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2022年03月11日(金)のFXニュース(6)

  • 2022年03月11日(金)19時35分
    NY為替見通し=ドル円、上値を試す動きが続くか

     東京タイムで年初来高値を上抜けたドル円は欧州勢が参入した後も上昇の勢いは止まらず、117.06円まで2017年1月以来の高値を更新した。NYタイムでは大幅高の反動で調整が入る可能性はあるが、上値を試す動きが継続し、ドル円の一段高も念頭に置きたい。

     ウクライナ危機に大きな進展はなく、株式、債券市場や商品市場は神経質な動きが続いているが、為替市場ではリスク回避の円買いの動きは緩んでいる。資源国通貨を中心としたクロス円の底堅い動きもドル円の支えとなる。また、ウクライナ情勢が一段と緊迫化し、リスクオフの円買いが強まっても、「有事のドル買い」がドル円の下支えになるとの思惑も、ドル円に買い安心感を与えている。

     足もとでリスクオフの円買いが後退しているなか、ドル円の目線は来週の日米金融政策イベントに向けられている。昨日に発表された米2月消費者物価指数(CPI)は伸びが加速し、米長期金利の上昇に伴いドル円の買いを後押している。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場は0.25%の利上げを織り込んでおり、声明などで4月会合での利上げ幅に対するヒントを得ようとしている。日銀も来週金融政策決定会合が予定されているが、相変わらず無風通過する可能性が高く、日米金利格差を意識したドル高・円安の流れは続きそうだ。

    ・想定レンジ上限
     ドル円は2017年1月の高値118.60円まで注目のレジスタンスは見当たらない。本日これまでの高値117.06円を頭にいったん調整が入る可能性もあるが、2017年1月13日週の高値水準の117円半ばまでレンジ上限を広げることも念頭に置きたい。

    ・想定レンジ下限
     ドル円は本日これまでの安値116.10円が下値めど。

  • 2022年03月11日(金)19時34分
    ドル円 116.80円前後、達成感もあり調整の売りが入る

     アジア時間からほぼ一方向に買われたドル円だが、一時117円を超えたこともあり、ポジション調整の売りで116.80円前後まで弱含んでいる。また、ユーロやポンドなどに対してもドル売りが入っていることも、ドル円の重しになっているようだ。

  • 2022年03月11日(金)19時15分
    ドル・円は一時117円台、2017年1月以来

    [欧米市場の為替相場動向]

     欧州市場でドル・円は強含み、一時117円06銭まで値を切り上げた。117円台は2017年1月以来、5年超ぶり。米連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め加速への思惑から、金利先高観でドル買いが続く。また、ウクライナ情勢の混迷による有事の買いもドルの押し上げ要因。

     ここまでの取引レンジは、ドル・円は116円70銭から117円06銭、ユーロ・円は128円13銭から128円43銭、ユーロ・ドルは1.0959ドルから1.0992ドル。

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  • 2022年03月11日(金)19時05分
    来週のスイスフラン「伸び悩みか、米利上げでフラン買い抑制も」

    [スイスフラン]
     来週のスイスフラン・円は、伸び悩みか。ウクライナ情勢のすみやかな改善は期待できないことから、リスク回避的なスイスフラン買いがさらに縮小する可能性は低いとみられる。ただ、米国の利上げが予想されており、リスク回避的なユーロ売り・米ドル買いが再び強まる可能性があることから、ユーロに連動するスイスフランの対円レートは伸び悩む可能性がある。
    〇発表予定のスイス経済指標・注目イベント
    ・特になし
    ・予想レンジ:124円00銭−126円00銭

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  • 2022年03月11日(金)19時05分
    来週のカナダドル「底堅い展開か、2月CPIや1月小売売上高の発表に注目」

    [カナダドル]

