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2021年10月15日(金)のFXニュース(6)

  • 2021年10月15日(金)20時42分
    NY為替見通し=ドル円堅調維持か、ここ数日は金利低下でも下がらず上値を探るか

     欧州時間に入りドル円は2018年10月以来となる114.40円まで上値を広げている。この流れは続き、本日の米国時間でもドル円は堅調地合いを維持できるか。

     ここ最近のドル買い・円売りは複数の要因が重なっている。この数日は米金利が低下したにもかかわらずドル円は下落することもなく、株式市場の値動きに対しても大きくは反応をしていない。また、高騰している原油価格に対して利食いが入った場合でも、中国や欧州圏のエネルギー不足の問題は早急に解決することがないことで、大きく値崩れしリスクオフに相場が傾くのは容易ではなさそうだ。

     本日は、この後米国から複数の経済指標(9月米小売売上高、10月米ニューヨーク連銀製造業景気指数、10月米消費者態度指数ほか)が発表される。通常ならばある程度は指標結果で為替市場も反応をするだろうが、今週発表された消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)でも市場の反応は限られたものだったこともあり、上述の経済指標の結果が為替市場のトレンドを変えることは難しそうだ。また、ブラード米セントルイス連銀総裁、ウイリアムズ米NY連銀総裁の講演なども控えているが、市場では11月のテーパリングをほぼ織り込んでいることで、余程のサプライズがない場合は両社の発言にも動意薄になりそうだ。

     市場参加者のドル円の買い遅れ感は強く、米国時間もじり高の展開になることが現時点では可能性が高そうだ。

    ・想定レンジ上限
     ドル円の上値めどは、2018年10月4日高値の114.55円を超えると、節目の115.00円。

    ・想定レンジ下限
     ドル円の下値めどは、本日安値113.65円。

  • 2021年10月15日(金)20時09分
    ドル・円は高値もみ合い、米金利は戻りが鈍い

    [欧米市場の為替相場動向]

     欧州市場でドル・円は114円40銭まで上昇後は失速したが、114円30銭付近と高値圏でのもみ合い。引き続き欧州株は全面高、米株式先物は強含み、欧米株高観測で円売りが主要通貨を押し上げる展開。一方、米10年債利回りは戻りが鈍く、一段のドル買いは抑制されている。

     ここまでの取引レンジは、ドル・円は114円09銭から114円40銭、ユーロ・円は132円50銭から132円74銭、ユーロ・ドルは1.1598ドルから1.1618ドル。

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  • 2021年10月15日(金)20時07分
    欧州外国為替市場概況・20時 ドル円、堅調維持

     15日の欧州外国為替市場でドル円は堅調維持。20時時点では114.34円と17時時点(114.10円)と比べて24銭程度のドル高水準だった。円売り地合いが継続。米10年債利回りが1.553%前後まで戻したことによるドル強含みもあって一時114.40円と2018年10月以来、約3年ぶりの水準まで上値を広げた。

     ユーロ円は上伸。20時時点では132.75円と、17時時点(132.49円)と比べて26銭程度のユーロ高水準だった。ドル円と同様、クロス円は欧州株が底堅く推移するなか円安の流れを強めた。ユーロ円は132.76円、ポンド円も2016年6月以来の高値157.21円まで上伸した。

     ポンドは対ドルや対ユーロでも上昇。英・EUが重ねてきた北アイルランド国境問題に関する協議において、EUが先日13日に英本土から北アイルランドへの出荷検査や手続き緩和について新たな譲歩案を発表したことが、足もとの強さの大きな要因となっているもよう。今後の協議に対する不透明感は残されたままだが、ポンドドルは1.3748ドル、ユーロポンドは0.8444ポンドまでポンド高推移となった。

     ユーロドルはもみ合い。20時時点では1.1610ドルと17時時点(1.1611ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。円安主導の流れのなか、対円でドルとユーロがともに堅調となったことで、ユーロドルは1.1610ドル付近を中心としたレンジで特段の方向性を示せず上下。対ポンドでの動きも、方向感を難しくした。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:113.65円 - 114.40円
    ユーロドル:1.1588ドル - 1.1619ドル
    ユーロ円:131.81円 - 132.76円

  • 2021年10月15日(金)19時20分
    ドル・円は上昇一服、米金利にらみ

    [欧米市場の為替相場動向]

