■ユーロ/豪ドル1カ月で約800ポイント急騰!
みなさん、こんにちは。
まずは、このコラムで毎回ご紹介しているユーロ/豪ドルですが、今週もさらに上値を拡大しました。
【参考記事】
●QE3期待とユーロ問題の陰で豪ドル失速。下値余地が拡大した豪ドルに注目!(8月30日、西原宏一)
●ユーロ/米ドルが1.25ドルの巨大バリアを突破!上値のメドは1.26ドルミドル(8月23日、西原宏一)
先週1.21ドル台を回復したのですが、今週は1.23ドル台まで上値を拡大し、一時1.2392ドルの高値まで到達。
ユーロ/豪ドルが1.1606ドルの安値をつけたのが8月2日(木)ですから、1カ月で約800ポイント急騰したことになります。

(リアルタイムチャートはこちら →FXチャート&レート:ユーロ/豪ドル 日足)
前回のコラムでご紹介したとおり、米ドル/円を筆頭に主要通貨ペアのボラティリティが低下し、値動きが悪くなっている為替市場で、このユーロ/豪ドルの急落と急反発は依然としてヘッジファンド勢の1つの収益源となっています。
■ユーロ/米ドル1.2650ドルは突破なるか?
前述のユーロ/豪ドルの上昇には、ユーロ/米ドルの底堅さが寄与しています。
9月5日(水)の欧米市場では、ECB(欧州中央銀行)のドラギ総裁が債券の無制限購入と不胎化措置を発表するとの報道が流れ、ユーロ/米ドルは、本稿執筆時点でも1.2610ドルとユーロ高値圏で底堅く推移。
ただ、前回のコラムで触れた1.2650ドルのバリアが1週間経っても突破できず、高値で膠着している展開となっています。
【参考記事】
●QE3期待とユーロ問題の陰で豪ドル失速。下値余地が拡大した豪ドルに注目!(8月30日、西原宏一)
マーケットではユーロ/米ドルの1.2700ドル近辺には多くのユーロ売り注文が噂されていますが、本日(9月6日)のECB理事会の内容によっては1.2650ドルを突破して、上値を更新する可能性も濃厚。
ユーロの行方は本日(9月6日)のECB理事会の内容待ちということになります。

(リアルタイムチャートはこちら →FXチャート&レート:ユーロ/米ドル 4時間足)
■中国の景気減速が豪ドル下落要因の1つ
この1週間(8月30日~)のユーロ/豪ドルの急騰は、おもに豪ドルの下落が要因。
週末(9月1日、2日)と9月3日(月)に発表された中国のPMI(購買担当者景気指数)が軒並み悪化しており、中国経済の減速懸念が数字として表れてきました。
豪ドル/米ドルは8月31日(金)のニューヨーククローズ(1.0323ドル)からギャップダウンで今週(9月3日~)は始まり、一時1.0167ドルまで急落。

(出所:MetaQuotes Software社のメタトレーダー)
豪ドル/円も80.00円を割り込み、一時79.67円まで急落。

(リアルタイムチャートはこちら →FXチャート&レート:豪ドル/円 1時間足)
ECB理事会と米雇用統計を控え、ユーロの動向に注目が集まっていますが、先週(8月27日~)に引き続き、続落している豪ドルの行方に注目です。
対米ドルである豪ドル/米ドルは、9月7日(金)の米雇用統計の結果を待ちたいところですが、クロスであるユーロ/豪ドルや豪ドル/円では、豪ドルは引き続き上値の重い展開が濃厚。
特に1.2500ドルに向けて上値を切り上げているユーロ/豪ドルの行方に注目です。
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