19日(金)07時33分
    NY市場動向(取引終了):ダウ39.51ドル安(速報)、原油先物0.96ドル高

    NY市場動向(午前後時台):         
    【 米国株式 】             前日比       高値    安値   ↑ / ↓
    *ダウ30種平均 26080.10  -39.51   -0.15% 26154.20 25848.53   12   18
    *ナスダック   9943.05  +32.52   +0.33%  9959.20  9885.66 1308 1311
    *S&P500      3115.34   +1.85   +0.06%  3120.00  3093.51  234  266
    *SOX指数     1980.14   -3.94   -0.20%
    *225先物     22360 大証比 +160   +0.72%

    【 為替 】               前日比       高値    安値
    *ドル・円     106.97   -0.04   -0.04%   107.13   106.67
    *ユーロ・ドル   1.1208 -0.0036   -0.32%   1.1261   1.1186
    *ユーロ・円    119.89   -0.43   -0.36%   120.54   119.59
    *ドル指数      97.44   +0.28   +0.29%   97.58   96.95

    【 債券 】           前日比       高値    安値
    * 2年債利回り    0.19   -0.01      0.20    0.19
    *10年債利回り    0.71   -0.03      0.73    0.69
    *30年債利回り    1.48   -0.05      1.52    1.46
    *日米金利差     0.69   -0.05

    【 商品/先物 】           前日比       高値    安値
    *原油先物      38.92   +0.96   +2.53%   38.97   37.11
    *金先物       1730.8   -4.8   -0.28%   1749.2   1722.7
    *銅先物       261.7   +0.8   +0.29%   264.7   259.2
    *CRB商品指数   137.06   +0.68   +0.49%   137.22   135.68

    【 欧州株式 】             前日比       高値    安値   ↑ / ↓
    *英FT100     6224.07  -29.18   -0.47%  6284.96  6184.88   38   63
    *独DAX     12281.53 -100.61   -0.81% 12483.84 12189.67   12   18
    *仏CAC40     4958.75  -37.22   -0.75%  5017.18  4908.60   6   34

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  • 2020年06月19日(金)07時17分
    米労働市場の回復遅く、FRBの大規模緩和継続を正当化

    米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数は前週比5.8万件減の150.8万件となった。3月のピークから減少傾向を保ったが予想129.0万件を上回った。申請件数は13週連続で100万件超え。3月中旬の経済封鎖以降の申請総件数は4600万件に達した。失業保険継続受給者数は2054.4万人で、5月に過去最多を記録しピークをつけたのち減少傾向にあるものの依然2000万人台で減少ペースは遅い。

    一部のエコノミストがパンデミック危機時に季節調整の意味はなさないとして、より注目している季節調整前の結果は143万件で、前週から8.2%減または12.8万件減。経済を再開したフロリダ州で前週から2.4万件減、オクラホマ州では2万件減と大幅に減少している。

    通常の保険とは別に緊急策の一環のパンデミック失業者支援策(PUA)(通常は失業保険申請ができない、自営業者、フリーランス、契約者、パートタイム従業員などが対象)の申請は760526件と、6.5万件増加した。5月末付けのPUA受給者数は2910万人。前週からは37.5万人減少した。

    支給額が特別に600ドル追加される失業保険申請件数拡大策は7月末に期限を迎える。議会が延長を模索する中、パウエルFRB議長は議会に対し、失業者や小企業を支援するため「財政策は不可欠」と追加支援策を暗に促した。

    米国の5月景気先行指数は前月比+2.8%と、4カ月ぶりのプラスに改善した。伸びは過去最大を記録。しかし、3月、4月の過去60年間で最大の落ちこみからの回復はかなり弱い。

    米連邦公開市場委員会(FOMC)のかなり長期にわたり大規模緩和を維持する方針を正当化する結果となった。超タカ派として知られるメスター・クリーブランド連銀総裁は国内総生産(GDP)で危機前の成長水準に回復するには1,2年かかるとの見解を示している。

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  • 2020年06月19日(金)07時17分
    世界各国通貨に対する円:対ドル%0.04高、対ユーロ0.36%高