     欧州市場でドル・円は2018年10月以来となる114円40銭まで一時上昇したが、その後はやや失速し足元は114円30銭台で推移。米10年債利回りは上げ渋り、ドル買いはいったん収束。一方、欧米株価指数は堅調地合いを維持し、引き続き円売りに振れやすい。

     ここまでの取引レンジは、ドル・円は114円09銭から114円40銭、ユーロ・円は132円50銭から132円74銭、ユーロ・ドルは1.1598ドルから1.1618ドル。

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  • 2021年10月15日(金)19時06分
    来週のスイスフラン「主に123円台で推移か」

    [スイスフラン]
     来週のスイスフラン・円は、主に123円台で推移か。ユーロ高・円安の流れが続いており、米ドル・円相場も円安方向に振れていることから、ユーロに連動するスイスフランの対円レートは底堅い動きを維持する可能性がある。ただし、米長期金利が下げ渋った場合、米ドル買い・スイスフラン売りが強まる可能性があるため、ドル高・円安の進行が一服した場合、スイスフランの対円レートは上昇一服となる可能性も残されている。
    〇発表予定のスイス経済指標・注目イベント
    ・特になし
    ・予想レンジ:122円50銭−124円50銭

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  • 2021年10月15日(金)19時03分
    来週のカナダドル「底堅い展開か、9月消費者物価に注目」

    [カナダドル]
     来週のカナダドル・円は底堅い展開か。カナダ中央銀行は9月会合で「インフレを押し上げている要因(ガソリン価格の上昇や供給のボトルネック)は一時的、綿密に監視していく」としているなか、9月消費者物価指数の発表が注目される。雇用情勢の改善傾向が続き、インフレもさらに強まる状況になれば、量的緩和の縮小加速などの思惑が強まる可能性も。
    ○発表予定の加主要経済指標・注目イベント
    ・20日:9月消費者物価指数(8月:前年比+4.1%)
    ・予想レンジ:91円00銭-93円50銭

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  • 2021年10月15日(金)19時02分
    来週の英ポンド「下げ渋りか、原油高は引き続き支援材料」

    [英ポンド]
     来週のポンド・円は下げ渋りか。中国恒大集団の債務不履行(デフォルト)懸念でリスク回避的な円買いが先行し、ポンドを下押しする可能性があろう。ただ、英中央銀行内で金融引き締めに関する議論が出始め、2022年末までに3回の利上げが期待されている。来週発表の消費者物価指数(CPI)などインフレ指標が注目され、市場予想を上回った場合、はポンド買い材料に。原油高もポンド買いを支援する要因とみられる。
    ○発表予定の英国の主要経済指標・注目イベント
    ・20日:9月消費者物価コア指数(8月:前年比+3.1%)
    ・22日:9月小売売上高(8月:前月比-0.9%)
    ・22日:10月マークイット製造業PMI(9月:57.1)
    ・予想レンジ:154円50銭−157円50銭

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  • 2021年10月15日(金)19時00分
    来週のNZドル「底堅い展開か、7-9月期消費者物価に注目」

    [NZドル]
     来週のNZドル・円は底堅い展開か。NZ準備銀行(中央銀行)は利上げ決定後、「さらなる動きは中期的な消費者物価指数(CPI)、雇用の見通し次第」とし、「ヘッドラインCPIは鈍化する前に目先4%上回る」との見通しを示しており、7-9月期消費者物価指数(CPI)の発表が注目される。
    ○発表予定のNZ主要経済指標・注目イベント
    ・18日:7-9月期消費者物価指数(4-6月期:前年比+3.3%)
    ・予想レンジ:79円50銭-81円50銭

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  • 2021年10月15日(金)18時59分
    来週の豪ドル「底堅い展開か、資源先高観が引き続き下支え」

    [豪ドル]
     来週の豪ドル・円は底堅い展開か。需給ひっ迫感による資源価格の先高観はまだ強く、引き続き豪ドルの下支えとなる。豪準備銀行(中央銀行)の10月理事会議事要旨の公表が注目されるが、量的緩和縮小のペース減速や利上げ開始時期見通しを変更しない姿勢が改めて確認されそうだ。
    ○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
    ・19日:豪準備銀行10月理事会議事要旨
    ・予想レンジ:83円50銭-85円50銭