     来週のカナダドル・円は底堅い展開か。引き続きウクライナ情勢をめぐり株価や資源価格の動向をにらみながらの取引となるが、依然として不透明感は強い。そうしたなか、2月消費者物価指数(CPI)の発表が注目され、「5%近くで高止まり」(中銀見解)になるとみられることから、カナダ中央銀行の追加利上げ観測や量的引き締め開始観測は続き、カナダドルの下支えとなる。前回マイナスに転落した1月小売売上高の結果も材料視される。
    ○発表予定の加主要経済指標・注目イベント
    ・16日:2月消費者物価指数(1月:前年比+5.1%)
    ・18日:1月小売売上高(12月:前月比-1.8%)
    ・予想レンジ:90円50銭-92円50銭

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  • 2022年03月11日(金)19時04分
    来週の英ポンド「下げ渋りか、英中央銀行は追加利上げの公算」

    [英ポンド]

     来週のポンド・円は下げ渋りか。ロシアとウクライナの停戦協議の行方は不透明。リスクオフの株安が続けばポンド売り・円買いが強まる可能性がある。ただ、17日開催の英中銀金融政策委員会(MPC)で追加利上げが予想され、一段のタカ派姿勢を受けポンド買いが強まりそうだ。原油価格の高止まりは引き続きポンド買い材料となる。
    ○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
    ・17日:英中央銀行が政策発表
    ・予想レンジ:151円00銭-154円00銭

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  • 2022年03月11日(金)19時02分
    来週のNZドル「底堅い展開か、10-12月期GDPの発表に注目」

    [NZドル]

     来週のNZドル・円は底堅い展開か。引き続きウクライナ情勢をめぐり株価や資源価格の動向をにらみながらの取引となるが、依然として不透明感は強い。そうしたなか、10-12月期の国内総生産(GDP)の発表が注目される。昨年12月発表の7-9月期分はマイナス成長になったが、NZ準備銀行(中央銀行)は当時、「新型コロナ対策の制限緩和が進み、経済活動は回復する」としており、プラス成長が期待され、追加利上げ観測は変わらないとみられる。
    ○発表予定のNZ主要経済指標・注目イベント
    ・16日:10-12月期経常収支(7-9月期:-83.00億NZドル)
    ・17日:10-12月期GDP(7-9月期:前年比-0.3%)
    ・予想レンジ:78円80銭-80円80銭

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  • 2022年03月11日(金)19時01分
    来週の豪ドル「底堅い展開か、中銀会合議事要旨や雇用統計の発表に注目」

    [豪ドル]

     来週の豪ドル・円は底堅い展開か。引き続きウクライナ情勢をめぐり株価や資源価格の動向をにらみながらの取引となるが、依然として不透明感は強い。豪準備銀行(中央銀行)の3月議事要旨の発表では利上げに関する新たなヒントは見込みづらいが、ロウ総裁が前週、高インフレの長期化で「年内利上げは妥当」と一歩踏み込んだ見解を示したことが改めて意識されよう。2月雇用統計では、失業率のさらなる改善、雇用増が続くか注目される。
    ○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
    ・15日:豪準備銀行3月理事会議事要旨
    ・17日:2月雇用統計(1月:失業率4.2%、雇用者数増減+1.29万人)
    ・予想レンジ:84円50銭-87円00銭

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  • 2022年03月11日(金)18時58分
    来週のユーロ「弱含みか、エネルギー価格高止まりの影響残る」

    [ユーロ] 

    「伸び悩みか、米利上げ予想でユーロ売り継続も
    来週のユーロ・ドルは伸び悩みか。欧州中央銀行(ECB)は資産買入れ規模を段階的に縮小し、量的緩和を終了する姿勢を強めている。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)は0.25ポイントの利上げを実施するとみられており、金利差拡大を意識したドル買いが強まりそうだ。ウクライナ情勢に関しても、すみやかな停戦は困難とみられ、域内経済への影響を懸念したユーロ売りは継続する可能性がある。
    ・予想レンジ:1.0850ドル−1.1100ドル