                      現在値    前日比       %   前日終値
    *ドル・円           106.97円   -0.04円    -0.04%   107.01円
    *ユーロ・円         119.89円   -0.43円    -0.36%   120.32円
    *ポンド・円         132.93円   -1.42円    -1.06%   134.35円
    *スイス・円         112.45円   -0.35円    -0.31%   112.80円
    *豪ドル・円          73.27円   -0.40円    -0.54%   73.67円
    *NZドル・円         68.73円   -0.36円    -0.53%   69.10円
    *カナダ・円          78.64円   -0.24円    -0.31%   78.89円
    *南アランド・円        6.12円   -0.10円    -1.63%    6.22円
    *メキシコペソ・円       4.70円   -0.09円    -1.95%    4.79円
    *トルコリラ・円       15.59円   -0.05円    -0.31%   15.64円
    *韓国ウォン・円        8.82円   +0.02円    +0.19%    8.80円
    *台湾ドル・円         3.61円   +0.00円    +0.01%    3.61円
    *シンガポールドル・円   76.71円   -0.09円    -0.12%   76.80円
    *香港ドル・円         13.80円   -0.01円    -0.04%   13.81円
    *ロシアルーブル・円     1.53円   -0.00円    -0.29%    1.54円
    *ブラジルレアル・円     19.90円   -0.56円    -2.74%   20.46円
    *タイバーツ・円        3.44円   +0.00円    +0.10%    3.44円
                  年初来騰落率 過去1年間での高値/安値 昨年末終値
    *ドル・円            -1.51%   112.23円   101.19円   108.61円
    *ユーロ・円           -1.54%   124.43円   114.43円   121.77円
    *ポンド・円           -7.73%   147.96円   124.10円   144.07円
    *スイス・円           +0.12%   114.59円   106.74円   112.31円
    *豪ドル・円           -3.89%   76.79円   59.91円   76.24円
    *NZドル・円         -6.03%   73.54円   59.51円   73.15円
    *カナダ・円           -5.96%   84.75円   73.82円   83.63円
    *南アランド・円       -21.06%    7.83円    5.61円    7.75円
    *メキシコペソ・円      -18.18%    6.01円    4.23円    5.74円
    *トルコリラ・円       -14.50%   19.67円   14.64円   18.24円
    *韓国ウォン・円        -6.18%    9.66円    8.41円    9.40円
    *台湾ドル・円         -0.26%    3.71円    3.33円    3.62円
    *シンガポールドル・円    -5.01%   81.92円   73.18円   80.75円
    *香港ドル・円         -1.06%   14.42円   13.02円   13.95円
    *ロシアルーブル・円     -12.70%    1.80円    1.31円    1.75円
    *ブラジルレアル・円     -26.25%   28.96円   17.90円   26.98円
    *タイバーツ・円        -5.84%    3.73円    3.22円    3.65円

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  • 2020年06月19日(金)07時14分
    円建てCME先物は18日の225先物比160円高の22360円で推移

    円建てCME先物は18日の225先物比160円高の22360円で推移している。為替市場では、ドル・円は106円90銭台、ユーロ・円は109円80銭台。

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  • 2020年06月19日(金)06時40分
    本日のスケジュール

    <国内>
    08:30 消費者物価コア指数(5月) -0.1% -0.2%
    08:50 日銀政策委員会・金融政策決定会合議事要旨(4月27日・5月22日分)

      株主総会 ホンダ、JAL、三菱商、伊藤忠、三井物


    <海外>
    15:00 英・小売売上高指数(5月) 5.0% -18.1%
    17:00 欧・ユーロ圏経常収支(4月)  274億ユーロ
    19:30 露・ロシア中央銀行が政策金利発表 4.75% 5.50%
    21:30 米・経常収支(1-3月) -1049億ドル -1098億ドル
    21:30 加・小売売上高(4月)  -10.0%

      仏・ルノー年次株主総会
      米・ボストン連銀総裁がオンラインセミナーに参加・質疑に応答
      米・パウエルFRB議長とクリーブランド連銀総裁がビデオ会議に参加
      米・大統領、選挙集会再開(オクラホマ州タルサ皮切り)
      欧・欧首脳会議(テレビ会議)


    ---------------------------------------------------------------------
    注:数値は市場コンセンサス、前回数値

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  • 2020年06月19日(金)06時30分
    NYマーケットダイジェスト・18日 株まちまち・金利低下・ユーロ安

    (18日終値)
    ドル・円相場:1ドル=106.97円(前営業日比▲0.04円)
    ユーロ・円相場:1ユーロ=119.87円(▲0.45円)
    ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1205ドル(▲0.0039ドル)
    ダウ工業株30種平均:26080.10ドル(▲39.51ドル)
    ナスダック総合株価指数:9943.05(△32.52)
    10年物米国債利回り:0.71%(▲0.03%)
    WTI原油先物7月限:1バレル=38.84ドル(△0.88ドル)
    金先物8月限:1トロイオンス=1731.1ドル(▲4.5ドル)

    ※△はプラス、▲はマイナスを表す。

    (主な米経済指標)        <発表値>   <前回発表値>
    6月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数
                        27.5      ▲43.1
    前週分の米新規失業保険申請件数   150万8000件  156万6000件・改
    5月米景気先行指標総合指数       2.8%     ▲6.1%・改