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  • 2021年10月15日(金)18時58分
    来週のユーロ「下げ渋りか、10月製造業PMIなどが手掛かり材料に」

    [ユーロ]

    「下げ渋りか、1.15ドル台で押し目買い興味残る」
     来週のユーロ・ドルは下げ渋りか。米連邦準備制度理事会(FRB)による11月の資産買入れの段階的縮小(テーパリング)開始に向け、強い米経済指標が後押しすれば、ユーロ売り・ドル買いが続きそうだ。ただ、長期的な下値支持線とみられている1.15ドル台では押し目買いが観測されており、ユーロの底堅さが目立つ。
    ・予想レンジ:1.1450ドル−1.1750ドル


    「下げ渋りか、10月製造業PMIなどが手掛かり材料に」
     来週のユーロ・円は、下げ渋りか。中国恒大集団の債務不履行(デフォルト)が不安視され、リスク選好的なユーロ買い・円売りは抑制される可能性がある。しかしながら、来週発表されるユーロ圏10月マークイット製造業PMI、10月サービスPMIが市場予想を上回った場合、景気回復期待のユーロ買いが見込まれる。
    ○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
    ・22日:10月マークイット製造業PMI(9月:58.6)
    ・22日:10月マークイットサービス業PMI(9月:56.4)
    ・予想レンジ:131円00銭−133円50銭

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  • 2021年10月15日(金)18時56分
    来週のドル・円「伸び悩みか、115円近辺で顧客筋のドル売り増加も」

    [ドル・円]
     来週のドル・円は伸び悩みか。米連邦準備制度理事会(FRB)は11月中に債券買入れの段階的縮小(テーパリング)に着手する可能性があることから、来週発表される経済指標が市場予想を上回る内容だった場合、リスク選好的なドル買い・円売りは継続する可能性がある。ただ、ドルは短期間で大幅に上昇していることから、1ドル=114円台では短期筋などから利益確定を狙ったドル売りが増える可能性がある。1ドル=115円近辺では輸出企業などのドル売りも想定されており、一段のドル上昇は抑制されそうだ。FRBが10月13日に公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(9月21-22日開催分)によると、金融当局者はテーパリングに関し11月半ばか12月半ばの開始で意見がほぼ一致したことが明らかになった。パウエル議長は同会合後の記者会見で2022年半ばまでテーパリング完了の可能性に言及している。
     ただ、9月消費者物価コア指数は前年比+4.0%となり、市場予想と一致した。NY原油先物(WTI)は1バレル=80ドル超の高水準が続くものの、過度なインフレ懸念は後退しつつある。
     一方、中国恒大集団の債務問題は引き続き市場の懸念材料となりそうだ。関係筋によると、中国政府は、国内大手銀行の一部で住宅ローンに課していた制約を緩和しているもようだ。不動産開発大手、中国恒大集団の債務危機による影響の波及を巡り、当局が懸念を強めているとみられる。そのため、主要通貨に対するリスク回避的な円買いが急速に広がる可能性は残されており、ドル・円の取引でもドル買い・円売りは抑制される可能性がある。

    【米・10月フィラデルフィア連銀景況調査】(21日発表予定)
     21日発表の10月フィラデルフィア連銀景況調査は24.0と、前月の30.7から伸びは鈍化する見通し。市場予想を大幅に下回った場合は円買い材料となる。

    【米・10月マークイット製造業PMI】(22日発表予定)
     22日発表の10月マークイット製造業は、60.5と予想されており、9月実績をやや下回る見込み。市場予想と一致、または上回った場合は株高・円安の相場展開となる可能性があるが、予想を下回った場合はリスク回避的なドル売り・円買いが強まる可能性がある。
    ・予想レンジ:112円50銭−115円00銭

    ・10月18日-22日週に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。

    ○(中)7-9月期国内総生産 18日(月)午前11時発表予定
    ・予想は前年比+5.0%
     参考となる4-6月期の実績は前年比+7.9%。アメリカなどの景気回復を受けて輸出の増加が続く一方、財政支出縮小の影響でインフラ投資の伸び率は鈍化した。原材料価格の高騰によって中小企業の経営に影響が及ぶことへの懸念も高まっている。7-9月期については、個人消費が十分回復していないこと、原材料価格の上昇による企業経営への圧力が前期との比較で大きくなっており、電力不足が問題視されていることなどから、経済成長率は大幅に鈍化する見込み。