    「弱含みか、エネルギー価格高止まりの影響残る」
     来週のユーロ・円は弱含みか。欧州中央銀行(ECB)は、資産買入れ縮小により緩和政策を転換する方針を改めて示したが、ロシアとウクライナの停戦交渉に不透明感が広がるなか、エネルギー価格の高止まりを受け域内経済への影響が引き続き懸念されている。ウクライナ情勢のすみやかな改善が見込めない場合、リスク回避的なユーロ売り・円買いが再び強まる可能性がある。
    ○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
    ・15日:1月鉱工業生産(12月:前月比+1.2%)
    ・予想レンジ:126円50銭−129円00銭

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  • 2022年03月11日(金)18時56分
    来週のドル・円「底堅い値動きか、米金融正常化でドル買い継続の可能性」

    [ドル・円]

     来週のドル・円は底堅い値動きか。米連邦準備制度理事会(FRB)の金融正常化に向けた利上げ再開が織り込まれ、ドル買いを引き付ける展開となりそうだ。また、ウクライナ情勢の混迷が続き、安全逃避のドル買いも継続しよう。今年1月4日に付けた年初来高値の116円35銭を上回っており、1ドル=117円台が視野に入った。

     3月10日発表された2月米消費者物価コア指数(CPI)は1月実績を上回り、インフレ高進が鮮明となった。ただ、いずれも市場予想と一致したことから、FRBによる過度な引き締め期待を弱めたようだ。3月15-16日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)では、0.25ポイントの利上げが予想されるが、足元では資源相場が急騰しており、今後のインフレ対応に関してタカ派的な姿勢が示された場合、金利高・ドル高の要因となりそうだ。

     一方、ロシアとウクライナの停戦交渉は合意への道のりが険しく、3月10日に行われたトルコを交えた3カ国外相会談も不調に終わった。ロシアはウクライナの北大西洋条約機構(NATO)加盟を取り下げるまで攻撃を続ける可能性があるため、安全逃避のドル買いがただちに縮小する可能性は低いとみられる。また、欧州中央銀行(ECB)理事会は資産買入れ規模の縮小を決め、改めて緩和政策からの転換を示した。ただ、ECB内には早急な金融引き締めに慎重な意見も根強く、ユーロ売り・米ドル買いがすみやかに縮小する可能性は低いとみられる。ウクライナ問題をうけたエネルギー供給不安もユーロ売りの要因となり、ドルの上昇を支援しよう。

    【米連邦公開市場委員会(FOMC)】(3月16日結果判明)
    FRBは3月15-16日、連邦公開市場委員会(FOMC)を開催し、政策金利の引き上げに踏み切る。引き締めの規模やペースが注目され、市場観測を上回る内容なら金利高・ドル高の要因となる。

    【米・2月小売売上高】(16日発表予定)
    16日発表の2月小売売上高は前月比+0.4%と、1月の+3.8%から伸びが大幅に鈍化しそうだ。ただ、個人消費は好調を持続しているとみられ、株高・円安要因となろう。

    ・予想レンジ:115円50銭−118円00銭

    ・3月14日-18日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

    ○(中)2月小売売上高 15日(火)午前11時発表予定
    ・予想は年初来前年比+3.0%
     ゼロコロナ政策に伴う厳しい活動制限が一部の地域で実施されたこと、消費者が感染を警戒し外出機会がやや減少したとみられていることから、個人消費は弱含みとなっている。春節の大型連休や北京冬季五輪の開催期間もこの状況は特に変わっていないことから、小売売上高は低い伸びにとどまる見込み。

    ○(日)2月貿易収支 16日(水)午前8時50分発表予定
    ・予想は-210億円
     参考となる2月上中旬分の貿易収支は-3961億円で赤字幅は前年同期比+52.3%と大幅に増加。2021年2月の貿易収支は最終的に2117億円程度の黒字となったが、今年2月については、原油価格の上昇などの要因で貿易赤字となる可能性が高いとみられる。