    ※改は改定値、▲はマイナスを表す。

    (各市場の動き)
    ・ユーロドルは3日続落。ポンドドルの下落につれて売りが先行。欧米株式相場の下落によるリスク回避の動きも強まり、節目の1.1200ドルを下抜けて、一時1.1186ドルと3日以来の安値を更新した。もっとも、引けにかけてはダウ平均が下げ渋った影響などもあり、1.12ドル台を回復した。
     なお、ポンドドルは一時1.2402ドルと1日以来の安値まで下押し。英中銀金融政策委員会(MPC)はこの日、政策金利を0.10%で据え置いた一方、資産購入枠を従来の6450億ポンドから7450億ポンドに引き上げた。金融政策の公表直後こそ1.25ドル台半ばまで上昇する場面があったものの、その後はすぐに売りが優勢に。年内の追加緩和の可能性が払しょくされていないことや、英国と欧州連合(EU)の将来的な関係を巡る交渉に進展が見られないことなどが引き続き相場の重しとなった。

    ・ドル円はほぼ横ばい。欧米株式相場の下落などを背景にした売りが先行し、24時過ぎには106.67円まで値を下げた。ただ、12日安値の106.59円や11日安値の106.58円などが目先のサポートとして意識されたため、その後は下げ渋る展開に。引けにかけてダウ平均が下げ幅を縮小すると107.10円付近まで切り返した。NY時間も比較的狭いレンジ内での推移ではあったが、短期的には荒い値動きとなる場面も見られた。

    ・ユーロ円は3日続落。ユーロドルの下落や株安などを手掛かりに119.59円まで売りに押された。もっとも、一巡後は119.90円台まで下げ渋った。

    ・米国株式市場でダウ工業株30種平均は続落。米カリフォルニア州で1日の新型コロナウイルス感染者数が過去最多を記録するなど、感染「第2波」への懸念は根強く、寄付きでの売り一巡後もしばらくはさえない動きが続いた。一方で、米政府の経済対策や米連邦準備理事会(FRB)の追加緩和期待が相場を下支えする構図も変わっておらず、引けにかけて徐々に下げ幅を縮小した。
     ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は5日続伸した。

    ・米国債券相場で長期ゾーンは続伸。米国の一部で新型コロナウイルスの感染が再拡大しているほか、この日発表された米新規失業保険申請件数が予想より弱い結果となったことも債券買いを誘った。

    ・原油先物相場は反発。産油国で合意した協調減産の順守期待で反発した。石油輸出機構(OPEC)加盟国とロシアなど非加盟国で構成する「OPECプラス」の合同閣僚監視委員会(JMMC)は会合を開催し、イラクやカザフスタンなど減産目標を達成できなかった国による補填計画を協議した。5月全体の順守率は87%となった。

    ・金先物相場は続落。新型コロナ感染の第2波への警戒感でリスク回避のドル買いが進み、ドルが対ユーロなどで上昇し、ドルの代替資産とされる金は売りに押された。

  • 2020年06月19日(金)06時09分
    ニューヨーク外国為替市場概況・18日 ユーロドル、3日続落

     18日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは3日続落。終値は1.1205ドルと前営業日NY終値(1.1244ドル)と比べて0.0039ドル程度のユーロ安水準だった。ポンドドルの下落につれて売りが先行。欧米株式相場の下落によるリスク回避の動きも強まり、節目の1.1200ドルを下抜けて、一時1.1186ドルと3日以来の安値を更新した。もっとも、引けにかけてはダウ平均が下げ渋った影響などもあり、1.12ドル台を回復した。
     なお、ポンドドルは一時1.2402ドルと1日以来の安値まで下押し。英中銀金融政策委員会(MPC)はこの日、政策金利を0.10%で据え置いた一方、資産購入枠を従来の6450億ポンドから7450億ポンドに引き上げた。金融政策の公表直後こそ1.25ドル台半ばまで上昇する場面があったものの、その後はすぐに売りが優勢に。年内の追加緩和の可能性が払しょくされていないことや、英国と欧州連合(EU)の将来的な関係を巡る交渉に進展が見られないことなどが引き続き相場の重しとなった。

     ドル円はほぼ横ばい。終値は106.97円と前営業日NY終値(107.01円)と比べて4銭程度のドル安水準だった。欧米株式相場の下落などを背景にした売りが先行し、24時過ぎには106.67円まで値を下げた。ただ、12日安値の106.59円や11日安値の106.58円などが目先のサポートとして意識されたため、その後は下げ渋る展開に。引けにかけてダウ平均が下げ幅を縮小すると107.10円付近まで切り返した。NY時間も比較的狭いレンジ内での推移ではあったが、短期的には荒い値動きとなる場面も見られた。

     ユーロ円は3日続落。終値は119.87円と前営業日NY終値(120.32円)と比べて45銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下落や株安などを手掛かりに119.59円まで売りに押された。もっとも、一巡後は119.90円台まで下げ渋った。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:106.67円 - 107.13円
    ユーロドル:1.1186ドル - 1.1261ドル
    ユーロ円:119.59円 - 120.54円

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