    ○(日)9月貿易収支 20日(水)午前8時50分発表予定
    ・予想は、-5019億円
     先行指標となる9月上中旬分の貿易統計では、原油高などの影響で輸入額が前年同期比+35.1%と大幅に増加しており、1658億円の赤字となった。昨年同時期の貿易収支は+6673億円だったが、今年9月については輸入額の大幅増の影響で貿易赤字となる可能性が高いとみられる。

    ○(欧)10月ユーロ圏マークイット製造業PMI 22日(金)午後5時発表予定
    ・9月実績は58.6
     参考となる9月実績は、58.6で8月実績の61.4を下回った。サプライチェーンの目詰まりが打撃となり、インフレ圧力が高止まりしていることが指数低下につながった。10月については、生産指数の低下が予想されており、供給面の問題が多くの製造業の業績を圧迫していることから、9月実績を下回る見込み。

    ○(米)10月マークイット製造業PMI 22日(金)午後10時45分発表予定
    ・予想は、60.5
     参考となる9月実績は60.7で速報値から上方修正された。輸送の問題や能力の不足で納品に時間がかかっていることが懸念材料。製造業の仕入価格指数はやや低下したが、高い水準を維持している。10月については、原材料と労働力が不足している状況は改善されてないことから、9月実績を下回る可能性が高いとみられる。

    ○その他の主な経済指標の発表予定
    ・18日(月):(中)9月小売売上高、(中)9月鉱工業生産、(米)9月鉱工業生産
    ・19日(火):(米)9月住宅着工件数
    ・20日(水):(英)9月消費者物価コア指数
    ・21日(木):(米)9月景気先行指数、(米)9月中古住宅販売件数
    ・22日(金):(日)9月全国消費者物価コア指数、(英)9月小売売上高、(英)10月マークイットサービス業PMI、(欧)10月ユーロ圏マークイット総合PMI、(米)10月マークイットサービス業PMI

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  • 2021年10月15日(金)18時21分
    ドル・円は一段高、ドル買・円売りで

    [欧米市場の為替相場動向]

     欧州市場でドル・円は一段高となり、114円30銭台に水準を切り上げた。米10年債利回りの持ち直しで、足元はドル買いに振れやすい地合いに。また、欧州株はほぼ全面高、米株式先物は堅調で、欧米株高を期待した円売りが主要通貨を押し上げている。

     ここまでの取引レンジは、ドル・円は114円09銭から114円33銭、ユーロ・円は132円50銭から132円66銭、ユーロ・ドルは1.1599ドルから1.1618ドル。

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  • 2021年10月15日(金)18時20分
    ドル円 114.38円まで上昇、買い遅れ感が強い

     特段円売りを促すニュースなどは流れていないが、円安地合いが継続している。ドル円は買い遅れ感もあり114.38円まで、ユーロ円は132.75円、ポンド円は157.07円まで円売りが進行。

  • 2021年10月15日(金)18時02分
    【速報】ユーロ圏・8月貿易収支は+48億ユーロ

     日本時間15日午後6時に発表されたユーロ圏・8月貿易収支(季調前)は、+48億ユーロとなった。

    【経済指標】
    ・ユーロ圏・8月貿易収支:+48億ユーロ(7月:+207億ユーロ)

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  • 2021年10月15日(金)17時50分
    東京為替概況:ドル・円はしっかり、午後に114円台へ浮上

     15日の東京外為市場でドル・円はしっかり。日経平均株価などアジアの主要指数の強
    含みで円売りに振れ、ドルは早朝の113円65銭から上昇基調を維持。米金利安でドル買
    いは後退したが、リスク選好の円売りが強まり、午後の取引で114円17銭まで値を切り
    上げた。

    ・ユーロ・円は131円81銭から132円58銭まで上昇した。
    ・ユーロ・ドルは1.1588ドルから1.1615ドルまで値を上げた。

    ・17時時点:ドル・円114円10-20銭、ユーロ・円132円40-50銭
    ・日経平均株価:始値28,787.26円、高値29,082.35円、安値28,726.22円、終値29,068.
    63円(前日比517.70円高)

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