    ○(米)連邦公開市場委員会(FOMC) 16日(水)日本時間17日午前3時結果判明
    ・予想は0.25ポイントの利上げ
     米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は3月2日の米議会証言で、「3月15−16日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げに踏み切ることが適切だ」と表明している。ただ、ロシアのウクライナ侵攻や進行中の戦争、今後の事態の推移が米経済にもたらす短期的な影響はきわめて見通しにくいことから、FRBは金融引き締めを急速に進める意図はないことを明確に伝える可能性がある。

    ○(日)日本銀行金融政策決定会合 18日(金)政策決定会合の終了予定時刻は未定
    ・予想は、金融政策の現状維持
     市場参加者の間では、ウクライナ情勢の緊迫化は原油価格などのコスト上昇を通じた景気の下押し要因となり、日本銀行による現行の金融緩和策の継続要因になるとの見方が増えている。エネルギー価格の上昇や供給制約状態の長期化は物価見通しの引き上げにつながるものの、景気減速が予想されることから、日本銀行は今回の会合でも金融政策の現状維持を賛成多数で決定する見込み。

    ○その他の主な経済指標の発表予定
    ・14日(月):(欧)1月ユーロ圏鉱工業生産
    ・15日(火):(中)2月鉱工業生産、(米)2月生産者物価指数
    ・16日(水):(米)2月小売売上高
    ・17日(木):(英)英中央銀行政策金利発表、(米)2月住宅着工件数、(米)2月鉱工業生産
    ・18日(金):2月全国消費者物価コア指数、(米)2月中古住宅販売件数

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  • 2022年03月11日(金)18時21分
    ドル・円は続伸、ドル選好は変わらず

    [欧米市場の為替相場動向]

     欧州市場でドル・円は上昇基調を維持し、117円付近まで値を上げている。2017年1月以来、5年超ぶりの高値圏。米連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め加速への思惑で、ドル買いが入りやすい。また、ウクライナ情勢の混迷で有事のドル買いも観測される。

     ここまでの取引レンジは、ドル・円は116円70銭から116円99銭、ユーロ・円は128円13銭から128円43銭、ユーロ・ドルは1.0966ドルから1.0992ドル。

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  • 2022年03月11日(金)18時14分
    ドル円 117.06円まで上昇、米10年債利回りは1.98%台

     アジア時間から続くドル円の買いの勢いは弱まらず、117.00円の売りオーダーもこなし117.06円まで上値を広げている。米10年債利回りが1.98%台まで上昇していることなども、ドル円の支えになっている。

  • 2022年03月11日(金)17時50分
    ドル円 116.97円まで上昇、売りオーダーをこなしじり高

     特段ドル円の買いを促すニュース等は出ていないが、アジア時間に年初来高値を超えたこともありドル円は堅調。116円後半は1銭刻みに売りができているが、売りをこなし116.97円まで上値を広げ、117円の大台に迫っている。

  • 2022年03月11日(金)17時32分
    東京為替概況:ドル・円は強含み、ドル選好地合いで

     11日の東京外為市場でドル・円は強含み。米金融引き締め加速への思惑やウクライナ混迷への懸念でドル買いが先行し、早朝に116円10銭を付けた後も上昇基調に。全般的にリスク回避の流れとなったが、ドル選好地合いが続き午後に116円79銭まで値を切り上げた。

    ・ユーロ・円は127円55銭から128円54銭まで上昇した。
    ・ユーロ・ドルは1.0980ドルから1.1019ドルまで値を上げた。

    ・17時時点:ドル・円116円60-70銭、ユーロ・円128円20-30銭
    ・日経平均株価:始値25,495.03円、高値25,503.65円、安値24,966.50円、終値25,162.78円(前日比527.62円安)

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  • 2022年03月11日(金)17時16分
    ハンセン指数取引終了、1.61%安の20553.79(前日比-336.47)

    香港・ハンセン指数は、1.61%安の20553.79(前日比-336.47)で取引を終えた。
    17時14分現在、ドル円は116.81円付近。

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